【Steam/Switch】『古銭プッシャーフレンズ』を遊んだ感想&レビュー
Switch版『古銭プッシャーフレンズ』を購入しました。

有りそうで無かった?和風なメダルゲーム。こういうゲームって地味~にハマってしまうんですよね…。
だいぶ昔の話ですが、スマホアプリの「キラキラどろっぷ!」とかにハマっていた時期もあったのを思い出しました。ただコインを落とすだけなのに時間が過ぎている謎。
Steam版ではVroidという3Dキャラモデルを読み込んでそのキャラと一緒に遊べる要素もあるのですが、残念ながらSwitch版ではオミットされています。

舞台設定は江戸時代の日本なので、メダルは古銭(寛永通宝?)や小判・チャンスボールは米俵・プライズは手裏剣や招き猫など和風の小物になっています。
背景も和風の一室で、行燈やら提灯やらが飾られています。ちなみに提灯はジャックポットの時にレインボーに輝くというゲーミング機能持ち。
BGMもちゃんと和風になっていて、世界観はしっかり和しています。徹底的に和風なメダルプッシャーゲームと考えると少し新鮮。
こちらができることは手持ちのメダルを消費して装置の上にあるメダルを押し出して獲得することだけ。発射する位置や箱の位置は移動できますが、基本的にはメダルが押し出される様子を見るゲームとなっています。
米俵を落とすと小判の出現・景品の出現・ミニゲーム発生のいずれかのボーナスが発生します。なので、メダルを狙って落とすよりかは米俵を狙った方が効率がいいです。
ミニゲームは中心の装置の上に何かしらが置かれる形で発生します。「徳利落とし」では置かれた徳利にメダルをぶつけて落とし(徳利は箱に落とすと+20)・「壺入れ」ではぐるぐる回るツボの中にメダルを入れることで小判に変換されたり・「鬼退治」では鬼にメダルをぶつけて退治したりします。
鬼退治に出てくる鬼はメダルをバリア代わりに使ってくる渦魔鬼・台パンしてくる鈍鬼・髑髏でガードしつつ回りながら移動する廻鬼の3種類がいます。倒せるとメダル90枚以上分の武器を落とす他、与えたダメージに応じてメダルや米俵が出現します。
倒しやすさは渦魔鬼>鈍鬼>廻鬼。渦魔鬼は焦点を合わせて連射ONにしておけば勝手に倒せてるので楽、鈍鬼は台パンの度に発射台の位置をずらされるのがめんどい、廻鬼はぜんぜん当たらないせいで倒せたことがないです。
小判を7個落とすとジャックポットが発生、大量のメダルや米俵が落ちてくるので稼ぐチャンス。
Xボタンを押すことで自動的にメダルを入れてくれるようにできる機能もあるので、メダルに余裕があるなら放置してから小判を7枚落としてジャックポットに入ることで楽に超稼げます。
ただしSwitch版ではジャックポット時の演出が重くなりがちで場合によってはフリーズします。JP最中に鬼退治が発生した時が特に重く、カクついたり米俵が荒ぶったりします…。
手持ちのメダルが無くなるとゲームオーバーですが、やり直すとジャックポット小判の所持数とメダルの所持数だけがリセットされ・ステージの上にあるメダルなどの配置はそのままで継続可能なのでペナルティはかなり小さいです(ソロプレイ時)。
後なんでかオンラインマルチプレイにも対応しています。1つの部屋に最大5人まで参加可能・メダルの配置は同期されますが景品などはそれぞれ別に配置されるので取り合いになりません。
メダルが無くなった時の挙動もソロプレイとマルチプレイでは少し異なっていて、マルチプレイ時は他のプレイヤーのステージ上に霊魂が現れるので落としてもらえるとメダルを獲得できる仕様となっています。
ちなみにSwitch版とSteam版での通信も可能なので既にメダルの枚数が10万枚以上の人もいたりしてビックリ。めっちゃやり込んでますやん。
放置プレイヤーが多いのは少し難点かも?まあでも自動発射だけはオンにしてくれている人も多いので1人2人が放置していてもそこまで問題ではありませんが…。

米俵を落とすと出てくる景品は箱に落とすことで入手できます。これらの景品は3種類1セットとなっています。
3種類の同セットのアイテムを同じ数だけ集めることでゲームが有利になる機能が強化されていきます。景品アイテムがただコレクションするだけでないのもメダルプッシャーゲームとしては少し珍しい要素です。
「役」セットのジャックポット増加率アップと「浪」セットの米俵を落とすことで獲得できるメダルの量アップは特に重要、ゲームオーバーになりがちな序盤では「忍」セットの初期メダル数増加も便利。
(完全ソロでやる場合)このゲームで一番大変なのは「初めてジャックポットを発生させるまで」だと思います。それまではメダルが尽きる→小判の所持数がリセットされてしまうの繰り返しでした。
逆にいうなら、一度1000枚以上までメダルを増やして・役セットと浪セットを強化してしまえば、自動発射でJPを貯めてジャックポットどーんするだけで増える一方になるので実質放置ゲーになってしまいます。
米俵や小判を落とせるようにメダルの発射位置をたまに調節する必要こそありますが、ほとんど画面を見ないで放置していても問題ないぐらいにはJPが強力。1メダルに対してJP増加が3とかになるとぶっ壊れます。
景品とは別に、手持ちのメダルを消費して箱を移動させる速度・箱の大きさ・メダルの充填速度を強化できる機能もあるので、遊べば遊ぶだけ楽になっていきます。
そういう意味ではクリッカーゲームなど数値が増えるのを楽しむジャンルに近いゲームだと思います。
単純なゲーム性なのについついやってしまう、メダルゲームならではの謎の中毒性が再現されているので暇な方向けのゲームです。
処理の重さやVroidのことを考えるとSteam版の方がオススメ。Switch版はジャックポット時に重いのも難点。
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有りそうで無かった?和風なメダルゲーム。こういうゲームって地味~にハマってしまうんですよね…。
だいぶ昔の話ですが、スマホアプリの「キラキラどろっぷ!」とかにハマっていた時期もあったのを思い出しました。ただコインを落とすだけなのに時間が過ぎている謎。
Steam版ではVroidという3Dキャラモデルを読み込んでそのキャラと一緒に遊べる要素もあるのですが、残念ながらSwitch版ではオミットされています。
任天堂の公式オンラインストア。「古銭プッシャーフレンズ ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
・タイトル:古銭プッシャーフレンズ
・発売元:STP WORKS
・開発元:STP WORKS
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:410円(税込)
・発売日:
-Steam版:2021年10月8日
-Switch版:2022年3月3日
・ジャンル:メダルゲーム
・IARC:7+(7歳以上対象)
・プレイ人数:1~5人
・権利表記:© STP WORKS
どういう人にオススメ?
・メダルゲームが好きな人!
良かった点
・和風のメダルゲームというちょっと珍しい題材
・最大5人までのオンラインマルチプレイにもなぜか対応
・景品を集めることで恒久的なパワーアップができる
賛否両論?点
・Switch版ではVroidの使用はできない
・ある程度メダルが貯まるようになると放置ゲーした方が効率が良くなる
備考
・インターネット通信対応(Switch版は要SwitchOnline加入)
(当ブログの画像はSteamの機能を用いて撮影)
・発売元:STP WORKS
・開発元:STP WORKS
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:410円(税込)
・発売日:
-Steam版:2021年10月8日
-Switch版:2022年3月3日
・ジャンル:メダルゲーム
・IARC:7+(7歳以上対象)
・プレイ人数:1~5人
・権利表記:© STP WORKS
どういう人にオススメ?
・メダルゲームが好きな人!
良かった点
・和風のメダルゲームというちょっと珍しい題材
・最大5人までのオンラインマルチプレイにもなぜか対応
・景品を集めることで恒久的なパワーアップができる
賛否両論?点
・Switch版ではVroidの使用はできない
・ある程度メダルが貯まるようになると放置ゲーした方が効率が良くなる
備考
・インターネット通信対応(Switch版は要SwitchOnline加入)
(当ブログの画像はSteamの機能を用いて撮影)
和風な世界観のメダルプッシャーゲーム

舞台設定は江戸時代の日本なので、メダルは古銭(寛永通宝?)や小判・チャンスボールは米俵・プライズは手裏剣や招き猫など和風の小物になっています。
背景も和風の一室で、行燈やら提灯やらが飾られています。ちなみに提灯はジャックポットの時にレインボーに輝くというゲーミング機能持ち。
BGMもちゃんと和風になっていて、世界観はしっかり和しています。徹底的に和風なメダルプッシャーゲームと考えると少し新鮮。
こちらができることは手持ちのメダルを消費して装置の上にあるメダルを押し出して獲得することだけ。発射する位置や箱の位置は移動できますが、基本的にはメダルが押し出される様子を見るゲームとなっています。
米俵を落とすと小判の出現・景品の出現・ミニゲーム発生のいずれかのボーナスが発生します。なので、メダルを狙って落とすよりかは米俵を狙った方が効率がいいです。
ミニゲームは中心の装置の上に何かしらが置かれる形で発生します。「徳利落とし」では置かれた徳利にメダルをぶつけて落とし(徳利は箱に落とすと+20)・「壺入れ」ではぐるぐる回るツボの中にメダルを入れることで小判に変換されたり・「鬼退治」では鬼にメダルをぶつけて退治したりします。
鬼退治に出てくる鬼はメダルをバリア代わりに使ってくる渦魔鬼・台パンしてくる鈍鬼・髑髏でガードしつつ回りながら移動する廻鬼の3種類がいます。倒せるとメダル90枚以上分の武器を落とす他、与えたダメージに応じてメダルや米俵が出現します。
倒しやすさは渦魔鬼>鈍鬼>廻鬼。渦魔鬼は焦点を合わせて連射ONにしておけば勝手に倒せてるので楽、鈍鬼は台パンの度に発射台の位置をずらされるのがめんどい、廻鬼はぜんぜん当たらないせいで倒せたことがないです。
小判を7個落とすとジャックポットが発生、大量のメダルや米俵が落ちてくるので稼ぐチャンス。
Xボタンを押すことで自動的にメダルを入れてくれるようにできる機能もあるので、メダルに余裕があるなら放置してから小判を7枚落としてジャックポットに入ることで楽に超稼げます。
ただしSwitch版ではジャックポット時の演出が重くなりがちで場合によってはフリーズします。JP最中に鬼退治が発生した時が特に重く、カクついたり米俵が荒ぶったりします…。
手持ちのメダルが無くなるとゲームオーバーですが、やり直すとジャックポット小判の所持数とメダルの所持数だけがリセットされ・ステージの上にあるメダルなどの配置はそのままで継続可能なのでペナルティはかなり小さいです(ソロプレイ時)。
後なんでかオンラインマルチプレイにも対応しています。1つの部屋に最大5人まで参加可能・メダルの配置は同期されますが景品などはそれぞれ別に配置されるので取り合いになりません。
メダルが無くなった時の挙動もソロプレイとマルチプレイでは少し異なっていて、マルチプレイ時は他のプレイヤーのステージ上に霊魂が現れるので落としてもらえるとメダルを獲得できる仕様となっています。
ちなみにSwitch版とSteam版での通信も可能なので既にメダルの枚数が10万枚以上の人もいたりしてビックリ。めっちゃやり込んでますやん。
放置プレイヤーが多いのは少し難点かも?まあでも自動発射だけはオンにしてくれている人も多いので1人2人が放置していてもそこまで問題ではありませんが…。
コレクション要素で永続強化される要素も存在

米俵を落とすと出てくる景品は箱に落とすことで入手できます。これらの景品は3種類1セットとなっています。
3種類の同セットのアイテムを同じ数だけ集めることでゲームが有利になる機能が強化されていきます。景品アイテムがただコレクションするだけでないのもメダルプッシャーゲームとしては少し珍しい要素です。
「役」セットのジャックポット増加率アップと「浪」セットの米俵を落とすことで獲得できるメダルの量アップは特に重要、ゲームオーバーになりがちな序盤では「忍」セットの初期メダル数増加も便利。
(完全ソロでやる場合)このゲームで一番大変なのは「初めてジャックポットを発生させるまで」だと思います。それまではメダルが尽きる→小判の所持数がリセットされてしまうの繰り返しでした。
逆にいうなら、一度1000枚以上までメダルを増やして・役セットと浪セットを強化してしまえば、自動発射でJPを貯めてジャックポットどーんするだけで増える一方になるので実質放置ゲーになってしまいます。
米俵や小判を落とせるようにメダルの発射位置をたまに調節する必要こそありますが、ほとんど画面を見ないで放置していても問題ないぐらいにはJPが強力。1メダルに対してJP増加が3とかになるとぶっ壊れます。
景品とは別に、手持ちのメダルを消費して箱を移動させる速度・箱の大きさ・メダルの充填速度を強化できる機能もあるので、遊べば遊ぶだけ楽になっていきます。
そういう意味ではクリッカーゲームなど数値が増えるのを楽しむジャンルに近いゲームだと思います。
総評:奇抜な見た目ながら意外と手堅いメダルプッシャー
見た目はともかく基本操作や仕様は手堅くメダルゲームしているのに、景品コレクションやメダル消費による強化要素やマルチプレイなどの独自性もちゃんと用意されています。単純なゲーム性なのについついやってしまう、メダルゲームならではの謎の中毒性が再現されているので暇な方向けのゲームです。
処理の重さやVroidのことを考えるとSteam版の方がオススメ。Switch版はジャックポット時に重いのも難点。
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