3秒でげーむおーばー。

【Steam/Switch】Nevaeh レビュー

2022/05/14
レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム Switchソフト アクション
「Nevaeh(ネバエ)」を購入しました。

ゴシック綺麗な見た目に釣られて購入。変わったタイトル…と思ってたらHeavenをひっくり返したものという考察を別のサイトで見てなるほどと思いました。
私が遊んだのはSwitch版。本作もe-shopで大幅セールしていたのが一番の購入動機になってます。
エンディングまでにかかった時間は2時間半ほどでお手軽。寄り道要素を全てこなしてもこの短さなのでボリュームは薄め。

・タイトル:Nevaeh(ネバエ)
・発売元:シーエフケー
・開発元:Alpheratz*
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:1320円
・発売日:2020年9月17日
・ジャンル:アクション
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©2020 Alpheratz* All rights reserved. Published by CFK.

どういう人にオススメ?
・パズル要素強めのアクションが好きな人!
・ゴシックな雰囲気に惹かれた人!

良かった点
・ゴシックな世界観とキャラクター達が絵本のようで可愛い
・光と影を活用するギミックは結構面白い
・難易度は総じて控えめで謎解きもそこまで難しくない
・ボス戦(第2形態)のBGMが全体的にカッコイイ

賛否両論?点
・文章がなく絵だけで語られるストーリーはわかりにくい
・画質が低く全体的にぼやけている
・定価を考えてもボリュームが少なめ

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




光る蝶と共に光を取り戻す旅へ


個人的に本作で一番好きな所は白と黒だけで表現された世界と絵本に出てきそうな可愛いデザインのキャラクターたちがキュートな所。歯車・蝶々・天使像などのゴシックなアイテムが至る所に配置されているのも好きポイント。
でも画質がとても荒く全体的にボヤボヤしてしまっているのがちょっと残念でした。背景だけがぼやけているとかならそういう演出とも考えられたのですが、キャラクターのグラフィックも荒いので可愛い顔が台無し…と思ってしまいました。
Switch版だけでなくSteam版も荒いみたいなのでハードの問題ではなさそうです。世界観自体は悪くないので画質ももうちょっと頑張って欲しかった所。
ストーリー表現も独特でゲーム中には文章が一切登場せず、NPCとの会話も吹き出しの中に出てくる絵だけで語られます。そのせいで推測の余地が多すぎてストーリーや世界観がわかりにくいのがネック。
本編内の表現だけではストーリーの流れを正しく理解できているか不安だったのでストアの説明文を読んでみたのですが、メインの目的は「輝く蝶と一緒に光を司る塔に登って街に光を取り戻そう!」というものでした。どうも街が闇に飲み込まれたのは主人公の少女が光る蝶を逃がしたことが原因らしく、大変なことをしてしまったと慌てた少女が蝶を返しに塔へ向かうことにしたみたいです。
主人公以外の主要人物としては、街中や塔に登っている途中で出会う兄妹2人や仮面を付けた夜の女王が登場します。女王が主人公を殺そうとしていること・兄が女王を憎んでいることだけはわかったものの、お互いの詳しい因果関係がわからずじまいでしたが…。
夜の女王は見た目の怪しさもあって敵に見えるものの、最初に主人公が光の蝶を逃したこと自体が戦犯ムーブっぽいので執着されるのは自業自得な感じ。考察のためにも後からイベントシーンを見返す機能が欲しかった…。

他には街に暮らす住人達も出てきますが、最初の方で街自体が闇に閉ざされ探索できなくなる上に住民も取り込まれてしまいます。
大惨事な見た目になってしまうので手遅れでは…と思いましたが、ストーリーが進むことでちゃんと街に光が戻って元通りになっていきます。闇ってる住民もほっとくとそのままですが復活させてあげることもできるようになります。

住民たちの復活には塔の中で光り輝く木の葉をある程度集めないといけません。一定枚数以上の木の葉を持っている状態なら、コマンドを制限時間内に入力することで復活させてあげられます。
復活した住民たちに話しかけると今度は依頼を受けることが可能です。依頼の内容は猫を探す・幽霊を退治する・落ちてきた鐘を元に戻すといった感じにバリエーションがありますが、どれも3分あれば余裕で終わる簡単なものばかりなので少し物足りないかも。
依頼完了後はステータス強化に必要なダイヤモンド?を貰えます。このダイヤは太陽みたいな看板がかかっている家にいる占い師に話しかけることで強化と引き換えられます。
全編通して難易度が低めに抑えられているので強化必須という訳ではありませんが、体力を増やしたりもできるのでノーデスクリアを狙う時は保険的な意味で重要になってきそうです。

光と影を駆使して謎を解きつつ塔を登ろう


光を司る塔の内部は罠やモンスターが跋扈している上に、暗闇だらけの危険地帯と化しています。
塔内部は2Dアクションで進んでいきますが、主人公ができるのはAでジャンプ↓+BでスライディングYで蝶召喚のわずか3つ。唯一できる攻撃はジャンプで踏み潰すことだけ。
主人公は暗闇にいるだけで少しずつダメージを受け続けてしまいますが、逆に光源の近くにいる時はみるみるうちに回復していく仕様となっています。そのおかげで道中で死ぬケースは結構稀。
なぜかデスカウンターが搭載されていますが、どうやらSteam版の実績「無敵神話」にしか関わって無さそう。デス数がエンド分岐に関わるとかもなさそうで、私は累計で22回も死んでましたが問題なくハッピーエンドを見れました。
ここからは本作のメインとも言える蝶を用いたシステムを紹介。Yボタンで召喚できる蝶は自身が光源となっている他、ランプなどに止まることで光を移す力を持っています。

蝶召喚中は画面が白黒反転し、Lスティックで主人公の代わりに蝶を動せて・再度Yを押すことで一定時間の間その場に止まらせられます。
本作はアクション要素以上にパズル要素のウェイトが重く、蝶を操作して光と影を用いたギミックを解いていく場面が多数用意されています。
オブジェクトの影を特定の場所に写すことで実体化させたり・ステンドグラスみたいなブロックの影で主人公が渡れる足場を作ったり・罠の近くのランプを光らせることで罠の解像度を下げて存在しない扱いにしたり…など、色んなパターンの活用があって楽しいです。
難易度はアクション部分も謎解き部分も優しめ。大掛かりなギミックには周りをしっかり見渡してヒントを探す必要があるものも出てきますが、どれも少し考えれば詰まる程ではないものばかり。
謎解きや蝶の操作について困ったことは間違って蝶を召喚しちゃった時にキャンセルができないことぐらい。一度召喚すると数秒待たないと再度召喚できない仕様なので、誤爆した時も多少の待ち時間が発生してしまいます。
まあこれに関してはプレイヤー側が操作ミスしなければいいし一度のミスで死ぬ場面とかもないので、難点と言うほどではないかも。

また塔の途中ではボスとの戦闘も発生します。ほとんどのボスが第1形態は人の姿・第2形態は影のような人外の姿で現れます。
どのボスもそこまで攻撃が激しくなく、光の近くにいると勝手にダメージを受けていくのに加えて配置されている罠や自分の攻撃でも勝手に削られていくので、蝶で周りのランプを灯しつつ避けに専念していれば苦戦することなく倒せます。
一応踏むことで能動的にダメージを与えることは可能ですが、結構踏みにくいので余計なダメージを受けないためにも基本的には逃げの体勢でOK。
それでもちょっとしんどい…と思ったら、いつでも一時停止>設定>難易度から変更が可能です。難易度設定は易しい・普通・難しいの3段階が用意されており、低難易度ほど受けるダメージが減少します。
後は個人的な好みですが、各種ボス第2形態戦やラスボス戦のBGMはカッコいいと思ったので忘れず書いておきます。激しさもありつつ一部シックなメロディになっていて世界観からそこまで逸れていないのもいい感じ。
落ち着いた道中や第1形態のBGMに対して第2形態BGMで一気に激しくなるという盛り上げ方も好きです。Steamでサウンドトラックも販売中なのでそちらも購入しました。

本作には一応のエンド分岐があって、最後の最後に兄妹を復活させるとハッピーエンド?に・兄妹を無視して立ち去るとバッドエンドに分岐します。
私の場合だと初見時はハッピーに辿り着いたのですが、クリアデータをロードすると分岐直前の場面に戻ってくれるおかげで即座にバッドの方も見ることができました。エンド回収が楽で助かります。
ちなみにクリア後の追加要素は無く、やり込み要素と言えるのは住民の復活・依頼・木の葉やダイヤ集めぐらいですがどれもあっという間に終わるのでボリュームはかなり薄めです。
オマケにクリアデータは強制的にエンド直前に書き換えられてしまうので取り逃したダイヤや依頼を回収し直すとかもできないし、もう少しやり込み要素かストーリー自体を長めに用意して欲しかったとは思いました。
それか(BGMを聴きたいので)ボスラッシュとかが追加されれば嬉しかったかも。再戦するにも最初からやり直さないといけないのはさすがにつらたん。



総評:光と影というテーマは面白いが物足りなさも感じる作品

モノクロゴシックな世界観、可愛いキャラクター達、光と影を用いたギミックなど光るところはあったと思う作品。
世界観やBGMが個人的に好みだったのもあって十分楽しめましたが、ストーリーやキャラクターの行動動機などをもっと詳しく知りたかったので(野暮かもしれませんが)文章での説明が欲しかったとは思いました。
ただし、ボリュームに関しては定価を考えると薄すぎるかな…と思ったので、もう少しストーリーの長さかやり込み要素が欲しかったのは否めないです。
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