アニメ「レヱル・ロマネスク」を見た感想
今回はアニメ「レヱル・ロマネスク」の感想です。
駅メモ!とコラボしてたのでdアニメストアで視聴しました。1話5分ほどのショートアニメです。
ストーリーは「全国のレイルロオド達が舞台である御一夜市に集合して、祭りを盛り上げる+地元をアピールするために鉄道グッズを作る」というもの。
世界観自体は「まいてつ」というゲームが元になっていますが大元はR-18のPCゲーです。その後に全年齢版のPure Stationや続編にあたるLastRun!!が発売されています。
原作未プレイ勢の感想なので、その点はご了承ください
一言で言うと、「キャラが可愛いけど内容が薄い」という感想。
まずは良かったと思える点を。
キャラクター達はとても可愛らしいです。9人のメインキャラがいるのですが、みんな少女の姿をしている一方で個性豊かです。
責任感が強く自らリーダーに立候補したすずしろ、サボり魔で虫が大好きなりいこ、幼い見た目でのんびり屋のいよ、お淑やかなお嬢様の汽子、熱血なボクっ娘の紅、中性的で演劇役者のような振る舞いのラン、静かで強く出ることの少ないしろがね、肝っ玉母さんのかかあ、中国出身外国人枠の西瓜の9人。全員レイルロオドと呼ばれるアンドロイドです。
個人的に好きなのはランといよ。ランはカッコイイししろがねに丁寧に接する所が好き。いよはりいこに振り回されている姿が可愛い。
各々が提案する鉄道グッズも地元の名産品(紅なら鹿児島出身なので薩摩切子など)が取り入れられており、現実にありそうなグッズなのも面白い点。
鉄オタの必須元素である鉄分もそれなりにあります。車両そのものはあまり出てきませんが、元ネタ車両の部品をモチーフにしたグッズなどが登場。
各キャラクターもモチーフになった鉄道車両が存在しており、同じく電車がモデルになっているキャラクターが出てくる駅メモとはコラボすべくしてコラボした感じはあります。
ただ、なぜ駅メモコラボでランとしろがねが抜擢されたのかはアニメを見ても謎のままでした。アニメで1番先に出番が回ってくるのはいよ・りいこコンビですし、公式サイトのイラストだとこの2人は1番目立ちにくい場所にいるんですよね。
後から追加して全員揃えるつもりなのか、ただ単に関東近くにスポットを固めるために高崎(高嵜)出身のランとコンビのしろがねを出した感じなのか。
ここから先は残念な点をあげていきます。申し訳ないですが、こちらの方が多くなってしまいました…。
可愛いキャラが多いのはいいこと…と言いたい所ですが、やはり5分間で12話しかないアニメでメインキャラが9人は多すぎ。そのせいで話がかなり駆け足かつ薄いです。
内容もキャラが案を上げる⇒すずしろやパートナーがアドバイスする⇒商品を思いつく、という流れがすずしろ以外の8人分繰り返されるので話ごとの代わり映えがほとんどないです。たまーに出てくる日常パートは好きですが内容があるかと言うと…。
また、2人1組のチームを組んで動いているせいでチーム内でしか話が盛り上がらず、一番のメインキャラであるはずのすずしろの影が薄いのが残念。もっと色んな組み合わせも見たかったし、公式サイトに書いてあるすずしろが女優に抜擢された話とかも見たかった。
それに加えて、アニメだけだと説明不足な点が多いんですよね…全話見ても出てくるキャラクターは全員人間ではないこと・お祭りの為に御一夜市という町に集まっていること・鉄道を盛り上げたいと思っている、ということしかわからないです。
また、地域名がモデルになった町から変更されている(御一夜市⇒熊本県人吉市…etc)ので、誰がどこの出身なのかわかりにくいです。特産品を出されて何となくわかる感じ。
視聴者がまいてつの世界観を理解している前提で話が進んでいくので、とりあえず原作を遊ぶかネットサーフィンして知識をつけてからでないとよく分からないまま終わります。
一方で、原作ファンなら楽しめるかと言うとそうでも無いようです。というのも、今作はアニメオリジナルのキャラしか出てこないという謎采配をかましているからです。
原作に出てくるキャラクターはメインヒロインだったハチロク含め全く出てこない…訳では無いのですが絵や空想に出てくるぐらいでセリフは無いです。なので、未プレイ勢は「ハチロクとれいなは誰?」となり、既プレイ勢は「原作キャラ出てこんのかい!」と思うはず。
原作ゲームの販売促進として考えても、アニメだけでは世界観がわかりにくい上にアニメとゲームで出てくるキャラが全く違う以上、レヱルロマネスクのキャラが好きな人がまいてつを遊ぶように仕向けてもなさそうなので微妙。
いっそハチロクとれいなには一切触れずに新規キャラだけ出すか、ガッツリ原作に寄せてハチロク達メインでいくかどちらかにして欲しかったです。
話は変わりますが、駅メモとコラボしている元エロゲには「ノラと皇女と野良猫ハート」もありますね。そちらも5分間アニメがあり内容もぶっ飛びギャグで面白いです。
ノラととの感想になりますが、ただ唯一の難点はキャラの服装が軒並み胸袋なのが気になる点でした…でかい胸がダメなんじゃない、乳袋が気に食わないんだ。キャラそのものや駅メモの制服姿は好きだよ。
レヱル・ロマネスクはセクシー要素も11話の入浴シーンぐらいしかないんで見やすかったですが、そもそもの内容が薄いのでなんとも…。
キャラもノラととの方は原作キャラが全員出てくるのに対して、レヱル・ロマネスクは原作キャラ達は絵や空想ぐらいでしか出てきませんでしたし…同じ5分アニメ1クールなのに濃さに差がありすぎ…。
総評は「世界観や設定は良さげなのに内容が薄すぎてもったいないアニメ」でした。2期もやるそうなので良くなっているといいなー。
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駅メモ!とコラボしてたのでdアニメストアで視聴しました。1話5分ほどのショートアニメです。
本日15時より「レヱル・ロマネスク×駅メモ!シリーズ」コラボが開始しました✨
— 駅メモ!公式 (@ekimemo) May 13, 2021
SLにゆかりのある駅を巡るスタンプラリーのほか、コラボでんこが入手できるガチャも同時開催─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
詳細はゲーム内お知らせよりご確認ください♪#駅メモ #レヱル・ロマネスク pic.twitter.com/ra6Ij6enut
ストーリーは「全国のレイルロオド達が舞台である御一夜市に集合して、祭りを盛り上げる+地元をアピールするために鉄道グッズを作る」というもの。
世界観自体は「まいてつ」というゲームが元になっていますが大元はR-18のPCゲーです。その後に全年齢版のPure Stationや続編にあたるLastRun!!が発売されています。
原作未プレイ勢の感想なので、その点はご了承ください

一言で言うと、「キャラが可愛いけど内容が薄い」という感想。
まずは良かったと思える点を。
キャラクター達はとても可愛らしいです。9人のメインキャラがいるのですが、みんな少女の姿をしている一方で個性豊かです。
責任感が強く自らリーダーに立候補したすずしろ、サボり魔で虫が大好きなりいこ、幼い見た目でのんびり屋のいよ、お淑やかなお嬢様の汽子、熱血なボクっ娘の紅、中性的で演劇役者のような振る舞いのラン、静かで強く出ることの少ないしろがね、肝っ玉母さんのかかあ、中国出身外国人枠の西瓜の9人。全員レイルロオドと呼ばれるアンドロイドです。
個人的に好きなのはランといよ。ランはカッコイイししろがねに丁寧に接する所が好き。いよはりいこに振り回されている姿が可愛い。
各々が提案する鉄道グッズも地元の名産品(紅なら鹿児島出身なので薩摩切子など)が取り入れられており、現実にありそうなグッズなのも面白い点。
鉄オタの必須元素である鉄分もそれなりにあります。車両そのものはあまり出てきませんが、元ネタ車両の部品をモチーフにしたグッズなどが登場。
各キャラクターもモチーフになった鉄道車両が存在しており、同じく電車がモデルになっているキャラクターが出てくる駅メモとはコラボすべくしてコラボした感じはあります。
ただ、なぜ駅メモコラボでランとしろがねが抜擢されたのかはアニメを見ても謎のままでした。アニメで1番先に出番が回ってくるのはいよ・りいこコンビですし、公式サイトのイラストだとこの2人は1番目立ちにくい場所にいるんですよね。
後から追加して全員揃えるつもりなのか、ただ単に関東近くにスポットを固めるために高崎(高嵜)出身のランとコンビのしろがねを出した感じなのか。
ここから先は残念な点をあげていきます。申し訳ないですが、こちらの方が多くなってしまいました…。
可愛いキャラが多いのはいいこと…と言いたい所ですが、やはり5分間で12話しかないアニメでメインキャラが9人は多すぎ。そのせいで話がかなり駆け足かつ薄いです。
内容もキャラが案を上げる⇒すずしろやパートナーがアドバイスする⇒商品を思いつく、という流れがすずしろ以外の8人分繰り返されるので話ごとの代わり映えがほとんどないです。たまーに出てくる日常パートは好きですが内容があるかと言うと…。
また、2人1組のチームを組んで動いているせいでチーム内でしか話が盛り上がらず、一番のメインキャラであるはずのすずしろの影が薄いのが残念。もっと色んな組み合わせも見たかったし、公式サイトに書いてあるすずしろが女優に抜擢された話とかも見たかった。
それに加えて、アニメだけだと説明不足な点が多いんですよね…全話見ても出てくるキャラクターは全員人間ではないこと・お祭りの為に御一夜市という町に集まっていること・鉄道を盛り上げたいと思っている、ということしかわからないです。
また、地域名がモデルになった町から変更されている(御一夜市⇒熊本県人吉市…etc)ので、誰がどこの出身なのかわかりにくいです。特産品を出されて何となくわかる感じ。
視聴者がまいてつの世界観を理解している前提で話が進んでいくので、とりあえず原作を遊ぶかネットサーフィンして知識をつけてからでないとよく分からないまま終わります。
一方で、原作ファンなら楽しめるかと言うとそうでも無いようです。というのも、今作はアニメオリジナルのキャラしか出てこないという謎采配をかましているからです。
原作に出てくるキャラクターはメインヒロインだったハチロク含め全く出てこない…訳では無いのですが絵や空想に出てくるぐらいでセリフは無いです。なので、未プレイ勢は「ハチロクとれいなは誰?」となり、既プレイ勢は「原作キャラ出てこんのかい!」と思うはず。
原作ゲームの販売促進として考えても、アニメだけでは世界観がわかりにくい上にアニメとゲームで出てくるキャラが全く違う以上、レヱルロマネスクのキャラが好きな人がまいてつを遊ぶように仕向けてもなさそうなので微妙。
いっそハチロクとれいなには一切触れずに新規キャラだけ出すか、ガッツリ原作に寄せてハチロク達メインでいくかどちらかにして欲しかったです。
話は変わりますが、駅メモとコラボしている元エロゲには「ノラと皇女と野良猫ハート」もありますね。そちらも5分間アニメがあり内容もぶっ飛びギャグで面白いです。
ノラととの感想になりますが、ただ唯一の難点はキャラの服装が軒並み胸袋なのが気になる点でした…でかい胸がダメなんじゃない、乳袋が気に食わないんだ。キャラそのものや駅メモの制服姿は好きだよ。
レヱル・ロマネスクはセクシー要素も11話の入浴シーンぐらいしかないんで見やすかったですが、そもそもの内容が薄いのでなんとも…。
キャラもノラととの方は原作キャラが全員出てくるのに対して、レヱル・ロマネスクは原作キャラ達は絵や空想ぐらいでしか出てきませんでしたし…同じ5分アニメ1クールなのに濃さに差がありすぎ…。
総評は「世界観や設定は良さげなのに内容が薄すぎてもったいないアニメ」でした。2期もやるそうなので良くなっているといいなー。
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