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【Switch】『超おどる メイドインワリオ』を遊んだ感想&レビュー

2023/11/12
ゲーム感想&レビュー 0
Switchソフト アクション 超おどるメイドインワリオ
『超おどる メイド イン ワリオ』を購入しました。

おすそわける』から約2年ぶりのメイドインワリオ。とある方のプレイ動画を見ていたら自分もやりたくなって買ってしまいました。
タイトルも操作もWiiで出た『おどる』を意識している感じが強め。その元になった『おどる』のWiiリモコンには作法棒という名称が付いていましたが、本作のJoy-Conにも似たような感じでカマエ石という呼び名が付いています。
本作はカマエ石もといJoy-Conを降ったり落としたり動かしまくるプチゲームだらけ。エンディングを見るだけなら3時間程度で見れちゃいますが、そこからプチゲームを集める工程に入るのと動いていて楽しいゲームなのでまだまだ遊びたくなります。

・タイトル:超おどる メイド イン ワリオ
・発売元:任天堂
・開発元:
任天堂 / インテリジェントシステムズ
・対応ハード:Switch
・定価:
パケ版:5478円(税込) / DL版:5400円(税込)
・発売日:2023年11月3日
・ジャンル:瞬間×体感アクション
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1~4人
・権利表記:
© Nintendo Co-developed by INTELLIGENT SYSTEMS
・公式サイト:
https://www.nintendo.com/jp/switch/a9qea/index.html

どういう人にオススメ?
・体を動かして遊ぶゲームを探している人!
・2人でも遊べるミニゲーム集を探している人!

良かった点
・Joy-Conの使い方がやたら豊富
・動いているつもりなのにゲーム側が反応しないプチゲームというのがあまり無く快適
・おすそわける同様にほとんどのモードが2人で遊べる

賛否両論?点
・プチゲームが切り替わる度にカマエ方の指示が入るのでかなり忙しい
・収録モード数やコレクション要素は少なめ

備考
・ニンテンドーカタログチケット対象
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




“カマエ石を指示通りに握って踊るのだ。”と神様はおっしゃいました

最初に注意事項ですが、本作を遊ぶには最低でも1組のJoy-Conが必要です。さらにJoy-Conに付けるストラップ&思いっきり動いても周りに当たらないぐらいのスペースも必須、テーブルモードで遊ぶには本体の画面が小さすぎて遊びにくく2人以上で遊ぶ際はTVモードにしないといけないのでテレビもほぼ必需品、ついでにSwitch Liteでは遊べません。
ストラップが必要な理由は手が滑った時に飛んでいかないようにという安全面の配慮もありますが、ゲーム中の操作指示にもストラップを付けている前提で行うものがあるから。さもないとJoy-Conを直接床に落としまくる羽目に…。

『おどる』ではお作法という形でコントローラーの持ち方を指示されましたが、本作ではカマエという形で指示が飛んできます。お作法と違うのがカマエはあくまでも【事前の体制】に過ぎないので、プチゲームが始まってからの動かし方は自らの直感で判断する必要アリ。

カマエの種類は全18種類。カマエはバリオモロ島の伝統的なポーズとの事で、説明の度に「~と神様はおっしゃいました」という定型文が入るのが個人的にツボ。
カマエ一覧
・シュッポッポ:
腋を締め、肘は直角、親指を上にして左手と右手を体の前にちょっとだけ出すカマエ。電車ごっこのようなポーズ。

・ノビアガリ:
両腕を真上に上げてバンザイのような体勢を取るカマエ。

・ナルホド:
利き手を上に、逆の手を下に、縦にJoy-Conを重ねるカマエ。

・カタモミ:
両腕を前に突き出して親指同士を内側に向けあう形のカマエ。肩をモミモミのポーズ。

・オオイバリ:
腰に両手を当てる形のカマエ。ドヤッ。

・ツナヒキ:
利き手を前に、逆の手をその後ろに、前後にJoy-Conを組み合わせるカマエ。ナルホドの横倒しバージョン。

・テンビン:
両腕を横にめいっぱい広げて親指を上に向けるカマエ。

・ゴウワン:
両腕を前に出し直角に構えて手の甲を前に向けるカマエ。

・リョウテノリ:
開いた手のひらの上にJoy-Conを乗せて待機するカマエ。

・コケコッコ:
利き手を口元においてクチバシを、反対の手を尾てい骨に押し当てて尾羽に見立てたニワトリのポーズを取るカマエ。

・キヲツケ:
両腕をまっすぐ体に付けて直立するカマエ。

・ニンジャ:
利き手は親指を下にして耳元に構えて、逆の手は腰に当てるカマエ。ニンジャ…?

・ミギテウツシ:
左手のJoy-Conは宙ぶらりんにして、右手のJoy-Conを左手で掴んで底の黒い部分(IRカメラ)を右手に向けるカマエ。このカマエが出てくるのはIRカメラ機能を使用したプチゲーム。

・クロコダイル:
両腕を突き出して利き手を上にワニの口のような形で上下にJoy-Conを組み合わせるカマエ。

・シコフミ:
少しガニ股の姿勢で太ももの上に手を置いてドスコイするカマエ。

・アーチャー:
弓を構えるかのように、利き手を胸に逆の手を前に真っ直ぐ突き出すカマエ。

・トキメキ:
両手を頬に手を当てて恋焦がれるカマエ。

・ソナエモノ:
Joy-Conを床の上に置くカマエ。指示無く触るのはNG。
シルシ一覧
・テバナシの印:
プチゲーム中にJoy-Conを離して宙ぶらりんにする操作がある際に出てくる印。

・ボタンの印:
プチゲーム中にボタンを押す操作がある時に出てくる印。
タイトルに偽り無く体全体を動かすゲームで踊っているような感覚が楽しいです。やっている内に脳の情動を司る分野が刺激されている気がして、踊りが原始時代から存在する本能的な娯楽と言われるのにも納得。
カマエを一覧にしてみると、加速度センサー・ジャイロセンサー・モーションIRカメラ・ボタンとJoy-Conに付いている機能をあらかた活用しているのがわかります。このJoy-Conの活かし具合はSwitchのローンチタイトルとして出せたら理想系だったんじゃないかと思うレベル。
個人的には特に「ミギテウツシ」にビックリしました。Switchが発売してから6年以上経っている現在でもIRカメラを活用している作品は非常に少ないので…。

収録プチゲームは222種類、ただしモードの数は少なめ

収録プチゲームは222種類。『おどる』では指示されたお作法通りに動かしてもマトモに反応してくれないプチゲームというのがあったらしいのですが、本作では何で動いてくれないの!と思うような操作性のプチゲームはほとんど無かったです。


あるカマエ方のプチゲームだけ上手くいかないな…と思って操作説明を見直したらカマエ方が間違っていたというパターンはありましたが、基本的にカマエさえちゃんとしていればしっかり反応してくれます。強いて反応しにくい気が…というものを挙げるなら「ナルホド」「ツナヒキ」のプチゲームのうち照準を合わせるタイプのものがたまに荒ぶるぐらいで、後はコントローラーの配置を左右逆にした結果荒ぶってミスる事がありますがコレは私が悪いだけだし。
プチゲームの度に指示されるカマエが変わるので体だけでなく頭の切り替えも必要で疲れるゲームではあります。それに全身を使う故に精密な操作をすること自体が普通に難しいというのも加わって、色んなカマエ方がごちゃまぜで出てくるリミックスステージや終盤の3ステージは難関です。
ただし、ストーリーモードを進めている最中はライフが全部無くなっても復活の儀式に成功すれば復帰できるという救済処置があります。復活の儀式で取らされる聖なるポーズはシュールではありますが簡単な体制ばかりで失敗することもあまり無いので、ストーリーをクリアするだけなら割とどうにかなります。

操作性以外の部分も『おどる』を意識したのかどうかは分かりませんが、収録モードとやり込み要素は少なめ。本作に収録されているモードは1~2人で遊べるストーリーモード2~4人で遊べるパーティモード2人で遊べるまねしてミラーの3つ。
ストーリーモードは物語形式で色んなキャラの元でプチゲームを攻略していく部分に加えてエンディング後に「マッスル★エクササイズ」(1〜2人でプレイ可能)・「Pyoro W」(1〜2人でプレイ可能、全プチゲームを収集した後に解禁)・「ごちゃまぜ」「げきむず」「スリリング」(1〜2人でプレイ可能、全プチゲーム収集+マッスル★エクササイズで4000〜4500msl以上を記録すると解放?)・「いきぴったり」「カラクリかわりばんこ」「ふたりたいせん」(2人プレイ専用)といったおまけコーナーを遊べて、パーティモードは「ギャラクシーすごろく」「ドクターにきけ!」「こっそりメデューサ」「いきのこりマッチ」(2〜4人でプレイ可)・「どっちがプレイしてるでSHOW」(4人プレイ専用)で遊ぶ友達や家族と集まった時用、まねしてミラーは1人がテレビを見ながらプレイしてもう1人がテレビを見ずにもう1人の動きを見て真似する変則的なモードです。
前作の『おすそわける』にあったキャラクターモードやミッションやワリオカップといったやり込み用のモードは無くなっていて、コレクションと言えるものもプチゲームと聖なるポーズのみとなっています。プチゲームを集め切った後は自己ハイスコアの高みを目指していくのみで今どきのゲームとしてはかなりシンプルな作りと言えます。
ほとんどのモードが2人以上で遊べる点は前作から引き継いでいるので複数人で集まって遊べるパーティゲームとしては相変わらず上々です。ぶっちゃけ1人で遊ぶ分にもプチゲームをひたすらやるだけで十分に楽しいのですが、贅沢を言うならコレクション要素やプチゲームから独立したミニゲームがもう幾つか用意されていると良かったです。
プチゲームに関しては全種類が1人で遊べるようになっている一方で、2人で遊んでいる時限定で操作の仕方が少しだけ変わるものも結構あります。1P側と2P側でカマエが違うケースもたまによくあるので油断して指示を聞き逃さないように注意。



総評:体を動かすゲーム性がとにかく楽しい!

体を動かして遊ぶプチゲームも、Joy-Conってこんな事できるんだというカマエ方もあるのも、とにかく楽しいです。個人的には『おすそわける』よりも本作の方が好き。
傍から見たらふしぎなおどりをしているんだろうな~と思いつつも、プレイしている最中はそんな事を考えている余裕が無くなるのでハメを外して動いてしまいます。あと人間が体を動かすと本能的に楽しくなってくる生き物である事も実感できます。
ほとんどのモードが2人以上で遊べるのでパーティゲームとしても上々。1人でもみんなでも盛り上がりたい時にオススメな作品です。
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