『劇場版ポケットモンスター キュレムVS聖剣士 ケルディオ』感想
『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』を見てきました!
劇場配布のメロエッタも受け取りました。今回が初配布の幻のポケモンです。
ケルディオが100レベになったので、今度はこっちを育てます。15レベだから大変…。
ゲーム内のイベント(BW・B2W2)で特別な技を覚えさせることができるのでこちらもチェック。条件はメロエッタを手持ちに入れてヒウンシティのカフェにいるミュージシャンに話すことです。
覚えられる技は「いにしえのうた」。ノーマルタイプの特殊技でもちろんメロエッタ専用。
バトル中にいにしえのうたを使うとステップフォルムへフォルムチェンジ。タイプもかくとう・ノーマルに変わります。
タイプ以外では種族値にも変化があり、特攻・特防・体力はボイス、攻撃・防御・素早はステップの方が強いという特徴になっています。
ステップフォルムになれるのはバトル中のみでバトルが終わると自動的にボイスフォルムに戻ります。2つの型を使い分けれるのは面白い強み。
©2010 Pokémon. ©1995-2010 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
そろそろ映画の感想へ移りたいと思います。
映画の感想はネタバレになるので、追記にて載せます。
今回は9年ぶりの2本立て。短編の「メロエッタのキラキラリサイタル」→長編の「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」の順で見ました。
まずは「メロエッタのキラキラリサイタル」の感想。
音楽がテーマというと「おどるポケモンひみつ基地」を思い出しますが、さすがにハチャメチャ感はあちらの方が上。
今回は展開が大人しく進み、ニャースがばらかしたメロディーベリーをピカチュウ達が集めるというストーリー性がしっかりとある物語です。
15周年だからか色んな地方から色んなポケモン(とはいえほぼ小さいポケモンだけですが)が出てきて嬉しかったです。ポッチャマとかトゲピーとか。
一番嬉しかったのは久しぶりにおバカなニャースとソーナンスが見れたこと。やっぱニャースはトラブルメーカーじゃないと…今のテレビアニメのはシリアスでなんかイヤ。
久しぶりといえば映画短編恒例のピカチュウのモノマネもありました。今回はまさかのメロディーベリーでもはやポケモンじゃない。
もちろんメロエッタも登場。可愛く美人さんでまさに音楽の妖精という感じが凄く出ていました。リサイタルでの演出もとても綺麗で好き。
映画の中で見せた姿はボイスだけでステップはエンディングのみの登場。正直メロエッタだけで長編かOVAが欲しいぐらい好きなポケモンになりました。
短編映画ならではの要素が久しぶりに見れて楽しい作品でしたが、できれば主役であるメロエッタの活躍がもっと見てみたかったです。それぐらいメロエッタが可愛い。
次は「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」の感想。
一応こちらが本編。話の流れとしてはかなり王道な成長譚となっています。
ケルディオがカッコ可愛かったのと三闘獣がまんま三銃士。3匹の中ではテラキオンが面白枠で一番好き。
ビリジオンは公式でも女性っぽくてよかったです。あの容姿で野太い声でも困るのでイメージ通りっちゃ通り。
コバルオンの声は山ちゃんこと山寺宏一さん。ポケモン映画では毎回声を当てている方ですが、カッコいいキャラもネタキャラも声優しているから素直に凄いと思います(今回はもちろんカッコいい方)。
三闘獣達が四本足なのに「せいなるつるぎ」を使える理由も映画内で描写されるのですが、そこが剣になるのかーいと思うポケモンも…。
ここまで紹介してきた三闘獣ですが、最初の方でキュレムに凍らされてしまうので活躍は終盤のみ。基本的にはケルディオをメインに話が進んでいきます。
キュレムもケルディオ達から見れば敵サイドではありますが悪役ではなく威厳のある強者という感じ。そういえばキュレムはレシゼクの元になったポケモン(かもしれない)なので威厳のある存在として描かれても別に違和感はないかも。
ただ、逃げるケルディオに対しては非常に厳しくねちっこい気質で街にまで追いかけて来るレベル。おまけで街ごと凍らせてたりするので巻き込まれた側から見ればかなり迷惑なポケモン…。
ちなみに、キュレムは大量のフリージオを引き連れているのですが大好きなポケモンなので映画で見れて良かったです。特に声とかやられるシーンとか可愛くて…好き。
主人公と言えるケルディオについては一途だけど無鉄砲な性格はゲーム内で語られた伝説と同じ。しょこたんが声を当てていますが、個人的には結構上手だと思いましたし違和感もありませんでした。
蹄から噴き出す水を使った足技がなかなかカッコ良かったです。ここも図鑑説明をちゃんと反映しているポイント。
ゲームと違うところは、ケルディオがしんぴのつるぎを覚えてもいつもの姿に戻れることぐらいで、ゲーム内仕様や伝説・説明に忠実に沿ったキャラクターとなっています。
今作はケルディオの成長譚と言えるストーリーになっていて、最初はただ無鉄砲なだけだったのが終盤にはキュレムに立ち向かい三闘獣を助けるための勇気も身につけられています。
ただ、ストーリー展開には少しばかりの粗が目立ちます。ケルディオVSキュレムという要素を全編にわたり強く出したいが為にキュレムやケルディオの行動に違和感と都合の良さを感じます。
根本設定とも言えるキュレムを倒すと聖剣士になれる理由についても最後まで明かされず終わってしまうので、単にケルディオが一方的かつ無鉄砲にキュレムに挑んで逃げた結果色んなところに迷惑が及んだようにしか見えず感情移入がしにくくなってしまっています。
個人的には最初にキュレムに挑むのではなく、まずキュレム抜きで最初にケルディオの成長だけを描いて三闘獣+サトシたちと一緒に戦うラスボスとしてキュレムを出した方が良かったのではないと思います。
そうすればキュレムがせこせことケルディオを追いかける必要もないのでキュレム側の威厳が削がれることもなく、三闘獣達が束になってもなかなか勝てないポケモンであることを強調できていたんじゃないかと思います。
また、今作はメインとして出てくるポケモンの多くが喋るせいか人間キャラがサトシ達・ジョーイさん・ダルマッカ弁当の売り子さんぐらいしかいなくて、ほとんど人間が関わらなく終わる珍しいストーリーでした。
悪くいえばサトシ達を登場させずにポケモンだけでも成り立ちそうなストーリーとも言えます。ロケット団も登場無しですし。
2本立てだったせいか双方とも短かった気がしますが、それでも両方楽しめたので良かったです。
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劇場配布のメロエッタも受け取りました。今回が初配布の幻のポケモンです。
映画のメロエッタ可愛かったです♪アニメは最近見てないけどそっちにも出てるとか。
・レベル:15Lv.
・図鑑No.648(全国図鑑版。イッシュ図鑑(BW)ではNo.154)
・名前:メロエッタ
・性別:性別不明
・親:えいがかん(色ランダム)
・IDNo.:07142
・ボール:プレシャスボール
・もちもの:ポイントマックス
・性格・個性:ランダム
・出会った場所:○年○月○日ポケモン映画12でLv.15のときに運命的な出会いをしたようだ。
・覚えている技:でんこうせっか・りんしょう・ねんりき
・持っているリボン:ウィッシュリボン(プレゼントリボン01)。
ケルディオが100レベになったので、今度はこっちを育てます。15レベだから大変…。
ゲーム内のイベント(BW・B2W2)で特別な技を覚えさせることができるのでこちらもチェック。条件はメロエッタを手持ちに入れてヒウンシティのカフェにいるミュージシャンに話すことです。
覚えられる技は「いにしえのうた」。ノーマルタイプの特殊技でもちろんメロエッタ専用。
バトル中にいにしえのうたを使うとステップフォルムへフォルムチェンジ。タイプもかくとう・ノーマルに変わります。
タイプ以外では種族値にも変化があり、特攻・特防・体力はボイス、攻撃・防御・素早はステップの方が強いという特徴になっています。
ステップフォルムになれるのはバトル中のみでバトルが終わると自動的にボイスフォルムに戻ります。2つの型を使い分けれるのは面白い強み。
©2010 Pokémon. ©1995-2010 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
そろそろ映画の感想へ移りたいと思います。
映画の感想はネタバレになるので、追記にて載せます。
今回は9年ぶりの2本立て。短編の「メロエッタのキラキラリサイタル」→長編の「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」の順で見ました。
まずは「メロエッタのキラキラリサイタル」の感想。
音楽がテーマというと「おどるポケモンひみつ基地」を思い出しますが、さすがにハチャメチャ感はあちらの方が上。
今回は展開が大人しく進み、ニャースがばらかしたメロディーベリーをピカチュウ達が集めるというストーリー性がしっかりとある物語です。
15周年だからか色んな地方から色んなポケモン(とはいえほぼ小さいポケモンだけですが)が出てきて嬉しかったです。ポッチャマとかトゲピーとか。
一番嬉しかったのは久しぶりにおバカなニャースとソーナンスが見れたこと。やっぱニャースはトラブルメーカーじゃないと…今のテレビアニメのはシリアスでなんかイヤ。
久しぶりといえば映画短編恒例のピカチュウのモノマネもありました。今回はまさかのメロディーベリーでもはやポケモンじゃない。
もちろんメロエッタも登場。可愛く美人さんでまさに音楽の妖精という感じが凄く出ていました。リサイタルでの演出もとても綺麗で好き。
映画の中で見せた姿はボイスだけでステップはエンディングのみの登場。正直メロエッタだけで長編かOVAが欲しいぐらい好きなポケモンになりました。
短編映画ならではの要素が久しぶりに見れて楽しい作品でしたが、できれば主役であるメロエッタの活躍がもっと見てみたかったです。それぐらいメロエッタが可愛い。
次は「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」の感想。
一応こちらが本編。話の流れとしてはかなり王道な成長譚となっています。
ケルディオがカッコ可愛かったのと三闘獣がまんま三銃士。3匹の中ではテラキオンが面白枠で一番好き。
ビリジオンは公式でも女性っぽくてよかったです。あの容姿で野太い声でも困るのでイメージ通りっちゃ通り。
コバルオンの声は山ちゃんこと山寺宏一さん。ポケモン映画では毎回声を当てている方ですが、カッコいいキャラもネタキャラも声優しているから素直に凄いと思います(今回はもちろんカッコいい方)。
三闘獣達が四本足なのに「せいなるつるぎ」を使える理由も映画内で描写されるのですが、そこが剣になるのかーいと思うポケモンも…。
ここまで紹介してきた三闘獣ですが、最初の方でキュレムに凍らされてしまうので活躍は終盤のみ。基本的にはケルディオをメインに話が進んでいきます。
キュレムもケルディオ達から見れば敵サイドではありますが悪役ではなく威厳のある強者という感じ。そういえばキュレムはレシゼクの元になったポケモン(かもしれない)なので威厳のある存在として描かれても別に違和感はないかも。
ただ、逃げるケルディオに対しては非常に厳しくねちっこい気質で街にまで追いかけて来るレベル。おまけで街ごと凍らせてたりするので巻き込まれた側から見ればかなり迷惑なポケモン…。
ちなみに、キュレムは大量のフリージオを引き連れているのですが大好きなポケモンなので映画で見れて良かったです。特に声とかやられるシーンとか可愛くて…好き。
主人公と言えるケルディオについては一途だけど無鉄砲な性格はゲーム内で語られた伝説と同じ。しょこたんが声を当てていますが、個人的には結構上手だと思いましたし違和感もありませんでした。
蹄から噴き出す水を使った足技がなかなかカッコ良かったです。ここも図鑑説明をちゃんと反映しているポイント。
ゲームと違うところは、ケルディオがしんぴのつるぎを覚えてもいつもの姿に戻れることぐらいで、ゲーム内仕様や伝説・説明に忠実に沿ったキャラクターとなっています。
今作はケルディオの成長譚と言えるストーリーになっていて、最初はただ無鉄砲なだけだったのが終盤にはキュレムに立ち向かい三闘獣を助けるための勇気も身につけられています。
ただ、ストーリー展開には少しばかりの粗が目立ちます。ケルディオVSキュレムという要素を全編にわたり強く出したいが為にキュレムやケルディオの行動に違和感と都合の良さを感じます。
根本設定とも言えるキュレムを倒すと聖剣士になれる理由についても最後まで明かされず終わってしまうので、単にケルディオが一方的かつ無鉄砲にキュレムに挑んで逃げた結果色んなところに迷惑が及んだようにしか見えず感情移入がしにくくなってしまっています。
個人的には最初にキュレムに挑むのではなく、まずキュレム抜きで最初にケルディオの成長だけを描いて三闘獣+サトシたちと一緒に戦うラスボスとしてキュレムを出した方が良かったのではないと思います。
そうすればキュレムがせこせことケルディオを追いかける必要もないのでキュレム側の威厳が削がれることもなく、三闘獣達が束になってもなかなか勝てないポケモンであることを強調できていたんじゃないかと思います。
また、今作はメインとして出てくるポケモンの多くが喋るせいか人間キャラがサトシ達・ジョーイさん・ダルマッカ弁当の売り子さんぐらいしかいなくて、ほとんど人間が関わらなく終わる珍しいストーリーでした。
悪くいえばサトシ達を登場させずにポケモンだけでも成り立ちそうなストーリーとも言えます。ロケット団も登場無しですし。
2本立てだったせいか双方とも短かった気がしますが、それでも両方楽しめたので良かったです。
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