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【マルチプラットフォーム】『ルミネス リマスター』を遊んだ感想&レビュー

2021/12/12
ゲーム感想&レビュー 0
Switchソフト PS4ソフト XboxONEソフト Steamゲーム PCゲーム パズル
『LUMINES REMASTERED(ルミネス リマスター)』を購入しました。

テトリスエフェクトやメテオスにも主導で関わっている水口哲也さんがプロデュースしたパズルゲーム。本作はシリーズ第1作目のリマスター版です。
スマホアプリとして配信されていた「パズル&ミュージック」は遊んだことがあったのですが、コンシューマーソフトのルミネスを買ったのは実は今回が初めて。任天堂ハードで出ているのが今作のみであること・PS3以前のPSシリーズを所持していないせいで触る機会が中々ありませんでした。
2021年11月にセールしていたので思い切って購入しました。テトリスエフェクトも好きですがこっちも好き…。

任天堂の公式オンラインストア。「LUMINES REMASTERED(ルミネス リマスター) ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
内容の説明 世界中で高く評価されたパズルゲームがリマスターとなって戻ってきた!「ルミネス リマスター」は、音・光・パズルアクションが美しく統合され、誰でもプレイしやすいアクションパズルゲーム。2004年にPSP®「プレイステーション・ポータブル」で発売された「ルミネス」の HD リマスターです。40以上のスキンで、ハウス・トランス・テクノのグルーヴを感じながら、パズルアクションと音楽とビジュアルがシンクロする気持ちよさを体感してください。エレクトロニックな音楽に合わせて、2色のカラーブロックを2×2以上の四角を作るように戦略的に配置していくと、画面左から流れてくるタイムライン(BPM)が、揃えたコンボを軽快に消していきます。プレイに合わせて美しい4K映像とサウンド、光が一体化し、さらにTrance VibrationをONにすると、2色のカラーブロックが落下するときの気持ちよい振動をワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)で体感できます。brbr友達とVS 2プレイヤーモードで対戦。brリーダーボードのランキングでトップを目指そう!brbr
クリエイター水口哲也がプロデュースし、世界で絶賛されたあの大ヒットパズルゲームが XboxOne で登場。オリジナルゲームのHDリマスター版「ルミネス リマスター」は、パズルアクションが音と光にシンクロするシンプルな操作で、誰もがやみつきになるゲームです。
・タイトル:LUMINES REMASTERED
・発売元:Enhance Games
・開発元:Resonair
・対応ハード:
Switch/PS4/XboxONE/PC(Steam)
・定価:1980円(税込)
・発売日:2018年6月27日
・ジャンル:落ち物パズル
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1~2人
・権利表記:
© Enhance Experience Inc. 2018
© Resonair / BANDAI / BNEI. All rights reserved.
・公式サイト:
https://luminesremastered.com/ja/

どういう人にオススメ?
・没入感のあるパズルゲームを探している人!

良かった点
・2色のブロックを落として正方形を作ると消えるという独自のルールは慣れるまで難しいが楽しい
・ブロックの見た目、BGM・SE、コントローラ振動など演出にこだわりを感じる
・スキンの数は40種類と豊富
・モードも多数あり色んな遊び方が収録されている

賛否両論?点
・スキンによってはブロックが見にくいこともある
・チャレンジモードやVS COMモードで途中セーブできたらなお良かった
・VSモードは2P有利ということもありCPU戦の難易度が高め

備考
・インターネット通信対応(コンシューマ版は要オンラインサービス加入)
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




四角を作って消す「光と音の電飾パズル」


基本ルールは「2×2のパネルを落として四角形を作ると消える」という、落ち物パズルの範疇ながらも独自性のあるもの。
四角を作ったらすぐ消えるという訳ではなく、BGMに合わせて動く縦線(タイムライン)が通過した部分から消えていくという仕様です。
最初は正方形を1つ作るだけでも苦労しますしブロックが消えなくて積もっていく一方で難しく感じますが、無意識に四角を作れるようになると一気に消せるようになるので楽しくなってきます。
ブロックを6個以上含む大きい四角は1つで複数個の四角と見なされる(例:3×2の長方形の場合は1つで「2×2の正方形」+「3×2の長方形」の2つ判定)ので、どんどん同じ色のブロックをくっつけて大きなブロックを作れるといい感じにスコアが伸びます。しかも同時に多数の四角を消すと4倍・8倍…とスコアに倍率がかかるボーナスもあります。
ブロック自体は2色しかないので落ち物パズルの中でもフィールドがどうなっているのかパッと見でわかりやすいのもいい点。個人的にぷよぷよとかの連鎖重視の落ち物パズルは苦手なので連鎖がさほど重要ではない点も助かる。
ブロックを落としてから四角と判定されるまでに少しのタイムラグがあり、タイムラインが迫っているのに慌てて落とすと中途半端に消えて変な形で残ってしまうのでタイムラインの動きを見ながら消す必要もあります。そういう意味ではアクション性がかなり強め。
そして、水口さんの掲げる「シネスタシア理論」(BGMとSEが合わることによりプレイヤーがゲームをしながら演奏している錯覚を得られるという理論)が反映されているのも本作の特徴で、ブロックを消した時のSEがBGMと合わさって1つの音楽となっておりコントローラーの振動による演出も加わってプレイしている時の臨場感もバツグン。イヤホンと振動ONはほぼ必需品。
背景やブロックの見た目とBGM・SEが一つとなった「スキン」も計40種類と豊富なのもあって飽きません。BGMが違うとブロックが落ちてくるスピードや消えるタイミングも違うので見た目以上に別物に感じます。
音楽だけでなくブロックのデザインも背景演出もかなり凝っていていい感じ。中にはギラギラしていて目に悪いスキンがあるのは難点ですが…。
個人的に好きなスキンは「TALK 2 YOU」「Da-Di-Do」。どちらもブロックの色が綺麗なのが好きポイント。

好きなスキンだけを選んで途中で切り替わるようにする「プレイエディット」モードもあるので、好みのスキンを探して解禁作業に勤しむのも楽しいかも。
スキンはゲームを遊んでいると解禁できるものがほとんどですが、中には難易度が高いものもあってコンプリートはかなり大変です。特にChallenge Basicの後半に行かないと解禁できないやつとか。



ゲームモードも豊富で脳トレ系のものや対戦モードも存在


搭載されているゲームモードは大きく分けて6種類。基本ルールは共通していますが、中には頭を使うパズル要素を強く出したモードも存在。
チャレンジモードは多種多様なスキンを切り替えながら延々と四角を消していくモードです。このゲームのメインかつ大多数のスキンはこのモードで手に入れられます。
決まった順番にスキンが切り替わる仕様でレベル100到達を目指しますが、1周1時間以上の長丁場になるしコンティニューもできないしで100%クリアはかなり難しいです。
実は私もまだ65%程度の所までしか行けておらず終盤のスキンはお目にかかれていない状態です…一度始めると途中で中断はできず別のモードをやりたくなった時は一度諦めてしまうしかないので1日1~2回の挑戦に留めてます。気を抜くと3回目も始めてしまいますが…。
スキンエディットモードは上項でも書いたどおり好きなスキンの組み合わせで遊べるモード。チャレンジをやる程体力がない時はこっちで遊んでます。
タイムアタックモードは一定時間の間にできるだけ沢山の四角を消すモード。1分・3分・5分の中から選べますがどれもサクッと遊べるのがメリット。
パズルモードは特定の形にブロックを組み合わせるというちょっと変わったモード。頭を使う脳トレ系モードその1。
一定時間以内に指定された形をブロックを積み重ねて作るとクリアとなりますが、隣合ったブロックの色を違うものにしないといけないこと・四角が含まれている形の時はタイムラインが来る前に完成させないといけないこともあってEASYの時点でもかなり難しいです。4×4がクリアできない…。
ミッションモードは出された特定条件を達成すればクリアというもの。頭を使う脳トレ系モードその2。
お題は色々あり、決まったブロック数で全消しする・ブロックが0の列を作る・一体時間内に指定個数の四角を消す・フィールドをブロックで埋め尽くすなど。埋めつくし系が意外と難しい。
VSモードはコンピューターと戦うVS CPUとおすそ分けプレイによる2人同時対戦のVS 2Pの2種類が用意されている対戦モード。2人で1つのフィールドを2分割して相手の陣地をブロックで埋めつくさせると勝利というルール。
四角を沢山消すと相手の陣地がどんどん狭まり自分の陣地が広がるという陣取りゲーム的なルールもありますが、左側が1P・右側が2Pと決まっているせいで最初のタイムラインが来るのが1P側は早すぎて攻撃できないのに対し2P側は攻撃するための四角を作る時間的余裕があることで先手を取れるために圧倒的に2P有利な仕様になってしまっています。
1P側は消す前から陣地が狭まっていきなり不利な状況になることがほとんどで、そのまま2Pに押し切られて負けがちです。対戦モードのバランスはもうちょっと公平にして欲しかった…。
VS CPUは10人いる相手を順番に撃破していきますが、プレイヤー側が1Pということもあって苦戦必死。特に9番目の相手は30回ぐらい負けてようやく勝てたぐらいしんどかった(BPMの速さも相まってラストの10番目よりも強い)です…中断はできませんがコンティニューはできるのが幸いでした。
最初はチャレンジモードでスキン解放を目指しつつ操作に慣れていくのがいいと思います。VS CPUの方は実質運ゲーと割り切るしかないかも。

総評:ハマるパズルゲームを探しているならとりあえず遊んで損は無い良作

慣れるまでは難しいのですが、思う通りに四角を作って消せるようになると延々と遊べてしまうパズルゲーム。演出面は間違いなく◎。
1人でヘッドホンを付けて黙々と遊ぶのが楽しいタイプのゲームです。対戦モードはあっても1Pが不利すぎる仕様でバランスが良くないのでオマケ。
メテオスやテトリスエフェクトなどにも通ずる水口パズルの原点とも言える作品がルミネスなので、どちらかもしくは両方好きな方は今作もハマると思います。Rezやスペースチャンネル5などの水口さん監修の他のゲームもSwitchに移植して欲しい所…。
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