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【Switch】『ネコ・トモ スマイルましまし』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2021/12/14
ゲーム感想&レビュー 0
Switchソフト コミュニケーション いっせいトライアル
『ネコ・トモ スマイルましまし』を購入しました。

ダウンロード版がセールで安くなっていたので購入しました。
ノベルゲームやコミュニケーションゲームの一種ですが、一緒に過ごす相手はぐうかわな子ネコ2匹で子どもから大人まで親しみやすく優しい世界観。子ネコ2匹に言葉を教えながらまったり過ごす癒しゲーです。
元々は3DSで発売されたソフトをほぼそのまま移植しただけのものでしたが、去年12月ぐらいにSwitch版のみ「スマイルましまし」版にアップデートされていて機能が大幅追加されているようです。
どう森やトモコレみたいに毎日少しずつ長期間遊ぶタイプのゲームなのでプレイ時間はあんまり参考にならないとは思いますが、エンディングを迎えるレベル21までは15時間程で行ってました(MyNintendo調べ)。

・タイトル:
ネコ・トモ スマイルましまし
・発売元:
バンダイナムコエンターテインメント
・開発元:
バンダイナムコエンターテインメント
・対応ハード:Switch
・定価:4800円+税
・発売日:2018年11月1日
・ジャンル:コミュニケーション
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
・公式サイト:
https://nekotomo.bn-ent.net/sp/

どういう人にオススメ?
・優しい世界観のコミュニケーションゲームを探している人!
・ネコちゃんに癒されたい人!

良かった点
・教えた言葉をボイス付きで喋ってくれて読み方も別に設定できる
・ネコトモに着せられる服やアクセサリーも豊富で自分でデザインした服を着せることもできる
・メインエピソードは優しく暖かいもので読んでいてほっこりする
・お世話などのミニゲームは難易度が低くゲーム苦手な人も遊びやすい

賛否両論?点
・教えられる言葉の文字数は最大10文字まで
・一部のミニゲームはタッチ操作させて欲しかった
・ネコトモ達がやたら自立しているせいでお世話している気分にはならない

備考
・無料体験版あり
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




家にやってきたのは可愛い2匹の子ネコ


前作の「クマ・トモ」では喋るクマのぬいぐるみが家族になりましたが、今作ではネコ2匹(notぬいぐるみ)が家族になってくれます。可愛い。
やんちゃでハツラツな子(アホ毛ふわふわ)大人しくしっかり者な子(アホ毛くるくる)のコンビ。模様や体色や名前は任意に変更可能です。
2匹は双子や兄弟ではなく他人ならぬ他猫なので最初はお互いに警戒していますが、エピソードを読み進めると少しずつ打ち解けていきます。2匹で会話する様子も可愛いの2乗。
読めるエピソードはネコトモ達と過ごす暖かい日常を描いたもの。一緒に街にお出かけしたり、花火大会に行ったり、種から木を育てたりなどどれも微笑ましいものばかり。
料理を作ってあげることも可能でカレーライスなどメジャーな料理を多数振舞うこともできますが、猫にNGなタマネギが入っていそうな料理にはちゃんと「※タマネギは使用していません」と注意書きがして現実のネコちゃんへの配慮もバッチリです。細かい所からもネコ好きなスタッフが作っている感じが伝わってきます。
このシリーズの一番の特徴は言葉を教えることが可能であることと教えた言葉も含めてフルボイスで話してくれることです。
ネコ側から教えて欲しいと言われることもあれば自分から教えることも可能です。質問は「住んでいる場所」や「見ているアニメ」など多岐にわたりますが、答えが思いつかない場合は用意された選択肢から選ぶこともできるのであまり悩まずに済みます。
言葉を教える時の質問のされ方やボイス付きで入力した言葉を喋ってくれる所などに何となくmiitomo(過去に配信されていた任天堂製のスマホアプリ)に似たものを感じて少し懐かしい気持ちにもなりました。miitomo復活せんかなぁ…。
教える言葉は漢字含めて10文字までしか入れられないものの、読み方を綴りとは別に登録可能。読みの方は15文字まで入力できて「虹の橋」と書いて「レインボーブリッジ」とか読ませることもできます。
教えた言葉がミニゲームや日常会話中にひょんなタイミングで出てくることもあるので、家族や友達とデータを共有して遊ぶ際は変な言葉を入れないように注意(1敗)。
言葉を教える以外にも文字の書き方を聞かれることもあり、タッチパネルで書いて教えてあげると後々寄せ書きをプレゼントしてくれたりもします。子どもみたいで可愛すぎる。
ただしボイスは人工音声感強めなので、「猫らしくない」「ロボットみたいで愛着が持てない」という感想も見かけたことがあります。そこはセリフの自由度との対価交換な感じ。

ネコ達に着せられる服やアクセサリーの種類も豊富で、2匹のコーデを同じテーマで揃えると動画サイト(ネコチューブなるどこかで聞いたことのある名前…)に投稿する動画という体で掛け合いを見せてくれます。

季節限定で販売される服にも専用の掛け合いが用意されています。12月の限定コーデはクリスマスに合わせてサンタさんでした。
女子向けのゲームであることに加えてネコ達に性別は決められていないのでやんちゃな子用もガーリーな服が多め。個人的にはスタイリッシュコーデが一番好き。
売られている服以外に、マイデザインよろしく自分でデザインした服を着せることも可能です。

作り方もどうぶつの森シリーズのマイデザインに似ておりドット絵で描いていくスタイル。キャンバスがタッチパネルに未対応なのが惜しいポイント。
服以外にズボンや靴もデサインできるのでどう森のマイデザインよりも優秀。アンチエイリアスがかからないのでSwitchの高画質だとカクカクが目立ちますが、自分で服を作れるだけで十分嬉しい機能です。



お世話ゲームとしては楽な部類だけど少し物足りない


ネコ達とコミュニケーションを取る方法は言葉を教える以外にも、おでかけしたり・料理を作ってあげたり・一緒に遊んであげたりなど色々。
お金や素材アイテムもガーデニングしたり・魚釣りをしたり・おでかけで集めることができるので、オシャレさせたいなら積極的に遊んであげるのも大事。
おしゃべり以外のコミュニケーションはミニゲーム形式で遊ぶものがほとんどですが、難易度は小さいお子様でも安心して遊べる程度に簡単です。
おでかけはすごろく形式ですが進むマスを決めるスロットは目押しが簡単ですし、料理もボタン連打・指定されたボタンを順番に押す・タイミングよくボタンを押すものだけでまず失敗しません。
多少難しいのはばば抜きとカルタ。ばば抜きは元々運が絡むゲームなので安定しないのは仕方ないとして、カルタは位置によってはカーソルを合わせるよりも早く取られてしまうことも少なくないので完封勝利は難しいです。
カルタやタッチ(モグラ叩き)辺りはタッチ操作前提で調整されている気がする仕様なのに何故かタッチ未対応です。3DS版はタッチ操作できそう。
これらのミニゲームは必ずしも遊ぶ必要は無く、プレイヤーがネコと一緒に遊びたい時やエピソードを読み進めたい時に任意のタイミングでやることになります。
ネコ達はかなり自立しており世話する側としては楽ではあるのですが、しっかりしすぎていて庇護欲が湧かないのがちょっと物足りない部分
クマトモだと食事をせがんだりお風呂に入れて欲しいと向こうから要求することがあったのですが、本作ではネコトモ側からの要求は一切なくお風呂に至っては完全にオミットされてしまっています。
長期間放置していてもペナルティはなく、月限定の服や日替わり会話などは用意されているものの日替わり会話は1週間前まで遡って読めるので毎日遊ばなくても問題ありません。忙しい人には助かりますが毎日コツコツと遊ぶモチベーションは湧きにくい仕様。
1日でエピソードを読める量にも制限がないのでエンディングまで一気に読み進めることもできますが、その場合はひたすら作業的にミニゲームをすることになり飽きてきます…。そういう意味では毎日少しずつ進める方が楽しめるようにはなっているものの、放置によるデメリットがないのでお世話ゲーム特有の責任感に縛られない分飽きやすくもなっていると思いました。

総評:ネコちゃん達に好きな言葉を教えられるのが楽しい

教えた言葉を喋ってくれる様になるのは小さい子に言葉を教えているようで中々面白いです。
リアルの状況をありのまま教えてあげるのもいいし、ロールプレイングして妄想ワードを教え込むのも楽しい。私は後者の遊び方。
でもネコちゃん達には日常生活でも甘えてきて欲しかったです。エピソードではガッツリ甘えてくれるのですがお世話ゲームとして見るとちょっと寂しい。
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