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【マルチプラットフォーム】バグ・フェイブルズ レビュー

2022/04/02
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Steamゲーム GOGゲーム PCゲーム PS4ソフト Switchソフト XboxONEソフト RPG レビュー
「バグ・フェイブルズ ~ムシたちとえいえんの若木~」を購入しました。

ジェネリックペパマリと話題になったこともあって気になっていた作品。ペーパーマリオと言っても最近の作品ではなく「マリオストーリー」が元となっています。
個人的にはオリガミキングとかよりもペパマリRPG以前のシステムの方が断然好き。本家も元の方向性に戻ってきて欲しい…。
プレイ時間はエンディングまでは25時間程でした。サブクエストまで含めると40時間以上遊べます。

・タイトル:バグ・フェイブルズ ~ムシたちとえいえんの若木~
・発売元:DANGEN Entertainment
・開発元:Moonsprout Games
・対応ハード:
PC(Steam/GOG)/PS4/Switch/XboxOne
・定価:
-PC版:2050円(税込)
-PS4/Switch版:2750円(税込)
-XboxOne版:2900円(税込)
・発売日:
-PC版:2019年11月21日
-PS4/Switch/XboxOne版:2020年5月28日
・ジャンル:RPG
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
DANGEN ENTERTAINMENT is a trademark of Dangen Entertainment.
Copyright © 2020 Dangen Entertainment. All rights reserved.
・公式サイト:
https://bugfables.dangenentertainment.com/

どういう人にオススメ?
・マリオストーリーが好きな人!
・RPGが好きな人!

良かった点
・昆虫たちはデフォルメされた可愛いデザインながらも生態がキャラクターや世界観にちゃんと落とし込まれている
・マリオストーリーを細かい所までリスペクトしていて懐かしい気持ちになる
・戦闘システムはペパマリほぼそのものながら交代コマンドが重要な仕様になっている
・図鑑に載せた敵を戦わせるカードゲームがあるので図鑑埋めのモチベが湧きやすい

賛否両論?点
・レベル上限が27と低い所までマリオストーリーリスペクト
・一部のバッジの説明が間違っている

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




紙のような質感でできた昆虫達の世界を冒険


どことなく紙というかダンボールっぽい質感の地形やキャラクターが見た目からマリオストーリーっぽさを醸し出しています。エリア移動用通路の側面模様なんかはまんまマリストです。
世界観やストーリーはしっかりオリジナルのものが用意されており、端的に言うとカブトムシのカブミツバチのヴィーガのリーフの3匹がヘビのあぎと隊というチームを組んで各地に隠された秘宝を見つける、というもの。
最近のペーパーマリオシリーズみたいに紙そのものが命を持った世界ではなく、あくまでもカブたちの冒険譚を紙のようなグラフィックで表現している形式です。そこら辺もマリオストーリーっぽい。
3匹はフィールドでできることも戦闘でできることも違っていて、謎解きも彼らの能力を活用して解いていく物がほとんどとなっています。
カブは角で突いたりダッシュしたり穴を掘ったりの近距離攻撃担当ヴィーはブーメランを投げたり飛んだりで遠距離攻撃担当リーフは水や敵を凍らせたりと氷魔法担当。ストーリーを進めるとできることがどんどんと増えていきます。
リーフの魔法で凍らせた水をカブの突き上げで移動させたり・ヴィーがカブをぶら下げたまま飛んで運んだり・戦闘中に協力技を使ったりなどの合わせ技も多いです。
キャラクターとしても、真面目だけど好きなキャラのぬいぐるみを欲しがったりするカブとか、強気で目上のムシにも歯に衣着せずだけど時々デレるヴィーとか、ニヒルな物言いが多い一方で意外と大食いなリーフという個性的な3匹の掛け合いも面白くて好き。特にヴィーが(>_<)みたいな顔でじたばたする様子が可愛くて好き。
フィールドでXボタンを押すとその場所に応じたおしゃべりをしたり、ランドマークを調べることでも会話があったりで、色々調べてみるのも楽しかったです。
海外産のゲームでセリフ量が多いのにも関わらず、翻訳の制度は非常に高く読んでて違和感を感じるポイントはありませんでした。ちょっとひらがなが多すぎるとは思いましたが、小さな子でも遊びやすいという意味では悪い所ではありませんし。

本作に登場するキャラクターはほとんどが昆虫でアリやハチなど本当に色んな虫が登場しますが、どの種族も可愛らしくデフォルメされたデザインなのでリアルの虫が苦手な人も大丈夫だと思います。
彼らの暮らしや得意なこともリアル昆虫達の生態をキャラクターに落とし込んだものとなっているのも個人的には好きです。例えば、王国を作っているのがどれもアリやハチと言ったいわゆる社会性昆虫に分類される種類だったり・カブトムシのカブが穴掘りが得意だったり…etc。
昆虫達は大きくカテゴライズされて特定の街に固まって住んでいますが、ハチ系住民たちの中にはミツバチ以外にもハナマルバチっぽい子がいたりと住民の見た目のバリエーションというか種族というかも豊富。たぶん制作陣は大の昆虫好き。
ペパマリシリーズと言うとブラックな小ネタが多いシリーズという印象もありますが、本作に関しては黒いネタはそこまで多くなくてマリオストーリーと同程度です。
ダークだと思ったのはリーフの正体と研究室ぐらい(ネタバレ注意)。

アクションコマンドなども再現された戦闘システム


戦闘システムについてもペーパーマリオシリーズから輸入されたものがめいっぱい採用されています
HPやMPの他にBPというポイントを使ってステータスを伸ばしたり新しい技を覚えたりするバッジシステム、技を選んだ後にミニゲームを成功させないと威力が下がるアクションコマンド、敵の攻撃に合わせてボタンを押すことでガードするジャストガード、レベルアップ時はHP/MP/BPから1つ選んで上限を上げられる所など、ほぼペーパーマリオそのものと言っても過言では無いほどに仕様が再現されています
HPは3匹それぞれに設定されていて・MPやBPは共通となっているのはマリオストーリーよりもペーパーマリオRPGっぽい要素。後衛にも普通に攻撃が飛んでくる所や「しらべる」コマンドにもアクションがある所とかも。
戦闘において本作独自と言える要素は、メンバーが3人いること・先頭にいるメンバーの攻撃力が1高くなること・レベルアップ時のステータス上昇が3刻みであること・アクションコマンドのテンポが早い(本家だと「ピッ…ピッ…ピッ…ピーン!」なのが今作だと「ピッピッピッピーン!」みたいな感じ)こと辺り。
プラス、飛んでいる敵はヴィーがブーメランをぶつけて落としてからでないとカブやリーフが攻撃できなかったり・潜っている敵にはリーフの氷柱で突き上げる必要があったりなど、3匹の得意分野が明確に決められていて「ターンをゆずる」が戦略において重要なコマンドになっているのは本家とは大きく違う所です。
交代することで1キャラが他のキャラの代わりに複数回行動することもできる(ただし連続行動の度に攻撃力が1ずつ下がる仕様)ので、相手の行動や特性に合わせて交代することで戦いやすくもできます。

素の難易度はマリオストーリーより少しやられやすいぐらいで蘇生アイテムも簡単に買えるしでそこまで高くはありませんが、ストーリーの最序盤で貰えてBP0で付けられるハードモードというバッジを身につけると敵のHPや攻撃力が上がる代わりに報酬が増えるというオマケ要素があるので緊張感のある戦いをしたい人はぜひ。
ちなみにゲーム内の実績には「ハードモードでチャプター○のボスを倒す」というものがあるのですが、ノーマルモードで進めた場合もシブトイーネにあるミツバチ研究所内でボス再戦が可能ですし・ハードモード限定の実績も後から達成可能・ハードモード限定バッジを手に入れていない場合はバッジ屋で購入可能なのでご安心を。
ペパマリRPG同様に敵を登録する図鑑もあって、「さくせん」から「かんさつ」を選んでアクションコマンドを成功させることでクリスチーネのものしりみたく図鑑に載せられます。3人全員がかんさつを使えますが誰が調べたかでコメントが変わるのも面白い点。
もしユニークエネミーやボスを図鑑に載せ忘れていた場合も、前述の再戦ボスやアリの街の隠れ家のアジトにいるNPCから購入して埋めることができるので取り返しがつかないなんてことも無いのはGood。
図鑑に載せた敵をカードとして使用するカードゲームが寄り道要素として用意されているのもあって、図鑑埋めは本家以上に楽しいです
育成のやり込みに関しては…最大レベルが27という所までマリオストーリーと同じなのはちょっと余計…というかマリストプレイ時点でも思いましたが低すぎだと思いました。
ストーリーを普通に進めているだけでも終盤になるとカンストしてしまうので、クリア後の戦闘で経験値が貰えなくなるのがもったいないと感じました。エンディング後限定の隠しボスもこれ以上ステータスを上げられないのでバッジやアイテムでどうにかするしかないのもしんどみ。
ペパマリRPGは上限が99だったのでコチラのシステムを採用して欲しかったです。それは無理でもせめて50まではレベリングしたかった…。
後は間違いの指摘になってしまいますが、「ジゴクのアゴ」というバッジの説明が間違っているっぽいのは気になりました。
ゲーム中の説明だと「装備した仲間の攻撃力を上げて相手の防御を1ムシする」というものになっているのですが、実際の効果は「相手の防御を1ムシする」のみで攻撃力自体は変わっていないみたいです。翻訳ミス?

寄り道要素もかなり豊富


今作にはメインストーリー以外の収集要素として、サブクエスト多数・料理レシピ図鑑・モンスター図鑑・実績埋め・クリスタルベリー集めが用意されています。
サブクエストは街の住民から特定の敵を倒したり探し物を見つけてあげたりというお使い系のものから、カブ達チームメンバーを掘り下げるものもあったりで50個以上用意されています。
個人的に好きなのは料理システムが存在すること。キャシーさんに思いつく限りの材料を渡しまくって料理を集めまくった思い出が蘇る…。
今作は3つの町にそれぞれ1匹料理人がいるのですが、サブクエストをクリアした上で特定のシェフにしか作れない特殊な料理も存在します。料理レシピのヒントも割と多めで、街の住民が会話中にボソッと教えてくれたり・ある場所でレシピそのものをお金で買えたりもします。
ウルトラキノコとかローヤルゼリーとかの入手個数に制限があるアイテムを使ったレシピも無いので埋めやすくて助かりました。マリオストーリーは個数制限アイテムを使うレシピがあって揃えられなかった思い出…。
クリスタルベリーはある場所で特殊なバッジを購入するのに必要なアイテム(マリオストーリーで言う星のかけら)・ぶあつい本はサブクエスト「うしなわれた本」クリアに必要になる収集アイテムで、バグ・アリア全土に散らばっているので集めるのは大変です。
クリスタルベリーや本はヒントをくれるバッジ「たんちき」を手に入れてから探すのがいいです。シブトイーネのミツバチ研究所の中ボスを7連戦以上できる状態で6回連続で勝ち抜くと入手できるので最速でもストーリー後半にはなりますが、早めに手に入れておくことをオススメします。



総評:ペーパーマリオシリーズが捨ててしまったものが詰められている良作RPG

かつてのRPGだった頃のペーパーマリオシリーズをとことんリスペクトした作品。
私が本家に求めているものが本作には詰まっていて、久しぶりにペパマリ欲を満たせた作品です。肝心の本家はこんな感じで求めている方向とは違う方向に行ってしまっているので…。
オリジナル要素である昆虫達の世界をテーマにした世界観もキュートで好き。古のペパマリの亡霊を追いかけている人にも、ペーパーマリオシリーズはやったことなくてもRPGが好きな人にもオススメできる作品です。
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