3秒でげーむおーばー。

【マルチプラットフォーム】Cuphead レビュー

2022/01/25
レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム XboxONEソフト Switchソフト PS4ソフト アクション シューティング
「Cuphead(カップヘッド)」を購入しました。

1930年代のカートゥーンアニメと激ムズ2Dアクションが合体した怪作。年末セールで購入していたSwitch版を崩しました。
主人公がMiiファイターとしてスマブラに参戦したり・今年6月には有料DLCも発売されることが告知されたのもあって最近もかなり話題になっていた作品です。
買ったはいいものの難易度が高いと聞いて二の足踏んでましたが、アルセウス発売前にはクリアしたいと思って頑張りました。
クリアにかかった時間は13時間ぐらい、今までに死んだ回数を教えてくれる泉曰く230回ぐらいやられてました(途中でリスタートした分が含まれてなさそうなので実際には400~500回ぐらいはやり直した気がします)。


・タイトル:Cuphead
・発売元:Studio MDHR Entertainment Inc.
・開発元:Studio MDHR Entertainment Inc.
・対応ハード:
PC(Steam/GOG/MSstore)/Xbox One/Switch/PS4
・定価:1980円(税込)
・発売日:
-PC/XboxOne版:2017年9月29日
-Switch版:2019年4月18
-PS4版:2020 年7月19日
・ジャンル:アクションシューティング
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1~2人
・権利表記:
© CUPHEAD is a trademark of StudioMDHR Entertainment Inc., all rights reserved.
・公式サイト:
http://www.cupheadgame.com/

どういう人にオススメ?
・難しめの2Dアクションゲームが好きな人!
・カートゥーンアニメが好きな人!

良かった点
・手書きアニメーションのクオリティが凄まじい上にノイズまで再現されている
・ボスのカートゥーンアニメらしいコミカルな動きは面白いと同時に攻撃の予測を困難にしている
・ボスだけでなく普通のアクションステージも難しく一筋縄ではいかない
・難易度こそ超ハードなものの1ステージの長さは3分程度でやり直しもスムーズ

賛否両論?点
・難易度シンプルでボスを倒して行ってもラスボスに挑戦できない
・一部ステージは足場の位置がランダムに変わるため運次第で攻撃を回避できなくなる

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




手描きアニメで描かれた世界が魅力的かつパワフル


ストーリーはカジノで賭けに負けたカップヘッド兄弟が「逃げ出した債務者達の魂の契約書を回収できたら見逃してやる」という条件で大元であるデビルと契約したことからスタート。開始早々主人公がギャンブルで大負けしてるのは中々に闇深。
操作キャラはカップヘッド(赤)マグマン(青)から選ぶことができますが、どちらも同じ性能なので好きな方を選んでOK。
このゲームの一番凄いところはグラフィックが全編通して手書きのアニメーションで作られていること。昔のディズニー作品やトムとジェリーみたいな絵柄でキャラクターを操作できてしかもアクションゲームというのが凄すぎる。
本作に使われたセル画(アニメを動かすのに描かれるイラスト)は45000枚以上との事で、「ゲーム制作に使われた最も多い手描きセル画の枚数」でギネス世界記録を取っている(ソース)ことからも開発者の本気と拘りが伺えます。
それ以外にもフィルムに乗ったホコリやチラつきによるノイズ・ジャズ調のBGMや効果音・文字のフォント・キャラクターのコミカルな動きなど1930sアニメを徹底的に再現しており、芸術的にも価値がある作品だと思います。
個人的に進める所が増えた時の\パパーン!/みたいな効果音とか、ボスを倒せた時のノックアウト!という掛け声が好き。
カートゥーンアニメが好きならアクション苦手な人もシンプルモード(イージーモード兼練習用モード)だけでもいいので遊んでみて欲しいゲームです。
ただしシンプルモードではボスの第3形態を見られない上にラスボスには挑めずエンディングも見れないので注意。アクション苦手な人が今作を触る場合はそれでもいいと割り切る必要はあるかも。

可愛い絵柄とは裏腹に強すぎるボス達


操作はYで攻撃Aで必殺技BでジャンプXでダッシュR+スティック操作で立ったまま撃つ方向を調整というちょっと癖が強いものになっていますが、+ボタンで開けるメニューにあるオプションからキーコンフィグを設定可能です。
ジャンプした状態でピンク色の障害物や攻撃に当たるギリギリでBボタンを押すことでパリィができます。狙ってやるのは難しいしリスキーですが、パリィ回数がステージクリア後に出る評価に影響する上に一部のボスではパリィしないと避けられない攻撃もあるので練習必須。
使える攻撃は最初はミズテッポウという真っ直ぐ弾を飛ばすスタンダートな性能のしか使えませんが、島中にある「ポークリンド雑貨店」というお店で新しい攻撃方法を購入できます。
射程が短い代わりに前方をカバーできて火力も高いスプレッド弾が敵を追いかけるが攻撃力は低いチェイサー弾が下に落ちていくオトシダマ溜め攻撃ができるが連射ができないチャージちょっと前に飛んでいってその後後ろに飛んでいくブーメランと中々に個性が強いです。慣れないうちはチェイサーがオススメですが、一部のボスには別の攻撃の方が使いやすいこともあるので詰まったら変えてみるのも手。
画像にいる「グリム・マッチスティック」は今作中でも特に苦戦したボスなのですがオトシダマを使ったらあっさり撃破できました。汎用性の高いチェイサーですがこのボスで使うと周りの火の玉にぶつかり分裂させちゃうので逆に相性が悪いという…。
攻撃は選んだ2種類をLで切り替えることができるので、相手のパターンに合わせてチェンジしながら戦えるとカッコイイしタイムも縮まります。
必殺技はムテキ(5秒間攻撃が当たらなくなる)・チャージビーム(極太ビームを出す)・ジャイアントゴースト(幽霊を召喚してぶつかった相手にダメージを与える)から1つ選んで装備できますが、個人的にはムテキがゴリ押ししやすくて使いやすいです。最初の島の神殿みたいなステージをクリアしないと解禁されないので注意。

本作には2Dアクションでボスを倒すステージ・横向きシューティングでボスを倒すステージ・「ガン&ラン」という普通の2DACTらしいステージの3種類が登場しますが、クリアに必須なのはボス戦ステージだけという清さ。
ガン&ランの方はクリアに必須ではないものの、道中に配置されているコインで店のアイテムを買えるのでできる限り挑戦していった方がいいです。
ただしボス戦もガン&ランもどっちも難易度がえげつなく、ある程度アクションゲームに慣れているつもりでも1ステージで毎回10回以上は死ねるぐらいにはハード。
HPはデフォルトでは3しかないし・ダッシュには無敵時間がないし・ジャンプ力もそんなに高くないです。それでいて敵の攻撃は避けにくくパターンも豊富なのでガンガン被弾してガンガン死にます。
ガン&ランでは結構な数のザコ敵がいやらしい位置に配置されているせいで見た目以上にダメージを受けやすく、ボス戦では相手の形態変化も奇想天外な物が多くて正に予測不可能回避困難といった感じ。
形態変化の自由度はもうめちゃくちゃで、最初の島のボスですらスライムが墓石になっても押し潰そうとしてくるとか、ボクサーガエル兄弟がスロットマシンに変身するとか何でもアリアリです。
その代わりに1ステージにかかる時間は3分程度と短く・ボス戦ステージはスタート即ボス戦なのでリトライもスムーズです。何度も負けて体に攻略法を叩き込むタイプの難しさ。
店では攻撃以外にもお守りも買えます。HPを増やす「ハート」とダッシュに無敵時間を付ける「ケムリ玉」にはお世話になりました。
難点は一部のボスステージの足場がランダムに配置されるせいで、運が悪いと攻撃を避けるための足場がない場合もある事。グリムが強い理由はコレも一因となっていますし、ハチ社長こと「ルーモア・ハニーボトムズ」についても同様の理由で苦戦してます…。
ランダム要素に対応できてこそのゲーム上手ということだとは思いますが、この2人は安定した足場で戦っても普通に強そう。
アクション面のボスで特にキツかったのはグリム・マッチスティック、ルーモア・ハニーボトムズ、2番目の島のボスとも言える道化師べッピ、キングダイスデビルです。まあキングダイスは本体以上に前座のミニボス連戦とサイコロ目押しの方がキツいというのが理由ですが。
ちなみに、クリア後は難易度にエキスパートが追加されてより強くなったボスと戦うことができます。エキスパートだとレギュラーと同じ攻撃でも明らかに回避猶予が減っているのでパターンが読めていても苦戦必死。



2Dシューティングボスも負けず劣らず強い


アクションで戦うボスだけでなく、2D横シューティングで戦うボスも負けず劣らず強いです。
形態変化によるパターン変化が読みにくいのはアクションパートのボスと同じだし、弾幕シューティング顔負けの弾幕が飛んで来ることも少なくありません。
シューティングでの操作はデフォルトではYで攻撃Aで必殺技BでパリィXで小さくなって判定矮小化とアクションパートに比べるとシンプル。でもそれ故に相手の攻撃が苛烈で、最初のシューティングボスである「ヒルダ・バーグ」ですらパターンを覚えないとどうしようもないので下手なアクションボスよりも手強いです。
私がこのゲームで一番苦戦し2時間ぐらい死に続けてようやく撃破した「カール博士のロボット」もシューティングボスです。他のボスと比べて体力も多いし・第3形態のバラマキ弾幕を気合い避けしないといけないのが鬼畜すぎる。
ロボットと戦った後だとその後のボスが全然楽に感じるぐらいには鬼門でした。というかロボットの後に戦うシューティングボス自体がパターンが運次第で変わるカラ・マリアと競馬のミニボスぐらいしかいないし。
ただしカラ・マリアも含めてどいつもこいつももう戦いたくないぐらいには苦戦したので、「楽なボスなんてこのゲームには1人もいない」と心して遊んだ方がいいです。

総評:アニメーション作品として見てもハードゲーマー向け作品として見ても良作

とことんこだわり抜いたアニメーションに加えて、難易度の高さからやりごたえもあり良作と言えるアクションゲームです。
全体のプレイ時間こそ短くてもその密度が半端ないので満足度高め。なんなら難易度が高いので短時間で終わる方がストレスが少なくて良かったと言えなくもないです。
別ゲーの話になりますが、2Dアニメで描かれたキャラを動かせるというフレコミを謳っていた「時と永久」というゲームもありましてね…。
比較して申し訳ないのですが…そちらの作品はグラフィック含めて評価が芳しくないこと・それに対する本作の評価の高さを考えると、アニメをグラフィックとして用いてゲームを作るには相当の覚悟と労力と拘り(+前提として作る側のセンス)が必要だとも思いました。
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