3秒でげーむおーばー。

【WiiU】マリオカート8 レビュー

2014/05/30
レビュー 0
マリオカート8 WiiUソフト レースゲーム
待ちに待った『マリオカート8』を購入しました。
Wiiから6年ぶりの据え置きマリオカート。前作にあたる7は遊んでいませんが、前々作のWiiはオンライン含めて結構やり込んだので今作も楽しみでした。
現在はSwitch版であるDXも出ています(本記事の内容はWiiU版発売時点のレビューなのでご注意)。DXは8本体+DLCの内容に加え、新キャラのインクリング(スプラのイカちゃん)が使えるようになっていたり・猛威を奮っていたサンダードリフトやねじれドリフトが削除されていたりするので実質WiiU版の上位互換です。

・タイトル:マリオカート8
・発売元:任天堂
・開発元:任天堂
・対応ハード:WiiU
・定価:5700円+税
・発売日:2014年5月29日
・ジャンル:アクションレースゲーム
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1〜4人(通信時:2〜12人)
・権利表記:©2014 Nintendo
・公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/wiiu/amkj/

どういう人にオススメ?
・マリオカートシリーズが好きな人!

良かった点
・無重力状態が追加されよりスリリングなレースになった
・カートとバイクの性能格差が少なくなった
・かみなりぐもの削除や青コウラの仕様変更などアイテムは改善が多数
・隠しキャラの解禁条件が優しくなった

賛否両論?点
・アイテム抽選方法の変更で1位だけが独走すると逆転が難しい
・結構な数のキャラクターがリストラされていて新キャラも意外性はない
・「サンダードリフト」と「ねじれドリフト」というテクニックができる人とできない人の差が大きい(WiiU版のみ)

備考
・インターネット通信対応
・amiibo対応
・Miiverseにスクリーンショット投稿可能

新要素は重力

今作は重力が新要素。プレイ中は普通に走っていても実際にはめちゃくちゃにねじれた形のコースを走っているのでリプレイ画面が大変なことになっています
重力というテーマはギャラクシーが発売されてからいつかくると思っていたけど、すごい形のコースを走るという点はF-ZEROと被っている気もする…。
重力の方向が変わるコースは爽快感があってなかなか面白いです。一方でカメラが酔わないようにキャラを追いかけてくれるので、壁の上やまっ逆さまに向いて走っていても違和感が少ないのも良点。
また無重力モードが追加されていて、この時に他のプレイヤーのカートとぶつかることでお互いに加速するシステムも追加されています。おかげでお互いにガンガンぶつかりながら競争するのも楽しくなっています。
新規コースのほとんどに無重力ゾーンが存在している他、過去作からのリバイバルコースの一部にも無重力ゾーンが追加され、物理的に走れる部分が増えていたりもします。
新しいシステムが増えただけでなく既存のシステムも多く採り入れられていて、カートとバイク両方が使えるし・7から追加された水中モード・パラグライダーも投続し、レースゲームの中でも舞台を選ばなくなってきた
Wiiの時のバイクはハンドリングの良さとウィリー時の最高速度アップが強力でバイク>>カートぐらいの性能差があったのですが、仕様変更により本作ではカートもバイクも性能に大きな差は無くなりました。まあ、Wiiのバイクは一部のコースでカートより明らかに早かったので妥当な仕様変更だとは思いますし、バイクはWiiで散々乗り回していたので今作はカート一筋でやりたいと思います。
グラフィックもハードがWiiUになったこともあり今までのシリーズと比べて非常に綺麗で、どのコースも走っていて楽しいです。個人的に一番好きなコースは「エレクトロドリーム」
使用できるコントローラーはGamePad・Wiiリモコン(ハンドル)・Proコン・クラコン・ヌンチャクと結構揃っています。

色々な仕様が変更されたものの、あるテクニックのせいで台無しに

今作では落下時のタイムロスが非常に短くなり一度落ちても割とすぐ挽回できるぐらいにペナルティが軽くなりました。その代わりコイン(最大10枚まで所持可能で持っている量が多いほど最高速度が上がる)が3枚徴収されてしまうため少し不利になることには変わりなく。
アイテム抽選の仕様も変わり、今までは順位に応じて出るアイテムの割合が変動していたのが本作では1位から距離が遠いほど強力なアイテムが出やすくなり、カミナリ以外の要因ではアイテムを落とさなくなりました。上位に距離を離されてもその分アイテムが強力になるので、挽回がある程度はしやすくなったかも。
ただその一方で、上位勢が1位を直接潰しにくくなってしまったという難点も。オマケに1位が独走している場合は逆にこの仕様が足を引っ張って今度は2位3位とかでも強力なアイテムが出るせいで下位勢が割を食ってしまいますし、上から下まで団子になっている時もアイテムによる追い上げは困難になっています。
一応1位はアイテムボックスからコイン(≒使用時に極僅かな時間最高速度が上がる効果はあるものの実質スカ)が出やすくなるという調整はされていますが、トゲゾーを破壊できるクラクションボックスが低確率とはいえ1位でも出る仕様になっているのもあって、全体的にぶっち切れるな上級者が得をする仕様になっていて今まで以上に実力差が出やすいバランスになった感じはします。団子はスタート時はいつもそうなので仕方はないとはいえ、1位だけが抜きん出て早い場面にさえならなければそう悪くはないのですが…。
アイテムそのものの仕様も一部変化していて、トゲゾーが他の甲羅系アイテム同様地面を滑るようになり軌道上にいると1位以外でも当たるのでトップ以外の人にも脅威になった他、新アイテムのクラクションでトゲゾーが破壊できるようになっていたり、同じく新アイテムのパックンフラワーは攻撃しつつ加速できたりデメリットばかりが大きかったカミナリぐもが削除されているなど、こちらは使い勝手の良いアイテムが増えて改善点の方が目立っていると思います。

システム面では大きな難点があり、(WiiU版のみ)「サンダードリフト」「ねじれドリフト」と呼ばれるテクニックが使える人と使えない人で差がつきすぎる環境になってしまってます。
サンダードリフトは「ターボなどによる加速中に左右に細かくドリフトジャンプする」というもの、ねじれドリフトは私もできたりできなかったりするので検索をお願いします…。どちらも操作が難しく上級者向きのテクニックです。
これらのテクニックさえ無ければ対戦バランスは全然悪くなかったと思うのですが、高レートを目指すならサンドリとねじれの両方ができて当たり前みたいな感じの風潮で過去作より敷居が高くなってしまっていたように思います。
特にサンドリねじれを使える人と使えない人が一緒の部屋に入ってしまうと悲惨。仮に1位の人だけがサンドリねじれを使える状態だと2位以下とダントツの差を付ける事態になりやすく、前述のアイテム抽選の仕様で2位〜12位までのアイテムの質が変わらなくなってしまうのも加わって、下位勢になるほどアドバンテージが減るだけな上にスターやキラー飛び交う混戦を乗り越えないといけない状態になり追い上げも厳しくなるのに1位の方はトップの位置を揺るぎない物にできるという、まさに「できる者勝ち」の勝負になってしまいます。
難しいテクニックがある方が一生懸命練習する動機ができて良いという意見や差をつけやすくて楽しいという意見もあるのはわかるのですが、さすがにこれらのテクニックができるか否かでアイテムによる一発逆転さえも許さない状況に持ち込めるのはパーティゲームとしての側面も強いマリオカートシリーズの作品としては欠陥レベルの難点だと思います。
8DXでは使えなくなっているらしく制作側もやり過ぎたと認めている感じ。ガチのレースゲームとかだと高難易度テクニックがあってもいいとは思うのですが、マリオカートにそれを搭載するのはちょっと違うかな…というのが個人的な感想です。

隠しキャラの解禁はとても簡単に

隠しキャラクターはグランプリの1位を取ると順次解禁される仕様で、Wiiのように極端に入手難易度が高いキャラというのもいなくなりました。
Wiiは隠しキャラの解禁が決まった排気量で全グランプリ評価☆以上が条件(ほねクッパ等)とか機体の解禁も☆以上条件とか結構難易度高かった記憶。ロゼッタなんかは救済処置のギャラクシーを持ってなきゃ150ccミラー全☆で解禁でしたし…。
新キャラとしてコクッパ7人衆やベビィロゼッタが登場・ワルイージも復活した代わりにWiiにいたファンキーコング・ディディーコング・キャサリン・キングテレサ・ほねクッパ、7にいた女王バチやハナチャンなどはリストラ。猛威を奮ったファンキーはともかく(?)ディディーまでいないのはDKファンにはちょっと辛い点かも。
重力といえばギャラクシーなので個人的にはコクッパ七人衆よりルーバが入って欲しかったかも。キャラの総数自体は30人程とレースゲームとしては少なくないですが、ベビィやゴールドなど同じキャラのバージョン違いが多いせいかあんまり多く感じない謎。
ちなみに、隠し機体パーツはレース中にコインを集めることで解禁できます。ここはちょっとAC版に似ている気がする。
Wi-Fi対戦でのレートはWii型に戻ったようですが、Wiiのそれより+−の量が少なめ。1回のレースでは大幅な変動はしにくい代わりに上げもにくいバランス。
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