Minecraft MOD紹介「Applied Energistics2」「Extra Cells2」「Thaumic Energistics」
今回はMinecraftのMOD「Applied Energistics2」とそのアドオンである「Extra Cells2」「Thaumic Energistics」の紹介です。
やり込んでいる人だと、入手したアイテムに対してチェストのキャパシティが足らず大量に置かなければならなくなったり、大容量チェストを追加するMODを入れてもどこに何を入れたか忘れて探し回らなければいけなくなった、という経験がある人がいると思います。
特に工業MODや魔術MODを入れるとバニラチェストのみだと物足りないし、追加される鉱石や素材も多く、さらにはアイテムの大量生産や完全自動化ができるので、管理が大変になりやすいです。
そんな時は今回紹介するApplied Energistics2(以下AE2)とアドオンで整理をするといいかも。
Applied Energistics2
配布ページ⇒
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/applied-energistics-2
AE2は有名な工業系MODの一つでMinecraft Japan Wiki様のAE2解説ページがありますので、追加されるアイテムの細かい情報やチュートリアルについてはそちらを参照してもらえると嬉しいです。
簡単に説明すると、ネットワーク上でアイテムを管理できるようになるというMODです。
データ化されたアイテムはMEストレージセル(ME Storage Cell)というアイテムの中にまとめて保存され、一つの装置で膨大な量のアイテムを管理することが可能です。
ちょっとした解説と配置例。

下段の箱がはまっているようなデザインのブロックはMEストレージセルを入れることができる装置で、左側のMEチェスト(ME Chest)と右側のMEドライブ(ME Drive)の2種類があります。MEチェストは入れられるストレージセルの数が1つのみですが、MEドライブは最大10個入れることができるのでチェストの上位互換がドライブと思ってもらってOK。
MEストレージセルにも容量によって種類があり、小さい順から1K、4K、16K、64Kがありますが、いずれも入れられるブロックの種類の数は63種類までなので注意。
真ん中の線が光っているブロックはMEコントローラ(ME Controller)というネットワークのコアになるブロックです。これがないとネットワークは稼働しないので必須となるブロックになります。
バニラチェストのような内部インベントリを持つブロックもネットワークに組み込むことができ、その場合はMEストレージバス(ME Storage Bus)とケーブル(MEガラスケーブルなど)を使って装置に接続することで組み込めます。
BuildCraftのパイプなど他の輸送系MODによる自動搬入も可能で、その場合はMEインターフェース(ME Interface)というブロックとパイプなどを接続して使います。
ネットワークから他の内部インベントリを持つブロックにアイテムを輸送したい時はケーブルとME出力バス(ME Export Bus)で繋ぎ、出力バスに輸送したいブロックを登録することで自動で搬出してくれます(画像ではMEインターフェースにつないでいますがなくても問題なく輸送できました。)
MEコントローラの上にあるパネルはMEターミナル(ME Terminal)というブロックで、ネットワーク内にあるアイテムを目視で確認できる他直接引き出すこともできます。
パネルには他にもMEクラフトターミナル(ME Craft Terminal、ネットワーク内にあるアイテムでクラフトができる)やMEストレージモニター(ME Storage Moniter、1種類のアイテムを登録できネットワーク内にあるそのアイテムの数を表示する)、MEパターンターミナル(ME Patarn Terminal、自動クラフトに必要なパターンを書き込む装置)、装飾用のモニターなど数多くの種類があります。
基本的にMEコントローラに隣接したブロックには自動的にAEが供給されますが、配置によってはケーブルでつなぐ必要があります。この例ではモニターは裏にケーブルを配置しています。
自動クラフトについても少しだけ。さっきの装置の裏に自動クラフト装置を置いてみました。

中空のブロックが分子組立機(Molecular Assembler)で、これにエンコード済みパターンを入れ配管することで自動クラフトが可能になります。搬入は出力バス、搬出は入力バスにそれぞれ素材とクラフト後のアイテムを登録することで可能になります。
エンコード済みパターンはMEパターンターミナルでブランクパターンにレシピを登録することで作成できます。分子組立機一つにつき1種類のみレシピの登録が可能です。
AE2の装置のほとんどがAEというエネルギーを必要としており、この発電装置も必要になります。2からこのMOD単体でも振動チャンバー(Vibration Chamber)によるエネルギー生成が可能になりましたが、MEコントローラやエネルギーアクセプタ(Energy Acceptor)と互換性のある他MODの発電機を接続することで他のエネルギーをAEに変換して使用することもできます。
(BuildCraft・industrialCraft・ThermalExpansion・Mechanism・RotaryCraftのエネルギーと互換性アリ)
他にも無線からネットワークにアクセスしてアイテムを管理したり、空間そのものを保存したりもできます。
このMODの大きな利点はワールドの動作が軽くなるという点。他の輸送系MODだとアイテムの移動やらチェストの大量設置などでかなり重くなるのですが、このMODだと移動が目に見えない分軽くなっていると思われます。
難点はMEストレージセルという一つのアイテムにデータを保存するため、これをロストすると多くのアイテムが無に帰してしまう点。ストレージセルを移動させる際は死んでロストしたり放り投げてどっかいったりしないように。
Extra Cells2
配布ページ⇒
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/extracells2
このアドオンはAEネットワークで液体を管理できるようにしたり、より大容量のストレージセルを追加するものです。
このアドオンで管理できるようになる液体は「バケツに入れることができる」もしくは「ポンプで吸い上げることができる」もの全てが対象です。水や溶岩はもちろん、牛乳や他MODで追加されるような液体も自動で対応してくれます。

液体の管理に使用する装置も専用のものが追加されています。MEコントローラやMEドライブまたはMEチェストはAE2のものと同じものを使いますが、液体の管理をするときはドライブかチェストにME液体ストレージセル(ME Luqid Strage Cell)を入れて使用します。液体ストレージセルは1つで5種類の液体を同時に管理することが可能。
液体をネットワークに搬入するにはタンクに液体を入れME液体搬入バス(ME Luqid Inport Bus)とME液体インターフェース(ME Luqid Interface)を繋ぐか、他MODのパイプを使用して液体インターフェースから搬入するか、ME液体ターミナル(ME Luqid Terminal)からバケツを使って直接搬入する方法があります。
搬出時はME液体出力バス(ME Luqid Export Bus)とタンクを繋ぎ、出力バスに輸送したい液体を登録することで自動で搬出してくれる他、ターミナルから液体入りバケツとして取り出すこともできます。
液体管理要素の他に大きなストレージセル(256K、1024K、4096K、液体バージョンもあり)も追加します。ただし同時に入れられるアイテムの種類の数は変わらず63種類(液体セルなら5種類)までなので注意。
Thaumic Energistics
配布ページ⇒https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/thaumic-energistics
こちらのアドオンはThaumcraft4のエッセンシアをAEネットワークで管理できるようにするというものです。
Thaumcraft自身にもエッセンシア管による配管や保存するための保護瓶などがありますが、大規模な抽出装置を作成すると動作が重くなりがちです。そこでこのアドオンが役立ちます。

EC2同様、MEコントローラとMEチェストorMEドライブは共通のものを使用しますが、エッセンシアの管理にはチェストやドライブにEssentia Storage Cellを入れる必要があります。
エッセンシアの搬入には神秘の蘭引またはエッセンシア入り保護瓶とエッセンシア管、Essentia Providerを接続するか、Essentia Terminalにエッセンシア瓶や保護瓶を入れることでも可能です。管理されているエッセンシアはEssentia Terminalで確認できます。
搬出時はEssentia Tarminalに薬瓶や保護瓶を入れて取り出すか、Essentia Providerにエッセンシア管、Essentia Import Busと保護瓶を接続し搬出したいエッセンシアを登録することで可能です。
この他にも、エッセンシアやVisが必要なクラフトも自動化することが可能です。ただしAE2の分子組立機やブランクパターンとは別のArcane Assembler(分子組立機のTE版)やKnowledge Inscription(パターンターミナルのTE版)、Knowledge Core(ブランクパターンのTE版)が必要になります。
Thaumcraft4のアドオンでもあるため、これらのアイテムはThaumcraftの研究を進めていかないと解禁できません。
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やり込んでいる人だと、入手したアイテムに対してチェストのキャパシティが足らず大量に置かなければならなくなったり、大容量チェストを追加するMODを入れてもどこに何を入れたか忘れて探し回らなければいけなくなった、という経験がある人がいると思います。
特に工業MODや魔術MODを入れるとバニラチェストのみだと物足りないし、追加される鉱石や素材も多く、さらにはアイテムの大量生産や完全自動化ができるので、管理が大変になりやすいです。
そんな時は今回紹介するApplied Energistics2(以下AE2)とアドオンで整理をするといいかも。
Applied Energistics2
配布ページ⇒
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/applied-energistics-2
AE2は有名な工業系MODの一つでMinecraft Japan Wiki様のAE2解説ページがありますので、追加されるアイテムの細かい情報やチュートリアルについてはそちらを参照してもらえると嬉しいです。
簡単に説明すると、ネットワーク上でアイテムを管理できるようになるというMODです。
データ化されたアイテムはMEストレージセル(ME Storage Cell)というアイテムの中にまとめて保存され、一つの装置で膨大な量のアイテムを管理することが可能です。
ちょっとした解説と配置例。

下段の箱がはまっているようなデザインのブロックはMEストレージセルを入れることができる装置で、左側のMEチェスト(ME Chest)と右側のMEドライブ(ME Drive)の2種類があります。MEチェストは入れられるストレージセルの数が1つのみですが、MEドライブは最大10個入れることができるのでチェストの上位互換がドライブと思ってもらってOK。
MEストレージセルにも容量によって種類があり、小さい順から1K、4K、16K、64Kがありますが、いずれも入れられるブロックの種類の数は63種類までなので注意。
真ん中の線が光っているブロックはMEコントローラ(ME Controller)というネットワークのコアになるブロックです。これがないとネットワークは稼働しないので必須となるブロックになります。
バニラチェストのような内部インベントリを持つブロックもネットワークに組み込むことができ、その場合はMEストレージバス(ME Storage Bus)とケーブル(MEガラスケーブルなど)を使って装置に接続することで組み込めます。
BuildCraftのパイプなど他の輸送系MODによる自動搬入も可能で、その場合はMEインターフェース(ME Interface)というブロックとパイプなどを接続して使います。
ネットワークから他の内部インベントリを持つブロックにアイテムを輸送したい時はケーブルとME出力バス(ME Export Bus)で繋ぎ、出力バスに輸送したいブロックを登録することで自動で搬出してくれます(画像ではMEインターフェースにつないでいますがなくても問題なく輸送できました。)
MEコントローラの上にあるパネルはMEターミナル(ME Terminal)というブロックで、ネットワーク内にあるアイテムを目視で確認できる他直接引き出すこともできます。
パネルには他にもMEクラフトターミナル(ME Craft Terminal、ネットワーク内にあるアイテムでクラフトができる)やMEストレージモニター(ME Storage Moniter、1種類のアイテムを登録できネットワーク内にあるそのアイテムの数を表示する)、MEパターンターミナル(ME Patarn Terminal、自動クラフトに必要なパターンを書き込む装置)、装飾用のモニターなど数多くの種類があります。
基本的にMEコントローラに隣接したブロックには自動的にAEが供給されますが、配置によってはケーブルでつなぐ必要があります。この例ではモニターは裏にケーブルを配置しています。
自動クラフトについても少しだけ。さっきの装置の裏に自動クラフト装置を置いてみました。

中空のブロックが分子組立機(Molecular Assembler)で、これにエンコード済みパターンを入れ配管することで自動クラフトが可能になります。搬入は出力バス、搬出は入力バスにそれぞれ素材とクラフト後のアイテムを登録することで可能になります。
エンコード済みパターンはMEパターンターミナルでブランクパターンにレシピを登録することで作成できます。分子組立機一つにつき1種類のみレシピの登録が可能です。
AE2の装置のほとんどがAEというエネルギーを必要としており、この発電装置も必要になります。2からこのMOD単体でも振動チャンバー(Vibration Chamber)によるエネルギー生成が可能になりましたが、MEコントローラやエネルギーアクセプタ(Energy Acceptor)と互換性のある他MODの発電機を接続することで他のエネルギーをAEに変換して使用することもできます。
(BuildCraft・industrialCraft・ThermalExpansion・Mechanism・RotaryCraftのエネルギーと互換性アリ)
他にも無線からネットワークにアクセスしてアイテムを管理したり、空間そのものを保存したりもできます。
このMODの大きな利点はワールドの動作が軽くなるという点。他の輸送系MODだとアイテムの移動やらチェストの大量設置などでかなり重くなるのですが、このMODだと移動が目に見えない分軽くなっていると思われます。
難点はMEストレージセルという一つのアイテムにデータを保存するため、これをロストすると多くのアイテムが無に帰してしまう点。ストレージセルを移動させる際は死んでロストしたり放り投げてどっかいったりしないように。
Extra Cells2
配布ページ⇒
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/extracells2
このアドオンはAEネットワークで液体を管理できるようにしたり、より大容量のストレージセルを追加するものです。
このアドオンで管理できるようになる液体は「バケツに入れることができる」もしくは「ポンプで吸い上げることができる」もの全てが対象です。水や溶岩はもちろん、牛乳や他MODで追加されるような液体も自動で対応してくれます。

液体の管理に使用する装置も専用のものが追加されています。MEコントローラやMEドライブまたはMEチェストはAE2のものと同じものを使いますが、液体の管理をするときはドライブかチェストにME液体ストレージセル(ME Luqid Strage Cell)を入れて使用します。液体ストレージセルは1つで5種類の液体を同時に管理することが可能。
液体をネットワークに搬入するにはタンクに液体を入れME液体搬入バス(ME Luqid Inport Bus)とME液体インターフェース(ME Luqid Interface)を繋ぐか、他MODのパイプを使用して液体インターフェースから搬入するか、ME液体ターミナル(ME Luqid Terminal)からバケツを使って直接搬入する方法があります。
搬出時はME液体出力バス(ME Luqid Export Bus)とタンクを繋ぎ、出力バスに輸送したい液体を登録することで自動で搬出してくれる他、ターミナルから液体入りバケツとして取り出すこともできます。
液体管理要素の他に大きなストレージセル(256K、1024K、4096K、液体バージョンもあり)も追加します。ただし同時に入れられるアイテムの種類の数は変わらず63種類(液体セルなら5種類)までなので注意。
Thaumic Energistics
配布ページ⇒https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/thaumic-energistics
こちらのアドオンはThaumcraft4のエッセンシアをAEネットワークで管理できるようにするというものです。
Thaumcraft自身にもエッセンシア管による配管や保存するための保護瓶などがありますが、大規模な抽出装置を作成すると動作が重くなりがちです。そこでこのアドオンが役立ちます。

EC2同様、MEコントローラとMEチェストorMEドライブは共通のものを使用しますが、エッセンシアの管理にはチェストやドライブにEssentia Storage Cellを入れる必要があります。
エッセンシアの搬入には神秘の蘭引またはエッセンシア入り保護瓶とエッセンシア管、Essentia Providerを接続するか、Essentia Terminalにエッセンシア瓶や保護瓶を入れることでも可能です。管理されているエッセンシアはEssentia Terminalで確認できます。
搬出時はEssentia Tarminalに薬瓶や保護瓶を入れて取り出すか、Essentia Providerにエッセンシア管、Essentia Import Busと保護瓶を接続し搬出したいエッセンシアを登録することで可能です。
この他にも、エッセンシアやVisが必要なクラフトも自動化することが可能です。ただしAE2の分子組立機やブランクパターンとは別のArcane Assembler(分子組立機のTE版)やKnowledge Inscription(パターンターミナルのTE版)、Knowledge Core(ブランクパターンのTE版)が必要になります。
Thaumcraft4のアドオンでもあるため、これらのアイテムはThaumcraftの研究を進めていかないと解禁できません。
Mojang © 2009-2018. 「Minecraft」は Mojang AB の商標です。
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