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【Switch】『デジプラコレクション まるごと鉄道!ミニ ~JR東日本編~』を遊んだ感想&レビュー

2023/10/20
ゲーム感想&レビュー 0
Switchソフト シミュレーション
『デジプラコレクション まるごと鉄道!ミニ ~JR東日本編~』を購入しました。

ゲームの中で鉄道ジオラマを作れるという、ちょっと変わったフレコミの作品です。JR東日本編とタイトルに付いているのを見ると他の鉄道会社のも今後出すのかも。
事前にちょっと調べてみた所、スマホアプリとして配信されていた『デジプラコレクション まるごと鉄道!』(サービス終了済)のリソースを再利用した作品のようです。アプリの方は今まで存じ上げていませんでしたが、東京メトロの車両もあったそうで終わってなければ遊びたかった…。

任天堂の公式オンラインストア。「デジプラコレクション まるごと鉄道!ミニ ~JR東日本編~ ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
・タイトル:
デジプラコレクション まるごと鉄道!ミニ ~JR東日本編~
・発売元:ジー・モード
・開発元:ジー・モード
・対応ハード:Switch/PC(Steam) ※配信予定
・定価:1480円(税込)
・発売日:2023年10月12日
・ジャンル:
プラモパズル&レイアウトクラフト
・IARC:3+(3歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:©G-MODE Corporation
・公式サイト:
https://digipla-marutetsu.gmodecorp.com/

どういう人にオススメ?
・鉄道車両が好きな人!
・街を作って景色を撮影したい人!

良かった点
・鉄道車両が細部まで再現されている
・プラモモードや図鑑モードで車両をじっくり眺められる
・レイアウトモードでは色んな視点からジオラマの写真を取れる

賛否両論?点
・収録車種は3種類のみと少なめ
・プラモモードで先頭方向の表示と各設備についての解説を見れるようにして欲しかった
・レイアウトモードで線路を好きな形に敷くことはできない

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




パズルの要領で車両を組み立てる「プラモモード」

収録されているゲームモードは「プラモモード」「レイアウトモード」「図鑑モード」の3つ。ここから1モードずつ紹介していきます。
最初はプラモモードについて。こちらは車両やジオラマをパズル形式で組み立てていくモードです。
難易度がやさしいふつうむずかしいの3種類あって、同じ車両でも難易度が上がるほどパーツが増えていきます。各難易度/各部位でクリアタイムを記録してくれる機能アリ。

LとRで土台の方を回転させて、正しい場所と方向でパーツを配置することができれば自動で嵌ってくれます。やさしい~ふつうでは回転時にうっすらと完成形が浮かび上がるのでその通りに置けばいいだけ。
むずかしいでは回転させるだけでは完成形が浮かばなくなり(△でヒントを見た時にのみ表示)、パーツが細かくなり同編成でもクハ・モハ・サハといった車両形式毎に別々に組み立てる必要も出てきて完成までの工数が多くなります。それでもし置く場所も何のためにあるのかすらわからないパーツが出てきたとしても、掴んだままカーソルを動かしまくれば嵌る位置をサーチできるし間違えてもペナルティは無いので気楽にプレイできます。
プラモモードについての不満はどちらが先頭側かの表示と各装置の役割について解説が欲しかったぐらいで、普通にポンと遊べるパズルとして楽しめました。私は鉄道好きではあるのですが機器類には疎く、車体下部や連結器や運転台など普段見るのが難しい部分も含めてどんな構造になっているのか知らなかった所も多くあって勉強できたのも良かったです。
収録車両はE235系0番台(山手線の車両)E233系3000番台(東海道線/宇都宮線/高崎線の車両)185系(「踊り子」などで使用されていた特急用車両)の3形式。種類こそ少ないのですが、車両の一つ一つが外装も内装も作り込まれています
3形式とも用途が大きく異なる車両という事で比較してみると特色をより感じやすいかと。E235系はThe都心用で全席ロングシートなのに対して、E233系にはグリーン車やトイレやクロスシートがあったりして長距離を走る用として作られているのがわかるし、特急用の185系は全席クロスシートでデッキがあったりトイレが豪華だったりと色々見れて楽しいです。
オリジナル版というかスマホアプリ版ではガチャから車両を引かないとダメだったらしいので、その事を考えると確実に3形式をフルセット入手できて1480円なら安い方なのかも。アプリ版のレビューには10連ガチャを引いても確実に車両が出るとも限らないと書かれていた方もいたので、好きな車両を眺めることを重視する人には結構厳しいアプリだったのかな?と思ってしまいます。

景色を作って車両を走らせる「レイアウトモード」

レイアウトモードではジオラマを作って写真を撮ったり・ジオラマの上で車両を走らせることができます。本作一番のメインモード。
プリセットとして既に完成されているジオラマ1マップの他に「シンプルな街中の風景」「海辺の街と山のある風景」「高架線路のある街中の風景」の3つのエディット用マップが用意されています。線路の形を自分で変えることができないのはちょっと残念

編集すると元のマップに上書きされる形で保存されます。そのため各地形ごとに1個ずつしか制作したジオラマを記録できない点に注意。
ストラクチャーとして家・木・車・標識・電柱など色々設置できます。特に鉄道関連の物が豊富で、架線柱・鉄道信号機・キロポスト・コンテナ等と定点カメラとして機能するカメラマンも置けます

建物の上にまた別の建物を置いたり、ストラクチャー同士が多少重なっている状態であっても普通に配置できたりと結構自由なレイアウトが可能です。後は道のテクスチャを張り替える機能と同じストラクチャーを連続配置できるボタンもあると良かったかも。
後は自分が持つセンスとの勝負。私は納得のできる街並みが中々できなくて悩み中です…。
撮影モードに切り替えることで景色や走行中の列車を写真に収めることができます。遠距離から・ジオラマ内から・列車を自動追尾する視点から撮ることが可能で、街並み作りを頑張れば頑張るほど臨場感のある写真も取れるかと。

走行中の車内から写真を撮ることもできます。作った景色を車窓から眺めるというのも楽しいかも。

後は時間帯を変えられる機能(日中・夕方・夜)も付いています。夜になると街灯や建物の窓だけでなく電車のヘッドライトも点灯したりして、昼とはまた違う景観を見れて二度美味しいです。

車両を眺めたり説明を読める「図鑑モード」


最後は図鑑モード。その名の通りで収録されている3つの車両をじっくり眺めたり、詳しい解説を読むことができます。
説明文はJR東日本が直々に監修しているとの事。そのおかげでこれ以上言うことが無いレベルで詳しい情報が載っています。
こちらのモードでも車内を等身大視点で見ることが可能です。乗るにも別途料金がかかるE233系のグリーン車、定期運用引退済で乗れる機会が減ってしまった185系のインテリアをじっくり見れたのも良かったです。



総評:プラモ組立てとジオラマ作りを楽しめる♪鉄道箱庭ゲーム

収録車両は3つのみと少なめ。でもそのモデリングは細かい所まで再現されており、1000円台と安価な作品でであることも鑑みて個人的には概ね満足できました。
電車のエクステリア・インテリアについては大まかに知っていても、搭載されている機器については実はあまり詳しくなかったので色々勉強にもなりました。今では定期運用が終わってしまった185系をのんびり見れるのも評価点。
ジオラマ作りについては私のセンスが無いせいで絶賛苦戦中…。DLCでもいいのでパーツやJR東の別車種が追加されたりしても面白そうだと思いました。
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