3秒でげーむおーばー。

【Switch】かしおり レビュー

2022/05/01
レビュー 0
Switchソフト パズル
「かしおり」を購入しました。

お菓子がテーマの落ち物パズルゲーム。出てくるキャラクターもお菓子モチーフの子ばかりで可愛かったので購入しました。
個人的にぷよぷよみたいな連鎖重視のパズルは得意ではなく本作もそのタイプで苦戦しました。ショップの画像だけ見て衝動的に買うのを抑えたい今日この頃…。
アーケード版も存在しますが、私が遊んだのはSwitch版でなおかつ対人モードを遊べていないのでその点はご了承ください。加えて筆者はこのタイプの落ち物パズルの対戦にも疎いことをご容赦ください。

・タイトル:かしおり
・発売元:サクセス
・開発元:サクセス
・対応ハード:Switch
・定価:1000円(税込)
・発売日:2021年5月27日
・ジャンル:落ちものパズル
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1~2人
・権利表記:©SUCCESS
・公式サイト:
https://kasiori.success-corp.co.jp/

どういう人にオススメ?
・ぷよぷよ系の落ち物パズルが好きな人!

良かった点
・ビンを割るシステムで連鎖が重ねるのが爽快
・相手の陣地にあるお菓子を活用して攻撃できるオープンアタックは独創的
・キャラクターやブロックがお菓子モチーフで可愛い

賛否両論?点
・収録ルールは1人でスコアアタック・CPU戦・おすそ分け対戦の3種類だけで少なめ
・一度押されると挽回しにくい上級者向けの対戦バランスになっている
・上から落ちてくるお邪魔とビンとの相性が悪い気もする

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)


ビンを割って連鎖を狙え!


基本ルールは上から落ちてくるお菓子を3つ並べることで消すことができるという、落ち物パズルにおいてはスタンダードなもの。フィールドを超えて積み上がってしまうとゲームオーバーになるのもよく見るルール。
連鎖させて消すほどスコアや攻撃力が上がるぷよぷよ式のシステムなので、ラインを超えない程度で計画的にお菓子を配置して大連鎖を狙うのがメイン。3個揃えるだけで消せるならぷよぷよよりも楽じゃんと思えますが、その代わりに本作独自の仕様が難易度を押し上げています。
今作独特のシステムはビンに入ったお菓子が落ちてくること。ビン入りのお菓子はそのまま3つくっつけただけでは消えませんが、上から別のビンをぶつけることで割れて中身のお菓子が飛び出してきます
ビン同士がぶつかった時に連鎖数が+1される他、割れた時の衝撃で周囲8方向にあるビンも割れるので配置次第では一気に消すことができます。割れるさまも連鎖するさまも爽快。
既に配置済みのビンも自由落下した際に下にビンがあれば割れるので、ビンを割る→お菓子が消える→ビンを割る…みたいなやり方で連鎖を稼ぐこともできます。
ビン込みの連鎖を考えるのは中々難しいですが、大量連鎖した時は楽しいし・ビンがぶつかるだけでも連鎖数が増えるのも嬉しいポイント。
1ゲームを長く続けるほどビンに入ったお菓子が落ちてくる割合が増えていき、さらには蓋付きの2回ぶつけないと割れないビンも登場します。そういうこともあって時間が経つほど楽しく忙しくなっていきます。

収録されているモードは値段が安いぶん少なめ。1人でとことん消して高スコアを目指す「ひとりでとことん」、ストーリー形式でCPUと戦う「ひとりで対戦」、おすそわけプレイで対戦する「ふたりで対戦」の3モードのみ。
ひたすら消していくか・対戦するかしかないのは潔さを感じるレベルでシンプル。残念ながらオンライン対戦は遊べないので、対人戦を遊びたいならリア友や家族が必要になります。
対戦時は黒猫型のお邪魔ブロックを相手の陣地に送り付けて攻撃できます。連鎖が多いと一気にノックダウンまで持ち込めることも。

お邪魔ブロックは周りのお菓子を消すと一緒に消えます。一度に送られてくるのが少量なら凹んでいる所を狙って落ちてくるので誘導もできなくはないのですが、大量に落ちて来る時はそんなことお構い無しで全体に降ってきます。
対戦の方もぷよぷよに似たシステムですが、相殺システムがないため出遅れると挽回しにくく・NEXTも1つ先までしか見えないなどサポート機能が少なめです。そもそも普通の連鎖+ビン破壊込の連鎖を考える必要アリの基本ルールの時点で敷居が若干高めなので、こういったゲームに慣れていない人に対してはスパルタ気味。
十何連鎖もせずとも5連鎖程度決まれば十分量のお邪魔を送れることも相まって、ひたすら積みまくるよりも速攻するのがローリスクで強い感じのバランス。ここは今のぷよぷよとは違う調整で独自性という点では良いのですが、ガッツリ連鎖を重ねなくてもいいという点では優しくも思えるし・スピード重視になっているという意味では上級者向けに拍車をかけている気もしなくもないしで一長一短な部分です。

ここからは少しだけ好き嫌いの話になってしまいますが、個人的にお邪魔が上から降ってくる仕様とビンを上からぶつけないと割れない仕様は相性が悪いんじゃないかと思いました。頑張ってビン破壊から始まる連鎖を考えても、その上にお邪魔が1コ落ちてくるだけでいとも簡単に封じられるのはせっかくの爽快感を欠いてしまっている気がします。
ビンは横から発火することができないのもあって上を防がれるだけでも結構なピンチ。上手い人ならそこからお邪魔もしっかり連鎖組みに活用して逆転できるのでしょうが、技量不足な私にとってはひたすらにしんどい仕様に思えてしまいました。
私はこの手のジャンルのスタンダードであるぷよぷよすらお邪魔で発火点を潰される仕様が好きになれなくてやめてしまった勢なので、仕様が似ている本作のお邪魔システムも正直に言うと苦手です。下手っぴの戯言を長々と書いてしまって申し訳ありませんが、素人目線の感想ということで…。
加えて相殺によるカウンターができないので、先制されるとこっちがお邪魔を処理している間に相手が再度連鎖を組んで追い討ちをかけてくるのも厳しいと思いました。個人的には相殺があった方が出遅れてもリベンジしやすくて好きなので、ここもあまり合わなかったポイントです。

対戦時限定のシステムにはもう1つ、オープンアタックというものも存在します。自フィールドと相手フィールドの間にある棒を一時的に無くすことで、相手の場にあるお菓子をも消して連鎖を重ねることができるという独自性もあって面白い要素です。
上手くいけば相手の積み上げていたコンボを横取りできて一方的に攻撃することも可能です。そのため対戦では相手に使われない位置に積むテクニックも重要…だと思ったのですが、この考え方はプロの方曰く「古い」らしいので詳しくはやり込んでいる方のページをお探しください。
ちなみに、ひとりで対戦のCPUはステージが進めば進むほど強化されていく形式ですが、私程度の技量では4人目以降はヒーヒー言いながらコンティニューしまくるぐらいには強かったです。リカバリも攻めるのも上手いのよ…。

キャラクターもお菓子モチーフ


パズルで消すのがお菓子なら、出てくるキャラクター達もお菓子モチーフでキュートです。消したり連鎖した時のキャラクターボイスもあって、何回か連鎖した時のごちそうさまが可愛い。
消したお菓子は食べてるらしいので実は大食いなキャラばかり(甘いものは別腹?)。個人的にはコーヒーゼリーモチーフで強気なみるがお気に入り。
「ひとりで対戦」ではキャラ別に軽いストーリーもあって相手キャラの順番も違います。それぞれに譲れないほど好きなお菓子があるのもキュート。
また同社のコラボキャラとして、アーケードシューティングのコットンシリーズの主人公であるコットンも参戦しています。
「ひとりで対戦」(「ふたりで対戦」も?)の時は選択したキャラによって落ちてくるお菓子の種類が違うので多少の性能差が存在。3種類しか落ちてこないザットは初心者向け・4種類のこむぎみる達は中級者・7種類も落ちてくるコットンは上級者向け。
こむぎ達4種類同士でも出てくるお菓子が違うので、お互いにオープンアタックが使いやすかったり使いにくかったりする相性があります。
「ひとりでとことん」の時は誰を選んでも降ってくるお菓子の数は4種類になるので、お好みで選んで大丈夫そうです。

総評:ビンで大連鎖を決めるのは楽しいが、対戦面は上級者向けな作品

色んな所にぷよぷよ味を感じるものの、至る所にスイーツがちりばめられていて可愛いし、ビンやオープンアタックを使って連鎖を狙うシステムには独自性があったと思える作品。
ビンを割って大量に連鎖を繋いだ時は気持ちよかったですし・ビンをぶつけただけでも連鎖数が増えるのも爽快だったのでアイデア自体は悪くないと思いました。定価も1000円とお安めで手も出しやすいのも◎。
ただ、ぷよぷよのお邪魔の仕様が好きではない私にとっては本作の対戦モードはnot for meでした…。上から落ちてくるお邪魔ブロックがビンシステムの面白さと爽快感を阻害しているように感じて、NPC戦だけ遊んだ個人の感想としては1人で黙々遊ぶ方が面白かったです。
対戦相手がいればもっと楽しめるかもしれないので、切磋琢磨できる相手が身近にいる人の方がオススメできるかも。あとはぷよぷよシリーズの対戦が好きな人とかも。
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