【マルチプラットフォーム】『CARRION』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】
『CARRION』を購入しました。

逆ホラーと言われていたり・自分が怪物になるメトロイドヴァニアと聞いて気になってはいたのですが、中々にエグそうで購入に踏み切れていなかったゲームです。
でも最近可愛い系とか美しい系のゲームしか遊んでなかったので、気分転換で選んだ感じです。定期的に怖いゲームもやりたくなる謎。
遊んだのはSwitch版、本編エンディング+収集要素を全て集めて7時間程かかりました。オマケで「Greatest Time of Year」というクリスマスDLCも付いてきました。
当記事にはそこまでエグい画像はないのでご安心ください。

操作キャラは赤い触手の塊くん。なんか大阪万博のロゴに似てるとか言われてて草。
最初は人間よりも小さいのですが、施設内の格納ユニットからアビリティを得ると少しづつ大きくなっていきます。成長要素もあって可愛いよ。
全身触手と言うこともあるのか壁に引っ掛けることで空中も水中も縦横無尽に移動ができます。後に赤い粘液らしきものが残っているのでヌルヌルしてそう。
触手を伸ばして物を掴んだりもできます。少し慣れるまでは照準を合わせるのが難しいですが、これで邪魔なドアなどを吹っ飛ばしたり・レバーを引いたり・人間を捕まえてかじったりできます。
アビリティの種類は豊富で突進したり・触手を突き刺して引っこ抜いたりといったものから、レーザーに見つからないようにステルスしたり・水の中でミミズのように分裂したり・人間に寄生して操ったり・爆発を防ぐバリアを張ったり、と不定形の怪物らしい能力も用意されています。
サイズが大きいほど体力も増えて頑丈にはなるのですが、大きさで使えるアビリティが異なるので先に進むためにあえて小さくなる必要があったりと一筋縄では行きません。
壁に開いた穴に潜り込んでバイオマスを伸ばすことでセーブ・回復・復活ポイント更新・次へのエリアへのワープゾーン開放が一気にできます。結構な頻度で都合よく穴があるのでやられても復活しやすめ。
一応ストーリーもありますが、多くは語られず軽い回想があるだけなので推測するしかありません。もしかしたらですが正体は元人間かも?
メトロイドヴァニアらしく最初は行き止まりの場所も後から覚えたアビリティで進むことができるようになるので、探索メインのゲーム性となっています。
問題点は施設内が複雑な構造なのにマップを見ることが一切できない所。メトロイドヴァニアというジャンルでマップ無しは中々に迷いますし、ファストトラベル機能もありません。
至る所にワープゾーンがあることも迷子になりやすさに拍車をかけている感じ。終盤になって大きなワープゾーンは「フロンティア」というエリアに繋がっていて、このフロンティアをハブに他エリアに移動できることに気づきました。
探索度合い自体は電子掲示板とかでわかるのでそれを頼りに格納ユニットやセーブできる穴を探すことになります。
プレイングとしては、まずはアビリティの入った格納ユニットを回って・全てのアビリティが使えるようになった状態で再度探索して壊滅して回るのがオススメ。
こんなナリでかなり強そうな触手くんですが、意外と貧弱で結構な頻度で駆除されてしまいます。
武器を持っていない人間相手なら一方的に蹂躙できるのですが、相手が武器持ちだと特攻したらまず負けます。復活ポイントの多さがマジで助かる。
銃とか火炎放射とかマシンガン搭載のロボットやドローンとか、人間の「単体では弱いけど武器が使える」という強さを見せつけてくるのも中々に憎いポイント。しかも防護服着用の奴は超反応でバリアまで張ってくるので掴むだけでも難しいです。
人間は食べることもできるし・食べることで体力も回復しますが、防護服着用の野郎はかじれないので回復にも使えなくてここも厄介。とことん対策をしてくる姿勢は敵ながらあっぱれ。
じゃあどうするかっていうと、相手の背後を取れるまで潜んで不意打ちする事でようやく掴むことができます。後ろからこんにちわしてとりあえず死ね!…みたいな。
とりあえず掴めてしまえば、振り回したり・他の人間にぶつけて一石二鳥を狙ったりもできるのですが、それまではかなりドキドキします。
ボス戦とかも無くステルスする場面が多く、真っ向勝負では本当に弱いので逆に守りたくなってきた…。
好き勝手自由に暴れられるかと言うとそうでも無いので、無双するゲームを探している人には合わないかもと思いました。武器なし相手ならそれもできるけど意外と少ない…。
グラフィックはドット絵ながらも緻密で色んな体液が飛びまわったり真っ二つになったりするのでちゃんとグロいです。描写もドットだからギリギリ17歳以上対象で済んでいるぐらいには凄い。
レバーとか掴めるドアが少しわかりにくいとは思いましたが、大体はギミックやランプや道のそばにあるので見落とすことはあまりなかったです。
リバース・ホラーゲームと名乗っているだけあって、怪物から見た人間って怖い存在なんだな…とも思いました。
モンスターパニック系の映画とかで怪物が人間を率先して襲う理由が何となくわかった気もします。単純に「武器が強いから」だと…。
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逆ホラーと言われていたり・自分が怪物になるメトロイドヴァニアと聞いて気になってはいたのですが、中々にエグそうで購入に踏み切れていなかったゲームです。
でも最近可愛い系とか美しい系のゲームしか遊んでなかったので、気分転換で選んだ感じです。定期的に怖いゲームもやりたくなる謎。
遊んだのはSwitch版、本編エンディング+収集要素を全て集めて7時間程かかりました。オマケで「Greatest Time of Year」というクリスマスDLCも付いてきました。
任天堂の公式オンラインストア。「CARRION ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
PS4で『CARRION』を購入しましょう。PlayStation公式ウェブサイトにアクセスし、トレーラー、スクリーンショット、リリース日などの最新情報をチェックしましょう。
「CARRION」は、不安定な生物となってプレイするホラーゲームだ。
・タイトル:CARRION
・発売元:Devolver Digital
・開発元:Phobia Game Studio
・対応ハード:
PC(Steam/EGS/GOG)/XboxOne/Switch/PS4
・定価:
-PC版/Switch版:2050円(税込)
-XboxOne版:2350円(税込)
-PS4版:2090円(税込)
・発売日:
-PC版/XboxOne版/Switch版:2020年7月23日
-PS4版:2021年10月22日
・ジャンル:リバース・ホラーアクション
・CERO:D(17歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
Copyright Phobia Game Studio 2020. All Rights Reserved.
・公式サイト:
https://www.devolverdigital.com/games/carrion
どういう人にオススメ?
・メトロイドヴァニアが好きな人!
・怪物になって暴れ回りたい人!
良かった点
・触手の塊を操作して縦横無尽に移動したり人間を襲ったりできる
・意外と脆いので武器持ち相手はステルスキル前提でただ暴れればいいわけでは無い
・グラフィックはドット絵ながら細かく体液も出まくるのでグロい
賛否両論?点
・メトロイドヴァニアなのにマップがない上にエリアの繋がりがわかりにくく迷いやすい
・自由に暴れられる場面は多くはないので爽快感を求めている人には向いていない
備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)
CERO:Dで血液とか体液とか色々出るゲームなので、スクショを撮りまくったはいいものの載せれる画像の選定に苦労しました。・発売元:Devolver Digital
・開発元:Phobia Game Studio
・対応ハード:
PC(Steam/EGS/GOG)/XboxOne/Switch/PS4
・定価:
-PC版/Switch版:2050円(税込)
-XboxOne版:2350円(税込)
-PS4版:2090円(税込)
・発売日:
-PC版/XboxOne版/Switch版:2020年7月23日
-PS4版:2021年10月22日
・ジャンル:リバース・ホラーアクション
・CERO:D(17歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
Copyright Phobia Game Studio 2020. All Rights Reserved.
・公式サイト:
https://www.devolverdigital.com/games/carrion
どういう人にオススメ?
・メトロイドヴァニアが好きな人!
・怪物になって暴れ回りたい人!
良かった点
・触手の塊を操作して縦横無尽に移動したり人間を襲ったりできる
・意外と脆いので武器持ち相手はステルスキル前提でただ暴れればいいわけでは無い
・グラフィックはドット絵ながら細かく体液も出まくるのでグロい
賛否両論?点
・メトロイドヴァニアなのにマップがない上にエリアの繋がりがわかりにくく迷いやすい
・自由に暴れられる場面は多くはないので爽快感を求めている人には向いていない
備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)
当記事にはそこまでエグい画像はないのでご安心ください。
謎の触手生物を操って施設脱走を図るメトロイドヴァニア

操作キャラは赤い触手の塊くん。
最初は人間よりも小さいのですが、施設内の格納ユニットからアビリティを得ると少しづつ大きくなっていきます。成長要素もあって可愛いよ。
全身触手と言うこともあるのか壁に引っ掛けることで空中も水中も縦横無尽に移動ができます。後に赤い粘液らしきものが残っているのでヌルヌルしてそう。
触手を伸ばして物を掴んだりもできます。少し慣れるまでは照準を合わせるのが難しいですが、これで邪魔なドアなどを吹っ飛ばしたり・レバーを引いたり・人間を捕まえてかじったりできます。
アビリティの種類は豊富で突進したり・触手を突き刺して引っこ抜いたりといったものから、レーザーに見つからないようにステルスしたり・水の中でミミズのように分裂したり・人間に寄生して操ったり・爆発を防ぐバリアを張ったり、と不定形の怪物らしい能力も用意されています。
サイズが大きいほど体力も増えて頑丈にはなるのですが、大きさで使えるアビリティが異なるので先に進むためにあえて小さくなる必要があったりと一筋縄では行きません。
壁に開いた穴に潜り込んでバイオマスを伸ばすことでセーブ・回復・復活ポイント更新・次へのエリアへのワープゾーン開放が一気にできます。結構な頻度で都合よく穴があるのでやられても復活しやすめ。
一応ストーリーもありますが、多くは語られず軽い回想があるだけなので推測するしかありません。もしかしたらですが正体は元人間かも?
メトロイドヴァニアらしく最初は行き止まりの場所も後から覚えたアビリティで進むことができるようになるので、探索メインのゲーム性となっています。
問題点は施設内が複雑な構造なのにマップを見ることが一切できない所。メトロイドヴァニアというジャンルでマップ無しは中々に迷いますし、ファストトラベル機能もありません。
至る所にワープゾーンがあることも迷子になりやすさに拍車をかけている感じ。終盤になって大きなワープゾーンは「フロンティア」というエリアに繋がっていて、このフロンティアをハブに他エリアに移動できることに気づきました。
探索度合い自体は電子掲示板とかでわかるのでそれを頼りに格納ユニットやセーブできる穴を探すことになります。
プレイングとしては、まずはアビリティの入った格納ユニットを回って・全てのアビリティが使えるようになった状態で再度探索して壊滅して回るのがオススメ。
実は意外とナイーブな触手の塊くん

武器を持っていない人間相手なら一方的に蹂躙できるのですが、相手が武器持ちだと特攻したらまず負けます。復活ポイントの多さがマジで助かる。
銃とか火炎放射とかマシンガン搭載のロボットやドローンとか、人間の「単体では弱いけど武器が使える」という強さを見せつけてくるのも中々に憎いポイント。しかも防護服着用の奴は超反応でバリアまで張ってくるので掴むだけでも難しいです。
人間は食べることもできるし・食べることで体力も回復しますが、防護服着用の野郎はかじれないので回復にも使えなくてここも厄介。とことん対策をしてくる姿勢は敵ながらあっぱれ。
じゃあどうするかっていうと、相手の背後を取れるまで潜んで不意打ちする事でようやく掴むことができます。後ろからこんにちわしてとりあえず死ね!…みたいな。
とりあえず掴めてしまえば、振り回したり・他の人間にぶつけて一石二鳥を狙ったりもできるのですが、それまではかなりドキドキします。
ボス戦とかも無くステルスする場面が多く、真っ向勝負では本当に弱いので逆に守りたくなってきた…。
好き勝手自由に暴れられるかと言うとそうでも無いので、無双するゲームを探している人には合わないかもと思いました。武器なし相手ならそれもできるけど意外と少ない…。
グラフィックはドット絵ながらも緻密で色んな体液が飛びまわったり真っ二つになったりするのでちゃんとグロいです。描写もドットだからギリギリ17歳以上対象で済んでいるぐらいには凄い。
レバーとか掴めるドアが少しわかりにくいとは思いましたが、大体はギミックやランプや道のそばにあるので見落とすことはあまりなかったです。
総評:自分がモンスターというのは中々に新鮮かつ発想が面白い探索ゲーム
自分が気持ち悪い系の怪物を操作する所とか、武器を使うと強い人間が厄介とかで中々に面白い発想の作品。リバース・ホラーゲームと名乗っているだけあって、怪物から見た人間って怖い存在なんだな…とも思いました。
モンスターパニック系の映画とかで怪物が人間を率先して襲う理由が何となくわかった気もします。単純に「武器が強いから」だと…。
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