3秒でげーむおーばー。

【スマホアプリ/Steam/Switch】コスモプレイヤーZ レビュー

2022/06/07
レビュー 0
スマホアプリ Steamゲーム PCゲーム Switchソフト アクション
「コスモプレイヤーZ」を購入しました。

ビビッドなカラーリングのイラストに惹かれて購入しました。遊んだのはSwitch版ですが、元々スマホゲームとして配信されていたのを移植した物みたいです。
「お着替え」がテーマということで主人公の服装がチェンジする機能が推されており、タイトル画面イラストで着ている服についてもゲーム内で実際に着替えられます。しかし実際に遊んでみると服に関するシステムは不満点だらけ。
プレイ時間は最終ステージの4-3クリアまでで8時間ぐらいでした。最初はサクサク進むのですが、終盤のステージは普通に難しくて辛かった…。

・タイトル:コスモプレイヤーZ
・発売元:SOMMIT GAMES / レジスタ
・開発元:SOMMIT GAMES
・対応ハード:
スマホ(Android/iOS)/PC(Steam)/Switch
・定価:
-スマホ版:無料
-Steam版:930円(税込)
-Switch版:1490円(税込)
・発売日:
-スマホ版:2021年2月18日
-Steam版:2022年3月18日
-Switch版:2022年6月2日
・ジャンル:シューティングアクション
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©SOMMIT GAMES./Regista
・公式サイト
https://www.sommitgames.page/

どういう人にオススメ?
・気軽に遊べるアクションシューティングを探している人!

良かった点
・主人公のユニコを初めとしたキャラクター達が可愛い
・同じステージでも入手できるスキルがランダムに変わるので毎回新鮮な気持ちで遊べる
・特定のスキル同士を組み合わせることで大幅にパワーアップするスキルコンボが気持ちいい

賛否両論?点
・壁関係なく最も近い敵を強制的にロックオンする仕様のせいで狙った通りに攻撃できないことが少なくない
・主人公の移動速度や攻撃速度が遅くモッサリしている
・服がスキルと連動しているため思い通りのファッションができないことが多い
・クリア時評価にファッションの項目があるが、揃えられるかが運次第な上にスキル取得をも阻害してくる

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




オートエイムで敵を撃つ!お手軽シューティングアクション


主人公のユニコは銀河共和国軍に所属する軍人。…なのに物資として送られてきたバトルコスチュームは水着風デザインという、作った張本人であろう博士の欲望を感じるものを着る羽目に。
ゲーム中にもちょくちょく会話が挟まることはあれどストーリーの内容自体はオマケ程度の軽いもの。ですがボスとユニコの掛け合いはコメディチックでちょっと面白いです。
キャラクターは主人公のユニコだけでなく反乱星のボス達3人もキュートな姿をしています。ボス達は見た目から既に個性的ですが、中身も「強者だけが可愛い服を着ることが許されている星の独裁者」・「小さい頃から盗んだバイクで走り出すお姫様」・「片手間で戦争をするファッションデザイナー」という濃すぎる奴らばかり。
彼女らのやっていることは反逆なので普通に考えると中々に罪が重い行為をしているのですが、博士の見込み(趣味含む)で許されたりもしているので色々とゆるい世界観。ちなみに博士はちょっと変態だけどバトルコスチュームを作ったりしてる有能なおじさんです。

ゲーム内容は動いている時は攻撃できず・立ち止まっている間のみ一番近い敵に自動で攻撃する、オートエイム&オートシューティングのアクションです。プレイヤーが直接できることはLスティックでユニコを移動させることだけ。
エリアにいる敵を全滅させると経験値をゲットしてレベルアップ、1レベル上がる度にランダムに提示される3つのスキルから1つを選んで取得することができます。

出てくるスキルは同じステージでも挑戦の度に変わるので、1回目は微妙なビルドでクリアできなかったけど2回目はシナジーのあるスキルを揃えられて上手くいくこともあって運要素も強め。
ここまでの説明でどこかで見た事のあるゲーム性…と思った人も少なからずいると思いますが、本作の基本システムはスマホアプリとして配信されているカジュアルゲーム「アーチャー伝説」等とほぼ同じです。
貰えるスキルは単純に攻撃力や回復力が上がる物から、弾が2連射になったり・3WAYになったり・銃弾に属性(///)を付与したりなど銃の性能を強化する物、レーザービットを召喚したり・周囲を回るサテライトを召喚したりでサブウェポンを増やす物、敵にダメージを与えたり倒したりすることで少しだけ回復できるようになる物…など結構なバリエーションがあります。
属性攻撃には追加効果があり、火が炎上による継続ダメージ付与氷が小時間行動停止風がノックバック強化雷が周囲にいる他の敵にも側撃ダメージ発生というもの。ただ継続時間が極端に短く雷以外は大した恩恵が受けられないのもあって、他のスキルと組み合わせたりスキルコンボを発生させる前提の性能。
1属性の銃弾&サテライト&レーザービットを全て揃えたり・4種類のサテライトや銃を揃えることでスキルコンボが発生し攻撃力が爆上がりするのは面白いシステム。必要なスキルを揃えられるかは運次第ではありますが超強力なので狙う価値はあります。
特に4属性の銃弾を揃えると発動するスキルコンボと4属性のサテライトを揃えると発動するスキルコンボはぶっ壊れレベルに強力です。前者は名前を忘れてしまいましたが、後者は「テレストリアル」という名前だったはず。
また、5の倍数のエリアは敵が出現しない安置となっていて回復・体力最大値アップ・攻撃力強化・攻撃スピードアップ・クリティカル率アップからランダムに3つ提示される中の1つだけ取得することができます。攻撃力増強スキルに回せるリソースが増えることを考えると被ダメージは極力抑えたい。
1ステージ辺り21エリアから構成されており、5〜6分程度で終えられるためとても手軽です。挑戦の度にスキルは習得し直しなので最初はちまちま撃っていくことしかできませんが、強化を重ねていくと見違えるように派手になっていくのも楽しいポイント。
それ以外にも通貨で解放できて永続的に効果が出るスキルツリーもあり、ゲームオーバーやリタイアで途中離脱した場合もお金は持ち帰れるので失敗した回も無駄にはなりません。永続強化要素のあるローグライトは好き。
難易度については、2面のボスまでは余裕でクリアできる程度ですが・3面で一気に難しくなってスキルツリー解放の為の周回も必要になり・4面はツリーをほぼ全開放にしてもかなりキツいバランスとなっています。
最終ステージの4-3なんかはスキルツリー全開放済になってからも10回以上負け続けました…。最初の方でアブソーバー系スキル(攻撃ヒットor撃破でHP回復)や防御力アップや4種のサテライトやエネミーバウンス(敵に当たった弾が跳ね返る)を引き続けていいビルドを作れたおかげで突破できた感じの運勝ちでした。

ここまではこのゲームの特徴といい所だけを書いてきましたが、アーチャー伝説等の同じようなシステムのゲームと比較してもこのゲームは難点が多いです。
一番気になったのがロックオン機能のポンコツさ。銃弾は壁を貫通しないので遮られないように位置を調整しつつ撃つ必要もありますが、強制的に一番距離が近い敵をロックオンする仕様になっていて壁を挟んだ位置に敵がいると壁に向かって弾を撃ち続けます。他の敵がそのまま撃っても当たる位置にいたとしても、壁越しの敵の方が近ければそっちを優先してしまいます。
ロックオン無で向いている方向に撃ったりとか・狙う相手をボタンで切り替えるとかもできないのは残念な仕様です。壁が無いエリアの場合も敵が多くてゴチャゴチャしていると、厄介な敵から処理するというのが難しくてとりあえず片っ端から撃ちまくるしかないこともありました。
それプラス、敵は壁をスルーして石を投げてきたり・遠い敵ほど動きが早くなる仕様があったり・浮いている敵が壁にめり込んで弾が当たらなくなったり・主人公の足が遅く回避が困難だったり・主人公が立ち止まってから弾を撃ちだすまでのインターバルが0.5〜1秒程度と長かったり・連射速度や弾速が遅すぎるなど、なんだかな…と思ってしまう仕様がとても多いです。
本作は微妙なターゲッティング機能と撃ち初めまでの空白時間と連射の遅さの3つで爽快感減少というスキルコンボをデフォルトで発動してしまってます。それに加えて壁だらけのエリアが多い所もマイナス。
立ち止まらないと攻撃できないのはいいとして、せめてその攻撃ぐらい素早く正確に撃てるようにして欲しかったです。この手のゲームは立ち止まった瞬間に高速連射で弾を撃ち出せるからこそ、移動中は攻撃不可という制限のもどかしさよりも攻撃時の爽快感が勝って面白いと言えるバランスになっていると思うのですが…。
正直に言うと本作は銃がそんなに強くないので、相対的にサテライトを取りまくった方が楽に攻略できるバランスになっています。ボスや一部のエリアのザコは近づくのが難しいので銃の強化が全くいらないわけではないのですが、4種類のサテライトを揃えてテレストリアルを発動できたら走り回るだけで敵が勝手に倒れていくゲームと化します。
ちなみに、銃以外のメインウェポンやユニコ以外のキャラが使えるようになったりはしません。仲間にしたボスがプレイアブルになるぐらいのサプライズは欲しかったかも。
後は、ギミックとして上を通るとダメージを受けたり・動きが遅くなる地形も登場するのですが…敵が乗っても平気なのはまあいいとして、敵を殲滅した後はダメージ床が無効になるようにして欲しかったです。電撃床が大量にあるエリアとかで出口に向かう時に踏んでしまってイラッとしたこともありました…。

お着替えは縛りのための機能でしかない


本作のセールスポイントに「お着替え」というワードがよく出てくるのですが、残念ながら本作は服装チェンジを面白い形でゲームに組み込めてはいないように感じました。
ここまで一切触れていませんでしたが、レベルアップで獲得するスキルには抱き合わせでユニコの服が付いてきます。服は頭・上半身・下半身の3つのパーツに別れており、AやBといったアルファベットでシリーズ分けされてます。
一旦着替えた部位も他のシリーズの服が付いてくるスキルを取ってしまうと強制的に上書きされてしまうので、全身揃えたままクリアしたいのなら同じシリーズの服が付いてくるスキルだけを取り続ける or 服が変わらないスキルを取り続ける必要アリ。好きな服装があったとしてもスキル同様ランダムに出てくるので毎回揃えられるとは限りません。
ステージクリア時にはクリア時間・被ダメージ量・ファッションセンスという3項目で評価されます。各項目で最高評価(Sランク)を取れれば★が貰え、星なし〜★★★で評価が記録されます。
そして服に関係してくるのがファッションセンスの欄なんですけど…正直言ってここは★が取れるかどうかが運ゲーです。ランダムに提示されるスキルに服が付いてくるという形式である以上服が揃うかもランダムですし、評価制度には運のウェイトが重い項目は入れて欲しくなかったです。
しかも、服にこだわると好きなようにスキルが取れない・攻略重視でスキルを選んでいるとファッションセンス皆無になるというジレンマまで発生してます。正直後半のステージはスキルをガチらないとクリアが厳しいのもあって服まで気にしてられないので…この要素必要だった?と思わざるを得ないです。
ファッションのために取るスキルを制限してね!ということかもしれませんが…これでは縛りプレイのために用意した枷にしかなっておらず個人的には面白いとは思えませんでした。なので評価は完全に無いもの扱いで進行。
用意されている服装自体は制服だったり体操服だったりビキニアーマーだったりで可愛いんですよ…可愛いんですけど大体キメラになるし、自分の好きな服装で固定したまま遊ぶこともできないしで推されているシステムの割には微妙でした。



総評:コンセプトは悪くないものの爽快感低めに仕上がってしまっている残念美人

オートアタック&オートエイムのシューティングアクションゲーム。アーチャー伝説などの同ジャンル他ゲーと比べると、ビジュアル以外で極端に秀でた所がある訳ではないものの基本的な機能は抑えられている感じです。
ただ、オートエイムがポンコツだったり・攻撃速度の遅さなどの色んな理由でこの手のジャンルに重要な爽快感があまり感じられず、個人的には合わなかったゲームかも…という感想です。せめて距離を離す以外でロックオン対象を変える機能ぐらいは欲しかったです。
「お着替え」というテーマ自体も発想は面白いと思いましたが、ゲームシステムとして活かされているかと言うと微妙…と言わざるを得ないです。スキル取得や高評価狙いを邪魔する要素にしかなっていないし、任意に好きな格好にできるわけでもないしでちょっと残念でした。
そもそもオリジナルであるスマホアプリ版は無料ゲーム。広告が表示されないというメリットがSteam版・Switch版にはあるものの、追加要素が増えているわけではなさそうなので定価で買うのは割高かも…。
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