3秒でげーむおーばー。

【いっせいトライアル】ドラえもん のび太の牧場物語 レビュー

2022/07/10
レビュー 0
Switchソフト PS4ソフト シミュレーション いっせいトライアル
2022年7月のいっせいトライアルで「ドラえもん のび太の牧場物語」を遊んだ感想です。

ドラえもんと牧場物語のコラボ作品。ダイレクトミニで新作の「ドラえもん のび太の牧場物語 大自然の王国とみんなの家」が発表されたことに合わせてのトライアル配信っぽい。
…前回がスタデューバレーでなければ素直にありがたかったと思います。同じような内容の作品が2回連続でトライアルに来るのはさすがにスケジューリングが悪すぎ。
個人的には先に本作・後にスタバレを配信して欲しかったです。チュートリアルは本作の方が圧倒的に親切だったし、スタバレを知らない方が粗を気にしないで済んだかもと思える場面が多かったので…。
製品版は7月24日まで3355円(50%off)でセール中。絶妙に新作を待とうかな…とも思えてしまうお値段。
とりあえずエンディングを見る所までは進めました。そこまでで25時間程度・ゲーム内時間の1年ちょっとで到達。

・タイトル:ドラえもん のび太の牧場物語
・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・開発元:マーベラス / ブラウニーズ
・対応ハード:Switch/PS4
・定価:6710円(税込)
・発売日:
-Switch版:2019年6月13日
-PS4版:2020年7月30日
・ジャンル:アドベンチャー
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
制作:マーベラス 開発:ブラウニーズ
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
©Bandai Namco Entertainment Inc.
制作/開発:マーベラス
・公式サイト:https://bd.bn-ent.net/

どういう人にオススメ?
・農場経営ゲームが好きな人!
・ドラえもんのキャラクターが好きな人!

良かった点
・農業、酪農、林業、釣り、虫取り、鉱石掘りなどできることが多い
・昼寝やひみつ道具が便利すぎない程度に便利
・チュートリアルがとても丁寧で初心者でも安心
・ストーリーは劇場版ドラえもんみたいで素敵

賛否両論?点
・住民のセリフのバリエーションが少ない
・仕様やUIが地味に不便でストレスが溜まる
・物価のバランスがおかしい
・3Dモデルの表情が変わらないのに違和感を感じる

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




えーっ!?のび太くんが牧場生活を!?


操作するのはドラえもん…ではなくのび太。「のび太に牧場なんてムリムリ」というスネ夫が言いそうなセリフが頭に過ぎりますが、今回ののび太はかなりできる子。
朝6時にキッカリ起きれるし、畑仕事も三日坊主にならずにやりこなします。いつもののび太とはかけ離れている気もしつつ、やればできるじゃんとも思いました。
本作でできることは開墾して作物を作ったり・酪農をしたり・料理を作ったり・釣りをしたり・虫を取ったり・鉱石を掘ったり・住民とコミュニケーションを取ったりなど、とても多いです。逆に言えば、できることもやらないといけないことも多すぎて時間が足りません
ゲーム内の時刻や日付はリアルタイムとは独立して流れており、1日は朝6時0分~翌朝5時59分で一区切りでリアルの1秒がゲーム内の1分に相当します。1シーズンは30日、それが春夏秋冬の4つあるので120日で1年が経過します。
ベッドで寝ると次の日の6時に移行する他、5時59分まで起きていると強制的に気絶してしまい12時まで寝る羽目に(気絶しても時間が過ぎること以外にペナルティは無し?)。
時間以外にスタミナも気にする必要があって、何かをする度に減少し・料理や作物を食べたり寝たりすることで回復します。スタミナが尽きても作業を続けるとこれまた気絶してしまうので、疲れたら作業を打ち切ってでも寝るか何かを食べるかする必要アリ。
本作には食事とベッドでの睡眠以外にスタミナを回復する方法があって、それがのび太の得意技である昼寝。システムに昼寝を組み込んでくるのはさすがに予想外でした。
1時間の昼寝でスタミナを10ポイント回復できる他、1時間単位で進められるので時間調整にも使えて中々に便利です。場所も自由で草原だろうが街中だろうが雨の中でも雪の中でも関係なく眠れるのはもはや超人の領域で、さすがは昼寝世界チャンピオン。
その代わりか食事によるスタミナ回復がしにくくなっている印象。作物は料理しないと全然使えないレベルで回復量が少ないので、キッチンを解放していない・財布事情でミナギルドリンクやレストランの料理を買えない序盤は昼寝に頼らざるを得ないです。
初期状態ではインベントリが小さく8個しかアイテムが持てないし・農作業も全てマニュアルでやらないといけないなど面倒でしんどい仕様ですが、お金を稼げるようになれば大きなリュックを買えるようになったり・便利なひみつ道具が使えるようになったりするので、続けていれば少しずつ快適になっていきます。
最初は厳しく・プレイ時間が伸びていくほど便利な道具が追加されたりして楽になっていくのも牧場物語シリーズの特徴?フォロワーであるスタデューバレーもこんな感じだったし。
ひみつ道具が使えるのはドラえもんならでは。どこでもドアで好きな場所にすぐ移動したりミニ雨雲で周囲5×5マスに自動で水を撒いたりキューピットの矢で住民との仲良し度を素早く上げたりお天気ボックスで天候を変化させたりと、牧場生活を楽にするひみつ道具も多数用意されています
必需品というわけではなくあったらいいな程度の性能なのもある意味ひみつ道具らしくて良い点。最初は手作業で苦労させておいて、後から便利になっていく流れも有難みがあって個人的に好きです。
でも役に立つ道具が使えるようになるまでの道のりが大変すぎるのが残念ですが…。上に挙げた道具の中ではどこでもドアのみ比較的早めに解禁できましたが、他はエンディングちょっと前になるまで使えませんでした。
やり込み勢向けのアイテムという扱いなんだろうけど、正直に言うとひみつ道具(特にミニ雨雲)に関してはもっと早く使えるようにして欲しかった…と思いました。それまでの進めど進めど楽にならない期間が長すぎてダレてくるというのも事実。
他にもコロポックルが家畜の世話を手伝ってくれたりもしますが、ミニ雨雲などを入手するのにもコロポックルと出会うことが前提になっているので、ひみつ道具を解禁するためにも・農作業を手伝ってもらえるようになるためにも・エンディングフラグの「タケコプター」を手に入れるためにもコロポックル関連のイベントは早めに発生させておくことをオススメします。
コロポックルと出会うにはネラル・エティ・ティアルの3人と仲良くなるのが前提になっているっぽいので、この3人は最優先で好感度を上げておくこと(目安はハート5つ分)。

畑の作物はジョーロで水をあげる必要がある他、小麦以外の作物は育つ季節が決まっています。肥料を上げると品質が良くなりやすいみたいです。
1年目の秋以降に作れるようになるタネメイカーを使うと、高品質の作物から高品質のタネを作ってより質のいい作物を作ってそこからタネを作って…を繰り返すことで品質改良することも可能っぽいです。
畜産で飼える動物はニワトリ・ウシ・ヒツジの3種類。仲良し度が高いほど取れるアイテムが高品質になる他、コンテストで優勝している個体は仲良し度最大だと「黄金のタマゴ」などの高く売れる素材を回収できるようになります。
晴れている日中は外に放牧してあげるのもお世話の一環ですが、のび太が自ら運んであげないと外に出てくれないし戻ってもきてくれないのはちょっと面倒だとは思いました。夜や雨の中に出したままにしていると病気になってしまう他、あまりにもお世話が杜撰だと引き取られてしまうらしいので放置は禁物。
小屋を大きく改築すると子どもが産まれるようにもなりますが、動物もタネから育つというすこしふしぎファンタジーな設定になっていてドラえもんの世界らしさを崩さないようになっています。
他にもウマやイヌなどを飼えたり、飼えるわけではありませんが街に住むネコや野生のリスやクマなどとも仲良くなることができます。動物たちが可愛くて癒されるゲームだとも思いました。
魚釣りはウキが完全に沈んだ時にAボタンを押して釣り上げるというもの。簡単ではあるのですが、同じ場所で釣り続けると魚が警戒してだんだん食い付きが悪くなるという妙にリアリティのある仕様は面倒なだけなのでいらなかった気がします。
虫取りは虫に向かって網を振り下ろすだけの簡単な仕様。木に止まっている虫は逃げやすいので少し厄介ですが、スティックを少しだけ傾けてこっそり近づき射程圏内に入ったら網を振り下ろすという、どう森みたいな捕まえ方でゲットできます。
鉱石はピッケルで鉱床を叩くと掘ることができて、道具の改良やメイカーの素材として必要な石材や鉱石・高く売れる化石や宝石・コロポックルが持つひみつ道具と交換する際に必要なガラクタを掘り当てることができます。
序盤はちまちまと作物を作るよりも化石を売った方が儲かるし・建材として必要となる鉱石の数も膨大で長時間鉱山に潜らざるを得ないバランスなため、巷では「のび太の鉱山物語」という揶揄もされていたりもします(でもこれは牧場物語あるあるっぽい?)。
農作物や魚や虫には個体ごとに品質が設定されていて、星半分~★★★★★までの0.5刻みで評価されます。魚や虫はサイズで決まり、農作物は肥料を与えたり品種改良すると良くなりやすく、畜産物は動物達をしっかりお世話することで高品質のものができるようになります。
キッチンやメイカーに材料を入れることで料理を作ることもできます。料理にも品質が設定されていて、高品質の材料+使い慣れた調理機器を使うことでこちらもまた高品質の物ができあがります。
作れる料理の種類もかなり豊富で、やきいも等のシンプルなものからてんぷらやショートケーキなどの凝ったものも作れます。ゲーム内のレシピを所持しなくとも必要な材料がわかっていれば指定するだけで作れるので、気になる料理はネットで組み合わせを調べてしまうのも手。
手に入れたアイテムは家の右側にある木箱に入れることで出荷できて、18時になると売上が清算されお金が即振り込まれます。直接お店に持ち込んで売ることはできません。
本作は牧場物語を初めて遊ぶドラえもんファン向けなのか、チュートリアルがとても充実しています。新要素が出てくる度に手取り足取り教えてくれます。
前回のスタデューバレーと似た要素がとても多かった(というかあっち側が似せてきてる)のでもう知ってる…と思いつつ、違う仕様があると困ると思って飛ばさずしっかり教わってました。まあ、結果的にはひみつ道具の有無ぐらいしか大きな違いはなかったんですけどね…。
でもこれだけ説明してくれたら出荷箱をゴミ箱と勘違いする人は出てこないだろうなー…と思ったりも。チュートリアル的な意味でも本作の方をスタバレよりも先に配信して欲しかったと思いました。
グラフィックは少しだけ淡い色合いになっていて柔らかく優しいデザインです。画面端のフレームも合わさって、まるで絵本のような見た目で可愛い。

ストーリーは映画ドラえもんっぽい


あらすじは「夏休みの自由研究用にとのび太が植えたタネが大樹に育ち、それが原因か突如発生した時空嵐に巻き込まれシーゼンタウンという異世界の街に飛ばされてきた」というもの。
本作のストーリーは映画ドラえもんにありそうな内容で個人的に好きです。「無くしたひみつ道具を回収して元の世界に帰る」という明確な目標が存在しているのもGood。
いつも暮らしている町ではなく異世界が舞台になっている所や、使えそうなひみつ道具を無くしたり修理に出していたりで必要な時に使えないという所までもが映画っぽさを感じます。ジャイアンがいつものジャイアンだったのは残念だけど…。
メインストーリーではひみつ道具を回収していく過程で住民たちの深掘りや大樹の秘密が明かされていきます。一方でサブストーリーでは住民たちの生活に焦点を当てた物語が語られます。
牧場生活を楽しむというより物語の続きを見たいが故に必死になっていたまであります。何とかエンディングまで来れたけど、農業は結構サボっていたので制作側が考えていたのとはだいぶ違う遊び方をしていた気もします。
そして、なぜ小学生であるのび太が牧場生活をする羽目になったかという話なのですが、舞台であるシーゼンタウンが子どもも働かないといけないという労基法真っ青なだからです。
個人的には異世界とはいえ子どもに労働させる世界観は強引すぎるし、ドラえもんに出てくる世界として考えてもどうなの…と思いました。どうにかしてのび太を働かせる口実を作らないといけなかったのはわかりますが、もう少し倫理的に問題のない世界観を作ろうと思えば作れたのではないかと考えてしまいます。
動機についても市長が作ったルールの元で強制的に働かせるのでは無く、のび太自身が興味を持ったから働くみたいなポジティブな理由だったら素直に受け入れられたと思います。それ以外の設定やキャラについてはドラえもんらしくて好きなのですが、ここだけは心象的に引っかかります。
ちなみに、のび太以外にもドラえもん・しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫のいつものメンバー全員が飛ばされてきていますが、ドラえもんは市長の下しずかちゃんは病院ジャイアンは大工と一緒にスネ夫はレストランで働いています。
他メンバーは誰かと一緒に働くことになりましたが、のび太だけは人手過多でどこにも採用されずじまい。でもランチという男の子が使っていない牧場を譲ってくれて無い内定から一転して独立農家として頑張っていくこととなり、1人で牧場生活する所まで至ります。

住民もまた個性的なメンツが揃っていて、天真爛漫な少女・優しいおばあさんといったふれあっていて和む人物もいれば、威張り散らかす市長・一児の父親なのに夢見がちなプー太郎・マッドサイエンティストな医者・客に出した料理を勝手に食べてしまうコックなど少し困ったさんもいます。個人的に好きなのは親しく接してくれるランチくんとクール美人で淡白に見せかけて何よりもカジキが大好きな釣り屋のシーフィーさんですかね。
ストーリーを進めるにはシーゼンタウンに住む住民との好感度を上げる必要があります。好感度は毎日話しかけたり・アイテムをプレゼントすることで上げられます。
住民たちにはそれぞれに好きなアイテムが設定されている(公式サイトに一覧アリ)他、大体のものは喜んで受け取ってくれるので山で拾ったフルーツや海岸で拾った貝殻をプレゼントしまくってました。微妙な反応を返されたのは雑草をあげた時ぐらい。
本家の牧場物語が好きな人からは結婚できないのが不満点としてあがっていますが、ここについてはコラボ作品である以上は仕方がない部分。むしろのび太がしずかちゃん以外と結婚できたらダメだと思います。
コミュニケーション面で気になったのは会話のレパートリーがとても少ないこと。どのキャラも天気のことor時間や季節のことor急いでいるから話しかけんなorお腹空いたぐらいしか言わないし、イベントの時も全ての祭りで同じセリフが使い回されているので会話の楽しみはあまりなかったです。
しかも食事を取っているのを見た後に話しかけても「もうお腹ペコペコ」とか言うしでメチャクチャです。ここまで適当だとbotに話しかけているような気持ちになって虚しいだけでした。
全員ハート5まで上げてもこんな感じだったのですが、もっと仲良くなれば会話も増えたりするんですかね…。ストーリーシーンを読んでいる時は楽しいのに日常会話がつまらなすぎます…。

地味に不便なUIや作り込みの甘さが気になってしまう

本作もやり込む人は繰り返し長時間遊ぶタイプのゲームだとは思うのですが、個人的には地味に不便なUIや作り込みの甘さが目についてしまい、残念ながらエンディング後も遊び続けたいとは思えない作品でした。上であげた会話のレパートリーの少なさや無駄にリアルな釣りの仕様以外にも本作には欠点が多いです。
遊び始めたばかりの時はビジュアルもいいし・牧場経営ゲーらしい要素は一通り揃っているしで製品版を買ってもいいかもとまで思ってました。しかし「美人は3日で飽きる」という言葉の通り、プレイ時間が長くなる程に見た目で誤魔化されていたであろう中身の粗がはっきり見えてくるようになってしまいました。
一部は重箱の隅をつつくような指摘になっているかもしれませんが、どれも見過ごすことができず言及せざるを得ない欠点だと思いました。同じ作業を何回もやるゲーム性だからこそ少しでも面倒を感じたり違和感を感じるような仕様や操作性にはならないように調節してほしかったです。

UI面で一番気になったのがスタミナ残量がメニューを開かないと確認できないという仕様。スタミナゲージぐらいは常に画面のどこかに表示していてほしかったです。
スタミナが50以下・30以下・10以下まで減ったタイミングでのび太が疲れているようなモーションを取って知らせてくれるので、確認を怠ったせいで気絶するまで作業をし続けるというのはありませんでしたが…ギリギリまで作業したい時なんかはチラチラとメニューを開いて確認しないといけなくて面倒でした。
料理を食べた時のスタミナ回復量についても情報が一切載ってないし、食べた時のログにどれだけ回復したかが表示されたりもしないので、何かを食べる度にスタミナを確認しにメニューを開かないといけなかったのも残念。
次に気になったのは食べる・住民に話しかける・出荷箱に入れるコマンドが全てAボタンに割り振られているのに加え、確認無しで選んでいるアイテムを食べてしまう仕様。
話しかけようとして住民の目の前で食べ始めたり・箱に入れようと思って食べてしまう事故が多発しイライラ。ここに関しては確認画面が表示されるだけでも多少はマシになっていたと思います。
後はニワトリを抱きかかえるのはXボタンなのに下ろすのがBボタンだったり、木を揺らすのはAボタンなのに拾うのはXボタンだったりと、セットでやる動作なのにそれぞれで違うボタンが割り振られている所も気になりました。
ニワトリを抱えている途中だけXボタンに他のコマンドが割り当てられているとかでも無いので、下ろすのもXボタンで良かったじゃんと思わざるを得ません。謎すぎるキーコンフィグです。

仕様面では物価のバランスが破綻しているレベルでおかしいのが一番のダメポイント。虫や魚や畑で取れるものが全体的に安いのに対して化石や料理の売値が高すぎます。
例えば、春の畑で作れるかぶは売値が1個110円(★0.5の時)に対して種の買値が50円であることを考えると儲けは60円しかないし生育に5日もかかるのに対して、鉱山で採れる化石は一番安い物でも120円で売れてしまうし元手もいらないし量も結構取れてしまうんですよね…。そういう理由もあって「のび太の鉱山物語」と言われてしまっているのだと思います。
秋まで進めたら今度はさつまいもを作りまくって、さつまいも+あぶら+なべセットでフライドポテトを作りまくってそれを出荷するのが一番稼げる方法になります。
さつまいもは育つのが早い上に同じ株から3回も収穫できて数が揃えやすい代わりに売値が安め、でもフライドポテトにするだけで売値が400~600円程度にまで跳ね上がります。さつまいもからフライドポテトができる時点でなんかおかしい気もしますが。
レストランでさつまいもが売られることもあるらしいのですが私の環境では確認できず…。材料を全てレストランから仕入れたとしても収支はプラスになるみたいなので、キッチンとなべセットさえ揃えてしまえばフライドポテト無双になってしまいます。
秋までは真面目に農業をやっていましたが、化石とフライドポテトが金策として強すぎて鉱山に籠るかさつまいもを育てること以外アホらしくなってしまいました。
ここに関してはフライドポテトと化石がバランスブレイカーだからダメなのではなく・他の手段が労力に見合わなすぎるのがダメなのであって、むしろフライドポテトが壊れてくれていなければモチベーションが続かなかったと思います。制作陣の適当さで苦しめられて適当さで救われた感じ。
雑貨屋がなぜか15時からの開店なのも意味不明。季節が変わったらできるだけ早く種を仕入れたいのに、お店が開いていないせいで作業が後回しになるのがイヤでした。
他のお店はほとんどが9時か10時には開店しているのに雑貨屋だけ変な時間なんですよね…レストランは12時からの開店ですがこれはお昼時に合わせてるんだなとわかるのに対し、雑貨屋がこんなに遅く開店するのは理由がわかりません。
しかも1年目の秋1日目が雑貨屋の休業日になっている所もどうかと思いました。休むなとは言わないけど、せめて1年目の各季節1日目ぐらいは休業日が重ならないように設定すべきなのでは?
最後に、これは直接プレイに支障をきたす問題ではありませんがキャラクターの3Dモデルの顔が一切変わらないのが違和感の塊でした。
特にドラえもんは顔が大きいせいで表情が変わらないのに気づきやすく違和感も凄まじいです。体の動きはめっちゃ慌てているのに表情はずっとニコニコしていたのには不気味さすら感じてしまいました。

現に私の場合はこの少しだけ残念に感じる部分が塵も積もれば山となってしまい「続けられないな」と思うまでになってしまいました。スタバレの時はそう思わなかったので牧場物語のゲーム性そのものが合わなかったわけではなく、本作の不満点(特に物価のバランスの悪さ)が原因だと思います。
それでも本作のプレイを断念しなかったのはドラえもんが好きだから&メインストーリーが最後まで読みたいぐらいに面白いと思ったからで、結果的にはエンディングに到達するのを最優先するプレイにはなってしまいましたが一応は区切りまで遊ぶことができました。
あくまでもドラえもんだから続けられただけで、もしオリジナルの世界観だったら途中で折れていたかも。でも逆に粗が多すぎて「キャラゲーだから手を抜いた?」とまで考えてしまいました。



総評:可愛いけれど不便な所がチラつく惜しい牧場経営ゲーム

私自身ドラえもんが好きで原作コミックスも読んだことがあるし・過去形ですがアニメや映画もよく見ていたので、本作はドラえもんとのコラボ作品というだけでも評価できると思うし・オープニングで「夢をかなえてドラえもん」が流れた時なんかは少し嬉しかったです。
ストーリーも映画ドラえもんみたいでハプニングアリ・感動アリで良かったと思います。個人的にはエンディングを見れただけでも頑張った甲斐があったと思うぐらいには面白かったですが大変でもありました。
ただ、細かい所で不便だったり面倒だと感じたり調整ミスと思える仕様が多くてイラッとさせられることも少なくなかったです。ドラえもんとのコラボでなければ途中でプレイを打ち切っていたぐらいには残念な点が多かったと思います。
次作で遊びやすく改善されていることを期待しています。本作は…スルーでいいかな…。
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