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【Switch】『スーパーマリオオデッセイ』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2017/10/28
ゲーム感想&レビュー 0
マリオオデッセイ Switchソフト アクション
『スーパーマリオ オデッセイ』を購入しました。
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ずっと前から待ちわびていた3Dマリオの新作。私がスイッチの購入を決めた理由となったタイトルの一つでもあります。

・タイトル:スーパーマリオオデッセイ
・発売元:任天堂
・開発元:任天堂
・対応ハード:Switch
・定価:6578円(税込)
・発売日:2017年10月27日
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1〜2人
・権利表記:©2017 Nintendo
・公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/aaaca/sp/index.html

どういう人にオススメ?
・3Dマリオシリーズが好きな人!
・ゲーム内で色んな国を旅してみたい人!

良かった点
・敵に乗り移って操作できる「キャプチャー」が面白い
・滝、海、森、都市といった色んな都市が存在し1つのマップだけでも結構広い
・各地に隠されたムーンの数は800以上と豊富
・残機とゲームオーバーの概念が無くなりトライアンドエラーがしやすくなった

賛否両論?点
・携帯モードだと操作がやりにくい操作がある
・回復手段がハートのみになったのでHP0でやられることも増えた

備考
・インターネット通信対応
・amiibo対応
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)

新要素「キャプチャー」

本作では帽子(キャッピー)を投げることができて、特定の敵や物に当てると乗り移って操作が可能になるシステムが追加されています。さしずめカービィのコピー能力「ゴースト」みたいです。
乗り移れるのはお馴染みのクリボーやプクプクやハンマーブロスの他に、妙にリアルな恐竜などバリエーションも豊か。能力も固有のものが用意されていて、クリボーなら氷や濡れた床の上でも滑らないファイアブロスならファイアーボールを投げることができるようになる、といった感じで過去作ではアイテムでパワーアップしていたのが置き換わった感じ。
敵キャラ以外にも乗り移れるものがたくさんあって、電気(!)や木(!?)と言った無機物にも乗り移れます。乗り移った状態だと生物非生物問わずちゃんとマリオの顔になるのも面白ポイント
最初のうちは帽子投げの操作が難しく感じたのですが、慣れると帽子を投げることによってジャンプの距離や高さを稼いだりすることもできるようになりました。投げ→飛びつくで距離を稼いだりなどキャプチャ以外にもアクロバティックなテクニックが追加されていて、よりダイナミックな動きができるようになっています。
悠々自適にマリオを動かせるので快適な操作性ではあるのですが個人的に少しだけ残念に思った点もあって、携帯モードでプレイしている時も本体を振る必要がある操作があるのがそれ。
携帯モードだと画面ごと揺らさないといけないので酔ってしまうんですよね…そこまで多用する操作ではないのでとても気になるというほどでもないのですが、砂漠の国でキラーを使って取るムーンは振って速度上げをする動作が必須なのでちょっと難しかったです…。
他にも「帽子投げホーミング」や「回転投げ」という上級テクニックもJoy-Conを振る動作を要求されるので携帯モードだとやりにくいです。ということで本作はTVモードで遊ぶことをオススメします。

色んな国で色んな所に隠されたムーンを集めるのが楽しい

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今回はオデッセイ(長期の冒険旅行)というタイトルらしく様々な国を舞台に冒険します。そのためか1つのステージがかなり広大で、国ごとに独立したエリア内を自由に探索できる作りになっています。
「滝の国」ことダイナフォーにはティラノサウルスが生息していたり・「砂漠の国」ことアッチーニャは流砂やピラミッドがあったり・「湖の国」こドとレッシーバレーは泳いで進む所も多くプクプクも多数生息しているなど…。どこも特徴的な建造物や自然が目白押し。
住んでいる種族も国ごとに違っていて、「砂漠の国」ではメキシコ風の民族衣装に身を包んだガイコツ・「森の国」では木を植えているロボット・都市の国ではリアル人間と同じ等身の人達が住んでいるなど。彼らの暮らしを観察するのも面白いですし、お店で売っているお土産やステッカーやマリオの服装も地域限定の物が用意されていてショッピングも楽しめて、まさに旅行している気分で遊べるゲームです。

また、今までの3Dマリオシリーズとは決定的に違う点として、本作ではパワームーン(本作におけるスター)ごとにシナリオを選択する必要がありません。『ドンキーコング64』の黄金バナナのようにパワームーンを1つ入手してもその場から続けて冒険できる仕様になっています。
そのぶん、ムーンの数は3Dワールドまでのスターと比べるととても数が多い(その数なんと900弱)です。この数の多さから、『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』のコログ集めをメインコンテンツに据えた感じとも言えそうです。
ただし、ムーンのヒントは多いのでコログ集めほどは不親切には感じませんでした。怪しいと思った所にはだいたい置かれてますし、見つけにくい物も写真などと照らし合わせる事で見つけられるようになっていたりで「これは見つけるのムリ…」と思うものはほぼ無かったです。
エンディング後にもムーンが追加配置されるので、まずは必要な数だけ集めてクリア後にコンプリートを目指すのがオススメ。ムーンをたくさん集めると高難易度のラストステージに挑戦できるようになる等のやり込みコンテンツもガッツリ用意されています。
ムーンとは別の収集要素にローカルコインという特殊なコインも存在します。こちらは各国ごとに分けてカウントされる地域固有の追加で、一部のコスチュームの購入に必要になります。
ローカルコインはかなりわかりにくい所にも置かれていて全部集める難易度はまあまあ高めです。クッパのamiiboを読み込むことで一番近いローカルコインがマップに表示されるという救済措置はありますが、基本はノーヒントで探さないといけません。

また、ゲームオーバーの概念がなくなっているのも変わったポイント。奈落に落ちたりライフがなくなったりすると、残機ではなくコインが10枚減るようになりました。
ギャラクシー辺りからミスのペナルティが小さくなったシリーズではありますが、本作ではミスした場所からとても近い所からやり直せるので今まで以上にトライ&エラーがしやすくなっています。
その代わりに回復がしにくくなった(今作ではハートを取らないと回復しない)ため、落下ではなくライフがなくなってミスするケースも増えたように感じます。全体的に見ると、難易度は64よりは低いけどギャラクシーと比べると難しくなったというかミスする回数が増えたように感じました。

総評:観光気分で楽しめる♪3Dマリオ好きならマストバイの良作

今までの3Dマリオの楽しさに、観光気分を味わえる楽しみも追加された良作。
国によって景色がガラッと変わるし・一つ一つの国が結構広くてランドマークもあって・隠されているムーンの数も多いので、走り回るだけでも超楽しいです。新アクションのキャプチャーも面白く仕上がっています。
トライ&エラーもしやすくなっていて単純に遊びやすさも良くなっているので、これまでの3Dマリオを遊んできた方にはもちろん、初めてプレイする方にもオススメできる作品です。
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