3秒でげーむおーばー。
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【マルチプラットフォーム】『超古代兵器ホリー』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2024/03/20
ゲーム感想&レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム Switchソフト PS5ソフト アクション
『超古代兵器ホリー』を購入しました。

更新間隔が空いてしまっていて申し訳ございません。今後も少し忙しくて更新できない期間がちょくちょくありそうです
本作も発売当日に購入していたのに中々触れずにいました。なお一度触れたら3時間程でクリアできたという。
兵器ガールのホリーちゃんに釣られて買ったはいいものの…イマイチもイマイチな作品でした。1周クリアしたらもういいやと思ってしまったのでおしまい。

任天堂の公式オンラインストア。「超古代兵器ホリー ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
数万年の時を経て眠りから覚めた超古代兵器ホリー。人類への復讐劇はここから始まる。
・タイトル:超古代兵器ホリー
・発売元:アクワイア / アニプレックス
・開発元:アクワイア
・対応ハード:
PC(Steam)/Switch/PS5/PS4 ※発売予定
・定価:1980円(税込)
・発売日:2024年3月8日
・ジャンル:ダンジョンクロウル
・IARC:7+(7歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© Aniplex Inc. ACQUIRE Corp. All rights reserved.
・公式サイト:
https://www.acquire.co.jp/holly/

どういう人にオススメ?
・地道な探索が好きな人!

良かった点
・やられても1階層だけ戻されるだけで最初からではないので優しめ

賛否両論?点
・攻撃が当てにくいなどで全体的に爽快感が少ない
・どんな相手も一撃必殺できる埋め潰しが強すぎてバランスブレイカー
・後半の階層は広い上に破壊不可能なブロックが多く配置されていて探索が面倒

備考
・Steam版は無料体験版あり
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)



古代兵器の女の子が地上を目指す


本作の主人公であるホリーは少女型の魔導兵器。力を恐れられダンジョンに封印されていましたが数万年の時を経て復活、勝手に生み出して捨てた人間への憎しみを糧に地上を目指します。
公式サイトとかスチルとかでは中々の殺戮っぷりを見せているホリーちゃんですが…ゲーム内ではそこまで強い印象はなかったです。公式サイトのストーリーを見ると長期間封印されていたせいでサビついてたみたい?

どんなゲームかというと、ダンジョン探索にちょっとだけディフェンス要素を混ぜた感じのアクションRPG。静止画だとシレン系ダンジョンRPGにも見える画面ですが、こう見えてアクションの比重が大きめでホリーも敵も360°動き回れます。
ダンジョンは全10階層から構成されていて、各フロアに1つの祭壇数個のゲートが配置されています。ホリーの力の源である祭壇を破壊されないように注意しつつ、全てのゲートを破壊できればその階層はクリア。
ゲートからはスレイヤーというモンスターが出現し祭壇を壊そうと近づいてきます。祭壇を狙ってくるのはスレイヤーのみで移動速度もめちゃ遅なので必死こいて守らなくても大丈夫ですが、辿り着かれると脆いのと壊された時点でやられた扱いになってしまうので守護意識は多少は必要です。
ダンジョンを構成しているブロックは破壊可能な物と破壊不可能な物の2種類が存在しています。上層階になるほど破壊不能ブロックが占める割合が増えて探索も面倒に。
ホリーの攻撃手段は魔法球を発射する遠距離攻撃手のムチで打ち付ける近距離攻撃、そして床を掘り削って嵌った敵を埋め潰す文字通りの必殺技の3つ。いずれも使うためには魔力が必要となっているので、祭壇や各所にあるオベリスクから適宜補給していかないと攻撃できなくなっちゃいます。

本作の目玉でもある埋め潰しについてですが、決まれば相手のHP関係なく一撃死させられるというトンデモナイ技。頑丈なスレイヤーも一撃で葬れるので使わないのはもはや縛りプレイです。
操作はZRで通常攻撃/Xで近距離攻撃と遠距離攻撃の切替/ZLで穴掘り・穴に向かってZLを押すと埋め潰し/Bでジャンプ/Rスティックで攻撃する方向の調整。ホリーちゃんの動く方向と攻撃する方向は別々に動かさないとダメで、ロックオン機能も無いため結構忙しいゲームです。
HPが無くなるか祭壇が壊されるとやられた扱いに。ただし、デスペナルティは一階層だけ戻されるのと魔石等のアイテムがロストするだけで最初からやり直しにはならない有情仕様
スキルツリーや記憶パーツによる強化はやられても保持されるので、戻されつつも少しずつ強化していけばクリアはできるはず。Steamだと「ローグライクアクション」のタグが付いていますが、スキルツリーも固定だし世間一般で言われているローグライクやローグライトの特徴には当てはまらないような…。
ザコ敵を倒すと魔石を、オレンジ色の鉱物が入ったブロックを壊すと宝石を、スレイヤーを倒すと魂石を落とします。これらのアイテムをコストにスキルツリーを解放していけます。

強化項目はホリーや祭壇のHP最大量アップ・攻撃力アップ・攻撃速度や移動速度のアップといったステータスの単純強化の他、通常攻撃のモーション強化・スレイヤーの位置感知・残りのゲートの数の表示といったシステム面の強化もあります。ツリーの下の方は魔石を消費してのHP回復です。
スキルツリーとは別に宝箱から「ホリーの記憶パーツ」というアイテムが出てくることがあって、これでもステータスが強化されます。オマケでホリーちゃんの独白も聞けます。

記憶パーツは一階層に1個配置されているっぽい?一度脱出に成功するとまた最下層からリスタートと相成ってスキルツリーは初期化されますが、こちらの強化は周回プレイ時も引き継がれる仕様。

とりあえず1周目をクリアして思った事を言うと、攻撃が当てにくく爽快感に欠けています。攻撃速度や移動速度は最初すっごい遅くても強化を繰り返せば早くなるのでいいのですが、攻撃の当てにくさと狙いにくさが変わらないのが辛いポイントです。
ホリーの攻撃の当たり判定が全体的に小さいのに加えて、遠距離攻撃がブロックの角に吸われたり・近距離攻撃も見た目は範囲広そうなのにほぼ正面の敵にしか当たらないし・穴掘りするにも動きながらだと空けたい所に空けるのが困難で、思い通りに攻撃できずちょっとだけイライラしてしまう事もありました。ツインスティックシューティングに慣れている人だと苦労しないかもですが、Rスティックで方向を調節しないといけないのも難しく感じた部分です。
それにホリーには無敵時間が無いので大量の敵に囲まれて殴られるとあっという間にHPを減らされてしまいます。しかも、遠距離攻撃はパワーアップしても貫通するようにはならないので最後まで一体ずつしか攻撃できませんし、近距離攻撃も見た目よりも判定が狭くてなぎ払える程ではないし、穴掘りも一撃必殺できるとはいえ1マスに一体ずつしか落とせないので、色んな意味でvs多人数が苦手で安牌を取ろうとすると狭い通路に逃げ込んで遠距離攻撃でちまちまと処理する事になってしまいがちでした。
ただし敵1体の戦闘力はどれも大したことがなく、ひたすら近づいて大振りな剣撃をしてくるだけのスケルトン、ひたすら近づいてくるだけで歩く速度も攻撃もトロいゴーレム、遠距離からマグマを設置してくるスライム、弾を吐いてくるドラゴン、スレイヤーの5種類のみ。攻撃パターンもザコ敵は1つの攻撃を繰り返すのみ・スレイヤーですら剣振り回し/衝撃波による遠距離攻撃/穴を埋めるだけしかしてこないので単純です。
実は本作で一番強い敵はスレイヤーでもなくドラゴンでもなくスライム。こいつの設置するマグマがかなりの時間残る上にちょっとでも踏むと即ハートを減らされる、しかも本体はゴーレムより硬く出現数もかなり多く移動しないのでホリーの方から近づいて倒しに行かないといけないという強敵。
敵はAIもあまり賢くなく、狭い通路に引きこもればご丁寧に正面から向かって来てくれますし、ひたすらホリーを狙い続けては途中のブロックに引っかかって動けなくなっていたりが頻繁に起こります。なんならスレイヤーも途中の破壊不可ブロックに引っかかって壁に向かって歩き続けているなんて事がありましたし、その様子を見る度におざなりだと感じてしまいます。
まあ敵がアホなのには穴に嵌めやすくて埋め潰しが簡単に発動できるという恩恵もあるので…。スレイヤーも後ろから近づいて穴を掘れば実質ステルスキルできるし楽勝で、結局芋りながらマグマを吐きまくるスライムの方が凶悪です。
暗いダンジョンでちまちまとブロックを削り・ちまちま敵を攻撃する地味な作業が続くせいでとにかく画面映えしない問題。個人的には兵器らしくホリーちゃんが敵を蹂躙する様子をもっと見せてほしかったし派手さも欲しかったです。
埋め潰しも効果自体は強力とはいえ見た目の派手さがそんなになので、どっちみち爽快感がないのは問題だと思います。上層階では敵の数も増えて何十体とか出てくるし、一気に敵を埋め潰すパワーアップがあるなら目の前の1×3~3×3の範囲で一気に穴を空けられるパワーアップもあって良かったと思うのです。

また、ダンジョンの造りも微妙でして、上層になるほど広くなるだけでなく破壊不可ブロックを置きまくられていて探索が面倒になっていきます。壁を壊せる所も独自性だと思うのにそれをゲーム側から封じてくるのはなんなんなん…。
破壊不可ブロックで囲まれた通路の入口を探すべく周りの破せるブロックを壊しまくる必要まで出てくるので、上層階になればなるほど地味な作業の時間が増えていきます。しかもブロックから敵やトラップが出てくる確率も上層階ほど上がる仕様のため、近距離攻撃で壁に張り付きながら削ろうとすると不意にダメージを受ける可能性も高くなるし、それを防ぐために厚いブロックの壁を遠距離攻撃でちまちまと削る羽目にもなりがち。
敵の方も層を進めるだけ色違いの硬いやつに入れ替わっていくので、ホリーの攻撃力を上げた所で倒すまでの手間は結局のところ最初も最後も体感ではほとんど変わりません。それにプラスしてダンジョンの造りの面倒さと敵の数が増していくので、強くなった感覚はあまり無いのにダルさは目に見えて増えていく一方で進める程にしんどくなっていくゲームです。
ホリーは力を取り戻しているはずなのに、プレイヤー視点だと面倒さの比重がどんどん増していくのはどうかと思います。オマケに通常攻撃を最大のレベル3までパワーアップすると3発目が強制溜め撃ちになって攻撃頻度が下がったぶん使い勝手が悪化したのが…貫通弾になるとか攻撃範囲が広くなるとかを期待してたのですが罠でした。

後ここは個人的にはそこまで気にはならなかったのですが、埋め潰しがぶっ壊れレベルで強いのも人によっては気になる部分かもしれません。通常攻撃よりも魔力を消費する量が多いとはいっても祭壇やオベリスクの近くにさえ行けば無限に回復できて・敵の足元を直接掘れば即座に嵌めれて特に頭を使う必要も無いローリスクハイリターンな必殺技となっています。
埋め潰しの凶悪さはシビアなゲームが好きな人ほどモヤモヤする所になってしまうかも。私は無双できるゲームが好きなのでめっちゃ強い攻撃があるのはむしろ歓迎でした。
というか埋め潰しがないと地味さが加速して今以上に低評価になっていたと思うんですよね…。ただ、無双目的のゲームとして評価した場合もレスポンスとか照準の合わせやすさとかをしっかり見直して欲しかったと思えてしまうので微妙なゲームという評価を覆せる程ではないです。
少なくともストアページの紹介文にある「緊迫感あふれる戦闘」「敵を落とし穴に誘い込む戦略性」の2つは存在しません。実際にあるのは「移動しつつ球を撃っていれば緊張もなく勝てる戦闘」と「敵の足元に穴を掘って無理やり埋め潰すゴリ押し性」です。
後はやたらと文字が小さいのも気になった所。ムービーにアラビア文字みたいな変な字幕を付けるよりも、日本語の表示を読みやすく調節すべきではと思いました。
ストーリーの方は超がつくほどアッサリしていて特に語りたい所も無く、ホリーちゃんの魅力を引き出せていたかというとこちらでも否です。葛藤するシーンとかを入れてくれたらエンディングの展開も納得できたのに、最初と最後しかカットシーンが無いので唐突過ぎという感想しか残りませんでした。



総評:とにかく爽快感が足りない!地味すぎ古代兵器ホリーちゃん

敵を埋めると一撃必殺!という所は良かったのですが、それ以外がとにかく地味でチマチマしていてお辛い作品でした。
埋め潰しを狙うにも1マスずつしか穴を掘れない上に掘りたい場所に照準を合わせにくく、通常攻撃に関しても遠距離攻撃も近距離攻撃もやたら当てにくくて爽快感が全く無いのです。フロアの構造も後半になるとやたら広いわ壊せないブロックだらけだわで探索するのが面倒になるしで、もう…。
アクワイアさんという割と大きめな会社が関わってこの出来というのはさすがに擁護不可能です。新参のインディーズスタジオが頑張って作ったとかなら仕方ないよねとも思えるのに、過去にフルプライスの作品をいくつか出していてゲーム作りのノウハウをそれなりに積んでいるだろう会社が出しているのも手を抜いたように見えてより残念だと感じてしまいます。
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