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【Steam/Switch】FILMECHANISM レビュー

2022/05/22
レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム Switchソフト パズル
「FILMECHANISM(フィルメカニズム)」を購入しました。

去年12月のインディーワールドで見かけた時に気にはなったもののスルーしましたが、最近になってe-shopでセールしていたので結局購入してしまいました。
ブロックなどの配置を保存して復元できるパズルゲームです。聞くだけでも結構難しそうなゲームに思えますが実際に難しかったです。
全ステージクリアまでにかかった時間は12時間ほど。試行錯誤している時間が多かったので、実際のプレイ時間以上に長く遊んでいた気がします。

・タイトル:FILMECHANISM
・発売元:Phoenixx
・開発元:Chemical Pudding
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:2050円(税込)
・発売日:2021年12月16日
・ジャンル:2Dパズルアクション
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© Chemical Pudding All Rights Reserved.
・公式サイト
http://chemicalpudding.com/filmechanism/

どういう人にオススメ?
・頭を使うアクションゲームが好きな人!

良かった点
・ブロックの配置を保存する「レコード」と復元する「リストア」を用いたパズルはユニーク
・配置ミスなどで詰むことも少なくないがYボタンを押すだけで即リトライできる
・解法が複雑なステージが多いもののヒント機能も豊富

賛否両論?点
・アクション要素の比重がかなり重くギリギリジャンプなどの高度なテクニックが頻繁に要求される
・ヒントを見てもアクション部分の難しさのせいで中々クリアできないこともある

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




「レコード」と「リストア」を駆使して先へ


本作はステージクリア制のパズルアクションゲーム。主人公のレックはカメラ星人で、落としてしまったゴールドフィルムを探して冒険することになります。
カメラ星人は「空間状態記録フィルム」なる高度な技術を使うことが可能で、ブロックの位置などをZRボタンでレコードしておいて・ZRボタンでリストアすることで保存していた地形を即時に再現することができます。ここがこのゲーム独自のシステム。
その代わりかレック自身の機動力は低く、できるのはAボタンでジャンプすることとブロックを押し込むことだけで、ジャンプ力も積み重なっていないブロックの上にギリギリ乗れる程度しかありません。その弱点を補うためにどのステージにおいてもレコード&リストアの活用が必須です。
よく使うテクニックを紹介すると、飛びこせないブロックの奥に行きたい時なんかに2マスほど押し込んでからリストアすることで追い越すことができます。他にも落ちる足場やトロッコの位置なども復元できたり・ゴールに行くための地形を先に作っておいて後からリストアしたり…と活用の幅は結構広いです。
ちなみに、トロッコなどが動いている途中でレコードしておくとリストアした時に再度動き出します。この仕様を活用するステージも少なくないので頭にいれておくといいかも。
ゲームボーイみを感じるレトロなグラフィックが可愛い本作ですが、用意されているステージは全209ステージとかなり豊富。6個あるワールドには難易度別にNORMALHARDHELLの3ルートが用意されていますが、トゥルーエンドに到達するには全てのステージをクリアする必要アリ。
基本ルールは赤い旗の所まで行くとクリアというシンプルなもので、1ステージ毎の所要時間は解法がわかっているなら30秒程度で終わります。NORMALだと一目で正解がわかるステージばかりですぐ終わりますが、HARD以上はしっかり考えて何回も試行錯誤しないとクリアできない難易度になってます。

かなーり便利なレコード&リストアですが無尽蔵に使える訳ではなくて、ステージに配置されているフィルム1個につき1回のみの回数制限があります。無駄撮りは一切できず必要な時と場合を見極めて使わないとすぐ詰みます…。
フィルムは1ステージ辺り1~3個置かれていて、のフィルムにそれぞれ別の地形情報をレコード可能。基本的には緑→青→赤の順に使うことになります。
もしレコードする形やリストアするタイミングを間違えて詰んでしまっても、Yボタンを押すことで即リトライできるのでストレスにはなりにくいです。いっぱい試行錯誤していっぱいやり直しても苦に感じないのはありがたい。
リトライが手軽な分パズル部分も難しめにはなっているものの、メニューのHINTからゴールドを払って正解の地形配置を見ることができるので割と親切な作りです。
1ステージ毎に見れるヒントの種類も多く「さいしょのうごき」「(フィルムの色)のレコード」「(フィルムの色)のリストア」「さいごのかたち」をそれぞれ別に確認できて、一部だけヒントが欲しいという人にも手厚いです。ただし1つのヒントを解禁する度に100Gかかるし、悩むのも楽しいゲームなので最初から頼るのはもったいないかも。
ヒント解放に必要なゴールドはステージを初クリアするか過去ステージのクリアタイムを更新することで100G、過去ステージをクリアしただけでも50G貰えます。なので最初の方でヒントに頼りすぎて後半のステージのヒントが見れない!という事はないようになっています。

難しいステージほどアクションテクニックが要求される傾向アリ


ここまでの説明だと難しそうなのはパズル部分だけにも思えなくもないですが、実際に遊んでみるとアクション部分で高度なテクニックを要求される場面も多いです。
触ると即死する電撃棒の上にある落ちる足場をジャンプで渡ったり・トロッコの動きに合わせて急いで移動したり・落ちてくるトゲの下を通り抜けたり・センサー感知するゲートが閉じる直前にジャンプでくぐり抜けて上に乗ったり…など、割とシビアな操作を要求されます。
他にも落ちないギリギリの場所からのジャンプを当たり前のごとく要求されるのでパズル部分は正解がわかっているのにアクション部分のせいでクリアできない!なんてことも普通に起こります。クリアできていないステージをスキップすることもできないしおてほんプレイとかもないので、アクションがダメな人がパズル要素だけを求めて本作を買うのはオススメできません。
ギリギリジャンプについてはレックが少し落ち始めたタイミングでAボタンを押してもちゃんとジャンプしてくれるので猶予自体は長めになっていますが、それでもゲーム慣れしていない人にはコツを掴むだけでも大変だと思います。
HELLのステージはパズルも相当に難しい上にアクション部分もシビアで文字通り地獄の難易度で、実質最終ステージの6-49なんかはめっちゃシビアなギリジャンを成功させないとクリアできないせいでやり直しまくりました…。
個人的にはプラットフォーム要素を本作に求めていたわけではなかったので、レコード・リストアが関与しないジャンプアクションなどはもっと控えめにして欲しかったかもと思いました。
求めていた物か否は個人的な感想でしかないので抜きにしても、単純にマイナスに思う部分もあってジャンプなどに失敗してやり直す度にブロックの配置からやり直す必要があったのは正直めんどくさかったですし、あまりにもできなさすぎてパズル部分が間違っているのでは?と疑心暗鬼になってしまうこともありました…。
本作はパズルとアクションのお互いが譲歩せず200%のまま混ざっていて、面白さだけでなく欠点もが組み合わさってしまっている感じ。水と油という程相性が悪いわけではないのですが食べ合わせが悪い部分も一部あったように思えます。
ただ、2Dアクションゲームが好きでパズルゲームも好きだという人には二重で楽しめると思います。私自身も2Dアクションが割と好きだったおかげで全ステージクリアまで遊び通せました。



総評:パズル部分だけでなくアクション部分も難しいパズルアクション

地形をレコード&リストアできるシステムとそれを用いた謎解きはとても面白かったです。どのステージもレコードとリストアを活用しないとクリアできないようになっていて構成が考えられていたのも良かった点。
ただ、アクション難易度はもう少し控えめの方がよかったかもという印象。個人的に本作はパズルゲームがやりたくて購入したのもあって、パズル力以上にアクション力を要求されるステージにぶち当たった時は「なんか違う…」と思ってしまいました。
アクションゲームが苦手な人が遊ぶには難しすぎるかもと思ったので、パズルも2Dアクションも両方とも好きな人向けの作品です。それプラス、何度失敗してもやり直すのを苦に感じない人向け。
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