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純白のマルス

Author:純白のマルス
◇自己紹介◆
マリオやポケモン等の任天堂のゲームシリーズが大好きな社会人です。
好きなジャンルはRPGとアクション。面白そうと思えばジャンルやハード気にせず飛びつくタイプ。
基本的には1つのゲームを何周もやるより新しいゲームを次々遊ぶスタンスです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
★誕生日と性別 
2月21日生まれの女
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
☆特に好きなゲーム
マリオ、ポケモン、カービィ、ゼルダの伝説、ファイアーエムブレム、スマブラ
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
☆3DS フレンドコード
名前 WhiteMarth
コード 0576ー3597ー1208
★Wiiu フレンドコード
ID WhiteMarth

 
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【いっせいトライアル】ゴルフストーリー レビュー

 
2022年1月のいっせいトライアルで「ゴルフストーリー」を遊んだ感想です。

SwitchONLINE加入者限定で1月7日~1月14日の間なら無料で遊ぶことができます。製品版も1月23日まで1000円(33%off)でセール中。
私はゴルフゲームというものをリアル含めて今まで遊んだことがなく、ルールに関しても「ボールをグラブで打って飛ばす」ことと「少ない打数ほど高評価」なことしか知らない状態でプレイを始めました。
ただ残念ながら個人的に合わないゲームだったのでプレイを途中で打ち切っています。チキチキピークという中盤?の場所までしか進めていない状態のレビューである事をご容赦ください。

・タイトル:ゴルフストーリー
・発売元:フライハイワークス
・開発元:Sidebar Games
・対応ハード:Switch
・定価:1500円(税込)
・発売日:2018年3月9日
・ジャンル:ゴルフRPG
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1~2人
・権利表記:©Sidebar Games
・公式サイト:
https://sidebargames.com/golfstory/

どういう人にオススメ?
・ゴルフゲームが好きな人!

良かった点
・ゴルフゲームとしての基本は抑えられている感じ
・メインはゴルフだがRPGみたくステータスを強化できるという要素があるのは独特
・翻訳の癖はあるが文章量に対して精度は高めでネットスラングまで登場する

賛否両論?点
・最初からゴルフのルールを知っている前提で進行するので初心者に優しくない
・性格が悪いキャラが多すぎて辟易する
・2人1組で対戦するミックスマッチは味方が下手くそ過ぎてプレイヤーがリカバリーしないといけないのがストレス
・ディスクゴルフが難しい上に面白くない

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)

ゴルフは全てを解決する?RPGみたいなゴルフゲーム


本作のメイン要素はタイトルの通りゴルフです。基本的なルールはリアルゴルフと同じもので「少ない打数でボールを穴に入れる」ほど高評価。
ゴルフの基本ルールや用語についてはゲーム内では説明がないのでゴルフ初心者には優しくは無いです。何番アイアンとかパターとかバーディとか言われてもゴルフを知らない人にはピンと来ないのよ…。
操作は最初にボールを飛ばす方向と距離を決めて、次にゲージの影に合わせてタイミング良くAボタンを押すことでショットが打てます。
飛ばす位置を決める時はスティック←→で方向をスティック↑↓で使うグラブを変更できます。Yで距離を調節するモードに変更・Xでボールの打つ位置を調節するモードに変更・L or Rを押しながら打つとボールにスピンをかけれたりなど、使えるテクニックも沢山用意されています。
打つ時は1回目のボタンをゲージの左端で押すほど飛距離が伸び2回目のボタンをゲージの紫部分の影に合わて押すほど狙った方向に飛びやすい仕様。風の方向や強さ・地面の傾斜や状態などもボールの挙動に影響するので、意外と狙った所にピンポイントで飛ばすのは難しいです。
ゴルフ部分は中々に再現度高め(多分)で悪くはないと思います。ただし個人的には目押しするだけに思えてそこまで面白味は感じなかったのでゴルフゲームというジャンル自体との相性が悪いようにも感じました。
ボールを落とすとギミックが発動する地形もコースの特性として用意されており、内容もモグラがボールを別の場所に移動させたり・亀が落ちてきたボールを弾いて飛距離を伸ばしたりなどユニークです。ちょっと破天荒ではあるものの手堅くゴルフはしています。

ちなみにこのゲームではコース以外のフィールドでもボールを打って飛ばすことができます。飛ばしたボールで離れたところにあるボタンを押したりも可能。
RPGの謎解きをゴルフボールを打つ操作に置き換えた感じで、イベントのほとんどはボールを特定の場所に飛ばすことでクリアとなります。
大体はNPCにゴルフの腕を見せる依頼イベントが多いのですが、中にはキテレツな内容のイベントも少なくないです。直立するガイコツにボールをぶつけて蘇りの儀式を阻止したり・鳥の卵をグラブで打って親鳥の所に戻してやったりなど…ゴルフは全てを解決するというスタンスの世界観。
イベント以外にもRPGっぽい要素があって、主人公のレベルを上げてステータスを振り分ける形で強化ができます。

NPCからの依頼をクリアする・フィールドにある虹色の穴にボールを入れる・コースを一周プレイすることで経験値を貰えて、レベルアップするとパワー球筋のクセ精神の強さ変化の強さスピンの強さにポイントを振り分けることができます。
主人公を育成できるのは他のゴルフゲームには無さそうな要素で少し面白かったです。まあでも何を強くしたらいいのかよくわからなかったのでテキトーに振りましたが…。
何故かパワー以外に振り分けたポイントは振り直しできない点には注意。パワーをポイントに換算できるなら他のも振り直せても良かったと思います。
レベルが上がってもセンスがないと大して楽にはならないという難点もありますが、あくまでもメインはゴルフであることを考えるなら育成要素はオマケ程度なのは納得できます。でもステータスを上げることで何が変わるかはもっと詳しく教えて欲しかったかも。
装備システムと言えるものもあり、お店で買えるグラブにはそれぞれに効果がついています。お金を貯めてより便利な装備に買い変えるという意味ではこれもRPGらしい要素と言えるかも。

登場人物の性格とゴルフ以外のミニゲームが曲者


ゴルフ部分はそれなりとは思いましたが、普通のゴルフ以外の部分のアクが強すぎて耐えられませんでした
特に性格が悪いキャラが多い点とミックスマッチとディスクゴルフがダメで、これ以上遊んでいてもストレスを溜めるだけだと判断し途中でやめました。面白いと感じる人も多い作品みたいですが縁がなかったということで…。
翻訳自体はちょっと癖はあるものの質は高いと思います。ネットスラングを含むセリフがあったり、吹き出しの動き方が感情や内容に応じて変わる表現は好き。
そのせいかキャラクターの性格の悪さもガッツリ伝わってきてしまうのは正直に言って不快でした。特に金さえ手に入れば汚い手段も問わないオーナーや変なマウントを取ってくるテディが無理。
この2人はしばき回したいぐらい嫌いなキャラなのに、テディはともかくオーナーに対しては主人公側が協力を申し出るわで制裁できないのが気に食わない点。
コーチに関しても主人公が最初に頼み込んだ時の突き放し方が酷すぎて、後から熱心に教えてくれるようになっても第一印象の悪さのせいで信頼できませんでした。主人公に対してすら最初に断られた時点で別の人を当たれよとイライラしたレベル。
コーチに対する文句はまだあります。ストーリー中で「2人1組を組んでコースを一周する」というルールのミックスマッチをやることになり主人公とコーチがタッグを組むのですが、コーチは飛ばせる場面でも全然飛ばさなかったり・OB(打数+2のペナルティ)を発生させたりと下手過ぎてお荷物です。
相手のラーラと組んでいるお姉さんが上手なのもあって、コーチにムカムカしすぎてこのゲームに自らピリオドを打ちました。申し訳ないですけど足を引っ張る味方ほどいらないものは無いことを確認させてくれる、悪い意味で良いゲームだと思います。
それ以外にディスクゴルフもストレス要素でした。ストーリー中にクリアしないといけないイベントなのに難しい上面白くないです。
せめて飛ばした後のディスクの操作にはスティック←→しか使わないぐらいは文章で説明してくれ…あまりにも仕様がわからなさすぎて検索かけましたもん…。
しかも一度切りで終わりではなくちょっと後に2回目もありましたからね…ミックスマッチを乗り越えられていたとしてもディスクゴルフの3回目があった時点でこのゲームを投げてたと思います。
ゴルフ以外の要素でストレスを溜めるゴルフゲームってどうなの?とは思います。ミックスマッチとディスクゴルフはストーリーとは関わらない所でやってくれたらまだ我慢できたかも。

総評:ゴルフ以外の要素でストレスが多すぎて我慢ならず

正直、このゲームはゴルフに余計なものを入れすぎて全体の評価を落としていると思いました。普通のゴルフを遊びたい人にとってもディスクゴルフなどは異物混入でしかない部分だと思います。
ゴルフ部分の出来は悪くないのでゴルフゲームというジャンル自体が好きな人には面白いのだと思いますし・ゴルフで謎を解く要素には独自性を感じたので、本作がお気に入りという人も少なくないのはわかる気はします。ただそれ以上にマイナスポイントが目立ちすぎてこれ以上遊ぶ気になれませんでした。
個人的にはゴルフ部分もあまり面白く感じなかったのでもういいかなという感じ。自分からゴルフゲームを買うことはこれから先もなさそうです。
 
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Tag: #Switchソフト #スポーツ #RPG #レビュー

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【マルチプラットフォーム】HADES レビュー

 
「HADES(ハデス)」を購入しました。

ギリシア神話の冥界をテーマにしたアクションゲーム。タイトルのハデスは冥界を統治している神様の名前です。
GOTY2020で総合2位にノミネートされていたり、優れたファンタジー&SF作品に送られるヒューゴー賞とネビュラ賞も受賞していたりとインディーゲームの中でもトップレベルに評価されている作品でもあります。凄い。
そういうこともあって前から気になっていた作品ですが、ようやくSwitch版パッケージの購入に踏み切れました。
パケ版にはキャラクターイラストが載っている小冊子とサウンドトラックのDLコードも付いてきます。ただしPSとSwitchのみの販売。
エンディングまでにかかった時間は20時間ぐらいですが、個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。


・タイトル:HADES
・発売元:Supergiant Games
・開発元:Supergiant Games
・対応ハード:
PC(Steam/EGS)/Switch/XboxOne/XboxX|S/PS4/PS5
・定価:
-PC版:2570円(税込)
-ダウンロード版(Switch):2800円(税込)
-ダウンロード版(PS4/PS5):2860円(税込)
-ダウンロード版(XboxOne/XboxX|S):2900円(税込)
-パッケージ版(Switch/PS4/PS5):3300円(税込)
・発売日:
-PC版:2018年12月6日
-Switch版:2021年6月24日
-XboxOne/XboxX|S/PS4/PS5版:2021年9月30日
・ジャンル:アクション & アドベンチャー • ロール プレイング
・CERO:C(15歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© Supergiant Games, LLC 2020-2021. All rights reserved.
・公式サイト:https://www.supergiantgames.com/games/hades/

どういう人にオススメ?
・ちょっと難しめのアクションゲームを遊びたい人!
・ギリシア神話の世界観でゲームを遊びたい人!

良かった点
・数十回周回しても見たことがないセリフが出てくる程会話のパターンが膨大
・ダンジョンは毎回手に入るパワーアップアイテムが変わるので飽きない
・使える武器は6種類ありパワーアップパターンも多彩
・素の難易度は高めだが、拠点に戻ってくると永続強化が可能+ゴッドモードという救済処置も存在
・「懲罰の盟約」という縛りプレイでさらに難易度を上げることもできるし追加報酬も入手できる

賛否両論?点
・ギリシア神話の予備知識がある程度ないと会話は楽しめないかも
・エンディングを見るには10回脱出を成功させる必要があるがそれまでに飽きてしまう人も少なくなさそう
・基本的な構造や出てくる敵やボスは毎回ほぼ同じ

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)

冥界の王子が地上を目指す家出物語


主人公はザグレウスという名前の冥界の王子。ゲーム開始直後にいきなり「こんな所から抜け出してやる…!」と言い出して入口からスタートします。
強化も何もない初期状態かつ操作にも慣れていない段階なため最初のタルタロスすら突破できずにやられてしまいました。無謀な脱出すぎる…。
天才的にゲームが上手い人なら最初の1回目で脱出できたりするのかもしれませんが、99%の人はたぶん脱出できずに死にます。
一度死ぬと冥界の主かつザグレウスの父親であるハデスの宮殿に戻ってきます。家出して10分足らずの速攻のただいま。

通路奥のホールにはハデスが君臨していますが、ザグレウスとハデスの仲は良好とは言えず嫌味を言い合ったり・悪態をついたりしています。
ザグレウス君は良くも悪くもやんちゃというか擦れている性格。でもハデス以外の神様やNPCの人間には割と丁寧な態度なので(父親に似て?)根は真面目なのかも。
家出に至った理由も「自身の出生に関わる事実を知りたい」という真っ当な物。今作のストーリーは言うなれば父親と息子の揉め事を巡る物語です。
ギリシア神話って大層な設定の割には色恋沙汰とか夫婦ケンカとかみみっちい内容のお話が多いので、本作もそれに則ってか内輪もめと言えるような内容になっています。ある意味原作再現?
宮殿内にはハデス以外にも多数のキャラクターが滞在していて、師匠であり英雄でもあるアキレウス、母親役でもある夜の女神ニュクス、死因を教えてくれる眠りの神ヒュプノス、ダンジョン内でも助けてくれる死神のタナトス、雑用係ゴルゴンのデューサ、サンドバック兼アドバイス役のスケリー、ペットの番犬ケルベロスなどに話しかけることができます。死んで戻ってくる度にいなくなっていたり移動していたりと彼らもちゃんと仕事しているようです。
このゲームの魅力の1つは用意されているテキストの豊富さなのでNPCは見かけ次第話しかけておくのがオススメ。海外のゲームでこの文章量なのに違和感を全く感じない高クオリティの翻訳も素晴らしい。
ただし元ネタがギリシア神話ということもあって予備知識がない状態だとキャラの魅力やセリフの意味が読み取れず会話を楽しめない可能性はあるかも。
海外ゲーマー(特にヨーロッパ系の人)はギリシア神話を詳しく知っている人の割合も多そうで海外で本作が評価されている理由はわかるのですが、文化が交わらない日本人と本作の世界観は多少相性が悪いと言えるかも?
ゼウスやポセイドンぐらいはパズドラなどのスマホゲームで聞いたことがある人は多いかもですが、懲罰の三女神などの少しマイナーな神様は知らない人の方が多そう。
私は小中学生の時にギリシア神話にハマって読み漁っていたこともあって著名な神様や英雄のことは漠然とは知っていたこともあり楽しめましたが、できれば事前にWikipediaでもいいのでギリシア神話について調べてみるのをオススメします。
ただし原典とは設定が若干違うところもあったりします(ザグレウスも原典ではゼウスの子どもだったりetc.)。ギリシア神話は結構な頻度で近親○してたり不貞してたりするので、一部の設定に関しては現代の価値観では変更せざるを得なかったのだと思われます…。
宮殿は死者達の働く役所であると同時にザグレウスにとっての実家でもあるため、ザグレウスを永続的に強化する鏡があったり・ダンジョン内に回復部屋などを作ってくれたりする宮大工がいたりします。
死んだら入口からやり直しというシビアなルールですが、ダンジョン内で拾える通貨で永久適応されるパワーアップを購入できるので死んでしまった回も無駄にはならないシステムになっています。ゲームの仕様的にもプレイヤーの腕的にも死に覚えするタイプのゲームです。

死者の国を超えて地上を目指す


基本的な操作はYで通常攻撃・Xで特殊攻撃・Aで魔弾発射・Bでダッシュ。武器や功徳やパワーアップ次第でモーションがかなり変わりますが、いずれも素早い操作感と攻撃キャンセルからの咄嗟のダッシュ回避ができてスピーディ。
準備ができたら地上へ家出。冥界を構成するタルタロスアスポデロスエリュシオンを通り抜けることでようやく地上に出られます。
冥界は挑戦の度に変わる不思議のダンジョンシステムを搭載。基本的には敵を全滅させることで先の部屋へ進むことができます。
複数の扉がある場合はその中から1つを選んで進むことに。敵の殲滅完了で扉に書いてあったアイテムが手に入ります。
扉のマークは道中のお店やカロンの泉で使える金貨鏡のパワーアップで使う闇の結晶宮大工に支払って施設を作れる宝珠プレゼント用のネクタル体力を25増やすケンタウロスの心臓功徳のレベルを上げるザクロ武器のモーションを変化させるダイタロスの槌・神々が手助けしてくれる功徳NPCと出会える部屋に行ける!マークカロンのお店がランダムに出現。欲しいと思うものがあればマークを見て行けばOK。
功徳は神様ごとにマークや効果が違います。挑戦毎に出会いやすい神様が決まっているようで、最初の方で一度出会うとその後も出会いやすい気がします。
出会える神様一覧
・ゼウス(雷)

オリンポスの主神でギリシア神話で最も有名な神様。武器の追加効果で相手にダメージを与える雷を付与する功徳が多め。

・ポセイドン(三又槍)
大海の神でゼウスの兄弟。敵を吹き飛ばす追加効果が多めだが、海の幸ということかアイテムプレゼント系の功徳もある。

・アテナ(盾)
知恵と戦いの女神。アイギスの盾の持ち主のためか敵の攻撃を弾くリフレクト効果を付与するものが多い傾向。

・アルテミス(弓矢)
狩りの女神。確率で大ダメージを与えられるようになるクリティカルヒットの使い手。

・アフロディテ(ハート)
美を司る全裸の女神様。相手の攻撃力を下げる腕力低下や敵を魅了する効果を付与してくれる。

・アレス(剣)
戦禍の神でザグレウスや冥界に友好的。攻撃力を上げたり、相手に追加ダメージを与える辛苦状態の付与が得意。

・デュオニソス(杯)
フランクな酔っ払いお酒の神。相手に二日酔いという名の毒状態を付与したり、回復ソースを増やしてくれる。

・デメテル(穂)
豊穣の女神だが理由があって今は冬モード。相手の行動速度を下げる凍結状態を付与する他、魔弾をビームにできる。

・ヘルメス(羽)
伝達の神兼交通の神兼盗人の神兼商人の神。攻撃速度や移動速度を上げてくれるがデュオ功徳が存在しない。

・カオス(闇)
ちょっと特殊な扱いの神様で体力を減らさないと入れない混沌の門の先にいる。一時的にデメリット効果が発生するが一定期間経過後に効果が変わる呪いの功徳をくれる。
個人的には生存率を上げたい派なのでアフロディテデュオニソスを優先しています。特にディオニソスの「楽観(HP40%以下で受けるダメージを減らす)」が便利。後は敵をさっさと倒せるという意味ではアレスアルテミスもオススメ。
原初の神であるカオスは地面に開く「混沌の門」を通ると出会えます。門を通る時にHPを20ぐらい減らされてしまいますし・貰える功徳も最初はマイナス効果しかないものでリスキーな分、しばらく進めると功徳の効果がプラスの物へと変化・ステータスに直接寄与する優秀な効果なので、序盤で見かけた場合は優先度高め。
カオス以外がくれる功徳にはレアリティがあり、コモン<レア<エピック<ヒロイック<レジェンダリーの順で強力になります。
既に他の神様から功徳を受けている場合、2人の神様の能力が合わさったデュオ功徳をくれたりもします。ヒロイック以上やデュオはなかなか出ず貴重な上に強力。
誰がどんな功徳をくれるかは運次第なのであまりいいビルドを組めないと最後が辛い。祈祷力だけでなく適応力も試されます。
稀に2種類のマークが描かれた扉が出てきますが、その場合は「神々の試し」という題目で2人の神様から1人を選んで功徳を貰えます。
ただし選ばれなかった神がキレて戦闘中に邪魔してきます。地味ーに理不尽(ザグレウスの心境的に)ですが生き延びればもう片方の功徳も貰えるボーナス部屋。
ちなみにオリンポスの神々やハデスやNPC達との間には友好度があり、複数回話しかけたりネクタルアンブロシアをプレゼントすることで仲良くなれます。
最初はネクタルの量に余裕が無いのでとりあえず好きな相手と仲良くなるのを目指して、周回してある程度ネクタルを確保できたら色んな相手にプレゼントする感じで大丈夫です。
仲良くなると図鑑に追記が増えたり・特殊効果アリのアクセサリーをくれたり・恋愛イベントが発生したりもします。寄り道要素ですが仲良くならないと聞けないセリフもあるのでこちらも進めておきたい。
各エリアの最奥にはボスとして、タルタロスでは懲罰の三女神・アスポデロスではボーンヒュドラ・エリュシオンでは英雄テセウス怪物アステリオス・地上直前ではハデスがボスとして立ちはだかります。
特にハデスは屈指の強敵。攻撃の苛烈さも体力の多さも他のボスと比べて段違いに強く、しかも第二形態まであるので長期戦必須。
最後の最後でハデスに負けて戻される…ということも少なくないので結構辛い。お父さんも少し手加減してくださいよー…。
何とかハデスに辛勝すると晴れて地上に出られます…が、ザグレウスも冥界の住人であるために地上では長くは持たず結局冥界に戻されてしまいます。この時の死因はヒュプノス曰く「自然死」らしいです。
冥界に戻されては地上に出てまた戻されるのを繰り返しているうちに、少しずつザグレウスの家族に関わる事実がわかっていきます。エンディングに辿り着くには計10回も脱出を成功させないといけません。

ザグレウスが使える武器も剣・槍・盾・弓・グローブ・銃の6種類と豊富でダイタロスの槌によるパワーアップもそれぞれ5種類ぐらい用意されているので、色んな武器を使って挑戦するのも楽しいです。
どの武器を使うか悩む時は闇の結晶にボーナスがつく武器種を選べばいいし、エリアクリアボーナスで手に入る「ティタンの血」などは武器種や熱度で入手具合が別に保存されているので色んな武器を使うメリットは強め。
一番クリアが安定するのはガードで前面の攻撃をシャットアウトできる盾です。どうしてもクリアできない人は盾を使って防御主体で戦うといいかも。
それでも地上に行くのは難しいので、慣れないうちというかエンディングを見るまでは設定からゴッドモードをONにして遊ぶのをオススメします。
ゴッドモードは受けるダメージが-20%され・脱出に失敗する度に2%ずつダメージ軽減率が上がる(最大は-80%)というもので、アクションが苦手でどうしようもない人も含めて救済してくれます。デメリットも無いしいつでもOFFにできるしで使わないこと自体が縛りプレイの域。
私も脱出成功1回目は盾を使ってゴッドモードOFFで抜け出したのですが、エンディングまでに10回も脱出しないといけないとなるとさすがに厳しかったのでそれ以降ゴッドモードをONにしました。
敵の多さに対して回復機会が少ないバランスなので、できるだけ各エリアでの被ダメージを抑えてボス戦に向かいたい所。後は功徳をバランスよく貰えるかどうかですが、負けても悔しさでまた挑戦したくなる魅力はあります。
鏡から手に入る「死神騙し」というHPが0になると半分だけ回復して復活できるパワーアップは早めに入手しておくことをオススメします。というか最後のハデスが強いんで死神騙しを2~3回分残しておかないと安定しない…。
1回脱出に成功すると、ダンジョンの入口で縛りプレイを課す懲罰の盟約が使えるようになります。課せれる縛りはかなり豊富で、受けるダメージを増やしたり・敵の出る数が増えたり・回復量が減ったり・ボスの行動パターンが増えたりなど様々。
縛りが多いほど熱度が上がりボス撃破の報酬が再びゲットできるようになります。やり込みに関わるティタンの血やアンブロシア集めには縛りに挑戦する必要アリ。
ゴッドモードでゲーム苦手な人には手を貸しつつ・腕に自信がある人には懲罰の盟約で挑戦させるというバランスもgood。文字通り万人が遊べるゲームになっていると思います。
ただし、ローグライクゲームの性でやること自体は何回挑戦しても変わらないしダンジョンのギミックやボスなども代わり映えしないという問題点はあります。
それでいてエンディングには10回クリアが条件なので飽きっぽい人には辛いかも。懲罰の三女神やボーンヒュドラには行動パターンが数種類用意されているとはいえ、そこまで大きな変化ではないのでもう少しバリエーションがあっても良かったのではとは思います。
仲良し度などのやり込み要素や台詞集めまで含めると10回クリアでは全然足りないという事実。功徳ですら見たことないのが20種類以上ありそう…。
1周にかかる時間は地上まで行っても短ければ30分・長くても1時間ぐらいなので、ゲームする時間があまりないという人も1日1ハデスで少しずつ遊ぶのも手。

総評:色んな賞をとっている理由に納得できるギリシア神話モチーフの良ゲー

ギリシア神話を用いた世界観やゲームシステムなどに魅力を感じる良作。1周に必要な時間も短いこともあってまた挑戦したくなります。
戦闘バランスは素はハードボイルドですが、初心者にも上級者にも楽しめるようなシステムが用意されているのもいい点。
インディーということもあって値段は3000円程度とお安めですが、個人的にはフルプライスでもお釣りが来るぐらいにはクオリティの高いゲームだと思います。
 
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Tag: #Steamゲーム #PCゲーム #Switchソフト #PS4ソフト #PS5ソフト #XboxONEソフト #XboxX|Sソフト #アクション #レビュー #HADES

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【Steam/Switch】モノクロームワールド レビュー

 
「モノクロームワールド」を購入しました。

SteamとSwitchで出ているダウンロード専売ソフト。遊んだのはSwitch版で結構前のセールで買って積んでたのを崩しました。
見た目が可愛いので当時癒されたくて買った気がするゲーム…なのですが、中身は想像以上に高難易度アクションしてました。
エンディングまでにかかった時間は6時間ぐらい。シンプルかつ短めのゲームですが結構楽しめたかも。

・タイトル:モノクロームワールド
・発売元:CFK Co., Ltd.
・開発元:RAREST
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:1100円(税込)
・発売日:2020年5月7日
・ジャンル:アクションパズル
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© 2020 RAREST All rights reserved. Published by CFK.

どういう人にオススメ?
・ちょっと難しめのアクションゲームを遊びたい人!

良かった点
・主人公のしずくのデザインが可愛く見た目のカスタマイズも豊富
・高難易度だが1ステージの長さ自体は短いのでリトライしやすい
・床に色を塗る時の音が心地いい

賛否両論?点
・難しくてクリアできないステージがあっても飛ばすことができない
・残機制である意味は無いように感じる

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)

白黒の世界で雨のしずくが色を取り戻す物語


主人公は雨のしずく。色の無くなった白黒の世界でイロを取り戻すために冒険します。
最初はまん丸で顔もない水玉の姿ですが、ゲームを進めているうちにイロとカタチを思い出して見た目をカスタマイズできるようになります。ぷるぷるしていて可愛い。
カタチをネコ・ハムスター・キツネ・フクロウといった可愛らしい動物から選ぶことができる他にイロとアクセサリーを付けられます。イロはステージの床に塗る色にも反映されます。
カタチやイロによって特殊な効果があるわけではないので好きなのを選んでOK。イロは42種類・カタチは14種類・アクセサリーは12種類存在。
アクセサリーはステージ内で拾えるコインで購入できますが、カタチとイロに関しては特定ステージをクリアしないと解禁されない物の方が多いです。
その他、ステージ内で使えるスキルもコイン消費で習得可能です。スキルには一定時間の間周囲の時間を遅くするフォーカスジャンプダッシュといった必須級の物からライフ(残機)を増やしたり・コインを集めやすくする効果が用意されています。
クリアを見据えるならスキルの方が購入優先度は高いものの、スキルの習得条件も特定ステージクリアが前提となっている物が多くそれまでにはコインを必要数集められていることがほとんどなので、途中で見た目アイテムを買いまくっても特に問題はないです。
本作はストレスが溜まりやすいコースデザインになっていますが、しずくの可愛い見た目のおかげでイライラが多少緩和されているように感じます。まあそのせいで癒しゲーだと思って購入してしまったのですが…。

ステージ内では床を塗りながら進んでいく


ステージは全60種類。60ステージ目をクリアすることでエンディングを見ることができます。
しずくが一度転がった床には色がつき、ゴールに入る前に一定枚数の床を塗っておく必要があります。できる限り多くの床を塗ってからゴールすることで評価が○→◇→☆の順に高くなるので、全ステージで100%踏破の☆評価を目指すやり込みも可能。
間髪なく床を塗っていくことでコンボが増え、このコンボ数が多いほどクリア時のボーナスコインが増えるという要素もあります。ついでにコンボ数が多くなるほど塗った時に鳴る音が高くなっていくのが少し気持ちよく、特に直線を一気に塗れた時が一番気持ちいいです。。
しずくはスティックを倒した方向に転がって移動します。スキル習得後はXでフォーカスYでダッシュBでジャンプが使えますが、それぞれにリキャスト時間があるので連続使用はできません。
低速度時なら割と素直な操作感ですが、転がりながら左右に曲がる時はカーブで少し膨らむので移動の制御にはちょっとコツがいります。そういうこともあって最初は曲がる時に落ちやすいです…。
「時間制限は無いしゆっくり行けばいいじゃん」と思っていると、踏んで少し経つとトゲが生えてくる床追尾してくる機械が出てきて急がされます。トゲや機械は当たると一発アウト・落ちてもアウトでライフを減らされ、スタート時点か道中の記憶の泉からやり直しになってしまいます。
ギミックもかなり豊富で、トゲ床や機械の他に大砲・イカダ・崩れる床・高くジャンプする床・機械を倒せる毒キノコ砲やビームサーベルなどが登場します。総ステージ数は少なくてもギミックの多彩さで飽きさせない作りになっています。

そしてこのゲーム、可愛い見た目とは裏腹に難易度はかなり高いです。20ステージ目まではそんなに難しくないのですが、それ以降は「地味に難しくね…?」というステージがチラホラ出てき始め、50ステージ以降は1つ1つ悶絶しながら進めることに。
中には予兆なく大量の機械が降ってきて初見殺しされるステージや巨大ボスが追いかけてくるステージなど殺意ビンビンな物も少なくないです。クリアできないステージがあってもスルーして次に進めることはできないのでそれなりの根気が必要。
幸い、ステージの長さ自体はミス無しで進めば5~10分程度でクリアできるものばかりで、記憶の泉も適度に置いてあるのでリトライはしやすめ。やられながらも何度も挑戦しているうちに活路が見いだせるタイプの死にゲーとも言えます。
ライフも一旦ステージセレクトまで戻れば即座にMAXまで回復するし、ゲームオーバーのペナルティもそのステージの最初からになるだけで大したものではないです。
ただ、残機を使い切る程やり直すステージも少なくないのに死ぬ度にライフが減る演出が出るのが煩わしく、前述の通りデスペナルティもないのでライフ制である必要は感じられませんでした。普通に残機無限で死にまくってもOKという仕様で良かったと思います。
個人的トラウマステージは長丁場かつ記憶の泉もないコースで巨大ボスから逃げ回るステージ50、大量の電撃ビリビリ棒が徘徊する中でトゲ床のみで構成された広場を全部塗らないといけないステージ56、ラスボスと戦うステージ59です。ほんま終盤の殺意やばいでこのゲーム…。
一見先に行けないような場所も周囲を塗っていると道が出てきたりするので困ったら塗りまくるがセオリー。ラスボスも全床を塗るのが復活阻止の条件になっています。
全ステージ遊んでみて思ったのは「やばいステージほどフォーカスが大活躍する」という事。詰んでいる場所の直前で使うと切り抜けやすくなるかも…?
ステージ55クリアでフォーカス2回使用可のパワーアップが解禁されることを考えると、そもそもフォーカス無しでの56以降のクリアは考えられて無さそうなのが怖い所。

総評:死にゲーだけど可愛いデザインのおかげで許せる

しずくが可愛いし・床を塗って踏破率100%を目指すのも楽しいですが、実際には死にまくるという意外性を兼ね備えた本作。
何度もやられることになるのでかかるストレスは結構強めですが、程よく短いステージのおかげで何とかやり遂げられました。でも癒しとは程遠い難易度…。
全60ステージは少なく思えるかもしれませんが、難易度のせいかギミックの多さのせいか想像以上にボリューミーに感じられたので十分楽しめた作品だと思います。
 
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Tag: #Switchソフト #Steamゲーム #アクション #レビュー

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【PC/スマホアプリ/Switch】There Is No Game: Wrong Dimension レビュー

 
「There Is No Game: Wrong Dimension」を購入しました。

遊んだのはSwitch版。12月16日放送のインディワールドの直後からe-shopで配信開始されたのを購入しました。ダウンロード専売です。
「非ゲーム」を名乗る本作のエンディングを見るまでにかかった時間は6時間ほど。パズルとテキストがメインなので周回する作品ではありませんが、ユニークな解法とメタ的なノリが面白かったです。
前作にあたるThere Is No Game: Jam Edition 2015はPCとスマホ限定ですが無料で遊ぶことができるので、非ゲームというものがどんなものか気になる人はそちらもオススメ。

・タイトル
There Is No Game: Wrong Dimension
・発売元:Draw Me A Pixel
・開発元:Draw Me A Pixel
・対応ハード:
PC(Steam/GOG)/Android/iOS/Switch
・定価:
-Steam版:1320円(税込)
-Switch版:1670円(税込)
-GOG版:12.99ドル ※日本語字幕なし
-Android版:650円(税込) ※日本語字幕なし
-iOS版:$4.99ドル ※日本語字幕なし
・発売日:2020年8月7日
・ジャンル:パズル
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©Draw Me A Pixel 2020. All rights reserved.
・公式サイト:https://www.drawmeapixel.com/

どういう人にオススメ?
・脱出ゲームが好きな人!
・パロディやメタ要素があるゲームが好きな人!

良かった点
・常識に囚われないギミックが豊富で楽しい
・ドット絵で描かれたグラフィックも緻密で表現豊か
・ゲーム君のメタいツッコミや掛け合いが面白い
・ゲーム関連のパロディネタが多数ちりばめられている

賛否両論?点
・ヒント機能が抽象的でわかりにくいものもある
・日本語字幕に対応しているのはSteam版とSwitch版のみ

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)

絶対にゲームを遊びたいプレイヤーVS絶対にゲームを遊ばせたくないプログラム


ゲーム開始直後の言語設定画面で「これが読めるならプログラムを終了しろ!」、タイトル画面で「始めない」「この先ゲームなし」といきなり謎すぎる字幕が登場。
それを無視して画面を進めていくと、今度はロシア語訛りの英語ナレーションで「ここにはゲームはないんだ」「テレビを見ろ」「外に出かけろ」などとプレイヤーに対してダイレクトにゲームをやめるように言ってきます。
それすら無視して画面中をタッチ(本作はタッチ操作対応)しまくるとブロック崩しのようなゲームがスタート、看板の文字を全て落とすとまた新しいタイトルが出てきて…と言った感じで進行していきます。
チャプター1ではゲームを遊ばせたくないプログラム(以下ゲーム君)VSゲーム君の忠告を無視してでもゲームを遊びたいユーザーの戦いが繰り広げられます。
ゲーム君がなぜ自身のゲームを遊ばせたくないのかは物語を進めている内に判明してきますが、最初はあの手この手でゲームを始めることを阻止してきます。
ゲーム君側の作戦は始めるボタンを色んな物で隠したり・偽のOS画面にボタンを隠したりと中々に手が込んでいますが、ユーザー側の作戦は「とにかく遊ばせろ」という気持ちで脱出ゲームに近い感覚で解法を探すというもの。

ただし本作の謎解きはかーなーりー個性的かつ発想の転換が必要。ほぼ全てが常識で考えるとありえない方法なのに結果と過程には納得できてしまうものばかりです。
ネタバレになってしまうのであまり多くの例を出せないのですが、画面を揺らしたい時は音圧が凄い音楽を鳴らす・アイテムを縮めたい時はZinWip(元ネタはWinZipという圧縮ファイルを解凍できるソフト)のアイコンにドラッグ&ドロップする…などのユニークな方法で謎が解けます。
思いついた方法が多少強引でもやってみると正解だった…という事が多々発生。かなりひねくれた考え方をしないと解けないことも多いのですが理屈自体はなんとなくわかるせいで理不尽感は無いし、どうしても分からない場合は右上のHELPボタンを押すと文章によるヒントを見ることができます。
ヒントボタンは10秒に一度のみ使用可というあって無いような縛りがあるぐらいで特にペナルティもなく見ることができます。文章がやや抽象的なので最後まで読んでもはっきりとは分からないこともありますが、それでも有るのと無いのでは難易度が大違いです。
まあでもヒントは最終手段。できる限り自力で色々試してみた方が楽しいですし、何よりも凝ったギミックが魅力なので初手から答えを知っちゃうのはもったいないです。
ゲーム君も悪態はつきつつもツッコミしてくれるぐらいにはノリが良く、ネジを外しまくっていると「あんた分解のプロか」と皮肉げに褒めてくれたりと悪いヤツではないです。まあ悪いのはどっちかと言うと遊ぶなと言われているのに遊ぼうとしているユーザーサイドだと思う。
ゲーム君と攻防(ユーザー側がずっと攻撃側だけど)している内にハプニングが発生し、別のゲームの次元に飛ばされてしまいますがここまでがチャプター1の内容。チャプター2からはゲーム内ゲームから脱出するためにゲーム君との奇妙な冒険が始まります。
一瞬だけフランス語版のゲーム君や日本語版のゲーム君も出てきますが、彼らの出番はチャプター2以降はないです。最初からいるゲーム君は英語担当っぽい(謎のロシア語訛り)。
グラフィックはドット絵で描かれているのですが非常に緻密。細かい上によく動くのでドット絵ということを忘れてしまうぐらいにすごい。

ゲーム内ゲームから脱出せよ


チャプター2ではシャーロック・ホームズをテーマにしたゲームの世界に飛ばされてしまいます。ここからはゲームから脱出するためにゲーム君と協力しつつ謎を解いていきます。
ゲーム内の次元に飛ばされたといっても作中キャラクターとして入り込むのではなく、ゲームを操作するプレイヤーを操作する感じです。第三者視点のゲームをプレイするユーザーを第一者視点で操作するから…3+1で第四者視点(?)
画面を壊しても映るテレビなどツッコミ所が少なくない次元ですが、こっちもこっちでゲーム背景を切り替えるための舞台装置をいじったり・デバッグルームのようなスプライトふわふわ空間に行ったりなどやりたい放題できます。もはやチートやチート。
ゲーム君の方はほぼ完全に協力関係になったこともあってかセリフ内に頻繁にヒントを出してくれるようになります。ナビゲーターとしても割と優秀なゲーム君。

チャプター3ではゼルダの伝説みたいなゲームに飛ばされます。

内容自体は真っ当そうだったチャプター2のゲームと違って、こっちはアホの子な勇者君とクリアに必須な収集要素が多すぎる所などに出来の怪しさを感じる設定のゲームです。
勇者君は自分で考えて勝手に動いてくれるもののポンコツなので助けてあげないと詰んでしまいます。序盤で伝説の剣も折っちゃうし。
チャプター3は全力でゼル伝をパロッちゃってますが、細かいところに他ゲームのパロディネタがたくさん盛り込まれています(特にチャプター4)。
わかりやすいものだけでもMinecraft・SUPERHOT・Papers,Please・パラッパラッパーなどが出てくるし、ゲーム君のセリフにはコールオブデューティ辺りも出てきます。私自身そこまで多分洋ゲーとかインディーゲームに詳しい訳では無いので個人的に気づいていないだけでもっとありそう。
後ゲーム君F2P(Free to Play:基本無料ゲーム)の事嫌いすぎて面白かったです。私も買い切りゲームの方が好きなのでその気持ちはわかる。

総評:ゲーム君と一緒にゲームの世界から脱出する良非ゲーム

ゲーム君と一緒にゲームの世界から脱出することになるという内容の非ゲーム。ゲーム君にとっては本当にゲームじゃないガチの脱出作戦なのでタイトルに偽りはないです(ないです)。
普通にプレイヤーに話しかけてくるゲーム君など最初から最後までメタフィクションたっぷりな内容と癖のある謎解きも面白いし、ヒントも豊富なのでアドベンチャーとしても楽しめます。チャプター6が特に好き。
Switch版とSteam版は他のプラットフォームに比べてお値段がお高めですが日本語対応しているので絶対この2つのどちらかを買った方がいいです。ゲーム君のセリフが理解できないと魅力が半減してしまうぐらいには字幕は大事。
 
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Tag: #Steamゲーム #PCゲーム #スマホゲーム #Switchソフト #パズル #レビュー

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【PS4/Switch/PC】天穂のサクナヒメ レビュー

 
「天穂のサクナヒメ」を購入しました。

「農林水産省のページが攻略サイト」と言われるほどの稲作体験ができると噂になっていたことから気になっていたゲームです。
購入したのはベストプライスのSwitch版。ベストプライス版はパッケージ限定販売でありダウンロード版の定価は変わっていないので注意。
クリアまでは大体23時間かかりました。その内稲作している時間は1/3~1/2ぐらいだと思います。


・タイトル:天穂のサクナヒメ
・発売元:マーベラス/XSEED Games
・開発元:えーでるわいす
・対応ハード:
PS4/Switch/PC(Steam/EpicGames)
・定価:
通常版:4980円+税/BESTPRICE版:2980円+税
・発売日:2020年11月10日
・ジャンル:和風アクションRPG
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.
・公式サイト:
https://www.marv.jp/special/game/sakuna/

どういう人にオススメ?
・稲作シミュレーションをやってみたい人!
・和風の2Dアクションゲームを探している人!

良かった点
・世界観は日本昔話っぽくテキストやBGMも和風のもので統一されている
・お米を育てるとサクナも育つ独自の成長システム
・稲作パートは本格的ながら育て方をマスターしていなくても一定の収穫は得られるので意外と優しめ
・乱戦時は敵を吹っ飛ばして他の敵にぶつけることもできて爽快

賛否両論?点
・アクションパートを進めたい時でも時期によっては稲作をやらなければいけないこともある
・エンディング後のやり込み要素は少なめで「天返宮」というダンジョンを進めることのみ

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)

稲と一緒にサクナも成長する稲作パート



世界観や雰囲気は日本昔ばなしや日本神話に出てくるような和風で統一はされていますが、出てくる地名や人名などは本作独自のもの。
本作の主人公であるサクナヒメことサクナは武神の父と豊饒神の母を持つ神様。ぐーたらな性格で見張りの任務をサボって神の世界に人間の侵入を許した上に最上神への捧げ物が保管されていた蔵を燃やすという大失態を犯したことにより、罰としてヒノエ島に島流しされてしまう所から物語がスタート。
最初は全責任を人間側に押し付けようとしたり・島で食事する際も「こんな質素なもの食えるか!」とキレて家出したりとワガママ駄女神と言った感じなのですが、ストーリーを進めるに連れて周囲の人間を気遣えるようになったりとどんどん成長していきます。
今作では稲を育てることでサクナもステータス的に成長していきますが、稲作では土づくりや田植えから収穫・脱穀まで米作りにおける一通りの作業を全てやらなければいけません。
春の手前に土づくり春の間に種籾選別と田植え収穫までは水の量や肥料の調整秋になったら収穫と稲架がけと脱穀、その合間に2Dアクションで島の探索と鬼退治を進め、脱穀終了時にようやくステータスが成長します。
序盤にできるのは田植えと収穫~脱穀のみで収量も良くないし道具も原始的で効率も良くないですが、ある程度年数が経過すると種籾選別や肥料といった品質を上げる要素が増えたり・サクナ自身が農業に役立つスキルを覚えたり・千歯こきや水車など便利な道具が増えていきます。
一部の作業は仲間に任せることもできますが、その場合は収量や品質が下がってしまうので全部サクナ自身でやるのがベスト。手間暇かけた方が米も良くなりサクナも強くなるバランスです。
育てている最中の稲にもステータスがあって水の量・肥料のバランス・害虫や益虫の量・病気の発生など細かい所まで気を配る必要があり、大きな作業の発生しない夏の間も気が抜けません。
米の品質(量・味・硬・粘・美・香)はサクナのステータス(命・力・体力・食力・運気・神気)と連動しており、撒き方や肥料によって品質を調節できるので上げたいステータスを上げるための肥料作りも大事。
これだけ本格的だとなんだか難しそうなゲームにも見えますが、どんなに稲作が下手でも一定の収穫は得られますし・一度上がった稲の品質(格)が下がるということもないので意外と気軽に遊べる内容にはなっています。アクションの難易度とは別に稲作の難易度も選べますし。
ゲーム中のヒントもそれなりに多め。リアル農家とか農業高校卒とかじゃない限りは稲作のことをほとんど何も知らないという人の方が多いはずで最初はどうしていいかわからず戸惑いますが、巻物を読んだり田右衛門に聞いたりすればコツを教えてくれるので安心。本気でやり込むのでなければ農水省のページは見なくても大丈夫。
稲作が如何に大変かを最初に教えこまれて後から道具や農法の偉大さを教えこまれる感じもして、農家の人と美味しいお米が食べられることに加えて道具という偉大な発明をした先人にも感謝できるようになるゲームだと思います。
アクションパートを進めたい時も時期に合わせて稲作はしないといけないので時間的拘束は多少ありますがそういうものだと諦めてください。ほとんど人任せにして最低限しか稲作に関わらない選択肢もアリですがそれだとサクナが育たない分苦戦します。

育てたお米や収集した食材は食べることもできます。みんなで囲炉裏を囲んでご飯を食べつつ談笑するのが暖かい雰囲気。

食事中は昔話や内に秘めた思いなどを聞ける機会です。ミルナから外国の話やタマじいからサクナの父親と母親の話とか面白い話も聞けます。
献立によって次の日のステータスにバフがかかるのでアクションパートを進めたい時は食事の内容も戦略に入ってきます。特にボス戦のあるフィールドでは食事効果がほぼ必須。
お米以外のほとんどの食材はアクションパートや派遣採集で入手できます。お肉は鬼と化した動物を倒して手に入れるという設定なので動物愛護派にも配慮済?かつ命を無駄にしない「いただきます」の精神も大事にしています。
多くの食材には賞味期限が決まっているので加工しておかないと腐ってしまいます。腐った食べ物は肥料の材料として使えるので完全に無駄になることはありませんが、できれば食材として使い切ってしまいたい所。
加工品の種類も沢山あって、お肉からは肉の白干や鮨や出汁、お米からは餅や酢などを作ることができます。献立の中には加工品が必要なものもあるので色んな物を作っておくと楽しいです。
中盤からは収穫した米を通貨として色んな食材を手に入れる取引ができるようになり、料理のレパートリーが増えてより効果の高い献立も作れるようになります。取引で作れるようになるものにはビールなど外国の料理もわずかながら存在。

2Dアクションパートは吹っ飛ばしや羽衣で攻撃できて爽快


アクションパートは2D。農具を武器に鬼達をなぎ倒しつつ、島の探索度を上げてストーリーを進めていきます。
鬼達は動物の姿をしていて種類ごとに攻撃方法が違います。倒すとお肉や固有素材の他に肥料の材料となる木魂をドロップするので、狩りも稲作にとって重要な要素になっています。
BでジャンプX(重)とY(軽)で通常攻撃の他にA(+↑or→or↓or←)で武技という強力な技を出せたりRで羽衣を伸ばして敵の背後に移動したり地形に刺して移動したりとワイヤーアクションっぽい要素もあります。
羽衣で移動する時に一時的に無敵になったり・敵の攻撃に合わせてスティックを倒すことでカウンターもできるなど使えるテクニックは結構多彩。武技は使えば使うほどレベルが高くなるのでお気に入りのものを探して使い込むのがオススメ。
その他に重攻撃や羽衣技で敵や石を吹っ飛ばして他の敵にぶつけることでもダメージを与えられるので、乱戦時は1匹飛ばすとドガドガッと連鎖的に吹き飛ばせて気持ちいいです。
一部コースのボスはサクナの育成と食事によるバフ前提の強さになっていますが、稲作を真面目にしていればそれなりの難易度になるのでそこまでシビアではありません。ただし時間経過で夜になってしまうと敵が一気に強化されるのでチンタラはできません。
夜は一番最初のコースの敵ですら中盤辺りの敵(昼間)と同じぐらいにまで強化されるので、その場所に行けるようになった段階だとまず倒せないです。夜限定ドロップアイテムの収集はストーリーや稲作をある程度進めてから。
もしやられてもそのフィールドに入った時点に巻き戻されるだけでリトライもしやすく、一部のボス戦中以外は「こりゃダメだ」と思ったらその場でメニューを出せばマップに戻ることもできるし・稲作で基礎ステータスを育てるRPG要素もあるので戦闘で詰むことは少ないと思います。
攻撃力は装備する農具をきんたに作ってもらって装備することで強化できますが、防御力は稲作や食事バフで命や体力を伸ばすか・枝魂というスキルで補うしかないので、終盤にもなると敵の攻撃をある程度は避けれるようになる必要があります。羽衣による回避は便利ですがちょっとクセがあるので慣れるまで戸惑います。
エンディングまでに20時間以上かかることを考えるとインディーのアクションゲームとしては十分すぎるボリュームですが、エンディング後のアクション要素は天返宮を最下層までクリアするぐらいしかないのが少し寂しく感じます。
天返宮は全300階層と深く敵もエンドコンテンツなだけあって強くボリュームは決して少なくないのですが、ストーリーもなくダンジョン進行と稲作を繰り返すだけなのでエンディング前と比べると作業感が強くなります。
100層以降の敵は硬すぎるので稲作によるステータス強化を繰り返さないと歯が立たなくなってきます。苦労しつつも進めていけば敵からのドロップアイテムで強い装備が作れるようになるのですがそれでもツラい。
ストーリーのラスボスはお米の格が40前後あれば倒せてしまうぐらいなので、格99近くになるまでエンディングに辿りつけないほど長い物語だったらなお良かったかも。贅沢かもしれませんが世界観がいいからこそそう思ってしまいました。

総評:美味しいご飯に感謝できるようになれる良作

お米作りに特化したファーミングシミュレーター兼和風な世界観のアクトレイザーと言った感じでかなり楽しめました。
稲作パートの完成度もさる事ながらアクションパートも爽快感が強めでgood。稲作かアクションのどちらかでも興味があるならベストプライス版は間違いなく買いです。
美味しいご飯が食べられることに感謝できるようになるゲームでもあるので、お子さまに教育用に買ってあげるのもアリかも?
 
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Tag: #PS4ソフト #Switchソフト #Steamゲーム #EGSゲーム #アクションRPG #レビュー #天穂のサクナヒメ

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