【A Hat in Time】追加コンテンツ『Seal the Deal』『Nyakuza Metro』を遊んだ感想
今回はA Hat in Timeの有料DLC2種を購入して遊んだ感想です。
豪華客船が舞台になった「Seal the Deal」・治安の悪い街を走り回る「Nyakuza Metro」、どちらも追加された時間のピースを全て集める所まで遊びました。お値段は両方とも520円とお求めやすめな設定。
個人的にはNyakuza Metroの方が楽しかったのでオススメ。Seal the Dealは難易度高めなので腕に自信がある人向きかなと思います。
ちなみにA Hat in Time本編のレビューは↓の記事で書いています。

まずはDLC第1弾の「Seal the Deal」から。こちらは新ステージの北極クルーズと激ムズチャレンジのデスウィッシュがセットになっています。
こちらのDLCの特徴は高難易度であること。デスウィッシュは名前からしてもうヤバいのがわかるのですが、北極クルーズの方も大概難しかったです…。
北極クルーズはわずか3シナリオ+タイムリフト青×1と紫×1しかないステージ。ただしここだけでも値段以上のやりごたえは十分にありました。

第1幕「良い船旅を!」で船に乗る前から洗礼のごとく空中スライディングキャンセルからの壁つかまりを要求されたりするのでいきなりムズくない!?と思ってしまいました。船に乗ってからも11個に別れてしまった時間のピースを探して走り回ったりでコースに入ってからクリアするまで30分以上かかっています。
その後のシナリオもやたら難しくて、時間的にシビアなマルチタスクお使いをやらされたり・泳ぐと寒さのあまりダメージを受ける水の上の小さい足場を渡っていったりで大苦戦。ついでに紫リフトもアホみたいに難しくてここだけはアシストモードを頼らせていただきました…。
特にリテイクが多かったのが第2幕「整然とした船」のマルチタスクお使いでした。船長に手伝いしろと言われて船内の仕事を全て押し付けられるシナリオなのですが、まーじーでクリアできなさすぎて1時間ぐらいやり直してました…。
ここのお使いには時間制限があって、ノロノロやっていると船長の機嫌が悪くなっていき堪忍袋の緒が切れるとアウトというルールの元、船内全域を走り回ってポップした仕事をこなしていかないといけません。船自体も広いくせに真反対レベルで離れた場所に新タスクが現れたり平気でするので結構運次第な所もあります。
私がマルチタスク作業が苦手というのもあるとは思うのですが、船自体の構造も複雑で中々覚えられず辛かったです。一度甲板に出ないといけなかったりで部屋同士の繋がりがとてもわかりにくくなってます。
一応タスクが出ている場所まで案内してくれるマーカーが出るっちゃ出るのですが、あんまり役に立った気がしません。一番近い場所のものを示しているだけなので途中で新しく現れたタスクの方が近ければそっちに向いてしまったり・移動中に近づいた別のタスクの方に案内しだしたりで、結局自力で道を探す羽目に何回なったことか…。
船の中は豪華客船だけあって凄く豪華絢爛ではあるので客として過ごすのは楽しいです。でも仕事をやらされるとなるとやたら広い船内を走り回ることになって過酷。
もう1つの追加要素であるデスウィッシュは指定されたシナリオを特殊ルールを課された状態でクリアしないといけない高難易度のやり込みチャレンジ。潜在意識の森で契約を持ちかけてきた幽霊がまたもや契約を持ちかけてきました。

こちらでは時間のピースではなく、帽子などが報酬として貰えます。ただしクリアできたらの話ですが…。
課される特殊ルールは「定期的に水に入らないと体が燃えてヤケドする」「時間制限が設けられる」「ジャンプの回数に制限がかかる」「ボスが超絶強化される」など。それプラス、ボーナス項目というのもあってそちらも満たそうとするとさらに難しくなります(ボーナスが2つ設定されている際はクリアする回を分けてもOKなのは優しいですが)。
難しいとはいえ救済処置が無いわけではなく、何回も失敗したりやり直したりし続けるとポンを77個支払うことで難易度を緩和できるようになっています。緩和するとボーナスも全てクリアした扱いにしてくれますしここは有情。
こちらは超強化コックマフィアに勝った時点で折れてしまいました…。元々のコックマフィアも最初のステージのボスの癖に強かったというのもありますが、ぶっちゃけ強化版はCupheadのボスと並べてもいいと思えるレベルの難しさでした。
タイミングの読みにくい衝撃波と山なりに飛んでくる星型弾+上から降ってくる重りを同時に避けないといけないなど、ダッシュに無敵がないこのゲームではやり過ぎな気が。難しいのが好きな人はいいかもですが私はそうでも無いので…。
ただ、ギブアップした要因は難しさ以上にやり直す度に死ぬ演出とロードが挟まるのと幽霊に煽られるのがちょっと辛かったからです。難易度緩和以上に幽霊を黙らせるオプションが欲しい…。
こっちのDLCはまさに腕に自信があるプレイヤー求む!な難易度なのでプレイスキルMAXな方にオススメ。北極クルーズで苦戦しているようじゃデスウィッシュはもっと厳しいことを身をもって知ることができました。

次はDLC第2弾の「Nyakuza Metro」。こっちは新ステージのニャクザ・メトロと傘に貼るステッカーや新しい服やカラーが追加されます。
こちらの難易度は本編と同じぐらいでそんなに難しくありません。ニャクザ・メトロの暮らしを楽しむのがメインといった感じで、DLCがどちらかしか買えないならこっちの方が遊びやすくてオススメです。
ニャクザ・メトロは8ものシナリオ+タイムリフト(紫)×1が用意されているフリーマップ。シームレスに繋がったマップを走り回れるボリュームたっぷりのステージです。

このコースでは黒猫たちのサイバーパンクな街を探索し回れます。街中だけでなく駅の中や線路の上まで冒険できる範囲内。
ただしこの街にはニャクザのボスことネコの女帝が君臨していて、HatKidはそのソイツに時間のピースを奪われてしまう上に使いパシリまでさせられることになってしまいます。何故かこのゲームはマフィアとかヤクザとかのガラの悪い輩が出てきがち。
この街には4本の地下鉄が走っていますが、どれも巨大な猫が機関車がわりに客車を引っ張っているというビックリドッキリ鉄道です。電気代はかからなくてもエサ代がかかりそう…。
電車(ネコ車?)には飛びつくだけで屋根に乗ることができるので運んでもらったり・逆に轢かれないよう避けて進んだり。中には複数の車両を乗り継いだりする場面もあってスリリングです。
また、壁に貼られたステッカーを剥がして集めたり・売られている服や帽子やカラーを買ったり・食べ物を買って食べたりの寄り道要素も豊富。今まで溜め込んでいた2000ポンがなくなってしまうぐらい買えるものが多くて、ショッピングウォークをするのも楽しかったです。

特に食べ物はコメント含めて面白いので色々食べ回ってましたが、特定の組み合わせで買うとライフが増えるコンボが発生します。 おかげでさらに死ににくくなっています。
こちらのDLCはサイバーパンクな世界が好きな方や探索を楽しみたい方向け。難易度も優しめですし万人に勧められます。
A Hat in Time © 2019 Gears for Breakfast ApS. All Rights Reserved. Gears for Breakfast, the Gears for Breakfast Logo, A Hat in Time and the A Hat in Time logo are trademarks of Gears for Breakfast throughout the world.
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豪華客船が舞台になった「Seal the Deal」・治安の悪い街を走り回る「Nyakuza Metro」、どちらも追加された時間のピースを全て集める所まで遊びました。お値段は両方とも520円とお求めやすめな設定。
個人的にはNyakuza Metroの方が楽しかったのでオススメ。Seal the Dealは難易度高めなので腕に自信がある人向きかなと思います。
ちなみにA Hat in Time本編のレビューは↓の記事で書いています。
「A Hat in Time」を購入しました。少し前にe-shopでセールしていたのをチャンスだと思って買いました。ベヨネッタ3の合間にチマチマ進めていたのがようやく達成率100%に到達して一区切り。本作を一言でまとめると、能力付きの帽子を切り替えながら進めていく3Dマリオライクなアクションゲーム。プレイ時間は全ての砂時計を集めるまでで約15時間程度でした(有料DLC2種は未購入)。私が遊んだのはSwitch版だったので触れられていませ...
難易度高めのSeal the Deal

まずはDLC第1弾の「Seal the Deal」から。こちらは新ステージの北極クルーズと激ムズチャレンジのデスウィッシュがセットになっています。
こちらのDLCの特徴は高難易度であること。デスウィッシュは名前からしてもうヤバいのがわかるのですが、北極クルーズの方も大概難しかったです…。
北極クルーズはわずか3シナリオ+タイムリフト青×1と紫×1しかないステージ。ただしここだけでも値段以上のやりごたえは十分にありました。

第1幕「良い船旅を!」で船に乗る前から洗礼のごとく空中スライディングキャンセルからの壁つかまりを要求されたりするのでいきなりムズくない!?と思ってしまいました。船に乗ってからも11個に別れてしまった時間のピースを探して走り回ったりでコースに入ってからクリアするまで30分以上かかっています。
その後のシナリオもやたら難しくて、時間的にシビアなマルチタスクお使いをやらされたり・泳ぐと寒さのあまりダメージを受ける水の上の小さい足場を渡っていったりで大苦戦。ついでに紫リフトもアホみたいに難しくてここだけはアシストモードを頼らせていただきました…。
特にリテイクが多かったのが第2幕「整然とした船」のマルチタスクお使いでした。船長に手伝いしろと言われて船内の仕事を全て押し付けられるシナリオなのですが、まーじーでクリアできなさすぎて1時間ぐらいやり直してました…。
ここのお使いには時間制限があって、ノロノロやっていると船長の機嫌が悪くなっていき堪忍袋の緒が切れるとアウトというルールの元、船内全域を走り回ってポップした仕事をこなしていかないといけません。船自体も広いくせに真反対レベルで離れた場所に新タスクが現れたり平気でするので結構運次第な所もあります。
私がマルチタスク作業が苦手というのもあるとは思うのですが、船自体の構造も複雑で中々覚えられず辛かったです。一度甲板に出ないといけなかったりで部屋同士の繋がりがとてもわかりにくくなってます。
一応タスクが出ている場所まで案内してくれるマーカーが出るっちゃ出るのですが、あんまり役に立った気がしません。一番近い場所のものを示しているだけなので途中で新しく現れたタスクの方が近ければそっちに向いてしまったり・移動中に近づいた別のタスクの方に案内しだしたりで、結局自力で道を探す羽目に何回なったことか…。
船の中は豪華客船だけあって凄く豪華絢爛ではあるので客として過ごすのは楽しいです。でも仕事をやらされるとなるとやたら広い船内を走り回ることになって過酷。
もう1つの追加要素であるデスウィッシュは指定されたシナリオを特殊ルールを課された状態でクリアしないといけない高難易度のやり込みチャレンジ。潜在意識の森で契約を持ちかけてきた幽霊がまたもや契約を持ちかけてきました。

こちらでは時間のピースではなく、帽子などが報酬として貰えます。ただしクリアできたらの話ですが…。
課される特殊ルールは「定期的に水に入らないと体が燃えてヤケドする」「時間制限が設けられる」「ジャンプの回数に制限がかかる」「ボスが超絶強化される」など。それプラス、ボーナス項目というのもあってそちらも満たそうとするとさらに難しくなります(ボーナスが2つ設定されている際はクリアする回を分けてもOKなのは優しいですが)。
難しいとはいえ救済処置が無いわけではなく、何回も失敗したりやり直したりし続けるとポンを77個支払うことで難易度を緩和できるようになっています。緩和するとボーナスも全てクリアした扱いにしてくれますしここは有情。
こちらは超強化コックマフィアに勝った時点で折れてしまいました…。元々のコックマフィアも最初のステージのボスの癖に強かったというのもありますが、ぶっちゃけ強化版はCupheadのボスと並べてもいいと思えるレベルの難しさでした。
タイミングの読みにくい衝撃波と山なりに飛んでくる星型弾+上から降ってくる重りを同時に避けないといけないなど、ダッシュに無敵がないこのゲームではやり過ぎな気が。難しいのが好きな人はいいかもですが私はそうでも無いので…。
ただ、ギブアップした要因は難しさ以上にやり直す度に死ぬ演出とロードが挟まるのと幽霊に煽られるのがちょっと辛かったからです。難易度緩和以上に幽霊を黙らせるオプションが欲しい…。
こっちのDLCはまさに腕に自信があるプレイヤー求む!な難易度なのでプレイスキルMAXな方にオススメ。北極クルーズで苦戦しているようじゃデスウィッシュはもっと厳しいことを身をもって知ることができました。
サイバーパンクな街を冒険できるNyakuza Metro

次はDLC第2弾の「Nyakuza Metro」。こっちは新ステージのニャクザ・メトロと傘に貼るステッカーや新しい服やカラーが追加されます。
こちらの難易度は本編と同じぐらいでそんなに難しくありません。ニャクザ・メトロの暮らしを楽しむのがメインといった感じで、DLCがどちらかしか買えないならこっちの方が遊びやすくてオススメです。
ニャクザ・メトロは8ものシナリオ+タイムリフト(紫)×1が用意されているフリーマップ。シームレスに繋がったマップを走り回れるボリュームたっぷりのステージです。

このコースでは黒猫たちのサイバーパンクな街を探索し回れます。街中だけでなく駅の中や線路の上まで冒険できる範囲内。
ただしこの街にはニャクザのボスことネコの女帝が君臨していて、HatKidはそのソイツに時間のピースを奪われてしまう上に使いパシリまでさせられることになってしまいます。何故かこのゲームはマフィアとかヤクザとかのガラの悪い輩が出てきがち。
この街には4本の地下鉄が走っていますが、どれも巨大な猫が機関車がわりに客車を引っ張っているというビックリドッキリ鉄道です。電気代はかからなくてもエサ代がかかりそう…。
電車(ネコ車?)には飛びつくだけで屋根に乗ることができるので運んでもらったり・逆に轢かれないよう避けて進んだり。中には複数の車両を乗り継いだりする場面もあってスリリングです。
また、壁に貼られたステッカーを剥がして集めたり・売られている服や帽子やカラーを買ったり・食べ物を買って食べたりの寄り道要素も豊富。今まで溜め込んでいた2000ポンがなくなってしまうぐらい買えるものが多くて、ショッピングウォークをするのも楽しかったです。

特に食べ物はコメント含めて面白いので色々食べ回ってましたが、特定の組み合わせで買うとライフが増えるコンボが発生します。 おかげでさらに死ににくくなっています。
こちらのDLCはサイバーパンクな世界が好きな方や探索を楽しみたい方向け。難易度も優しめですし万人に勧められます。
A Hat in Time © 2019 Gears for Breakfast ApS. All Rights Reserved. Gears for Breakfast, the Gears for Breakfast Logo, A Hat in Time and the A Hat in Time logo are trademarks of Gears for Breakfast throughout the world.
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