3秒でげーむおーばー。

【マルチプラットフォーム】『Doodle God: Evolution』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2023/02/03
ゲーム感想&レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム PS4ソフト XboxONEソフト XboxX|Sソフト Switchソフト パズル
『Doodle God: Evolution(ドゥードゥルゴッド:エボリューション)』を購入しました。

今回もe-shopセールで買った作品です。スマホアプリで似たようなゲームを遊んだのをふと思い出したので購入しました。
2つのエレメントを合成して新しいエレメントを作り出すのを繰り返すパズル…と言うよりかはひたすらに試行錯誤という名の総当りを強いられるゲーム。ストアの説明文では文明を作るシミュレーションゲームっぽく読めるのですが、残念ながらシム要素は0。
全モードで全エレメントを作るまで遊んで7時間程度でした。収録モードやできるエレメントが豊富だからか、ゲーム性に対して意外とダレにくかったです。

任天堂の公式オンラインストア。「ドゥードゥルゴッド:エボリューション -Doodle God: Evolution- ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
UNLEASH YOUR IMAGINATION & BE A GOD!
Create and change your planet with each new reaction.
The whole world is in your hands.
Doodle God: Evolution is a unique edition of the well-known game that includes not only the classic Doodle God, but Doodle Farm as well.
And now, in this addicting all ages game, not only fire, earth, water and air but also plankton, mammals or birds will be at your disposal. Mix and match different combinations of elements to build an entire civilization and re-create the evolution of the animal world!
Of course, the universe was not created in a day, a long journey full of joy and creative torments awaits you. Dont worry, you will not be alone in this adventure! Every time you successfully create a new item youll be rewarded with an interesting scientific fact or wit and wisdom of some of the greatest philosophers and comedians of all time.
But beware, the power of creation may have unintended consequences, inventing the wheel might just trigger a zombie plague!
Unleash your inner god with Doodle God: Evolution!

FEATURES
- Huge variety of wildlife awaits you in the new Doodle Farm mode!
- Over 500 Items to create!
- Planet Mode allows you to see your planet come alive as you play.
- Mission Mode offers new challenging puzzles.
- "Puzzle" Mode. Can you find the final object?
- Various quests will not leave you indifferent.
- Hundreds of interesting facts and funny, thought provoking quotes!
・タイトル:Doodle God: Evolution
・発売元:
Steam版:JoyBits / Switch版:ワーカービー
・開発元:JoyBits
・対応ハード:
PC(Steam)/PS4※海外ストアのみ/XboxOne※日本語未対応?/XboxX|S※日本語未対応?/Switch
・定価:
-Steam版:1180円(税込)
-XboxOne/XboxX|S版:1750円(税込)
-PS4版:5.99ドル
-Switch版:1280円(税込)
・発売日:
-Steam版:2015年9月24日
-PS4版:2016年7月5日
-XboxOne/XboxX|S版:2019年6月13日
-Switch版:2020年7月2日
・ジャンル:
箱庭パズルシミュレーションゲーム
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© JoyBits CO. Ltd./ Localization support and published by Worker Bee Inc.

どういう人にオススメ?
・合成して図鑑を埋めていくゲームが好きな人!

良かった点
・メインモードの「ドゥードゥルゴッド」だけでも200種類以上のエレメントが出てくる
・配合を間違えてもペナルティはないので気軽に試せる
・モード毎に固有のエレメントが用意されていたりもする

賛否両論?点
・偏屈なレシピが多数あるためコンプリートを目指すなら総当り前提
・LスティックとRスティックでそれぞれ1つずつエレメントを選ぶのは操作しにくい
・Switch版ではアルコール関係のエレメントが作れず「ドゥードゥルバー」の実績も達成不可能?(要検証)

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)



エレメントを合成して色んな物を作り出す


本作には色んなモードが収録されていますが、とりあえず基本となる「ドゥードゥルゴッド」というモードから紹介。
このモードでは神様になって地球上に色んな物を作って文明を発展させるのが目的。とは言ったものの、人間の生活を見守ったり・街を管理したりといったシミュレーション要素は一切ありません。
こちらができるのはひたすらに新しいエレメントを作ることだけ。新しいエレメントができると地球上に新しいモニュメントが出現するので、少しずつにぎやかになっていく様子は見られます。
発展段階は低い順に「始まり」「テクノロジー」「現代」「魔法の世界」の4つ。段階が進むほど作れるエレメントの種類も増えていって、最終的には科学どころか魔法まで作り出します。

新規のエレメントは既に見つけているエレメントから2種類を選んで、正しい組み合わせで合成できれば作ることができます。最初に使用できるのは空気地球の所謂「四元素」のみ。
ここからだと、火×空気でエネルギー火×地球で溶岩ができます。さらに溶岩×水で蒸気と石ができて…と、既存のエレメントのみならず新しくできたエレメントとも組み合わせていくことで発展系も見つかっていきます。
最初は物質や概念的なものしかできませんが、組み合わせていけば植物や動物など命あるものも作れるようになります。時にはドラゴンやフェニックスなどのファンタジー生物ができたりも。

特定の組み合わせでは新しいエレメントができるわけではないもののレシピとして機能する(同じ生き物同士で子どもが産まれたり…)というものもあります。全ての反応を見つけるとゲーム内実績「忍耐の神」を獲得できますが、ここまで目指すとなるともはや苦行の域。
このエレメントですが、ドゥードゥルゴッドモードだけでも228種類もあって豊富です。説明文に「イカの血は青い(イカの説明文)」などのトリビアや「人生は悩みがつきもの(命の説明文)」など偉人の名言が載っていたりもするので、読むのが地味に楽しいです。
ここまでの説明では連想ゲーム的な内容で中々面白そうにも思えるかもですが、割と早い段階で総当りで合成していかないと新しいレシピが見つからなくなります。というのも、レシピの内容が屁理屈の領域にあるものが少なくないので想像するだけ無駄だからです。
風×命=鳥や砂×卵=カメとかはまだわかるのですが、地球×トカゲ=獣・獣×命=人間・グラス×家=高層ビルなど「え?」と思うレシピがたくさんあります。答えを見てからならギリなんとかわからなくもないのですが、実際のプレイ時には完成系だけがヒントやミッションという形で提示されるだけでそこから連想してレシピを見つけろと言うのは無理ゲーですし、答えを見てからも納得がいかないレシピも少なくないです。
賢者の石や魔法使いなど架空の存在もいる時点で理屈で理解しようとする方が野暮なのかもしれませんが…。それでも考えても答えが出てこない題があるというのはパズルゲームとしては落第スレスレな仕様だと思います。
ちなみに間違えてもペナルティ無し・エレメントが減るということも無しで難易度はぬるめ。なので変に考えるよりもとりあえず試しまくる方が効率が良いです。
マナという通貨で買えるお助けアイテムにも「ペアにならないエレメント(合成に使用できないエレメントを点線で囲んでくれる)」「リピート防止(既に見つけたレシピの反応を2回目以降行わない)」「最後のエレメントを表示する(現エピソードでは合成しても何もできないエレメントを青光で囲んでくれる)」というのがあるので、最初から総当り前提で作られているとも感じます。
マナではまだ作れていないエレメントのヒントを買ったりもできますが、最初に大量に貰える分や課題エレメント作成ボーナスで得られる分を使ってしまうとログインボーナスや時間ごとに回せるルーレットでちまちま貯めないといけなくなるので消費は抑えた方が良いです。ヒントは時間経過でも見れるようになりますしね…。

操作に関してはSwitch版はタッチ操作とボタン操作の両方が可能になってます。ボタン操作はLスティックで1つめのエレメントを・Rスティックで2つめのエレメントを選ぶ形式で正直操作しにくいので、タッチ操作を推奨します。
本作の元になっているのがスマホアプリの「Doodle God」で、Switch版のタッチ操作はオリジナルの操作に近いだけあって使いやすめ。総当りも楽にできます。

モードによってできるエレメントが違ったりもする


本作には「ドゥードゥルゴッド」以外にも、「ドゥードゥルファーム」「クエスト」「アーティファクト」「パズル」「百科事典」といったモードが収録されています
「ドゥードゥルファーム」では作れるエレメントの大多数が現存する動物になっているのが特徴です。レシピは相変わらず謎なのが多いし、原生生物の項目にエイやタコやイカが入れられていたりで分類も謎ですが、独自のエレメントやレシピが多いので気分を一新して遊べます
「クエスト」はゲームブックみたいな遊び方で、作ったエレメントの種類や数に合わせてストーリーが進んでいきます。こちらでは各エピソード毎に固有のエレメントが多数あり、作るものを間違えるとバッドエンドを迎えたりもして凝っています。
「アーティファクト」は3種類のエレメントを組みあわせてオブジェクトを作るモード。3種類の組み合わせということで総当りは困難、答えもヒントを見る前提なものが多くちょっと理不尽に感じます。
「パズル」は限られた素材で目標となるエレメントを作る、一番パズルゲームらしいモード。間違えたレシピだと手詰まりもしますが、正しい組み合わせで合成した時にパズル経過のパーセンテージが上がるので正解かどうかバレバレで、難易度は大して高くありません。
「百科事典」は作ったことのあるエレメントを一覧で見るだけのモード。地味にあいうえお順で並べてくれているのは有能。

オマケでゲーム内実績機能もあります。各モードを普通に遊ぶだけで入手できるものもあれば、全ての反応レシピを見つける「忍耐の神」やヒントを見ずにエピソードをクリアする「世界の達人」など、もはや修行の域に近いものもあってコンプリートは至難の業です。
ただある実績に問題があって、「ドゥードゥルバー」という実績がSwitch版では取得不可能になっている可能性が高いです。取得条件にもドゥードゥルバーとしか書いていないし、全てのエレメントを見つけたはずなのに解禁していなくて不思議に思って調べました。
わかったことはSteam版では火×水でアルコールが作れて・発展系としてウォッカやワインやビールといった酒類も作れる、ということでした。一応Switch版でもパズルモード内限定でアルコールは作れるのですが、そこから酒類に発展させることはアルコール×水でできるはずのウォッカも作れないようになっていて不可能です。
ドゥードゥルゴッドモードではアルコール自体が作れないので、アルコールに関するレシピやエレメントがごっそり削除されているのだと判断しました。なら実績の方も消しといて欲しかったです…。
これは私の予想ですが、移植もしくは日本語化される過程で教育上良くないなどの理由で削除されてしまったのだと考えています。お酒以外にも【CERO:Dで出すにも直接的すぎるワード】や【名の通り検閲済み】などのあかんわコレというエレメントもあったらしいので、削除もやむ無しではあるとは思いました。



総評:総当り推奨の作業ゲー、けれども新しいエレメントができた時は嬉しくなる

忖度無しで言うと推測困難な組み合わせが非常に多く総当り前提になっている作業ゲー。…なのですが、少しずつ図鑑が埋まっていく所に妙な中毒性があって憎めない作品。
パズルゲームとして考えてしまうと納得いかないレシピばかり出てきてモヤモヤします。予想通りのエレメントができればラッキーぐらいのノリでやるのがオススメ。
気軽にだらだらとはやれてしまうので悪くない作品です。ちまちまと図鑑やレシピを埋めていく作業が好きな人にはアリ。
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