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【マルチプラットフォーム】Nexomon:Extinction レビュー

2022/07/21
レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム XboxONEソフト Switchソフト PS4ソフト スマホアプリ RPG ネクソモン:絶滅
「Nexomon: Extinction(ネクソモン: 絶滅)」を購入しました。

ポケモンのフォロワー作品「Nexomon」の続編。
前作がかなり楽しめた作品だったのに加え、セール価格で800円とお安くなっていたので購入。Switchなどでは(翻訳や最適化の都合上?)前作よりも先に発売されていますが、開発自体は本作が後。
出てくるネクソモンは新種ばかりで、前作プレイ済みでも新鮮な気持ちで遊べるようになっています。300種類以上いるのを新しくデザインしたとか普通に凄い…。
プレイ時間はラスボス撃破までで20時間程。前作と比べるとシステムもグラフィックも本家ポケモンに近づいていて正当進化した感じです。

・タイトル:Nexomon: Extinction
・発売元:PQube / VEWO Interactive Inc.
・開発元:VEWO Interactive Inc.
・対応ハード:
PC(Steam)/XboxOne ※日本未発売/Switch/PS4/スマホ(Android/iOS)
・定価:
-Steam版:1999円(税込)
-XboxOne版:19,99ドル
-Switch版:2200円(税込)
-PS4版:2295円(税込)
-スマホ版:無料(アプリ内課金有)
・発売日:
-Steam版:2020年8月28日
-XboxOne版:2020年9月25日
-Switch版:2020年12月10日
-PS4版:2020年12月10日
-スマホ版:2021年9月29日
・ジャンル:RPG
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©2019-2020 VEWO Interactive Inc.
・公式サイト:
https://pqube.co.uk/nexomon-extinction/

どういう人にオススメ?
・ポケモンっぽいゲームを遊びたい人!

良かった点
・出てくるネクソモンの数は全427匹と前作よりも増えていて集めるのが楽しい
・ネクソモンが進化するレベルを図鑑で確認できる
・グラフィックが全体的に向上しており、ネクソモンのアニメーションも滑らかになった
・バトルのバランスも本家に近づいた

賛否両論?点
・図鑑にネクソモンの生息地を書いてほしかった
・翻訳に違和感を感じる箇所が多い
・メタネタが前作以上に多い

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




再びめざせネクソモンマスター


出てくるモンスター(ネクソモン)は前作の310種類よりも多い427種類。しかも大多数を本作で初めて登場するネクソモンが占めているという力の入れっぷり。
一部だけ前作にもいたネクソモンが登場しますが、その子達もデザインは少し変えられていて前より派手になっています。中にはタイプが変わっているものも。
色違いが出現することもあるらしいのですが、残念ながら1匹たりとも出会えておらず未確認のまま。でもスクショなどをネットにあげている人がいるので存在していること自体は間違いなさそうです。
体力を削ったり・眠りなどの状態異常にかけてからネクソトラップで捕まえるのは前作と同じ流れですが、お祈り中にQTEの如く表示されるボタンを入力したり・餌をあげたり・タイプに応じたネクソトラップを使うことでも捕獲率を上げられるようにもなりました。
ついでにネクソトラップを投げる前の確認画面で捕獲率がパーセンテージで表示されるという何気に便利な機能付き。これは本家に欲しい。
ネクソトラップの種類も増えていて、前作にもあったモンスターボール相当のノーマルとマスターボール相当のゴールデンの他、特定のタイプのネクソモンが捕まえやすくなる物も多数追加。見た目も手裏剣みたいな形からピラミッド型に変わっています。
ネクソモンにはレアリティが設定されており、普通珍しいレア超レアウルトラレア伝説究極の順に出現しにくく強くなっていきます。
普通に野生出現するのはウルトラレアまで。伝説はイベントやクリア後に入手可能・究極は伝説のネクソモンを進化させることで入手できます。
進化するネクソモンは実際に育てる前にデータベース(図鑑)を見ることでそのネクソモンが進化するか・レベルいくつで進化するかを確認することができます。進化条件も一定レベルに到達するというものしかないのもわかりやすくて助かります。
一方で図鑑に生息地が載らないのは相変わらず。生息地が限られている超レアは自力で見つけるのが困難でネットで調べないとまず出会えません。
図鑑で生息地を見れない以外はシステムもモンスターの種類も申し分ないほど揃っています。目新しさもある分ダイパリメイクより楽しいかも…。

ネクソモンの持つタイプはノーマル(弱:霊&超)炎(有:風&草&霊/弱:水&鉱物)水(有:炎&鉱&霊/弱:電&草)植物(有:水&電&超/弱:風&炎)風(有:鉱&草/弱:炎&電&霊)電気(有:水&風&超/弱:草&鉱)鉱物(有:炎&電/弱:水&草&風)エスパー(有:無&電&霊/弱:電&草&霊)ゴースト(有:無&風&超/弱:炎&水&超)の9種類。2種類増えただけなのに超複雑になったと感じなくもない。
最初に仲間になるネクソモンも9種類から選べます。9匹ともレアリティはウルトラレア。

私はゴーストタイプのビヒルダを選びました。デュラハンと人形がモチーフなのが可愛いし・進化系も不気味カッコいい。
選ばなかったスターターネクソモンも野生で出現しますが、ウルトラレアということで出現率はかなり低め。でも見た目も可愛いし何より強いので、運良く出会えたら優先して手持ちに入れていました。
ネクソモン達のデザインも全体的に少しゴテゴテしていて最近のポケモンっぽくなった感じ。個人的には本作の方が好みの子が多いです。
グラフィック自体もパワーアップしており、フィールドでは光の表現が綺麗になり・バトル中はネクソモン達の後ろ姿も拝めるようになっていてアニメーションも滑らかになりました。2Dだけで描かれているのも本家とは違う味があって好き。

バトルシステムの基本は前作とほぼ一緒。ターン毎に技を出し合ってHPを削り合い・先に全ての手持ちを倒した方の勝ち、技はスタミナを消費して出す形式となっています。
ネクソモン達は同じタイプやノーマル技のみ習得していく感じで他のタイプの技を覚えることは本当に稀。なのでタイプ相性を覆すのは難しく・覚える技も同じタイプのネクソモンならだいたい同じです。
大きく変わった所はレベルの上限に関わる部分。上限は99・転生システムもオミットされていて、同じネクソモンを延々と鍛え続けることはできなくなりました。
基礎の部分はレベルに関する所以外はそこまで変わったわけではありませんが、バトルバランスはしっかりとテコ入れされていて凄く良くなっています。前作はこっちのレベルアップが早すぎる&状態異常が強すぎる仕様でかなり大味だったのが劇的に改善されました。
同レベル帯かつ相性の有利不利無しなら3~5回殴らないと倒せず・相性有利でも1回は耐えられるぐらいになっているし、バフ技や相手の攻撃を吸収する技などの変化技も増えたし、相手の素早さが高ければ先制されるようになったし、レベルアップのペースが本家と同じぐらいになっているし、レベルが上がっても体力やスタミナが全快することはなくなって回復アイテムの重要性が上がっていたり…と、本家ポケモンにかなり近いバランスに進化。
状態異常についてもゲームがぶっ壊れるほど強力というわけではなくなっています。混乱や麻痺もたまに行動できなくなったりする程度に抑えられていて、完全に行動を封じたいなら氷漬けにするか眠らせるかしないといけなくなっているし、強力な状態異常は付与成功率自体が低めになっています。
ストーリーの難易度も上がっていて、出会った相手を片っ端から倒していく程度ではレベリングが足りずボスの方がレベルが高くなるように設定されています。特に暴君ネクソモンは6vs1なのにギリギリの戦いを強いられがち。
一方で、野生で出てくるネクソモン達もストーリー進行に合わせてレベルが上がっていく仕様になっているので経験値稼ぎもしやすくGood。捕獲するにも相手に対してこちらのレベルが高くなりすぎてワンパンで倒してしまい捕まえにくくなるというのもないので…いい仕様かも。
持たせることで効果が発揮されるコアというアイテムも追加されていて、単純にステータスを上げるもの以外にがくしゅうそうち代わりのコアがあったり・経験値が増えるしあわせタマゴのような効果のコア・貰えるお金が増えるおまもりこばんのような効果を持つコアも用意されています。1匹辺り4つのコアを装着可。
コアを作るには各地に置かれている岩を破壊することで手に入るシャードが必要。ある程度シャードが集まったら、パルム(拠点の街)の北西にある研究室に持っていくことで加工して貰えます。
岩は1回壊してもしばらく経ってから戻ると復活しているので見つけ次第片っ端から壊してもOK。ツルハシがアップグレードされると一度に2〜3個のシャードが出るようにもなります。
普通の岩とは別に青い結晶が生えていることもあって、そっちは壊すことで手持ちの全回復ができます。しばらく時間経過しないと復活しないとはいえ回復ポイントが多めで、回復しに街まで戻らなくて済むことが多いのも良点。
対人戦こそ実装されていないもののストーリー自体のやりごたえがあるので十分楽しいです。終盤は連戦が多いので回復アイテムもしっかり用意していないとキツい。
トレーナー戦は面倒な割にリターンが少ないのは相変わらず。野生ネクソモンを倒してもお金をドロップするのでわざわざトレーナーと戦わなくても…と思ったり、経験値の入手タイミングが戦闘終了後なのもあって瀕死になるまで頑張って戦ったネクソモンが全然育たないのが悔しい。
でも1匹倒す度に交換先のネクソモンが先制攻撃してくる仕様が無くなっただけでもマシになりました。前作はこの仕様のせいで1匹倒したら反撃で1匹倒されるみたいなことになっていてエースほど経験値を稼ぎにくくなってましたしね…。

バトルバランスは改善が目立つ本作ですが、翻訳についてはかなり怪しいクオリティになってしまっています。前作も変な所は多めでしたが、バトル中に出てくる文章の翻訳に関してはこっちの方が輪をかけて微妙です。
弱点を突くたびに「効果がありました!」、いまひとつだと「効果がありませんでした…」と出てきたり、技の名前も「拳殴り」「崩壊」「波」などちょいダサ。
技の説明も?となるものが結構あって、例えば岩砦という技は「低コストの要素の電気スキル」と書かれているのに実際のタイプは鉱物です。どういうことなの…?
ネクソモンの名前がカタカナで書かれている所は好きですが、技名は無理に日本語訳せず前作と同じく英語読みのままカタカナに起こすだけで良かったのに…と思わなくもないです。説明文は…せめて効果と説明が矛盾しないようには頑張って欲しかった。

ストーリーは前作よりも読みやすくて熱い


前作のストーリーは「人間に敵意を持つ強大なネクソモンの復活を阻止しよう」というものでしたが、本作はそれから長い時間が経過した世界が舞台となっています。
出てくるネクソモンが軒並み初めて見るメンツである理由は長い時間が経ちすぎて前作当時のネクソモンが絶滅してしまったから。このことを考えると何千年~何万年単位で経過していてもおかしくはなさそう…。
本作では暴君と呼ばれる強大なネクソモンがオムニクロン(前作ラスボス)の後席を奪い合い競い合っていて、さらに暴君と敵対しているドレイク達も暴れ回っている…という中々に大変な状況。それを解決すべく暴君には暴君をぶつけよう!ということで「光の暴君」なる存在を孵化させるために主人公が頑張るというのがメインストーリー。
主人公は暴君達を退治しつつ・光の暴君を孵す為に力を貸してくれるというオムニクロンの子ども達と出会います。前作では敵サイドだった彼らが味方になってくれるのは中々に熱い展開。
光の暴君の正体にも驚かされましたし、物語はガッツリ面白いです。翻訳が変な所はたくさんありますが理解ができない程では無いし、HTMLタグが流れてきたり・バトルで勝ったのに負けてた扱いになるなんてこともない分読みやすくなっています。
前作を遊んでいる方が思い出補正の分プラスで楽しめるようにはなっていますが、単純に遊ぶ分には本作から始めても問題はなさそうです。予め両方やるつもりなら前作→本作の順に遊んだ方がいいとは思いますが…。
注意点はメタフィクションなネタが出てくる頻度が高いこと。主人公の相棒としてついてくる猫獣人ことココのツッコミが中々にメタいので、次元を超えたネタが苦手だと少しキツイかもしれません。
前作もメタネタは結構出てきたものの、本作になってさらに増えたように感じました。ギルドバッジがランクアップして主人公が喜びの舞をする度にツッコまれたり…etc.。

メインストーリーだけでも中々にボリュームがありますが、それ以外にNPCから受けられるサブクエストも37個用意されています
サブクエストは★が書かれたフキダシを出しているNPCから受けることができて、既に受けているものはメニュー>ジャーナルから未クリアの物とクリア済みの物を確認可能。いつでも確認できるのでプレイ期間が空いてしまって何をすればいいか忘れてしまっても安心。
エンディング後に受けられるようになるサブクエストにはグレータードレイク達を捕まえる物・オムニクロンの子達を復活させて捕まえられるという物も用意されています。こういう伝説入手イベントが用意されている所も本家リスペクトな感じで好き。
ストーリーで戦うことになる暴君達も入手可能ですが、こちらは前作のオムニクロン同様にエンディング後に各地の草むらや洞窟で稀に出現するのを捕まえる必要があります。本作にはレジェンダリーレーダーが無いのでひたすらエンカウントするしかないのですが、出会える確率が超がつくほど低いので一点狙いはなかなか厳しい!
暴君達に関しては今年6月に行われたアップデート後に追加されたエクストラストーリーを進めることで使えるようになる「おびき寄せ」を使うのがオススメ。アプデ前は闇雲に探さないといけなかったのが、エサが必要とはいえ出現確率を上げることができるようになったので改善されました。
他にも本作には「カスタムゲームモード」も搭載されていて、野生で出てくるネクソモンやトレーナーが出してくるネクソモンをランダムにしたり・レベルを100以上まで上げれるようにしたり・一度やられたネクソモンは二度と使えないようにするオプションをつけて新しいストーリーを開始することもできます。
ただしカスタムモードを設定できるのはセーブデータ作成時のみなので、既にクリアしたデータを後からカスタムできる訳ではありません(クリアデータからアイテムやネクソモンを引き継いでのニューゲームはできますが)。縛りプレイや周回プレイをしたい方向け。



総評:大幅にパワーアップして良作となったポケモンフォロワー

出てくるモンスターの多さ・良くなったバトルバランス・読み応えのあるストーリーと、至る所に進化を感じられたポケモンフォロワー作品。
前作は面白かったけど微妙に感じる点も多くて及第点止まりかなーと思いましたが、本作は良作といっても差し支えない程に面白いです。翻訳に難があるという海外産ゲームならではの問題はありますが、それが気にならなければネクソモンのデサインも可愛いしカッコいいしヘンテコなのもいて蒐集欲が掻き立てられます。
前作を楽しめたと言う人にはもちろん、モンスターを集めて図鑑を埋めるゲームが好きという人にもオススメ。プレイヤー同士での対戦はできなくとも、図鑑埋めや色違い探しやカスタム縛りプレイなど遊び方は色々と用意されています。
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