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【マルチプラットフォーム】『DREDGE』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2024/02/08
ゲーム感想&レビュー 0
PCゲーム Steamゲーム GOGゲーム Switchソフト PS4ソフト PS5ソフト XboxX|Sソフト アドベンチャー
『DREDGE』を購入しました。

ちょっと不気味な世界観の釣りゲーです。クトゥルフ神話っぽいと言われたら確かにそんな感じの雰囲気。
前々から気になっていた作品で1月のセールにて確保しました。合間合間にプレイする形で進めて魚図鑑をようやくコンプリートできました。
プレイ時間は全ての魚を登録する所まで遊んで18時間程。暗いけど個人的には好きな作品です。

任天堂の公式オンラインストア。「DREDGE ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
自分だけのトロール船を操縦して、離れた地にある島々と、それを囲む海を探索し、何が底に眠っているのかを探ろう。釣った魚は地元民に売り、クエストをクリアしてそれぞれのエリアの悩ましい過去について詳しく知ろう。船により良い装備を取り付けて、深海の海溝で釣りをしたり、遥か彼方の島まで赴こう。ただし、時間には注意。暗闇の中では、望ましくない何かが見つかるかもしれない… ゲームの特徴 ●謎を解き明かそう 自分だけのトロール船を操縦し、人里離れた諸島に赴こう。それぞれの島では、独自の住民に会ったり、野生生物を見つけたり、物語を発見できる ●海の底まで探索しよう 隠された宝物を求めて海の底まで探り、クエストをクリアして奇妙な新アビリティを手に入れよう ●クラフトを研究しよう 特別な装備を研究し、船の能力をアップグレードして、珍しい魚や貴重な深海のお宝を手に入れよう ●釣りをしてサバイバル 発見したものを地元民に売って各エリアについて詳しく知り、船をアップグレードしてさらに秘境めいた場所へ到達しよう ●深淵と戦う 覚悟を決め、アビリティを使って、夜の海を生き抜こう
「DREDGE」は、不穏な雰囲気が渦巻くシングルプレイヤーのフィッシングアドベンチャーだ。釣果を売り、ボートをアップグレードし、長い間地に埋められた秘密を求めて深みへと進もう。謎の諸島を探索し、なぜ忘れ去られた方が良いことがあるのか理由を探るのだ。
・タイトル:DREDGE
・発売元:Team17
・開発元:Black Salt Games
・対応ハード:
Switch/PS4/PS5/XboxX|S/PC(Steam/GOG)
・定価:
-Switch/XboxX|S版:2570円(税込)
-PS4/PS5版:2640円(税込)
-Steam版:2800円(税込)
・発売日:
-コンソール版:2023年3月30日
-Steam版:2023年3月31日
・ジャンル:魚釣りアドベンチャー
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
Dredge © Black Salt Games Limited, published under licence by TEAM17 Digital Limited.
・公式サイト:
https://www.dredge.game/

どういう人にオススメ?
・魚を釣って図鑑を埋めるゲームが好きな人!
・少し不気味な海を航海したい人!

良かった点
・夜の海が不気味で極力出たくない気持ちになる
・稀に釣れる奇形魚が悍ましくも気になる
・怪魚からの攻撃と恐怖シーンのオンオフができる
・陰鬱で奇妙な世界観に惹かれる

賛否両論?点
・攻撃してくる怪魚は怖いというよりかは鬱陶しい

備考
・無料体験版あり
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)



海が見せる2つの顔

プレイヤーは1人の漁師です。自前のトロール船を駆りたてて魚を捕っては魚屋に卸したり依頼人に持っていったりします。
船はLスティックで動かせます。ゲーム内時間は船が動いている時・釣り中・サルベージ中・港で睡眠している時のみ経過していく仕様となっていて、船を止めて船倉を整理したり地図を見たりする分には進みません。
本作は時間帯がかなり重要な要素となっていて、画面上部に表示されている時計に注意を払いながらの行動が肝心です。というのも本作の海は日中と夜で全く違う場所になるから。
日中の海は比較的穏やかで、危険生物の住む特定海域を除けば事故る要素は岩ぐらいしかありません。魚の他にカメやクジラやイルカなどが泳いでいる事も。

魚影の近くでAボタンを押すと釣りができます。魚ごとにシルエットが違うのでどの魚が釣れるかは予め判別可能。
あらかじめ魚が住む場所に適したロッドを装着しておかないと釣りができない点には注意。浅瀬沿岸大洋深海超深海マングローブ火山の7種類の環境があって、初期所持のロッドでは沿岸の魚しか釣ることができません。

釣りパートはミニゲームになっています。魚によっていくつかのパターンがありますが、どれも緑や黄色のマーカーに合わせてボタンを押すだけのシンプルな操作。
ミニゲームを省略できるオプションが用意されているものの、相当なものぐささん以外はミニゲーム有でやるのがオススメです。内容も簡単で1匹にかかる時間もほんの数秒だけなのでダルいと感じる事はありませんでした。
魚を数匹釣ると漁場が枯渇してしまいますが、一度枯渇した漁場はゲーム内時間で数日経つと復活します。なので釣りをして枯渇したら次の漁場を探すというのを繰り返す必要アリ。
釣った魚は船に収容して持ち運ぶことができます。船内はパズルの盤面みたいになっていて、魚や荷物を上手く配置できれば一度にたくさん持ち運べるという仕組み。
釣った魚には鮮度のパロメータもあって、新鮮なもの程高く売れるので極力早めに持ち帰りたい所。船とは別にある保管庫に入れておくことも可能ですが、ほっとくと最終的には「腐り」になってしまうため、命を粗末にしないためにもちゃんと売りたいです。
ちなみに、船の容量は港のドックでアップグレードすると広がっていきます。釣竿・エンジンとプロペラ・ライトも船の容量を圧迫する他、設備の設置には専用のスペースが必要かつ高性能な物ほど大型なのでアップグレードを進めないと付けることができませんし、高性能品を買えるようにするにも研究が必要でそのために「研究用パーツ」を集めないといけません。
ゲームの流れとしては、魚を釣る→魚を売って資金を貯めつつ改良のための素材やパーツを集める→船のアップグレードを行ってより高性能な設備を付ける→まだ行ったことのない海域に行って魚を釣る…の繰り返し。でも色んな魚と出会えるので楽しいです。
ゲームが進むと底引き網を付けて移動するだけで魚を取れるようにしたり、カニかごを使った漁もできるようになります。網やカゴは定期的に修理しないといけないので序盤の内では購入だけでもしんどいのに維持費までかかるのがキツイと思ってしまいましたが、中盤以降は金がまあまあ余ってくるのとカニかごでしか取れないカニがいたり出現率の低い魚を移動するだけで獲ることができるようになるので、図鑑埋めを意識し出すと自然と使うようになっていました。
また、漁場とは別にサルベージできるポイントもあって、木材・布・金属のスクラップなどの船のグレードアップに必要な素材研究に必須の研究用パーツ換金可能なお宝を入手できます。引き上げる際もミニゲームが挟まって、こちらは穴にぶつからないようYでレーンを切り替え続けるという内容です。

サルベージした物品も船に収容して持ち帰る事ができます。グレードアップ素材と研究用パーツはいずれ沢山要求されるので序盤からコツコツと集めておくのを推奨します。
宝物は…序盤ならともかく中盤以降は魚を売った方がずっと稼げるので無理に引き上げる必要は無いかも。換金のためにリトルマローに行くのも面倒だったので保管庫の肥やしになってました。

日中はかなり余裕のある漁ができますが、夜になると海は闇に包まれて不気味な雰囲気に様変わりします。港町では「日が暮れたら海に出ないように」とアドバイスされるものの、結構早い段階で夜にしか釣れない魚を要求されるので危険を承知で船を出さないといけなくなります。
暗いだけならまだマシだったのに、謎の霧やギョロギョロした目玉が見えたりなどの怪奇現象まで発生します。しかも暗いせいで岩が非常に見えにくく船をぶつけるリスクも大幅アップ。

暗い闇の中を航海し続けたり謎の霧に付きまとわれたりすると、主人公はどんどんと正気を失っていってしまいます。正気度は時計の下の目玉で表現されていて、減れば減るほど血ばしって目線も激しくぶれるように。
しかも正気度が減れば減るほど怪奇現象が起こりやすくもなるようで加速度的に狂いやすくなるオマケ付き。怪奇現象の中には主人公の幻覚も混じっているのかも…。
ちなみに正気度は眠る事で回復するので、何徹もして航海し続ける事自体がかなりの危険行為です。無理な労働、ダメゼッタイ。
本作の夜の海の怖さはガチです。他ゲームの夜の海は綺麗な星空と藍色の海が合わさってキレイな事が多いのですが、本作ではひたすら鬱蒼としていて綺麗とは程遠い景色かつ急に発生する怪奇現象にも精神を削られるしで、一刻でも早く港町に泊めて眠りたいと何回も思いました。
怪奇現象を直視する事よりもいつどこで何が起こるか分からない得体の知れない闇が広がっている事が一番の恐怖です。そのぶん港に無事辿り着けた時や朝日が昇って穏やかな海に戻った時の安心感を強く感じられて、その差にもドキドキ。
怪しい存在を見かけてしまい逃げようと慌てて岩を見落として船を損壊させそうになる…なんてインシデントが起こりうるという意味でも夜の航海は危険です。エンジンを損傷させると移動速度が下がって尚更港が遠くなるので焦りは禁物なのですが、雰囲気が焦らせてくるというか…。
正直な所、襲ってくる怪魚に対しては怖さよりも鬱陶しさの方が勝っていたので、生息地が固定されていて姿がはっきり見える怪物よりも何が出てくるか分からない闇や空間の方が怖いという事を実感できた作品です。怪魚は対処法があるにはあるのですがちょっとめんどいものが多めで、攻撃される度に修理費がかかるのもあって怖いというよりは腹立つ存在でした。
ちなみに+で開くオプションからゲームモードを「パッシブ」にすると攻撃されたり恐怖シーンが出なくなるので、のんびりと釣りをしたい方はパッシブモードにするのもアリ。わがままを言うと、恐怖シーン有だけど攻撃はされないモードもあると嬉しかったかも。

また、本作の不気味な点は夜の海だけではありません。実は魚を捕っていると時折奇形の魚が釣れてしまう事があるのです。

奇形魚は大量の腫瘍に覆われていたり・目が蜘蛛のようにたくさん付いていたり・口が大きく裂けて牙が覗いていたりとウヘェ( ;´▫`)となる見た目のものが多いです。その一方で黒い結晶で覆われていたり・光っていたりで明らか生物としておかしいけど綺麗と感じるものもいます。
この奇形魚達は普通の感覚からすると売り物にならないのでは…と思ってしまうのですが、どういうわけかむしろ正常な魚よりも高く買ってくれます。高額で買ってくれるという事は何か需要があるはずですが、使い道はあんまり考えたくないですね…。
この奇形魚を集めるのもなかなか楽しくて、結局全種類釣るまで頑張ってしまいました。悍ましいんだけどどんな感じに変わるのか怖いもの見たさで見てみたくなって、まだ釣っていない奇形種を狙う作業で時間が結構溶けました。
釣れる度に(´・д・`)ウワァ…と思いながらも好奇心には抗えませんでした。個人的に生物学を齧っていたのもあって、どうやって今まで生きてきたんだろう…とちょっと考えたりも。
なお最後まで残ったマンボウとムーンフィッシュの奇形種にはかなり苦戦して、こいつらだけで3時間ぐらい粘った思い出。外洋魚だから広い海の中を探さないといけないし、しかも1つの漁場で釣れるのが1~2匹と少ないので試行回数も稼げず、しかも奇形種が2種類いる鬼仕様なので、昼と夜の境目の直前で漁場の近くの島でセーブしておいて奇形種が釣れなければリセットというやり方で厳選しました。

賑わいとは程遠い陰鬱な港町と胡乱な住民達


船で移動するゲームというだけあって、マップの大部分はシームレスに繋がった海で構成されています。ポツポツと浮いている島では住民と会話したり依頼を受けたり・魚屋で魚を売ったり・船大工から釣り道具や船のパーツを買ったり・ドックにて船をグレードアップしたり・研究で新しい設備を解放したり・睡眠を取ったり色々できます。
セーブは船着場に着いている時に行われるので、寝たり魚を売るついでに自動でセーブしてくれると考えてもらってOK。船がダメージを受けすぎてゲームオーバーになった時も最後にセーブした場所に戻されるので、船着場を見つけたら一度停めておくと保険にもなります。
一番最初に訪れるグレートマローはマップ中央にある大きめの街で灯台がトレードマーク。近くにはリトルマローという小さめの街や怪しいおじさんが住むブラックストーン島があります。
メインストーリー自体はやや希薄気味で、世界観を詳しく知るにはビンに入れられて流されているメッセージや住民からの情報を元に考察しないといけない形になっています。一応の本筋はブラックストーン島に住むおじさんが求めているアーティファクトを集めるという内容です。
本作は海がテーマのゲームでありながら爽やかさとはかけ離れた胡乱さと湿っぽさに満ちています。街の住民達もどこかただならぬ雰囲気を醸し出している人が多くて、陸に足をつけても不穏さが変わらず付きまとってきます。
ブラックストーン島のおじさんが怪しい人物筆頭で、グレートマローの町長も怪しい小包を輸送することを頼んできたり、魚屋のおじさんも奇形種を見つけ次第持ってきてくれと変な期待を寄せてきたり、怯えている灯台守のおばあさん等、何か秘密を隠しているような人が多いです。人里離れた島には魚を生のままムシャムシャ食べたりする謎のフードの人もいるし…。
このフードの人達の依頼は以前は時限クエストだったらしいのですが、アップデートで期限が撤廃されているっぽい?私は受けた依頼を忘れないうちにやっちゃうタイプなので放置した際の検証はできていませんが、他の方のレビューで時限クエストがどうこうという記載を見た記憶があるので一応補足として書いておきます。
ちなみにエンディングは2種類あって、最終盤の行動によって分岐します。大体の人が最初に見るであろう1つ目のエンディングを見た後は分岐前時点に戻されるので、2つ目のエンディングも同じデータですぐ回収できます。
2つ目のエンディングへの分岐条件が分からないという方にヒントを書いておくと、アーティファクトを全て入手した後にブラックストーン島のおじさんに本について尋ね続けると本を奪う選択肢が出てくるので、その本を奪って灯台守のおばあさんに見せると後は何となくやるべき事がわかるかと思います。どちらもエンドも大きな謎が隠されたままな感じですが、2つ目の方が被害者が少なそうなのでグッドエンドということでいいのかな…。



総評:底知れない海の恐怖が味わえる、湿度MAXホラーな釣りゲーム

1人の漁師として海の恩恵を受けつつも、巨大怪魚や怪奇現象などの海の脅威と自分の精神力にも上手く付き合っていく必要がある釣りゲー。
ビックリさせてくるタイプのホラーではなく、闇・異形・未知に対するジメジメジワジワとした感じの恐怖。たまに釣れる奇形種の魚を見て「どうしてこうなっちゃったんだろう…」「どうやって生きてるんだろう…」と想像を掻き立てられる所も好きな所です。
魚図鑑を埋めるのも楽しいのですが、登場人物からの依頼やビンのメッセージから世界観を追いかけていくのも楽しかったので、魚釣りゲーとしてもホラーな雰囲気ゲーとしてもオススメしたい一作。怪魚が襲ってこないようにするオプションも付いているので、追いかけられたりするのはちょっと…という方にも配慮アリ。
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