3秒でげーむおーばー。

【Switch】ファイアーエムブレム風花雪月 レビュー

2021/04/12
レビュー 2
Switchソフト SRPG
「ファイアーエムブレム 風花雪月」を購入しました。
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2019年発売のゲームですが、スマブラでベレトス先生を使っているうちに遊んでみたくなって購入。
現在は青と黄ルートをクリアして、残りの赤ルートのために3週目をやるか悩んでいる段階です。
今作はいつものFEとは違う点が多く、ユニットの育成が戦闘以外の要素で行えること・学園パートがゲームプレイの半分以上を占めるため、事実上学園生活シミュレーションと化しています


・タイトル:ファイアーエムブレム 風花雪月
・発売元:任天堂
・開発元:インテリジェントシステムズ
・対応ハード:Switch
・定価:7678円(税込)
・発売日:2019年7月26日
・ジャンル:シミュレーションRPG
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© 2019 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
Co-developed by KOEI TECMO GAMES CO., LTD.
・公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/anvya/index.html

どういう人にオススメ?
・ファイアーエムブレムシリーズが好きな人!
・傭兵学校の先生になりたい人!

良かった点
・先生として生徒の成長を見守れるRPG
・充実した学園生活とシビアなFEの世界を両方味わえる
・赤2つ、黄1つ、青1つの合計4つのルートが存在
・ユニット毎に得意分野はあれどクラスチェンジ先は決まっていないので職業の自由が増えた
・1ターンだけ巻き戻せる「天刻の拍動」のおかげでやり直す回数が減った

賛否両論?点
・散策でできることが多すぎてシミュレーションよりも学園生活が長くなりがち
・武器の三すくみがなくなったので戦略性が減った
・全ユニットが仲間になるルートはないので、ストーリー上で必ず誰か犠牲者が出てしまう

備考
・インターネット通信対応
・amiibo対応
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)

主人公は無口な傭兵学校の先生

まず、主人公のベレト(男)/ベレス(女)についてなのですが、今までのFE主人公にはいなかった無口タイプな主人公。
ゲーム内で発する台詞の数は非常に少なく、生徒との会話時にも選択肢が出るプレイヤーの分身的存在になっています。
しかしながら、マイユニットではなく見た目・ステータスの傾向を変えることはできません。変更できるのは性別・名前・誕生日のみ。
個人的意見なのですが、こういう無口でプレイヤーが投影しやすい主人公こそマイユニに向いていると思うのですが、何故か今作では廃止されている謎。明らかカムイやルフレよりもマイユニ向けの性格なのに。
職業はガルグ=マク大修道院の士官学校に勤める先生(元傭兵)。平日は授業や生徒の悩みを聞いてあげたりする先生としての仕事があり、日曜日は自由行動する生活を送ります。

3つの学級で違うストーリー

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今作では最序盤に3つの学級(黒鷲の学級・青獅子の学級金鹿の学級)から受け持つ学級を選ぶことになるのですが、選んだ学級によってストーリーや最初から仲間として登場するユニットが変わってきます。ifにおける白夜・暗夜の選択みたいな感じ。
全体のストーリーは大きく前半と後半に分けることができて、前半の第1章はほぼ共通のストーリー・後半の第2章(5年後)は学級毎に異なるストーリーが展開されます。さらに正確に言えば黒鷲の学級のみ第2章に2ルート(教会ルートと帝国ルート)あります。
第1章は少し不穏な空気が漂うものの平和な学園生活を送ることができるのですが、第2章に入ると別学級のキャラクターが敵として出てくる・場合によっては死亡するなど厳しい戦争物らしいストーリーが展開されます。
スカウトは第1章しか行えないのでユニット集めは早めに行いたい要素ですが、学園生活自体は第2章でも行えるので育成は順次行う感じです。
1つのルートをクリアするまでの時間は30~40時間程。ストーリー全回収には最低4週かかるので120~160時間がやり込む時のプレイ時間目安かと。
個人的感想ですが、第1章はどの学級を選んでもストーリー展開がほぼ変わらないのが残念かも。とはいえ育成・スカウトパートとしての重要性が第1章にはあるので飛ばすわけにも行かず。
2週目以降は第1章で起こるイベントがランダムもしくはルート毎に大きく変われば良かったのに、と思ったりもします。

FEはキャラゲーでもあるのでルートが分岐するとなると気になるのが各ユニットの加入可否の違いですが、どのルートを選んでも仲間にできるユニットがほとんどを占めています。
仲間に出来るルートが限られるのは学級長(エーデルガルトディミトリクロード)とその側近であるヒューベルトドゥドゥー、黒鷲の学級を選んだ場合はさらに帝国関係もしくは教会関係のどちらかのユニットが仲間にできなくなります。
学級長+側近以外は基本的にはどの学級を選んでも仲間にできる仕様になっており、ifの時みたいにルートによってメンツがガラッと変わることはないです。まあでも担当している学級の子を贔屓したくなってしまうのは先生の性かも。
プラス、DLC購入で遊ぶことができるサイドストーリー「煤闇の章」を進めることで灰狼の学級の生徒が4人仲間になります。
今作で仲間になるユニットもそれぞれが得意なステータス・苦手なステータス・固有スキルを持ち、戦闘以外でも支援会話・好みのプレゼント・食事やお茶の好みが決まっていたりと個性豊か。
それ以外にも今作のユニットは身長体重フルネームに至る詳しいプロフィールを見ることができちゃいます。先生と生徒という間柄であることに加えて細かい特徴付けも相まって、過去作以上に仲間ユニットに対して愛着を持ちやすいです。
指導では得意なものをどんどん伸ばす教育が鉄板ではあるのですが、時たま別の素質が見つかってそっちの方を伸ばす選択を取る事もできたりもできて、先生として生徒の成長を見守るゲームとしてはなかなか面白いです。
どう教育すればいいか分からないという人にも、オートで育成方針を決めてくれる機能もあるのであまり悩む必要はないと思います。

今作ではユニットごとの使える武器やクラスチェンジ先の限定・クラスによる使用武器制限(魔法や一部武器種除く)は廃止された他、マスタープルフ使用ではなく試験を受けて合格することで晴れて上位職になることができるなど、育成面でも今までのFEとは違う仕様がかなり多いです。
試験には各種「パス」が必要となり、適正レベル以下の武器種があると合格率が下がってしまいます。試験結果は日毎に決まっているようでリセマラはできませんが結果だけ見てダメだったらリセットでも大丈夫です。
クラスチェンジによるレベルリセットも無くなったので早めに上位職にさせたいところですが 、キャラレベルと技能レベルが低いとなかなか合格できないので授業や出撃で鍛えてあげる必要があります。
選んだ学級以外の学級に所属しているユニットは「スカウト」によって軍に誘うことができるのですが、ベレトスの持つ技能やステータスが一定以上でないと断られてしまいます。
支援レベルを上げると多少仲間にしやすくはなるみたいですが、伸びづらい魔法系のステータスを要求されるユニットは辛い…。
支援レベルを上げて結婚指輪をプレゼントすれば結婚することもできますが、ベレトス限定かつマリッジプルフや子世代はオミットされエンディング後の回想で語られるのみで完全にオマケ要素。
無理して子世代なんか出そうとするとifみたいに設定がガバガバになるので、恋愛要素に関してはこれぐらいで十分だと思います。素質などの戦闘面に関わる要素を気にしないで好きなユニットと結婚できるようになったのもgood。

散策でできることが非常に多くて何をするか悩む

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今作ではゲーム内の時間の進み方も今までのFEとは変わっており、カレンダー上を一日一日過ごす形式となっています。
基本的なスケジュールは「月曜日に教育方針を決め、火~金に授業、土曜日はグループ課題の結果発表、日曜日はフリータイム」と妙にリアリティのあるものになっています。
授業は俗に言う育成パート。ユニット毎に強くするステータスを選び伸ばしていくと同時に、時たま生徒から投げかけられる質問に答えて先生としての義務を全うすることになります。
日曜日のフリータイムは「散策」と銘打たれておりFEでは珍しい3Dで主人公を動かせるパートで、作り込まれている学校マップを実際に走り回って探索できます。
最初は校内をグルグル走り回るだけでも楽しかったです。ただ目的地がわかりにくいしプレイ時間が長くなってくると単純に飽きてくるのがネック…。
散策中でやれることはとても多く、釣り・お茶会・食事会・ユニットのスカウト・落し物探し・武術大会・マップ出撃・休暇…など色々。
特に先生の強化とスカウトは育成やユニットの新規獲得に必要な項目なため優先したいところ…ですが休暇を取らないブラックな働き方をすると今度はやる気と専用武器の耐久値が回復しないジレンマに陥ります…。週休二日制にできませんか…?
お茶会・食事会・落し物拾いでは支援レベル上げ、釣りや栽培では食材集め、武術大会では勝ち抜けば商品が貰えるなど、どれもやっておいて損がないものばかり。
逆に言えば、やることが多すぎてプレイ時間の3分の1は散策に費やすことになります。周回時は少し面倒に感じなくもないです。
落し物に関してはヒントがかなり抽象的で、特に他の組の生徒だと名簿を見て調べることもできないので手当り次第になってしまうのがちょっとめんどくさいかも。というか校内を走り回っている時間の大部分が持ち主探しな気もする…。
それに加えて、ユニットキャラの誕生日などのスペシャルイベントも起こるのでなかなかに忙しい学園生活を送ることになります。

SRPG要素も変更点多めでプレイヤーにより優しく

SRPGパートは月末にある必ず出撃しなければならない「課題出撃」・日曜日に出れる「フリーマップ」と「外伝クエスト」の3種類。
「課題出撃」はストーリー上必ず出撃する必要のあるマップで、今までのFEでいう各章のマップに相当します。
「フリーマップ」は今までの遭遇戦にあたるもので経験値稼ぎや金策ができるもの。ノーマル限定ですが、行動力の要らないものもあるので周回しておくといいかも。
「外伝マップ」は特定のユニットを仲間にしていることが条件で開放されるマップで、ユニットの過去をより掘り下げる内容。期間限定でしか受けることが出来ないクエストが多数で全キャラ回収はかなり大変。
外伝クエストでは「英雄の遺産」や「神聖武器」と呼ばれる強力な武器が手に入る他、ドゥドゥーの外伝クエスト(第1章9月に発生)に関してはクリアしておかないと第2章でロストしてしまう罠も…私はやらかしました

SRPGとしての仕様も今作は今までのFEから変更された点が多いです。
変更点を挙げると、剣・斧・槍の三すくみが廃止されていたり、1ターンだけ巻き戻せる「天刻の拍動」、武器の使用制限回数を多めに消費して出せる必殺技「戦技」、ユニットにつけられる「騎士団」が追加され、「魔獣」と呼ばれる体力が非常に多い敵が現れるようになりました。
巻き戻しはエコーズからの機能らしいのですが個人的に凄くありがたいです。ユニットがやられたとかで今までならリセットせざるをえない場面でも、戻せるおかげでどうにかなったことが多数ありました。
三すくみはFEの特徴とも言える仕様だったので廃止されたのはちょっと残念ですが、各ユニットに好きな武器を使わせられることを考えると仕方ないのかな…とも思います。ただ戦略性は減って数値での殴り合いになってしまうことが多くなりました…。
一応「〇〇殺し」という習得スキルを覚えさせれば後天的に有利な武器種を決めることはできます。「剣殺し」を覚えるのに必要な技能は槍術だったりするので、三すくみという概念自体が完全に無くなった訳ではなさそうなのはよかった。
もう1つ残念な点を挙げると、魔獣の仕様がチュートリアルだけではわかりにくいという点。障壁とか潜在スキルとか混乱とか独自のシステムが魔獣は多いのですが、慣れるまでも慣れてからもめんどくさいです。
障壁は全部壊す・赤い四角の数+1回分HPを0にしないといけない・特攻が入る武器を使う辺りは大事。ストーリーが進むにつれて面倒な仕様の魔獣が増えるので、効率的な戦い方を知っておかないと苦労します。

難易度は今まで通りノーマル・ハード・ルナティックの3種類やられても復活ありの「カジュアル」・やられるとロストする「クラシック」から選べます。
全体的な難易度は今までのFEと比べると優しめ。前作ifで一番簡単と言われてた白夜ルートより簡単かも。
戦闘時に出てくるガイドも優秀なので初心者にも遊びやすい作りですが、流石に最初からハードは結構厳しいので慣れないうちはノーマルカジュアルをオススメします。
ちなみにオートでユニットに命令してくれる機能もあり今回は作戦を選ぶことも出来るのですが、案の定特攻をかましまくるポンコツなので頼らない方が無難です。

総評:学園生活+戦争シミュレーションという形式の新しいFE

今までのFEとは一転してSRPG以外の要素も強めな作品ですが、ストーリーやキャラクターはちゃんとFEらしい戦記物となっています。
仕様の面では三すくみの廃止やクラスチェンジなどに思いきった変更がなされているので、FEを初めて触った人よりも過去作プレイ済みの人の方が困惑するかも。
全体的な難易度は低めですがハードとルナティックはちゃんと難しいので、熟練者はルナティックで手強いシミュレーション・初心者にはシミュレーションRPG入門作としてノーマルを選ぶといいかもしれません。
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Comments 2

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純白のマルス

純白のマルス

☆コメント返信★

コメント返信です。

>名無しさん
コメントありがとうございます。
風花雪月はFEの中でも遊びやすい作品で私も好きです。ゲームとしてのクオリティもさながらですが、ルート分岐やユニットの数の多さも相まって長時間遊べるタイトルだと思います。

2022/03/26 (Sat) 02:09

名無し

いい記事でした!
今、風花雪月3周目楽しんでおり、
switchで最も遊んだソフトとなっています

2022/03/25 (Fri) 23:19

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