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【Steam/Switch】『HUE』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2022/05/11
ゲーム感想&レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム Switchソフト パズル
『HUE(ヒュー)』を購入しました。

色をテーマにしたアクションパズルゲーム。Switch版が80%OFFでセールしていたので購入しました。
色とか光がテーマになっているゲームが好きなので前からちょっと気になっていた作品です。視覚的にカラフルなゲームっていいよね。
全ステージクリアまでにかかった時間は5時間ほど。手頃な価格に見合ったボリューム。

任天堂の公式オンラインストア。「HUE(ヒュー) ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
・タイトル:HUE
・発売元:
-Steam版:Fiddlesticks Games
-Switch版:Digital Bards
・開発元:Fiddlesticks
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:
-Steam版:1480円(税込)
-Switch版:1000円(税込)
・発売日:
-Steam版:2016年8月31日
-Switch版:2019年6月6日
・ジャンル:パズル
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
Hue ™ & © Fiddlesticks Games Limited. Licensed by Curve Digital. Licensed to and published in Japan by Digital Bards S.A.
©2022 Digital Bards S.A. All Rights Reserved. 
・公式サイト:
http://digitalbards.jp/games/hue/

どういう人にオススメ?
・色をテーマにしたパズルを探している人!

良かった点
・影絵のようなグラフィックが可愛くもありちょっぴり不気味でもある
・背景の色を変えると同色のオブジェクトが存在しない扱いになるシステムを使用した謎解き
・色盲や色弱の方でも遊べるように色をシンボルで区別するオプションもある

賛否両論?点
・意外とアクション要素強めなのでパズル要素だけを求めている方は注意
・1ステージが長いのでフラスコ集めは結構大変

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




白と黒しか知らない人が色の存在を知ったら…


主人公のヒュー君はモノクロの世界に住んでいる少年。色の研究者だったお母さんを探す旅の途中でリングを手に入れ色が目に見えるようになりました。
彼らは元々色という概念がない世界の住人とのことですが、お母さんが残した手紙に色が見えるようになった時の驚愕と感動が綴られていたりと、モノクロ世界にいる人達ならではの発見が表現されているのもちょっぴり面白い部分。
ヒュー(Hue)という名前自体が色相環を表す言葉だったり・手紙には色が与える印象や意味について述べられているものもあったりで、お母さんはすっかり色の虜になっていたようです。
リングも元々は母親と共同研究者が作ったものらしく、実際に優秀な研究者だったことも伺えます。何気に(このモノクロ世界基準では)世紀の大発明を成し遂げている偉人ですね…。
キャラクター達や地形やオブジェクトは影絵のようなグラフィックで、可愛いさもある一方で少しだけ不気味な雰囲気となっています。ちょっぴりホラーゲームっぽさもありますが、ビビらせてくる場面などはないのでご安心を。
目的はお母さんを探すことだけですし・町も1つだけで世界観やストーリーの説明もあっさりめ。でも手紙の内容などからちゃんと色がテーマだとわかる所は好き。

モノクロの世界に色を付けよう


ヒュー君が持っているリングの効果で、Rスティックを傾けると背景に色を付けることができます。この操作が進める上でとても重要。
使える色は最初は水色だけですが、ステージを進めるとオレンジピンクと増えていき、最終的には8種類が使えるようになります。
色を変えると白黒の世界が一気に鮮やかになって雰囲気が変わるだけでなく、背景とオブジェクトの色を一致させることで一時的に存在しない扱いにできるという効果もあります。赤ペンで書いた文章を赤いシートを通して見た時と同じ感じです。
壁をすり抜けたり・岩やビームを消したり・同化していた足場を出現させたり…など、色替えを使わないと進めない場面が沢山出てきます。
ちなみに、消しているオブジェクトとヒュー君が重なっている間は色替えができないので壁に埋もれたりとかはしません。オブジェクトが多い場所でも安心して色替えできます。
ヒュー君はAでジャンプ・Bでオブジェクトを引っ張ったりもできますが、トゲや岩など危険なものに当たってしまうと一発でやられてしまいます。その際は入ってきた扉からやり直し。
文章によるチュートリアルなどはあまりないので何が動かせて・何がダメージを受けるオブジェクトなのかが最初のうちはわかりにくいのが少し難点ですが、とりあえずレンガみたいなデザインの壁は動かせない・ビームやトゲは触るだけでアウト・落ちてくるドクロや岩は潰されるとアウト・ポンプから出ている液体にはダメージなしと覚えておけば大丈夫なはず。
また、この手のゲームには少し珍しく色盲・色弱の方に対してもちゃんと配慮されており、ポーズメニュー>オプション>カラーシンボルの項目にチェックをつけることで色をマークで区別できるようになってます。

オブジェクトに書かれたものは小さめのもあってマークだけで即判断はちょっと難しそうですが、この機能のお陰で一部の色が見えなくても遊べなくもない…とは思います(難易度は少し上がりそう)。
色覚異常がない方も補助としてマークを付けた方が遊びやすいかも?

ジャンルは公式曰くパズルですがアクション要素も割と強く、場所によってはタイミングよく色を変えて転がってくる岩を消して進む場面などもあります。パズルとアクションの割合は50/50ぐらいなのでアクション苦手な方は注意
リングを出している時は動きがスローになるので、落ち着いて操作したらそこまで難しい場面はありません。慌てず冷静に色を変えて対処すれば大丈夫です。
コレクション要素として三角フラスコも用意されています。マップではファストトラベルができる他に各ステージで集めたフラスコの数を確認することができますが、集めても特に何かある訳ではなさそうです(Steam版は実績解除に必要っぽい?)。
ただ、フラスコは結構わかりにくい所に隠されているものも多いし・1ステージが長い上に入り直す度に謎解きも解き直す必要があるので集めるのは大変です。



総評:色というテーマもオブジェクトを消して進める要素も面白いアクションパズル

背景の色と同じ色のオブジェクトを一時的に存在しないことにするアイデアが中々に面白い作品。色盲の方に配慮した設定が用意されている所も好感が持てるポイント。
5時間程度でクリアできるシンプルさに加えて、適度な難しさのパズルとアクションで遊びやすい1本という感想です。
無機質な雰囲気だけれども決して怖くはないし、お母さんを探す健気なヒュー君も操作しているうちに可愛く見えてきます。
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