3秒でげーむおーばー。

【Steam/Switch】OldSchoolMusical レビュー

2022/05/24
レビュー 0
Steamゲーム Switchソフト 音楽ゲーム
「Old School Musical」を購入しました。

パロディモリモリおふざけモリモリのシュールな音楽ゲームです。PVからリアルなニワトリが出てきたりで既におかしいですが、収録曲自体はまともなチューンチップが揃っています。
遊んだのはSwitch版、ストーリーモード自体は3時間ほどで終了。しかしストーリーはあくまでもチュートリアルで、アーケードモードやエンディング後に開放される追加モードからが本番です。
ただ…その…追加モードが個人的に合わないというか…遊んでいると体調が悪くなってしまうので途中でギブアップしました…。まさかリアル肉体にダメージを与えてくるとは思わなくて少しビックリです…。

・タイトル:Old School Musical
・発売元:
-Steam版:Dear Villagers
-Switch版:Plug In Digital/ワーカービー
・開発元:La Moutarde
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:
Steam版:1320円(税込) / Switch版:1280円(税込)
・発売日:
-Steam版:2018年9月13日
-Switch版:2019年11月7日
・ジャンル:リズムゲーム
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1~4人
・権利表記:
© Plug In Digital. All rights reserved. / published by Worker Bee Inc.
・公式サイトhttps://www.osmgame.com/

どういう人にオススメ?
・チップチューンが好きな人!
・ゲームのパロディネタが好きな人!

良かった点
・有名なゲームのパロディネタが多数仕込まれていてシュール
・音ゲーとしては難易度は控えめで遊びやすい
・パロディ元ネタに似た曲もあるがしっかりオリジナル

賛否両論?点
・音ゲーなのにキー音がなく爽快感に欠ける
・1曲が長い上に同じフレーズが延々と続く曲も少なくなくだれる
・チキンリパブリックモードのエフェクトがキツすぎて酔う

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




パロディだらけのカオスな世界観


本作のモードには「ストーリー」「アーケード」「マルチプレイヤー」が用意されていますが、最初はストーリーモードを進めて行くことをオススメします
ストーリーの内容を端的に紹介すると、手足の生えた一反木綿みたいな見た目のティブ(チビ兄)とロブ(ノッポ弟)がバグから逃げつつ母親に会うために色んな世界を旅する、というもの。
こう書くとなんかシリアスな話にも見えます(というか一応大まかな流れ自体は真面目なんですけど)が、肝心の母親からして見た目も性格も毒というか猛毒なので…うん。
本作の面白い所は他ゲームを全力でパロっている所。ゲームをあまりやってきていないという人でも1つ2つは元ネタがわかってしまうぐらいには日本産ゲームのパロディも多いです。
最初の世界から既にポ〇モンっぽい見た目になっていて、けつばんと遭遇したりとやりたい放題。

他の世界もロッ〇マン・ター〇ルズ・メ〇ルギア・ハーフ〇イフ・ゼ〇ダの伝説…など、ことごとく別のゲームっぽい世界しか出てきません。
4番目のレースゲーム?の世界だけオリジナルの作品が分かりませんでしたが、ここも私が知らないだけで元ネタがありそうです。
細かい所にもパロネタが仕込まれていて、モブの会話に膝に矢(以下略)が出てきたり・アーケードモードクリア時に「YOU WIN」という音声が流れたり・ゲーム中に出てくるタイトルロゴみたいな画面もドラ〇エやファイ〇ルファンタジー辺りをパロっています。知っているネタを探しながら遊ぶのも楽しい。

音ゲーとしては大味な仕様も目立つ


ゲームタイトルに使われているオールドスクールという言葉には音楽用語で「古典的」とか「古き良き」という意味があります。それに合わせてかノーツが判定線に来た時に対応するボタンを押すという音ゲーとしては古典的なシステムで、ノーツの種類自体も押すだけのものと長押ししかありません。
具体的に言うと、4方向から流れてくる4種類のノーツ(X&△A&▷B&▽Y&◁)を押すパート・下から上に流れてくる2種類のノーツに合わせてLボタンRボタンを押すパートがあり、曲中で切り替わりながら流れてきます。
クリア条件はHPが0になる前に完走すること。左上に表示されているHPはミスやBAD判定を取ると減り・COOL判定以上を取ると回復・10コンボ以上繋げてFURYモードに突入すると凄い勢いで回復していく仕様なので、途中でミスを重ねまくっても後から持ち直しやすくクリアするだけなら初見でも十分突破可能。
HPが尽きてしまうと当然ゲームオーバーで、半裸のおじさん(開発者?)のダンスと文章で思いっきり煽ってきます。無駄におじさんのダンスのパターンが豊富なのもムカつくポイント。
難易度自体は最高難易度の「難しい」でも他の音ゲーに比べると優しめです。連打力は要求されるものの同時押しはLRボタンパートにしか出てこないし、判定自体もかなり緩めでよく分からないままコンボが繋がることもしばしば。
もっと下の難易度である「簡単」や「普通」にしてしまえば音ゲー初心者の方でも苦戦せずクリアできる程度には譜面も単純だと思います。Switch版はタッチ操作ができていたらもっと楽になっていたかもですが残念ながらボタン操作のみの対応。
楽曲クリア時はどれぐらいタイミング良く押せたかをパーセント表記で教えてくれます。ストーリーモードなどではクリアしたかどうかしか保存されませんが、アーケードモードで遊んだ時のみ正確さと評価(90%以上で最高評価のAランク)が記録されます。
なので、ストーリーモードはとりあえずクリアするだけが目標でOK、フルコンボや高評価狙いはアーケードモードで改めて頑張るという感じの作りです。
収録曲数は50(+無料DLCの10)曲。その全てがレトロゲームのBGMみたいなチップチューンで構成されてます。
アーケードモードにはストーリーモードとED後に出現するチキンリパブリックモードでクリアした曲が順次入荷されていく仕様です。ストーリーモードで遊べる曲はパロディ元で流れるBGMに寄せていますがちゃんとオリジナル楽曲なのでセーフ。

ここまでは普通に音ゲーとして良さげに見える要素だけを紹介しましたが、細かい所にまで言及すると改善できそうな所も少なくないです。
不満点その1はノーツを押した時に音が一切ならないこと。そのせいで演奏している感じは全くなく、ひたすら流れてくるボタンを押すだけの作業に思えて爽快感は感じられません。
キー音だけでなくミスした時の演出も(一部楽曲除いて)ないので、ミスした時にどれぐらいズレていたかも判断しにくいです。ムービーの方ではミスした時にティブやロブやダメージを受けたりと細かい所まで作り込まれていますが…正直に言うと背景のムービーまで見ている余裕がありません。
不満点その2は3分以上の長い曲ばかりであること。短くても3分~長いと5分超えの曲ばかりなのは体力的にキツイ。
曲のクオリティ自体はどれも低くはないのですが、同じフレーズの繰り返しが延々と続く曲もあったのでその部分だけでもカットして欲しかったと思わざるを得ないです。

チキンリパブリックモードはさすがにやりすぎ



ストーリーモードやアーケードモードは普通の音ゲーとしてはそれなりに遊べますが、エンディング後に出てくる「チキンリパブリックモード」はかなりの問題児。
チキンリパブリックモードでも楽曲をプレイしながら進むという点はストーリーモードなどと同じですが、他のモードには無かった視界を邪魔してくるエフェクトが大量に登場します。しかしながら完全に譜面を見えなくするものではないので、頑張れば初見でのクリアもできるようになってはいます。
画面がゲームボーイやゲームボーイカラーみたいな色合いになるのは序の口で、曲によっては画面が大量に分割されたり・ノーツが光りだしたり・画面全体が歪んだり・ノイズがかかったり・おっさんが中央で踊り出したりとやりたい放題。スクショの加工は一切しておらずゲーム内の画面がそのままこんな感じになっていて、しかもノーツは普通に流れてくると言えばヤバさが伝わると思います。
楽曲やステージ名に合わせたエフェクトがかかるのにはこだわりも感じますが、中には凝視していると気持ち悪くなるものもあってやり過ぎだと思いました。
私の場合は画面が歪むエフェクトがしんどく感じ、1回挑戦しただけでも胃酸が込み上げて来るぐらいには気分が悪くなってしまいました。少し時間を置いても同じエフェクトがかかる曲を遊んでしまうとまた気持ち悪くなってしまったので、体調的に続けるのが難しくリタイアすることにしました…。
全楽曲解放にはチキリパモードのクリアも必須になっていることもモチベーション維持が厳しかった理由も1つです。酔いに強い人は最後まで楽しめるのかもしれませんが、残念ながら私には合いませんでした…。



総評:パロディもりもりのぶっ飛び音ゲー、でも癖もモリモリ

収録曲も良いし・他ゲーのパロディも好きでしたが、肝心の音ゲー部分がちょっと微妙かなー…と思った作品です。それ以上に開発者側の悪ノリに付いて行けるかどうかで評価が大きく分かれます。
とはいいつつ私もストーリークリアまでは普通に楽しめました…が、チキンリパブリックモードに関しては演出がちょっとキツすぎて最終的には(体質的に)合わなかったという感想になってしまったのがちょっと残念でした…。
クリアするだけなら難易度もそこまで高くないし・アーケードモードでは普通の音ゲーとして遊べるので、癖が強いのは間違いないですが憎めない作品ではあります。
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