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【Steam/Switch】『A Little to the Left』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2023/08/17
ゲーム感想&レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム Switchソフト パズル
『A Little to the Left』を購入しました。

少し前にe-shopでやっていたインディゲームセールで買って積んでいたものを崩しました。整理整頓がテーマのパズルゲームです。
本の表紙がグラデーションになるように並べたり・高さ順に並べたり、特に意味は無いけど一定のルールを決めて整頓したくなる事ってあると思うんです。本作はその「整頓したい欲」というのを満たしてくれる…かもしれません。
全ての☆を獲得するまで遊んで約5時間程だったのでボリューム自体は控えめ。お邪魔キャラとしての登場ですが猫もいます。

任天堂の公式オンラインストア。「A Little to the Left ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
・タイトル:A Little to the Left
・発売元:Secret Mode
・開発元:Max Inferno
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:
-Steam版:1700円(税込)
-Switch版:2470円(税込)
・発売日:
-Steam版:2022年11月9日
-Switch版:2022年11月10日
・ジャンル:パズルゲーム
・IARC:3+(3歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© 2022 Max Inferno Studio Inc. All rights reserved. Published and distributed by Secret Mode Limited. Secret Mode Limited is part of Sumo Group plc.
・公式サイト:
https://www.maxinferno.com/

どういう人にオススメ?
・整理整頓するのが好きな人!

良かった点
・わからない時はヒント機能から正解を見ることができるので詰まない
・正解が1つだけではない問題もあって色んなパターンを探すのが楽しい
・物を置いた時や動かした時の音がリラックスできる

賛否両論?点
・ヒント機能で教えてくれる答えは1種類のみでそれ以外の答えは自力で探す必要アリ
・自分が決めた整頓ルールとゲーム内の正解が一致しないとモヤっとする
・気まぐれに妨害してくる猫に対してちょっとイラつくかも

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




家の中を整理整頓して回る

本作では家の中の色んな物を整頓して回る様子をパズルの形で体験していくことになります。状況説明もなくストーリーも語られないものの、主人公が拘りの強い人物であることと猫を飼っていることだけはわかります。
収録問題数は80問。1問毎に整理する物も正解となる条件も変わりますが、文字による説明が一切ないのでルールについては察する必要があります。


でも画面を眺めているうちに「見栄えよくしたい」とか「線と線が繋がるように並べたい」とか「サイズ順に並べたい」等の要求が湧いてくるはず。その整頓したい欲が動力源にもヒントにもなるのが本作の特徴です。
ジャンルとしてはパターンを探すタイプのパズルゲームに分類できますが、本作において論理的思考はそこまで役立たなくて、直感とかセンスとかの感覚の方が重要になってきます。正解パターンはどれも見栄えがいいからという理由で作れるのものばかりで実用性に関しては蚊帳の外なので、深く考えた所で答えも意味も出てくることはないでしょう。
見た目からパターンを掴めないと完全にお手上げ…というわけでもなくて、物を正解となる位置に置いた時にキッチリ嵌ったり・リン♪やチーン♪という音がなるのを頼りに探していくことはできます。でもその時点で手探り確定になってしまうので、面倒であればヒント(という名の答え)を見てしまってもいいと思います。
ヒントは+ボタンで開くメニュー>ヒントから確認可能。鉛筆でぐしゃぐしゃと塗られたスケッチブックの上を消しゴムを走らせることで、正解となる配置を絵の形で見ることができます。

ヒントを見てもペナルティは無く普通のクリアと同じ扱いになるのでガンガン見ていっても大丈夫。ただし、ヒントで見れるのは1問につき1パターンのみで別解を探している時には使用できないので注意。
ヒントを見る以外に「レベルをスキップ」を選ぶことでその問題を解かずに次に進むこともできます。解けない問題があってもヒントかスキップに頼ることができるので詰むことはありません。
正解扱いになる配置に並び替えて★が表示されたらクリア。クリア時のカットインに星が2~3個表示される問題がいくつかありますが、これは正解になるパターンが複数あるよという意味です。
複数回答可能な問題は1つ解いた後に他のパターンを見いだせないか探してみるのもまた楽しいです。さっきは色順に並べたから今度は大きさ順に並べよう、といった感じに色々やってみたくなります。
メインモードの全ての問題をクリアした後もデイリー・タイディーという1日1問出題されるモードがあるので、日課として遊び続けることも可能です。このモードでは解いた問題数の積み重ねでおかたづけシールを貰うことができます。
Steam版の実績には「デイリー・タイディーを30回連続でクリアする」「デイリー・タイディーを50回クリアする」などの実績があって、コンプリートしようとすると最低でも100日かかるとのこと。実績ハンターには意外と厳しいゲーム…。

整理整頓は自分でルールを決めてやるから遊びの余地ができて楽しいというのがあって、マニュアル通りに配置しろって言われたら一気に業務感を感じるようになって楽しくなくなるもの。本作はパズルゲームとして作られているため明確な答えが用意されていて本質的には後者に近いのですが、あえてルールを提示しないのと複数の答えを受容することでプレイヤーが自分ルールで整理整頓していると錯覚できるように工夫されているのが良くできていると感じるポイントです。
特に序盤で出される問題はシンプルで思いつけるパターンも著しく制限されています。でもそのお陰でゲーム側の答えとプレイヤーが思いつくルールとが自然に一致することが多く直感的に進める事ができるので、実際に整理整頓しているような気持ちになれて楽しかったです。
しかし、後になるほど「整理整頓の楽しさ」が減っていって手探りで答えを探さないといけない問題が増えてきたように感じました。問題の内容が複雑化して何をすればいいのか分かりにくくなっていくほど自分で考えたパターンと正解が一致しないケースというのが増えてきて、結局は制作側が想定しているパターンを探しているだけなのを自覚できるようになってしまうのは難点です
それでも特定のパターンのみが正解扱いになる理由がストーリー上の都合でも主人公の性格でも何でもいいので説明されるなら良かったのですが、そういった理由付けは一切出てこないのでスッキリできないし納得もできないまま進むしかありません。解けたはずなのに「なんで?」としかならないのはパズルゲームとして考えると少し残念な所です。
個人的には序盤の方が自分で整理整頓している感を感じられてテーマ通りで好きだったので、無理に難易度を上げずにそのままのペースでいて欲しかったな…という感想です。中盤以降の問題は拘りの方向性がゲーム側と合わなければ考えれば考えるほどストレスが溜まる一方なので、わけわからん!と思った時はさっさとヒントを見るなりスキップするなりして次に進む事をオススメします。

そういった理由から本作は答えを探すことよりも並べる作業の方がメインであると私は思いました。制限時間や回数制限といった焦らせる要素は何もないので、気の向くままにのんびりと片付けに夢中になれます。
動かした物や置く場所によって音が変わるのもGood。紙ならパサッ、鉛筆ならカラン、金属ならキンッとかカンッ、と材質によって違う音が鳴るのが小気味良いです。
コントローラーの振動もいい演出だと思います。ただちょっと振動が強すぎるかな?と感じる時もあったので、オンオフだけでなくアナログに調節できると嬉しかった所。
ちなみに、Switch版では操作方法をボタン&スティックでの操作タッチ操作の2通りから選べます。個人的にはタッチ操作の方がやりやすくてオススメ。
最後になりましたが、猫がたまに邪魔してくるのも人によって好き嫌いが分かれるポイントかも。ただただ可愛いという意見もあれば、整頓中に邪魔されてムカつく・クリア後に綺麗にしたのをメチャクチャにされるのがムカつくという意見もわからなくはないので…。
途中で邪魔してくるといってもそこまで激しい妨害ではなくて、物を動かす手間が数回増える程度です。私は猫派というのもあってア-ネコチャンコマリマス!!と思いながらも可愛いしモフモフだしで許せてしまいました。
終盤では猫ちゃんを撫でたり全身ポーズを堪能できる問題も出題されます。でも飼い主に似て拘りが強いのか、撫で方にはコツが要る気難しにゃんこ…。



総評:ちまちまと整理整頓するのが楽しい作業ゲーム、でも用意された正解に納得できるかは別

「特に意味は無いけど本を高さ順で並べよう」「特に意味は無いけどシンメトリーに配置しよう」など、個人的な拘りと満足感を満たすための整理整頓をひたすらやっていくような作品。ちまちまと並び替える作業が楽しい良い作業ゲームです。
でも、問題が複雑になるのにつれて自分で法則性を見つけることよりも手探りでゲーム側が満足するパターンを見つける事が主目的として目立ってくるのが賛否が分かれるポイントだと思います。最初の方の問題では見つけやすい法則通りに並べればそれが正解になっているので直感というものが通用しますが、後になるほどやらせようとしている事自体が分かりにくく答えを見ても納得することができない問題というのが増えてきます。
個人的には好き寄りの作品ではありますが、プレイヤーと制作側の拘りの方針が一致しないとスッキリできないのも事実なので、拘りが強すぎる人やパズルと言うなら論理的なもの以外認めないという人にはオススメできかねます。正解のパターンを探してひたすら試行錯誤しまくるのが好きな人向けの作品です。
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