【マルチプラットフォーム】『PHOTON³』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】
『PHOTON³(フォトン・キューブ)』を購入しました。

1月上旬からちまちま遊んでいましたがアルセウスのせいでレビューが遅れました。可愛い女の子が出てくるパズルゲームという事で購入に至りました。
倉庫番とレーザーチェスを掛け合わせたようなパズルゲームですが、難易度はかなり高めな上にヒントなどもなく厳しめ。
エンディングまでにかかった時間は14時間程度。クリア後もさらに難しいステージが出てくるし、コースエディットもあるしでガチれば30時間以上遊べそう。



ルールは射出期から出る光をキューブで反射させ、全ての集光器に同じ色の光線をぶつけることでクリアになるというもの。
光線の色はレッド・グリーン・ブルーの光の三原色を基本に、赤×緑でイエロー・緑×青でシアン・青×赤でマゼンダ・赤×緑×青でホワイトを合成できます。最初の方のステージこそ三原色しか使いませんが、後半になると当たり前のように合成色が必要になってきます。
主人公のレイができるのはキューブを持ち上げて回転させたり移動させること・倉庫番のようにブロックを1マス前にプッシュすることのみ。持ち上げる際は持ち上げ動作と置く動作でそれぞれ1ステップずつ経過してしまうので、少ないステップ数でクリアしたい時はプッシュでキューブを動かさないといけないことも多いです。
光線が通っている部分は歩くことができませんがキューブの上を乗り越えることは可能で、キューブを動かした時に飛んできた光線にぶつかってしまうとミスとなってしまいます。ミスした際はその場で1ステップ戻してやり直すかリスタートするかリタイアするかの3択。
Lボタンで1ステップ前に戻すことができて最大8ステップ前まで戻せます。「光線と壁に閉じ込められた!」とかで詰んだ時も安心ですが、それまでに経過したステップ数は巻戻らないので注意。
ステージが進めば進むほどギミックもキューブ配置の複雑さも増していくのですが、最適解でも40~50ステップ動かさないとクリアできないものも少なくないし・ヒント機能もないしでパズルゲームの中でも難しい部類だと思います。最初の惑星ですらステージ4以降は解くのに相当な時間がかかりました。
最終的なブロック配置を考えつつ・実際にレイが動けるようにもしないといけないので、ここの光線を曲げておいてここをこうして…としばらく試行錯誤している内にようやくクリアまでの道筋がわかる感じ。
ちなみに、光がキューブに当たった時の挙動も慣れるまでは予測が難しいです。新しいギミックが出てくる度混乱してました…のでイラストで紹介。

①光線がミラーキューブの斜辺に当たると方向が変わる、②光線がブランチキューブの斜辺に当たると①同様に方向が変わるが・その逆方向から別の色の光線が飛んできた時は色が合成される、③カラーキューブを通すと色が合成される、④カラープリズムキューブの斜辺に光線が当たるとキューブと同じ色の光だけが真っ直ぐ通り抜け他の色は方向が変わる、⑤(イラストなし)ブランチキューブの頂点に光線がぶつかると斜辺の二方向に分裂して飛んでいく、⑥(イラストなし)キューブの斜辺以外に光線が当たるとキューブが押し出される、⑦(イラストなし)光線で押し出されたキューブは他のキューブにぶつかるか・これ以上床が無くなると止まる、というルールです。なかなかに複雑。
特に②のブランチキューブで色を合成しないとクリアできないステージは苦戦することが多かったです。どこから光線をぶつけていいか悩むんですよね…。
ステージの数は8つの星×6ステージ+昇格試験という名のチュートリアル×7ステージ+クリア後のマスタートレイラーミッションが3×6ステージで計73ステージ。その一つ一つがハードなのでボリュームはかなりあります。
1つの星のどれか3ステージをクリアした時点で次のランクに進めますが、最後のSSSランクの星だけは6ステージ全てをクリアしないとエンディングを見ることができません。結構しんどい。
ステージ毎にサブミッションも用意されていますが、そのうち「〇ステップ以下でクリア」はほぼ全てのステージで最適解で動かさないと達成できないというシビアな仕様。
サブミッション残り2つの「【もどす】を使わないでクリア」と「一度もミスせずクリア」も一度でもミスした時点で両方とも達成不可能になってしまう鬼畜仕様なので、こだわりすぎると終わらないと思って完全に諦めて遊んでました…攻略無しで全ミッションをサブ込クリアした人は自慢できる、そのぐらい難しいです。
ステージをクリアできた時にレイちゃんが喜ぶのが可愛いし癒しでした。激ムズだからこそ解けた時の笑顔がより一層可愛く見えます。


デフォルトで搭載されているステージ数もかなりのものですが、ステージエディットモードと他のプレイヤーが作ったステージを読み込む機能も用意されているというオマケ付き。
エディットモードでは本編で出てくるギミックを全て使用可能(ストーリーを進めてなくてもエディットモードでは最初から全て使える状態なので地味にネタバレ)かつ16×16まで床を広げられます。
作ったステージはQBコードというシリアルコードで共有も可能ですが、自分でクリアチェックしてからでないと書き出せないようになっています。
QBコードは公式サイトのステージエディットで配布されています。Switch版ではコピー&ペーストできないのでコード入力が面倒なのがネック。
最初は光の挙動の癖にも苦戦し、後半に出てくるステージはキューブ配置の複雑さに苦戦し、1ステージクリアまでに数時間かかることも少なくなく…。でも解けた時のスッキリ感と達成感も凄いのでやりごたえ面は◎。
完成系がパッと浮かんでも、その形を作るまでに主人公の位置とかも含めて調節しないといけないので手間が多く難しいです。スマホでも遊べるのでやりごたえのあるパズルゲームを探している人は是非。
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1月上旬からちまちま遊んでいましたがアルセウスのせいでレビューが遅れました。可愛い女の子が出てくるパズルゲームという事で購入に至りました。
倉庫番とレーザーチェスを掛け合わせたようなパズルゲームですが、難易度はかなり高めな上にヒントなどもなく厳しめ。
エンディングまでにかかった時間は14時間程度。クリア後もさらに難しいステージが出てくるし、コースエディットもあるしでガチれば30時間以上遊べそう。
任天堂の公式オンラインストア。「PHOTON³(フォトン・キューブ) ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。


・タイトル:PHOTON³
・発売元:スマイルアクス/DLsite
・開発元:スマイルアクス
・対応ハード:
PSVita/Switch/PC(Steam)/スマホ(Android/iOS)
・定価:
-PSVita版:1528円(税込)
-Switch版:1500円(税込)
-Steam版:756円(税込)
-Android/iOS版:無料(ステージ購入制)
・発売日:
-PSVita/Switch版:2017年6月29日
-Steam版:2018年6月28日
-Android/iOS版:2019年10月18日
・ジャンル:3Dプリズムアクションパズル
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©2017 SMILEAXE Co., Ltd
・公式サイト:
https://www.smileaxe.com/photon3/index.html
どういう人にオススメ?
・じっくり考える系のパズルゲームが好きな人!
良かった点
・光とプリズムが題材の独特なルールかつカラフルなパズルゲーム
・エディットモード搭載で他の人が作ったステージも遊べる
・主人公のレイちゃんが可愛い
賛否両論?点
・キューブの配置だけでなく主人公の位置も調節する必要があってクリア自体が難しい
・サブミッションの「〇ステップ以下でクリア」の指定回数が非常にシビア
・他のサブミッションも主人公がやられてやり直した時点で2つとも達成不可能になってしまう
備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)
・発売元:スマイルアクス/DLsite
・開発元:スマイルアクス
・対応ハード:
PSVita/Switch/PC(Steam)/スマホ(Android/iOS)
・定価:
-PSVita版:1528円(税込)
-Switch版:1500円(税込)
-Steam版:756円(税込)
-Android/iOS版:無料(ステージ購入制)
・発売日:
-PSVita/Switch版:2017年6月29日
-Steam版:2018年6月28日
-Android/iOS版:2019年10月18日
・ジャンル:3Dプリズムアクションパズル
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©2017 SMILEAXE Co., Ltd
・公式サイト:
https://www.smileaxe.com/photon3/index.html
どういう人にオススメ?
・じっくり考える系のパズルゲームが好きな人!
良かった点
・光とプリズムが題材の独特なルールかつカラフルなパズルゲーム
・エディットモード搭載で他の人が作ったステージも遊べる
・主人公のレイちゃんが可愛い
賛否両論?点
・キューブの配置だけでなく主人公の位置も調節する必要があってクリア自体が難しい
・サブミッションの「〇ステップ以下でクリア」の指定回数が非常にシビア
・他のサブミッションも主人公がやられてやり直した時点で2つとも達成不可能になってしまう
備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)
光を反射して集光器へ導こう

ルールは射出期から出る光をキューブで反射させ、全ての集光器に同じ色の光線をぶつけることでクリアになるというもの。
光線の色はレッド・グリーン・ブルーの光の三原色を基本に、赤×緑でイエロー・緑×青でシアン・青×赤でマゼンダ・赤×緑×青でホワイトを合成できます。最初の方のステージこそ三原色しか使いませんが、後半になると当たり前のように合成色が必要になってきます。
主人公のレイができるのはキューブを持ち上げて回転させたり移動させること・倉庫番のようにブロックを1マス前にプッシュすることのみ。持ち上げる際は持ち上げ動作と置く動作でそれぞれ1ステップずつ経過してしまうので、少ないステップ数でクリアしたい時はプッシュでキューブを動かさないといけないことも多いです。
光線が通っている部分は歩くことができませんがキューブの上を乗り越えることは可能で、キューブを動かした時に飛んできた光線にぶつかってしまうとミスとなってしまいます。ミスした際はその場で1ステップ戻してやり直すかリスタートするかリタイアするかの3択。
Lボタンで1ステップ前に戻すことができて最大8ステップ前まで戻せます。「光線と壁に閉じ込められた!」とかで詰んだ時も安心ですが、それまでに経過したステップ数は巻戻らないので注意。
ステージが進めば進むほどギミックもキューブ配置の複雑さも増していくのですが、最適解でも40~50ステップ動かさないとクリアできないものも少なくないし・ヒント機能もないしでパズルゲームの中でも難しい部類だと思います。最初の惑星ですらステージ4以降は解くのに相当な時間がかかりました。
最終的なブロック配置を考えつつ・実際にレイが動けるようにもしないといけないので、ここの光線を曲げておいてここをこうして…としばらく試行錯誤している内にようやくクリアまでの道筋がわかる感じ。
ちなみに、光がキューブに当たった時の挙動も慣れるまでは予測が難しいです。新しいギミックが出てくる度混乱してました…のでイラストで紹介。

①光線がミラーキューブの斜辺に当たると方向が変わる、②光線がブランチキューブの斜辺に当たると①同様に方向が変わるが・その逆方向から別の色の光線が飛んできた時は色が合成される、③カラーキューブを通すと色が合成される、④カラープリズムキューブの斜辺に光線が当たるとキューブと同じ色の光だけが真っ直ぐ通り抜け他の色は方向が変わる、⑤(イラストなし)ブランチキューブの頂点に光線がぶつかると斜辺の二方向に分裂して飛んでいく、⑥(イラストなし)キューブの斜辺以外に光線が当たるとキューブが押し出される、⑦(イラストなし)光線で押し出されたキューブは他のキューブにぶつかるか・これ以上床が無くなると止まる、というルールです。なかなかに複雑。
特に②のブランチキューブで色を合成しないとクリアできないステージは苦戦することが多かったです。どこから光線をぶつけていいか悩むんですよね…。
ステージの数は8つの星×6ステージ+昇格試験という名のチュートリアル×7ステージ+クリア後のマスタートレイラーミッションが3×6ステージで計73ステージ。その一つ一つがハードなのでボリュームはかなりあります。
1つの星のどれか3ステージをクリアした時点で次のランクに進めますが、最後のSSSランクの星だけは6ステージ全てをクリアしないとエンディングを見ることができません。結構しんどい。
ステージ毎にサブミッションも用意されていますが、そのうち「〇ステップ以下でクリア」はほぼ全てのステージで最適解で動かさないと達成できないというシビアな仕様。
サブミッション残り2つの「【もどす】を使わないでクリア」と「一度もミスせずクリア」も一度でもミスした時点で両方とも達成不可能になってしまう鬼畜仕様なので、こだわりすぎると終わらないと思って完全に諦めて遊んでました…攻略無しで全ミッションをサブ込クリアした人は自慢できる、そのぐらい難しいです。
ステージをクリアできた時にレイちゃんが喜ぶのが可愛いし癒しでした。激ムズだからこそ解けた時の笑顔がより一層可愛く見えます。

ステージエディットモードも搭載

デフォルトで搭載されているステージ数もかなりのものですが、ステージエディットモードと他のプレイヤーが作ったステージを読み込む機能も用意されているというオマケ付き。
エディットモードでは本編で出てくるギミックを全て使用可能(ストーリーを進めてなくてもエディットモードでは最初から全て使える状態なので地味にネタバレ)かつ16×16まで床を広げられます。
作ったステージはQBコードというシリアルコードで共有も可能ですが、自分でクリアチェックしてからでないと書き出せないようになっています。
QBコードは公式サイトのステージエディットで配布されています。Switch版ではコピー&ペーストできないのでコード入力が面倒なのがネック。
総評:激ムズだけど解けた時の気持ちよさがキラめく光線パズル
なぜかSteamでは「カジュアル」タグが貼られていますが、可愛い見た目とは程遠くエクストラハードな難易度の頭脳パズル。最初は光の挙動の癖にも苦戦し、後半に出てくるステージはキューブ配置の複雑さに苦戦し、1ステージクリアまでに数時間かかることも少なくなく…。でも解けた時のスッキリ感と達成感も凄いのでやりごたえ面は◎。
完成系がパッと浮かんでも、その形を作るまでに主人公の位置とかも含めて調節しないといけないので手間が多く難しいです。スマホでも遊べるのでやりごたえのあるパズルゲームを探している人は是非。
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