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【いっせいトライアル】『ムーンライター 店主と勇者の冒険』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2023/09/30
ゲーム感想&レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム XboxONEソフト XboxX|Sソフト Switchソフト PS4ソフト アクション いっせいトライアル
2023年9月のいっせいトライアルで『ムーンライター 店主と勇者の冒険』を遊んだ感想です。

ダンジョン探索とお店経営の二足わらじで進めていくアクションゲーム。セールで見かける度に買おうか悩んで結局買えてなかった作品なのでトライアルに来てくれたのが有難かったです。
製品版は10月8日まで612円(70%off)でセール中。最安値ではないもののかなりお安くなっていますし、トライアル期間中にクリアが間に合わなかった人は是非。
私は難易度ハードでプレイして10時間程度でエンディングまで進められました。結構楽しめたものの手放しではオススメできないかな…と思ったので、その理由を詳しく語っていきます。

任天堂の公式オンラインストア。「ムーンライター 店主と勇者の冒険 ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
ダンジョン冒険 × ショップ経営 内容の説明 【ストーリー】 夜の星々にまぎれ、古より存在する地にある日、計り知れないほどの財宝と凶悪なモンスターに満ちた迷宮が突如出現した。この迷宮は、「ダンジョン」と呼ばれるようになり、富と名声を求める人々が付近に住みつき、その集落は「リノカ」と名付けられた。リノカは活気に溢れていたが、その危険さが故にダンジョンは閉鎖され、村での暮らしは苦しくなった。老舗のお店「ムーンライター」も同様に経営が悪化していった。それでもムーンライターの若き店主は夢を抱いていた。いつか全てのダンジョンを開放することを&&。 【勇者としてダンジョンを冒険】 ダンジョンでモンスターを倒してアイテムを集めよう!ダンジョン内部の構造と部屋のレイアウトは入るたびに変化します。ダンジョン内で体力が無くなり倒れると、それまでに集めていたアイテムを失ってダンジョンの外へと吐き出されるので、欲張らずに注意しながら冒険しよう! 【店主としてショップを経営】 ダンジョンで入手したアイテムを棚に並べて自分のお店で販売しよう!お店を開店するとお客さんがリアルタイムに次々と訪れ、気に入った商品を購入していきます。アイテムの相場は需要に応じて変動するので、お客さんの反応を見ながら価格を見直そう! 【村の発展】 アイテムを販売してお金を貯めたら、村に投資して鍛冶屋やポーション屋といった新たな店をリノカに呼び、寂れた村を復興していこう! 【ショップの拡張】 自分のお店に投資して内装を拡張したり、アイテムを保管するチェストを増やそう!お店を大きくすれば、より多くのアイテムを販売できるようになり、また、助手を雇ってアイテムの販売を任せたりすることができますが、それと同時に万引き犯も来店するので気を付けましょう。 【武器防具の製造&強化】 鍛冶屋「バルカンフォージ」を村に呼んで武器や防具を製造してもらおう!装備品はポーション屋「ウィッチハット」に頼んでエンチャント(強化)することができます。強力な装備品でダンジョンの冒険に備えましょう。 【サポートモンスター】 ダンジョンでモンスターの卵を入手して孵化させて、サポート役の小型モンスターと一緒にダンジョンを冒険しよう!敵モンスターを攻撃したり、ライフを回復させたり、アイテムを拾い集めてくれたりなど、異なる特徴のあるサポートモンスターが9種類登場します。
どんな冒険にも見返りは必要
考古学的な発掘により、とある「ゲート」群が発見された。そして人々は、この古代の通路が異なる世界、異なる次元へと続いていることに気が付く。小さな商業の村「リノカ」は、そんな発掘現場付近に設立された集落であり、勇敢ながらも無謀な冒険家たちに想像を絶する宝物を提供する拠点でもあった。

Moonlighter は、とある店を営むウィルの平凡な日常生活と英雄になりたいと願う彼の冒険心を描く、 RPG とローグライク要素を加えたゲームです。

店を維持しよう
あなたはリノカ村でのビジネスを切り盛りしながら、アイテムを売ったり、その価格を細かく設定したり、貯めたゴールドを管理したり、バイトを雇ったり、店舗をアップグレードしたりできます。でも中には、貴重な売り物を盗もうとするアヤシイ人間が出てくるかもしれません。どうぞご注意あれ!

スタイルをもって戦うべし
多種多様な敵やボスを倒し、やり応えのある奥深い戦闘システムをやり込みましょう。戦闘の深さは武器やタイミング、位置取り、敵、そして環境の相互関係によって変化します。つまりあなた独自の戦闘スタイルが自由に編み出せるのです。

村を復興させよう
この小さな商業の村で他の住民たちと交流しながら、かつての豊かさを取り戻しましょう。そしてのどかなリノカ村で新たなビジネス立ち上げを手伝って、成長していくのを見守りましょう。

作成とエンチャント
作成とエンチャントは自分を強化するのに必須のシステムです。村人たちと交流していけば、新しい防具や武器を作成し、既存の装備のエンチャントをおこなえるようになります。これで柔軟性が大きく上がり、装備の使い方にもさらに幅が生まれます。

戦利品を手に入れろ
ゲート向こうの不思議な世界へ赴き、資材や武器、防具、さらには奇妙なアーティファクトといった、異界の文明から生まれた貴重なアイテムを収集しましょう。ただし全てを手に入れられるわけではありません。特別なインベントリ システムを駆使して、最も有用な戦利品を選び抜きましょう。

ゲートを開け
ゲートは異なる世界への入り口。潜るたびに独特の体験になり、頭を使った決断を迫られます。次にどんなものに遭遇するか分かりません。だからこそ、あらゆる状況に対処するための準備と覚悟を済ませておきましょう。
・タイトル:
ムーンライター 店主と勇者の冒険
・発売元:
Digital Sun(Steam/Xbox版) / テヨンジャパン(Switch/PS4版)
・開発元:11 bit studios / Digital Sun
・対応ハード:
PC(Steam)/XboxOne/XboxX|S/Switch/PS4
・定価:
-Steam/Xbox版:2050円(税込)
-Switch/PS4版:2040円(税込)
・発売日:
-Steam/Xbox版:2018年5月29日
-Switch版:2019年3月28日
-PS4版:2019年11月22日
・ジャンル:RPG, アドベンチャー
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© 2020 11 bit studios S.A., 11 bit studios™ and respective logos are trademarks of 11 bit studios S.A. All rights reserved. Digital Sun™, Moonlighter™ and respective logos are trademarks of Wildframe Media. All rights reserved. Licensed to and published in Japan by 11 bit studios S.A and Teyon Japan.
・公式サイト
https://teyon.jp/games/moonlighter/

どういう人にオススメ?
・サクッと遊べるアクションゲームを探している人!

良かった点
・装備や回復薬をキチンと準備すれば難しすぎないちょうどいい難易度
・タマゴを持ち帰ると連れ歩けるようになる味方モンスターが可愛くて役に立つ
・後に解禁されるダンジョンほど高く売れる商品が出てきて所持金がインフレしてくるのが楽しい

賛否両論?点
・バックパックの拡張ができないので最初から最後まで荷物が溢れがち
・便利なのに説明がないせいで存在に気づきにくい機能がいくつかある
・お店の経営は面倒くささの塊で楽しさはあまり無い

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)



夜の顔はダンジョンに挑む勇者


主人公のウィルはリノカという小さな村に住む男性。雑貨屋「ムーンライター」の経営を任された身でありながら、ゲートの向こうに存在するダンジョンに夢を馳せている夢追い系おじさんです。
ゲームはウィルがダンジョンを進んでいる途中からスタートします。ただし持っている武器が箒のみで防具は無しという無謀な状態で始まる上に少し進んだ所で大量の敵に囲まれてやられる羽目に。
ボコボコにされたはずが何故かダンジョンの入口に戻されるだけで命は助かりました。外で倒れている所をゼノンというおじいさんに見つけられると「お前の仕事は店主であって冒険者ではない」と怒られてしまい、その後はお店経営のチュートリアルが始まります。
昼は経営・夜になったらダンジョン攻略という流れで進める雰囲気はありますが、実はダンジョンへは昼でも潜れるようになっています。売る物が無ければお店を開ける必要自体が無いので時間帯で行動を縛られないのは良かったです。

ダンジョンの数は4つ+α。このうち最初にチャレンジできるのはカタカッタというダンジョンのみで、別の場所へ挑めるようにするには最深部に潜むボスを撃破する必要があります。
どのダンジョンも3層構造で部屋の繋がり方が入る度に変わる不思議のダンジョン。1階と2階の中ボスを撃破できれば3階に先に進むことができて、3階にいる大ボスを倒せば次のダンジョンへの扉が解放されます。
大ボスは一度倒してしまうと再戦できません。ただしボス撃破後もダンジョンに再度潜ることはできて、その際の最深部にはザコ敵の群れがたむろしています。
操作はAで通常攻撃B長押しで溜め攻撃ZLでころりん回避ZRで装備している回復薬の使用L or Rで武器の持ち替え武器は同時に2種類まで装備可能です。
使える武器は剣&盾・大剣・グローブ・杖・弓矢の5種類。奥義や武器の種類が増えたりはしないのでアクションゲームとしてはかなり平べったい作り。
防具と武器は村に出資すると建てられる鍛冶屋にて作成&強化が可能。ウィル自身にレベルやスキルがないのもあってステータスは完全に装備に依存している上に1段階分の強化で性能値が1.5~3倍に爆上がりするので、お金を稼ぐ理由は全て装備を作るためと言っても過言では無いレベルで装備が重要なゲームです。
ポーション屋で装備にエンチャントを施すことでも性能を上げられるのでこちらも忘れずやっておきたい要素。エンチャントに必要な強化クリスタルは色んな敵からドロップするので集めやすいものの、序盤から売らずに残しておくことを推奨します。
ダンジョン内には色んな敵が生息していて各自が固有の行動パターンを持っています。ウィルの動きが全体的に遅いというのもあって無闇矢鱈に武器を振り回すだけではダメージを受けてしまいがちなので、敵の動きを見定めることも攻略のカギ。
中ボスや最下層のボスも初見だと辛いものの、動きはダイナミックでも行動パターンは超が付くほど単純なので2~3回戦えば勝てる程度の強さです。ただし手に持てる回復薬が最大5個までと少なめに設定されているためノーガードゴリ押し戦法は流石に通用しないし、装備をしっかり更新しないと攻撃は通らないのに受けるダメージは痛いしで厳しい戦いに。
難易度はイージー・ハード・ベリーハードの3段階から選択可能。開発者推奨のハードで装備の強化と回復薬の準備と敵の観察さえちゃんとしていれば苦戦せず進められたので、難しいという程ではないけど簡単すぎることも無くてちょうどいいバランスだと思います。
Steamのストアページには「ハックアンドスラッシュ」「ローグライト」といったタグが付いていますが、この2ジャンルの愛好家には逆に合わない作品かと。ウィルが出せる技が少なく動作も遅めということで戦闘の爽快感が控えめ・敵と戦う理由は換金用アイテム集めが主でレアドロップ品はモンスターのタマゴやアクセサリー等の極少数だけとトレハン要素が希薄という点からハクスラゲーらしい楽しみは少なく、ダンジョンは毎回形が変わるといっても部屋の繋がり方が変わるぐらいで出現する敵は変わらず・内部で手に入った能力やアイテムをやりくりしたりランダムに発生するイベントで楽になったりキツくなったりといったローグライト及びローグライクの醍醐味も無いので、これらの要素を期待してしまうと微妙…と思ってしまうこと間違いナシ。
本作のダンジョンは【謎解きギミックが無くなったランダム生成の2Dゼルダのダンジョン】という表現がピッタリ当てはまります。部屋の種類は敵がうろついている部屋・かつての冒険者が遺した手記を読める部屋・敵を全滅させるまで閉じ込められる部屋・体力を回復できる泉がある部屋ぐらいしかなく、イベントらしいイベントが道中で起こらないのもあって凄くアッサリ。
じゃあどんな人にオススメかというと、地道な積み重ねでクリアが見えてくるアクションもしくはアクションRPGが好きな人。私は元々こっち派で、装備の強化の為のお金を稼ぐ為のアイテム稼ぎを他ゲームにおける経験値稼ぎに置き換えることで楽しめた口です。
実はダンジョンを一気にクリアし切る必要自体もなくて、攻略途中であってもポータルを使う事で一度村に戻ってもそこから探索を再開できるという温情処置まで用意されてます。ボス部屋前に来てからも装備を整えられるついでに家で眠ってセーブもできるのでボスに負けてもリセットすれば直前からやり直せるようにもできるしで、最後のボス戦で負けると最初からやり直さないといけないというローグライトのキツイ所が無くなっているのは個人的には良点。
最後の強敵に負ける度に最初から挑戦し直さないとダメな仕様が得意でない私にとってはポータルの存在が凄くありがたかったです。強制的に使わされるわけではないので中間セーブは邪道!という人は自主的に縛ってどうぞ。

アイテムは敵からのドロップや宝箱からの入手がメイン。ポーションの材料になるゼリー系アイテム・エンチャントに必要な強化クリスタル・装備すると特殊効果があるアクセサリー・持ち帰るとミニモンスターが孵るモンスターのタマゴ装備作成の素材として要求されているアイテム以外は全てお店で売る用と考えてOK。

ウィルがアイテムを持てる数は手持ちの5個+バックパックの15個だけで結構少なめ。普通にダンジョンを攻略しているだけでもすぐ溢れる上に拡張もされないので常にカツカツです。
しかも呪いがかけられたアイテム(ピンクのマークが付いているもの)が結構あって、それらは解呪しない限り同種のアイテムがあってもまとめることができずスペースを余計に埋めてきます。一杯になったらインベントリの左下にある商人の鏡で断捨離しろという事だとは思いますが、お店の商品を集める為に結局何回もダンジョンに潜ることになるのでバックパックの容量を増やすアップグレードはあっても良かったのではと思いました。
呪いの内容は「端の行または列にしか配置できない」「帰還時に矢印の方向にあるアイテムが1個消滅する」「矢印の方向に置かれたアイテムを強制的にお金に変換する」「アイテムの種類を確認できない」といったマイナス効果のものの他に、「矢印の方向にあるアイテムを解呪する」というプラス効果のものも存在します。呪いの効果そのものよりも同種のアイテムと一緒にスタックできないことの方が厄介…。
ウィルがやられてしまうと所持金と手持ちのアイテム5つと装備中の武器防具以外を全ロストしてしまいます。バックパック内のアイテムを持ったまま村に帰還したいなら、やられる前にボスを倒すペンダントを使うポータルを使うのいずれかの手段を選ぶことに。
途中帰還の注意点として、ペンダントやポータルによる帰還を行うにはダンジョンと階層毎に定められた金額を支払わないといけません。商人の鏡による現地での資金調達こそ可能ですが適正価格よりも安めに売られてしまうというデメリットがあるので、本作では現金を常に持ち歩くように意識しておいた方がいい…というか現金はロストしないしアイテム枠も埋めないしで持っているだけ良いことづくしなので、要らないアイテムはさっさと売ってお金に変えてしまうのがベスト。
ダンジョンへの挑戦はしっかり探索して最下層まで行ったとしても1回辺り20分あれば終わる程度の短さ。サクッと遊べて集中力も続きやすいです。

アクション部分に関しては不満は少々あれど総合的には楽しめたという評価なのですが、知っていると快適度が大きく変わるのに説明が無く存在に気づきにくい機能がいくつかあるのが地味に残念な所です。イラストのみの説明しかなく詳細まで読み取るのが難しかったり、そもそもの説明自体が無かったりするのがちょっと不親切。
特に鍛冶屋で作りたい装備にカーソルを合わせてからYボタンを押すとほしい物リストに素材を登録できる機能、商人の鏡を手に持って売りたいアイテムにカーソルを合わせてAボタンを押すだけで売れるモードへ切り替えられる機能、この2つは遊びやすさに大きく関わってくる機能だと思いました。要求素材を一々メモったり・アイテムを1つずつ掴んで鏡に放り込む作業をしなくていいのに気づいてからは凄く楽になりましたし。
また、モンスターのタマゴに関する仕様諸々についてもゲーム内に説明がなかったはず(見逃してたらゴメンナサイ)。敵を倒すと稀にタマゴをドロップすることがあって、無事に村まで持ち帰れるとダンジョン攻略をサポートしてくれる可愛いミニモンスターを連れ歩けるようになります
タマゴは村に帰還した瞬間に牧場へ自動的に配置されるのですが、この仕様に気づいてなかった頃は持ってたはずのタマゴはどこ!?と焦って探し回った思い出…。一度持ち帰ればロストしないようにゲーム側が手を出してくれるというのは親切ではあるのですが、牧場の存在自体も人によっては気づけないかもなので事前説明があると良かったです。
タマゴはかなりのレアドロなので、運良く手に入れたらその時点でペンダントを使って帰還してもいいと思います。ウィルの攻撃に状態異常効果を付与してくれるスライム系には特にお世話になりました。

昼の顔はお店でアイテムを売りさばく店主


ダンジョンで拾ったアイテムは自分のお店で売ることで資金に変えることができます。何日も店を開けてなかったとしても評判が悪くなるとかはないので、商品が集まってきたら適宜開ける感じで大丈夫。
お店を開けられるのは日中のみ。ダンジョンから帰ってきた時に夜なら一度ベットで寝ればOK。
店売りの商品には自分で値段を付ける必要があって、高すぎるとガッカリされて買ってくれませんし・安すぎると売れても利益を出すことができません。客の様子を見ながら売れるギリギリの値段を探らないといけないのは結構大変です。
売れた値段やパスされた時の値段は商人手帳に記載されるので、その記録と照らし合わせながら値段を調節することになります。また、商人手帳には商品毎にどれぐらいで売れそうかのラインが予め引かれているのでそれも参考にしながら設定する事に。
正直に言うと、経営パートは色々と残念に思う所が多かったです。拾ったアイテムを売るというゲームにおいて超がつくほど普遍的な作業に手間が追加されただけで、メインコンテンツの片棒を担がされている要素の割には浅いという印象でした。
最初こそ適正価格を手探りするのが楽しかったものの、扱う商品が増えてくると価格を一々チェックするのも面倒!と思うように…。途中からは攻略サイトで適正価格を調べてその通りに設定するだけの作業になってしまっていました。
需要のパラメータは一応存在はしていて高需要のアイテムなら多少高くても売れるようになるのですが、それでも大幅に売値を上げられるわけでは無い(売れても適正価格の1.2倍程度まで?)ので恩恵を感じにくめ。むしろ同じものを大量に売ると需要が下がって元の価格では売れなくなるという仕様の方が邪魔に感じてました。
それぞれのお客さんに好き嫌いがあって好きなカテゴリーの商品なら多少高くても買ってくれるとか、お客さんとコミュニケーションがとれるとか、商品を加工するとより高値で売れるようになるとか、そういった要素はないのでとにかく薄味です。なのに値段調節の手間・お客さんが品定めするのを待つ時間・泥棒への対処・同じ物を売り続けると安くしないと売れなくなるといった面倒に感じる所だけはガッツリ増えているのであまり楽しく感じませんでした。
加工ができないとなると安いアイテムは永遠に低利益なままのゴミでしかないですし、とにかく高いアイテムを拾っては並べるだけの作業を繰り返すだけなので…。「時間がかかる以外は他ゲームのお金稼ぎとやっていることが同じでは?」とふと思ってしまってモチベーションは消滅、その後は利益を眺めて装備を新調することだけが楽しみな金の亡者に成り果てました。
ダンジョンをクリアするとお店を大きくする事が可能になります。同時に置ける商品の数や保管用チェストを増やせる他に売値にバフをかける装飾品の置ける数も増やせるなど改装によるメリットはかなり大きいのですが、泥棒が入ってくるようになったり・依頼を頼んでくる客が増えたりで作業が増えるというデメリットも抱き合わせなので注意。
依頼は期日までに特定のモンスターを何体倒してほしいとか指定されたアイテムを用意してほしいという内容なのですが、報酬はお金だけだし手間を考えるとわざわざやらなくても…という感じなので全部断ってました。特定の物やモンスターだけを求めて前のダンジョンに行くより、稼げるダンジョンに行ってアイテムをかき集めて普通に売り出した方が圧倒的に楽に稼げますしね。

経営部分の良かったことと言えば、後のダンジョンで拾える物ほど売値が高くなって所持金の桁も増えていくのが気持ちよかった事。装備強化に必要なお金もその分高くなるので苦労の量自体は最初から最後までほぼ据え置きでしたが、金額がインフレーションする様は見ていて楽しかったです。
また、ストーリーこそ薄めなものの冒険者が遺した日記や村人との会話から推測できる世界観は結構好きですし、ダンジョンの解放を進める事で村に訪れる人が増えたりセリフが変わったりして村起こしが進んでいる感じがあったのも良かったと思います。ファンタジー寄りに見えて結構SFしてます。
エンディング後にやり込みダンジョンが出てきたりはしないので、稼いだお金も割とすぐに使い道が無くなってしまいます。ただし定価2000円の作品である事を鑑みるとボリュームに関してはそこまで少なくは感じませんでした。
一応ニューゲーム+機能は存在していて、お金や身につけている装備を持ち越して新しくやり直すことは可能です。私はNG+は少ししか触っていないのですが、敵のステータスも作れる装備の性能も諸々にかかるお金も全体的に上がっていて、金銭面以外は新規データで遊んだ時とほぼ変わらない感覚でした。



総評:経営&ローグライトというアイデアは良かったけれども、物足りなさが付きまとっていた作品

お店経営とローグライトアクションを並行してやっていく所に魅力を感じたものの、実際に遊んでみるとどちらの要素も物足りなさを感じるという感想に。
特に経営パートに関する不満点が多数。乱暴な言い方になってしまう事を先にお詫びしておきますが、アイテムを売るというゲームにおいて普遍的な作業に値付けや泥棒への対処といった手間を追加しただけに留まっていて楽しさは全然増えていなかったように感じてしまいました。
個人的に良いと感じたのはダンジョン攻略の難易度のちょうど良さ&先のダンジョンに潜れるようになるのに合わせて所持金もケタ単位で増えていった所。手軽に遊べてなおかつ積み重ねで突破できるアクションゲームを探している人向けの作品だと思います。
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