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【Steam/Switch】『どこかで見た“あのゲー”ムたちを棒人間で作ってみたけれど、果たしてあなたはクリアできるのか?』を遊んだ感想&レビュー

2023/07/24
ゲーム感想&レビュー 0
PCゲーム Steamゲーム Switchソフト パズル
『どこかで見た“あのゲー”ムたちを棒人間で作ってみたけれど、果たしてあなたはクリアできるのか?』を購入しました。

ピンを抜いて宝物をゲットするパズルや色が着いた水を移してソートするパズルなど、スマホアプリの広告で見たことがある“例の”ゲームを“実際に” “じっくり”遊ぶことができる作品です。長いタイトルも目を引きますが、中身の方もかなりの吸引力。
広告のミニゲームを見て面白そうと思ったからダウンロードしたのに、いざ起動してみたら全く違うゲームが始まるなんて事が普通にあるのがスマホ広告の闇。『ヒー○ーウ○ーズ』『ホー○スケ○プ』『フ○ッシュ○ム』辺りの常習犯が偽広告を濫造しているとはわかってはいても、一度騙されると他のも全部怪しく見えてどのアプリもダウンロードしたくなくなります…プレイヤー側の期待を裏切るだけでなく真っ当に宣伝している他のアプリにとっても害悪極まりないので偽広告は法で規制すべきだと私は思います。
本作はPVに映っているゲームをちゃんと遊べますし・買い切りである代わりにゲーム内広告もない良ゲーです。全ミニゲームの全ステージを遊び終えた時のプレイ時間は約7時間でした。

任天堂の公式オンラインストア。「どこかで見た"あのゲー"ムたちを棒人間で作ってみたけれど、果たしてあなたはクリアできるのか? ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
・タイトル:
どこかで見た“あのゲー”ムたちを棒人間で作ってみたけれど、果たしてあなたはクリアできるのか?
・発売元:ディースリー・パブリッシャー
・開発元:MONKEY CRAFT
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:1111円(税込)
・発売日:2023年7月20日
・ジャンル:ミニゲーム集
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:©2023 D3PUBLISHER
・公式サイト
https://www.d3p.co.jp/anoge/

どういう人にオススメ?
・広告に出てくる例のミニゲームを遊びたい人!

良かった点
・広告で見たことあるゲームをめいっぱい楽しめる
・ネームプレートや称号やオンラインランキングなどやり込み関係のオマケ要素もある
・ミニゲーム以外の部分にも見たことがあったり聞いたことがある要素が出てくるコンセプトの一貫性

賛否両論?点
・実際に遊んでみると思っていたより飽きが早く来るゲームが多い
・一部のゲームは操作性に難があり誤操作しやすい
・ステージクリアから次の問題に挑戦するまでのテンポが良くない

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




5種類の“あのゲー”を実際に遊べる

本作で遊べるミニゲームは5本ありますが、どのミニゲームも内容自体はハイパーカジュアルゲームそのものなので飽きてくるのは早かったです。なので1111円を出してまで遊ぶ価値があるかどうかは人それぞれといった所。
個人的にはゲームの内容が楽しいどうこうよりも、「広告でよく見かけるゲーム」というミーム化した概念を1作の作品にした所が面白い部分だと思います。言ってしまえば話題性に全力な作品で、元ネタの広告を知らなければ単なる微妙なミニゲーム集という感想にしかならない可能性大。
でも、スマホでYouTubeや無料ゲームアプリを使う人なら絶対と言っていいほど見たことがあるゲームばかりなので、面白いと思うかはさておいて元ネタが全然わからん…という人はそう多く無いはず。ここからは本作に収録されているミニゲームについて1つずつ紹介していきます。

1つ目のゲームはピンぬき。あのゲーナンバーワンの知名度を誇るアレです。

敵を殲滅するか・棒人間くんを宝まで辿り付かせればクリア。一見簡単そうに見えてピンを抜く順番やタイミングに悩む時も。
収録ミニゲームの中で最も問題数が多いのはコレ。問題数も多ければ、ギミックや敵の種類も多くてやりごたえも一番あります
タッチ操作だと抜きたいピンの近くにある別のピンを間違って抜く事故が多発するのでボタン操作がオススメ。後は窪みに溶岩を流し込んで水で固めて道を作るステージでは疑惑の判定で棒人間くんが段差を越えられずミス扱いになったりすることもありましたが、それ以外は概ね満足できました。
このタイプの広告を出している(いた)のがこの記事のイントロで挙げた3つの指名手配アプリ全部。特に有名なのが『ヒー○ーウ○ーズ』のやつで、広告はバンバン流れてくるのにアプリ内にはピンぬきゲームが入っていなかったせいで一時期「広告の中にしか存在しない幻のゲーム」扱いされていました(現在はボーナスミニゲームとして少しだけ遊べるようになったらしい)。

2つ目のゲームはすうじタワー。棒人間くんの数字よりも少ない数値の敵を倒してレベルアップしていく算数ゲーム。

こちらも大多数の人が見たことがあるかと。最初の方は足し算引き算だけなせいであまりにも簡単でしたが、後半にはかけ算や割り算も出てくるようになって意外と難しかったです。
左側にある塔から順番に制圧しないといけないので、マイナス効果があるアイテムも取っていかないといけないという仕組み。特に割り算とかけ算は取る順番が少し前後するだけでも最終的な数値が大きく変わってくるのでめっちゃ悩みました。
このタイプの広告を出していたのが『ヒー○ーウ○ーズ』(またお前か)です。このアプリの実情はピンぬきと同じですので省略して次のゲームの紹介に行きます。

3つ目のゲームはカラーわけ。色の着いた水を移し替えて、1本の試験管を同じ色のみで満たすパズルです。

ルールは超シンプルで、追加要素も色が増えていくだけなのですが個人的には好き。こう見えて適当にやると失敗するぐらいにはパズルしています。
一番上にある色しか移し替えれないのと、既に水が入っている試験管には同色の水しか移し替えれず、移し替えた時に溢れてしまう量の時も移せないというのが悩めるポイント。順番を間違えるとすぐ手詰まりになるステージも少なくはないです。
この広告を出しているアプリは中身と広告が一致しているだけ良心的な部類と言えなくもないかも。なおゲーム内広告の頻度。

4つ目のゲームはクルマだし。駐車場にある車をスライドパズルの要領で追い出していくパズルです。

車のサイズには3種類のバリエーションがあって、こちらも難易度がそこそこあります。ただし、車が多くなってくるとタッチ操作どころかボタン操作でも目的の車を選びにくくなるなど操作面に難アリ。
後は途中からヤンキーくんという一度でも車をぶつけてしまうとアウトになるお邪魔キャラが出てくるようになるのが良くないと思いました。そこそこ時間がかかるパズルの中に一度の失敗で最初からやり直しになるアクション要素を入れてくるのはNG。
操作性が良くてヤンキーくんさえいなかったら多分一番好きになれたであろうゲームです。このタイプの広告を見た記憶があまりないのですが、これは普通に探してみたくなりました。

最後となる5つ目のゲームがマネーあつめ。道に落ちているお金を拾って物理的に足場にすることで壁を乗り越えていきます。

このゲームが一番アクション性が強いゲームで、評価基準も残り制限時間ではなく最後に残ったお金の量になっています。壁に当たるとすごい勢いでお金を減らされてしまうので、お金を使う所ではしっかり使わないといけません。
評価が結構シビアで、☆3評価を狙うなら使う量はほぼ最低限に留めた上で落ちているお金もほぼ全て回収する前提で設定されています。Aボタンを押すだけの簡単操作ですが、これも中々に面白いゲームでした。
ただし、運次第でお金を増やしたり減らしたりするゲートが出てくるステージもあって、そういうステージだと上手く増えてくれるまでひたすらリスタートするだけの運ゲーになるのはどうかと思いました。確実に増えるゲートと確実に減ってしまうゲートの2種類だけで良かった気がします。
これの元ネタはV○od○oという会社が出している『階段ダッシュ!』や『人生ダッシュ』辺り?V○od○oさんのゲームは単純ながらも変わったものが多くて結構好き。

公式サイトには「合計250ステージ収録!」と書かれているので1ゲームにつき50ステージあるものだと期待したくなりますが、実際にはミニゲーム毎に問題数に偏りがあるので求めているものが長く遊べるとは限らない点は注意。ピンぬきは100問収録されている一方で、すうじタワーカラーわけ50問クルマだしマネーあつめ25問と結構な差があります。
一時期マジの幻扱いされていたピンぬきとすうじタワーの問題数が多いのは個人的には普通にアリ。今では幻という程ではなくなっていますが、まだまだ見かける機会が多くて困惑と注目を引いているあのゲー界のアイドルですし。

ちょっとしたやり込み要素があったり、ゲーム以外にも見覚えがある所アリ


ステージ数だけ見るとちょっと少ないかも…と思うかもですが、やり込み勢向けの要素に評価制度やミッションやオンラインランキングがあるので遊ぼうと思えば結構遊べます。デイリーミッションやデイリーガシャもあるので、一気にやり切ってしまうよりかは気が向いた時にちょくちょく進める遊び方の方がいいかもしれません。
評価についてはマネーあつめ以外ではクリアタイム・マネーあつめのみ最後に残ったお金の量で決まります。全ステージで☆3評価を取ろうとすると、マネーあつめ>クルマだし>ピンぬき=すうじタワー>カラーわけの順番で難しくなる印象です。
ステージを次々進めようとするとテンポが悪いのがマイナス点。クリアの星が付けられる演出→ステージセレクト画面に戻る→次のステージを選択するという流れを毎回踏まないといかないので、そのまま「次のステージに進む」や「もう一度遊ぶ」を選べたら嬉しかったです。
途中でリトライする時は+ボタンでポーズメニューを出す>リトライを選ぶだけなので高速。☆3狙いの時は無理だと思ったら途中でバンバンやり直してました。
「ランキングにチャレンジ」モードで遊ぶには各ゲームで全てのステージをクリアするのが条件になっています。ピンぬきを全てクリアするとピンぬきのランキングモードのみが解禁されるといった感じ。
ランキングにチャレンジモードではかんたんふつうむずかしいの難易度が用意されていて、3ステージを連続でクリアした時のタイムかスコアを他プレイヤーと比べられます。全ゲーム全ステージクリアで「ぜんぶミックス」(全てのミニゲームからランダムに出題されるモード)も遊べるように。
「ミッション」の方はクリアしたステージの数や星の数を増やすもの以外にも、「ピンぬきのステージ100で敵を2体残してクリアする」「すうじタワーのステージ25で数字を777にしてクリアする」など狙わないと達成できないものも存在。ミッションをクリアするとガシャを回すのに必要なコインや限定のネームプレートや称号が報酬として貰えます。

最後に、「どこかで見たことがある」というテーマが反映されているのはミニゲームだけではありません。オマケ要素や細かい所にも見た事あると感じる所が多数存在しています
その1つがゲーム内通貨で回せるガシャとそこから排出されるネームプレートと称号。前と後の2つの称号を組み合わせられるし、これなんてスプラ3。
設定しているネームプレートと称号はオンラインランキングで他の人からも見えるようになるので、こだわり甲斐もなくはないです。後はバッジがあれば完璧でしたね。
BGMやSEにもフリー音源がふんだんに使用されていてどこかで聞いたことがある音だらけな所も伝わる人には伝わるポイントです。特にYouTubeのゲーム実況動画を見ている人にとってはお馴染みの曲や効果音がたくさん出てきます。
一例を挙げると、タイトル画面で流れる曲は「夏はsummer!!」ですし、ピン抜きゲームで主人公がやられた時の悲鳴は効果音ラボ様で配布されている「男性の悲鳴」というSEです。どちらも聞き覚えがありすぎて少し笑ってしまいました。
発想と目の付け所がユニークであること以外に、作品全体のコンセプトの突き抜け具合も評価点。ここまで来ると操作性やテンポの悪さも原作(?)再現だったりするのでは…とまで思えてきます。



総評:一部の人にとっては待望の作品?気になっていた例のアレを堪能できるミニゲーム集

広告でよく見かけるけど実際には遊ぶことができなかったり・遊べてもオマケ扱いで僅かな時間しかプレイできなかった謎のミニゲームをめいっぱい堪能できる作品です。
ゲーム内で広告が流れたりしないし・発売しているのが有名どころで信頼もできるしで、本当に遊べるかすらわからない怪しいアプリをDLするよりかは本作に1111円出した方が安心かつ満足できるはず。ある意味で待ち望まれていた作品ではある一方で、SwitchとPCでの発売なので結局スマホでは遊べないのが皮肉な気もしますが。
有料DLCで他のあのゲーを追加してくれると嬉しいかもなんて思ったりも。「チンピラからマフィアの王に成り上がるゲーム」とか「線を引いて犬や子どもを守るゲーム」とか「凍えている親子に正解のアイテムを渡して助けるゲーム」とか「数字の書かれた球をくっつけて大きくするゲーム」とか。
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