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【Switch】『FOREVER BLUE LUMINOUS』を遊んだ感想&レビュー【未クリア】

2024/05/09
ゲーム感想&レビュー 0
Switchソフト アドベンチャー
『FOREVER BLUE LUMINOUS (フォーエバーブルー ルミナス)』を購入しました。

ダイレクトでの発表時からマークしていた作品です。海に潜れるゲームが何だかんだ好きなので。
過去作の『FOREVER BLUE』『FOREVER BLUE 海の呼び声』の事は失礼ながら最近知ったタイトルなので、私にとっては本作がシリーズ初作品です。前作2本はWiiで発売されたソフトという事でかなり久しぶりの新作。
この記事を書いた時点で10時間程プレイしたのですが…未だにストーリークリアまで行けていません。次の話を見るのに条件が厳しい所があって終わりの目処がつかなかったのに加えて、うーん…と思ってしまう所も多くてこれ以上プレイし続けられるかどうか自体が微妙だったので、とりあえず感想をまとめる事にしました。

任天堂の公式オンラインストア。「FOREVER BLUE LUMINOUS (フォーエバーブルー ルミナス) ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
・タイトル:
FOREVER BLUE LUMINOUS
・発売元:任天堂
・開発元:アリカ
・対応ハード:Switch
・定価:
パケ版:5478円(税込) / DL版:5400円(税込)
・発売日:2024年5月2日
・ジャンル:アドベンチャー
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:© Nintendo / ARIKA
・公式サイト:https://www.nintendo.com/jp/switch/a7lka/index.html

どういう人にオススメ?
・海の生き物が好きな人!
(ただしリアリティは求めないこと)

良かった点
・500種類以上の生き物がいて1種類毎に解説がある上に音声で読み上げてもくれる
・最大30人まで一緒に遊べるオンラインなどコンセプトは悪くない

賛否両論?点
・リアリティという面で微妙さが目立つ
・ストーリーを進める条件が面倒かつツクモ盤の解放条件が見れないのも厳しい
・オンラインでのUML周りの仕様が変にイジワル

備考
・インターネット通信対応(要:SwitchOnline加入)
・ニンテンドーカタログチケット対象
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)



姿を変える海とそこに住む生き物との神秘的な出会い

本作の舞台は潜る度に地形も生物相も変わる不思議な海域「ベールド海」。本作は自動でマップを生成する仕様になっていて、もし他の人が生成した海と同じ海に潜りたいのであればオーシャンIDというシード値的な物を入力する必要があります。
オフラインで遊ぶことも可能ですが、オンラインに繋げばセッションIDを入力することで任意のプレイヤーと同じ海で一緒に遊べる他、自分が生成したマップにランダムマッチングしてきた他人が投入される・他人が生成したマップに自分がランダムで投入されるという形式で野良プレイもできます。最大30人まで同時マルチプレイ可能なのがウリの一つにもなっていて、後ほど詳しく紹介するのですがオンラインの重要性がかなり重めな作品です。

ここからしばらくはオフライン・オンライン両方に共通する点の感想です。「みんなでダイビング」か「ひとりでダイビング」を選んだら早速海の中からスタート。
よく使う操作はLで調査ZLで写真撮影Rで浮上ZRで潜水Bでドルフィンキック(早く泳ぐ)常に水中にいるゲームながら操作はしやすく上下左右が分からなくなる事もありませんでした。
酸素ゲージといった行動や時間を制限するシステムやサメなどの肉食魚が襲ってくる事も無いので、ただひたすら無心で平和な調査ができます。深海に潜りすぎて水圧でぺちゃんこになる…とかもありません。
青く光っている生き物は調査する事で図鑑に載せられて、ついでにを回収できます。光を回収する事を作中ではアンベールと呼称しています。
裏技でアンベールしながらBでドルフィンキックすると途中キャンセルできて効率良くアンベールできます。ただし初めて出会った生き物を図鑑に載せたり・最大/最小サイズを記録するには一度拡大表示させる必要があるのには注意。
図鑑に未登録の生き物はLを押しながらカーソルを合わせるとと表示されます。同時に複数の生き物を調査する事も可能。

図鑑には各生物ごとにしっかりした解説が付いていて読み応えアリ。文章を音声で読み上げてくれる機能まで付いています。

こういった解説付きの図鑑があると調査のモチベーションが上がっていいですよね。見つけた数や最小・最大サイズも記載せてくれて、かなり大きいor小さい個体を見つけるとメダルを付けてもくれます。
調査時にカーソルがオレンジ色になる個体がいることもありますが、それはサイズが通常に比べて大きいor小さい個体・もしくは色や模様が違うちょいレアのVariant種である事を示しています。

Variant種は通常種とは別枠で図鑑に記載されて、解説も専用のものが用意されているので見つけた時は少し嬉しくなります。中には「バニラ」「ファントム」「アポロ」みたいな固有名が付けられているVariant種も存在。
アルビノとかメラニズムみたいにリアルにも発生しえる個体とは違う、ファンタジーなVariant種もいるのは人によって好き嫌いが分かれるポイントかも?水玉のギンガメアジとかかなりファンシーなのもいますし、普通に古代の絶滅種とか魚竜とかUML(詳しくは後ほど)と呼ばれる巨大な変種も出てくるのでリアル指向のゲームではないです。
Variant種や絶滅種以外の要素でもリアリティという面で見ると微妙な所が多め。生き物の見た目こそよく再現されているとは思うのですが、どの生物も近づいた所で逃げたり襲ってくる事がなく・食べたり食べられたりの相互関係も見られずのんびり泳いでいるだけなので、悪い言い方をすると作り物感が結構強めです。
それに加えて、海水魚と淡水魚が一緒に泳いでいたり・ザリガニが深海にいたりと神秘的な海と言っても流石にハチャメチャすぎる生態系をしているのも難点。ここは個人的にはかーなーり気になった部分でして、違和感を一度感じるとそればかりが気になって集中力や癒され度が減ってしまってました。
このメチャクチャな生態系は自動生成マップが主な原因になっているのではないかと私は考えています。予め構造が決まったマップであれば無理のない生態系を再現することもしやすそうなのですが、自動生成マップでしっかりした生態系を作れるようにしようとするとバイオームや生物ごとの最適環境の設定や地形生成のアルゴリズムを細かく調節しないといけなくて製作難易度が高くなるだろうし、現に本作は上手く調整できていると言えないわけで…。
自動マップ生成システムが本作の面白さに寄与してるかどうかについて考えると…むしろ逆に足を引っ張っている要素なのではと思います。出来上がる生態系のおかしさに加えて、生き物の数も場所ごとに結構なバラツキがあってかつ全体的な個体数も少なく感じるし、景色も見所と言える所に出会いにくくて無作為故の味気なさや違和感の方がワクワク感よりも大きくなってしまっているようにも感じてしまいました。
宝物を回収するサルベージ石版の謎解きといった要素もあるものの、宝物も石版もポツンと置かれているだけなので周りの地形との関連性を見いだせないのも残念な所です。私見ですが自動生成マップは『Minecraft』とか『テラリア』みたいにサバイバルしたり自分で建造物を作ったり土地を開拓するゲーム、もしくは『風来のシレン』みたいに状況に応じた戦術を考える必要のあるゲームなら良い仕事をする一方で、本作みたいにサバイバル目的では無いシンプルな探索ゲームでは予め作り込まれたマップを探索する方が楽しいと感じたかもです。

後は生き物とのふれあい要素として連れ泳ぎができます。ただし一時的に連れ添えるのみで一定期間が経過すると自動的に解散してしまいます。
連れ泳ぎはコスト制になっていて、大きく珍しい生物ほど多くのコストを消費しないと一緒に泳げません。ランクが上がると最大コスト量が上がる仕様で、大型生物と泳げるようになるまでには結構な時間がかかります。
頭にカニを乗せている人がいたりと面白い機能ではあるのですが、過去作だと水族館で展示したり・エサやりとかができたらしくて前の方が充実してない…?と思ってしまいました。オミットされた機能の方が面白そうなのは残念。
また本作にはツクモ盤というシステムがありまして、特定の宝物をサルベージしたり・石版の謎を解いたり・珍しい魚を見つけるなどで解放されていきます。本作の一番の目標はこのツクモ盤の全開放です。
ただこのツクモ盤ですが、達成するまで解放条件を確認できない仕様になっていて自力での全開放は困難を極めています。ネット上で情報収集するか攻略サイトを見る前提な感じかつ、条件がわかった所で運が強く絡んでくる条件も多くあって、いつ埋め切れるかも生成されるマップ次第。
その割にストーリーモードを最後まで進めるには全開放必須なのがウルトラスーパーシビア。私は既に諦めモード…
浮上時にはその海域での調査率・アンベール率に応じたポイントを貰えます。このポイントが経験値として加算されダイバーランクが上がる他、それに応じた量のコインも貰えてオンラインプレイで前のマップが生成されてから1時間経つ前に次のマップに移動するための費用やダイバーウェアの色違い・ステッカー・エモートといったオンライン向けのオシャレ要素を買うお金としても使用できます。

海を探索し続けるモードの他に「調査本部」というストーリー付きのモードも存在します。こちらでは世海樹と呼ばれる不思議なサンゴとベールド海に住む生物の調査を行います。
ただ、肝心のストーリーがかなり薄味かつ断片的にしか解放できないので正直に言うと面白いとはそこまで感じませんでした。前作はストーリーも好評だったらしいので過去作からのファンの方がガッカリしそうな所。
オマケに次章の解放条件もやたらキツくて、第2章の時点でも「アンベール数を2000以上にする」とかでそこそこ大変だし・第5章に至ってはツクモ盤の全開放が必須にもなるしで厳しすぎます。攻略サイト等で目的の物があるオーシャンIDを調べながらやらないとまじで終わらなさそう。

ゆるーいオンラインで協力プレイ…と思いきや?

ここからはオンラインモードを遊んだ感想です。最大30人まで一緒に泳げるというのがウリになってはいるものの、野良プレイだと10人も集まらない事も少なくなくて既に過疎化の影がちらついている気が…。
タグ以外の要素はオフラインでも回収可能ですが、効率を第一に考えるのであればオンライン一択といっても過言ではありません。つまり過疎るほど大変になるゲーム。
オンラインマップで出会った他プレイヤーとはシェアラーという関係になり、生き物や宝物につけたタグを共有できるようになります。シェアラーになってもそのセッションから外れると関係性が消える一期一会システム。
タグは生き物を調査した時・宝物をサルベージした時にYを押す事で付けられます。地図ではシェアラーが付けたタグの位置を確認できるので、それを宛に探索すると効率良く動けるという仕組み。
ついでにマップ調査率やアンベール率もセッション中の人全員で共有されるので、1人で探索するよりも早く地図を埋められるのもオンラインで遊ぶメリット。またアンノウンパルスミッションやUML発見ミッションの進捗も全員で同期されています。

ここでアンノウンパルスミッションとUMLについて紹介をします。時折オレンジのマーカーが画面中央でピコピコしだす事があって、その発信元の生き物を見つけて調査すると始まるのがアンノウンパルスミッションです。
パルスを発している生き物はミッション1回辺り7~9匹ほど現れます。調査済みの海域にいる個体はマップ上にオレンジ色の円で生息域が表示されますが、未探索の地域にいる個体は改めて探す必要があります。
全てのアンノウンパルス発信元を特定するとUMLという未確認生物が出現します。アクアリングを出す巨大なクジラのような魚竜のような生き物だったり、大きなサンゴを甲羅に載せた巨大な亀だったりとファンタジーな生き物が多め。

ツクモ盤の解放条件にはUMLを調査する事も含まれています。UMLは一定時間(10分ほど?)で姿を消してしまいますが、同じマップで再度アンノウンパルスミッションをクリアすると再び現れてくれるので一回目で見つけられなかったとしても諦めるのは早いです。
アンノウンパルスミッションとUML特定ミッションはオフラインマップでも発生しますが、マップ埋め効率がいいオンラインの方が早くパルスの発生源を特定しやすく・UMLの出現サイクルも早くできます。1マップでも1人で埋めるには中々骨が折れるぐらいの広さはあるのでオフラインだとアンノウンパルスミッションのクリアだけで1時間以上かかることもザラにあるのが、オンラインだと15分もかからないぐらいでクリアすることも。
ただ、このオンラインプレイにも問題点がありまして…それがUMLの取り合いになる問題です。というのもUMLが現れた時にマップ上にオレンジの円で生息域が表示されているのですが、自分が見つける前でも誰か他人が見つけた時点でヒントが消えてしまう変な仕様になっています。
UML出現時にはムービーが流れるのですが、このムービーはスキップできてしまう上に見ている間でも他の人に発見されてしまうとムービー明けには既にヒントが消えている…なんて事が普通に起こります。そうなると自力で探すかタグを元に探すしか無くなるのですが、UMLがいると霧みたいなモヤが発生して視界が悪くなる上に結構近くまで行かないとわからないので自力で見つけるのは相当運が良くないと難しいです。
それでも他のプレイヤーがタグ付けしてくれていたなら何とかなるのですが、最悪なケースだと最初に見つけたらしい人がタグ付けもせず調査後即セッション抜けしていて「それはいくらなんでも酷くない?」と思ってしまいました。そもそもなんで1人が発見しただけでヒントが消えちゃう仕様なの?という疑問もありますし、これでは協力プレイではなく妨害プレイを推奨しているようにも感じてしまいます。
ゲームなので遊び方は自由だと思うし、図鑑埋めで最大効率を求めるとオンラインマップでUMLを見つけ次第即セッション抜けがベストになっちゃうので、その人が悪いというよりかはゲームの仕様が良くないと思います。普通にUMLがいなくなるまでマップ上にヒントを表示し続ける仕様にするだけでも全然マシになるので改善するなら早めにやってほしい所。
生息地表示無しで時間制限内にUMLを見つけないといけないとか無理ゲーじゃね?と思って、何か攻略法がないかとネットの海を調べてこんな仕様になっているのを初めて知りましたし、出現時のムービーを真面目に見ている人(私もそう)ほどわけがわからなくなっていそうな所もちょっと…。現状はUMLが出現したら即ムービースキップからのマップチェックがほぼ必須で、のんびりしている雰囲気なのに実際にはのんびりさせてくれないゲームです。
タグを付けてくれる人が多い時はいいのですが、現状ではタグ付けしてくれる人自体もそんなに多くない気がします。そもそもタグの使い方自体が調査本部を少し進めないと教えてくれないので、そっちをスルーしていると説明が無いままオンラインに放り出されて仕様を知らないままプレイする羽目になっちゃうし、オンラインで遊ぶ前に調査本部とは別に専用チュートリアルを設けてくれても良かったのではと考えてしまいます。



総評:海の青さと図鑑機能以外は微妙…かも

海に潜って生き物を調査するというコンセプトや図鑑の充実度は良かったと思いつつも、プレイしていて楽しかったかと聞かれるとぶっちゃけビミョーと答えたくなる作品です。過去作からのファンはこれで満足しているのでしょうか…?
最初の3時間ぐらいは危険要素も無くのんびり探索できて悪くなさそうと思っていたのですが、出会う機会の多い生き物を図鑑に載せきってからは作業感の方をずっと強く感じてしまうように…。それに見所であるはずの生き物達も種類は500種類以上と多くても動きがぎこちなく淡水魚と海水魚が混ざっていたりで頭に?が浮かびまくってあまり癒されなかったのもマイナスポイントです。
マップが自動生成なのも本作においては楽しさに寄与している様には感じられず、しっかり作りこんだマップを用意していただいて生態系にもリアリティや考察の余地を持たせてくれた方がずっと良かったのではと考えてしまいます。それにオンラインも仕様面で変な意地悪さが目立ちます。
「潜る度に姿を変える海」「最大30人でのマルチプレイ」「色んな生き物に出会う」の3つのセールスポイントいずれにも大きな不満点があったのは流石に残念。何も考えず遊ぶのが良い…というよりも、何かを考えちゃうと難点が見えてきちゃうので考えずに遊ばざるを得ない作品です。
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