3秒でげーむおーばー。

【Steam/Switch】『Constellations』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2023/06/16
ゲーム感想&レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム Switchソフト パズル
『Constellations: Puzzles in the Sky』(コンステレーションズ)を購入しました。

星座をテーマにしたパズルゲーム。星と線を繋いでいくシンプルなルールでお値段も手ごろなので買いました。
つい最近Switch版が発売されたばかりですが、先に出ていたSteam版もアップデートでステージが追加されたとのこと。なのでどちらの機種も遊べるステージの数は同じみたいです。
全ステージクリアまでにかかった時間は13時間程。最初のうちはサクサク進んでいたのですぐ終わるかなーとか思っていましたが、後の方になると結構悩まされるステージも出てきてコスパ良好でした。

任天堂の公式オンラインストア。「Constellations (コンステレーションズ) ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
・タイトル:
Constellations: Puzzles in the Sky
・発売元:
Icedrop Games(Steam版) / RAWR Lab(コンソール版)
・開発元:Icedrop Games
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:
-Steam版:410円(税込)
-Switch版:580円(税込)
・発売日:
-Steam版:2022年5月25日
-Switch版:2023年6月1日
・ジャンル:パズル
・IARC:3+(3歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© RAWRLAB Games / Pablo Navarro 2023
© Icedrop 2023

どういう人にオススメ?
・パズルゲームが好きな人!

良かった点
・星を線で繋いでいくだけのシンプルなルールながら色んなギミックが出てくる
・星座ごとにギミックを理解する用の簡単な問題も手応えがある問題も用意されている
・BGMと効果音が雰囲気にピッタリで落ち着く

賛否両論?点
・画面右下の矢印マークを押すと即メニューに戻されてしまうので確認が欲しかった
・ブラックホールではたまにクリアが不可能なステージが出てくる事がある

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




星を線で繋いで星座を作ろう

起動直後には「Constellations is an experience about discovery, and it wont't tell you all its rules. If you get stuck, take a break and try agein another time. (Constellationsは発見を通した経験であり、全てのルールを教えてはくれません。もし貴方が行き詰まったら、休憩を取って別の機会に挑戦し直しましょう)」という文章が表示されます。その文言通り、基本ルールから応用ギミックに至るまで説明が一切ありません
それ故に試行錯誤と経験を繰り返してどうすればいいのかを自分で見つけていく必要アリ。このコンセプトは『Understand』に近いものを感じなくもないです。
できることは星を線で繋ぐことと繋いだ線を切るだけでとてもシンプル。操作説明が無くともすぐに覚えられることでしょう。
本作では星座が変わる度に毎に新しいギミックが登場しますが、各ギミックのルールも単純で数字というわかりやすいヒントが使われていることが多い上に、1つの星座を完成させるまでは同じ種類のギミックを活用するステージがずっと続くのも条件を把握しやすい理由となっていて、難易度はUnderstandと比べるとずっと優しいです。
例えば↓のような問題が出てきたとします。星に書かれている数字の意味は教えてくれないので、まずはこの数字が何を表しているかを知るために色々と試していく必要があります。

この数字の意味はその星に繋いでいい線の数でした。ゲーム序盤の問題なのもあって超がつくほど単純明快なギミックです。

繋いだ星がトゲトゲに光ればクリア条件を満たしている状態ということなので、正解に近づいているかどうかは容易に判別できます。全ての星をトゲトゲにできればステージクリア。
最初の方はどの星座も問題自体が簡単なのでサクッとクリアできてしまいます。しかし、進めていく内にパズルとして普通に手こずる難易度になっていくので、全体で見れば中々に歯ごたえがあるように感じます。
各星座最初の方のステージは手探りで探すためのチュートリアル用に作られていて、条件を見つけた段階ではまだスタートラインに立っただけ。そこからが本番で徐々に難しくなっていきます。
ちなみに、全ての星を繋ぎ終えると法則性がありそうな模様が浮かび上がることが多いですが、どれも絶妙に予測しにくい形です。半分見えたからもう半分はこんな形でしょという推測で完成させられたケースは結構少なかったです。

その群にある問題を全て解けたら星座が完成します。最初にできたのはUrsa Minor(こぐま座)でした。

星座を見る度に星どうしを繋いで動物や物に見立てる昔の人の発想力は凄い、と思ってしまいます。ぶっちゃけるとそうは見えんやろという物の方が多い気もしますが…。
次の星座作りに移行するにはある程度問題を解いて右上に表示されている数字を増やす必要があります。前の星座を作り終えていないと絶対に先に進めないということは無いのですが、ある程度はしっかり解いていかないと次の問題に挑戦できなくなってきます。
収録ステージ数は全125ステージ。Switch版発売に合わせてBufo(かえる座?)とMonoceros(いっかくじゅう座)が追加されたとの事。
出てくるギミックは単純な物が多いとは言いましたが、Monocerosで出てくるものだけは正解になる条件が全然わからずじまいでした。試行回数を稼いで気合いで解いたので私はここのルールが未だにわかっていなかったりします。

ここでは数字ではなく謎のルーン文字みたいな記号が出てきます。Switch版発売時に追加されたステージだからか推測も難しく、線の数や繋いだ星の数ではなく全体の形が関係していそうなことまで予想はしましたが、私の頭では詳しい条件まで特定することはできませんでした…。
BGMや効果音も星座というテーマにピッタリの落ち着く綺麗な音になっていて、雰囲気もかなり好きです。デザインもかなりミニマムではありますが一目で星だなーとわかります。
Switch版ではカーソルタッチの両方で操作ができます。レスポンスの良さからタッチ操作の方が圧倒的にオススメ。
ただ、タッチ操作でやる際には注意しないといけない点もあって、右下のVマークに触れてしまうと確認無しでメニューに戻ってしまいます。問題に戻ってきてもそれまでに引いていた線は全て消えてしまいますし、難しい問題が解けそうな時にやらかすと結構辛いです。
Switch本体をテーブルか何かに乗せて遊べば押しにくい位置ではありますが、外出中などで手で支えながら遊んでいる時にやらかしがちでした。できればメニューに戻る前に確認があれば良かったかもとは思います。

星座を作るステージとは別にブラックホールを調べることで、ランダムに問題が出題されるオマケステージに挑戦できます。本編だけでは解き足りない人はこちらに挑戦してみるのもアリ。

こちらは一度クリアするかメニュー画面に戻ってしまうと、再度同じ問題にチャレンジという事ができません。クリアした回数をカウントはしてくれますが。
逆に言えば、全然解けない問題が出てきた時にはわざとメニューに戻ることでパスして次の問題に挑むことができます。ランダム生成の部分があるからなのかたまに解くことができない問題が出てくることがあるので、そんな時はメニューに戻ってやり直すしかありません。
例えばですが↓の画像の問題はクリアできません。「0」と書かれた黒い線の上を通してはいけないのに3個繋がないといけない星があってどうやっても条件を満たせないからです。

この黒い線が出てくると結構な確率で不可能問題になってしまいがちです。なので黒線を用いた問題が出てくるLupusとDracoとCetusはオフ安定ですね…。



総評:シンプルだけど神秘的で悩める線つなぎパズル

見た目も操作もシンプルですが結構しっかり悩める、星座をテーマにしたパズルゲーム。
各ギミックは正解になる条件をハッキリとは教えられませんが、Monoceros以外のステージは1~2ステージクリアした時点で大体どうすればいいかわかるぐらいに単純なルールなので「どういう仕組みかか分からないけどクリアできた」という事にはなりにくいです。ルールがわかった後も普通にパズルとして難しい問題が出てくるのでたくさん試行錯誤できます。
各星座を完成させた後もランダムに問題が出てくるブラックホールに挑むことができるので、延々と遊ぼうと思えば飽きるまで遊べるのも良点。お安いながらもパズル好きの人には中々にオススメできる作品です。
関連記事
スポンサーリンク:

Comments 0

There are no comments yet.

当ブログは管理人が承認したコメントのみ掲載する形式を取っております。
特定の作品および特定の個人もしくは団体や組織を誹謗中傷するコメントはお控えください。

※現在はごく一部のページを除いて新規のコメントを受け付けない設定にしております。
応援してくださるという方は記事の最後にある「拍手」ボタンを押していただけると私のモチベーションに繋がります。

また、コメントを受け付けていない記事にて誤字脱字や内容の間違いがございましたら、メールフォームにて教えていただけたら幸いです。

スポンサーリンク:

ゲーム感想&レビュー