ポケモン考察 ゼルネアス・イベルタル・ジガルデ編
今回はポケモンバンク解禁まであと1ヶ月ということで、ポケモンXYの考察です。
考察は楽しいんですけど、今回はBWの時より資料が揃わなくて大変でした。
今回は「ゼルネアス・イベルタル・ジガルデについて」「AZの名前・ジガルデとフレア団」「ポケットモンスターXYのタイトル名」を考察しました。
シンオウ伝説がギリシア神話、イッシュ伝説がローマ神話なら、カロス伝説は北欧神話もしくはケルト神話だと思います。
まあシンオウはかなり難解だし哲学的な要素もあるのではっきりとは言い切れないですが…。
個人の非公式の考察なので、元から多いに間違っている可能性が高いです
ゼルネアス・イベルタル・ジガルデについて
まずはストーリーに重要なポケモンであるこの3匹について神話に基づきモデルなどを考察しました。
ゼルネアスについて
モデルは見ての通り牡鹿で、北欧神話のエイクスュルニル(Eikþyrnir)ではないかと予想しています。
ですがこのエイクスュルニルについての文献は少なく、名前・姿以外の要素で結びつけるのは難しいです。
もう一つ、ケルト神話では牡鹿は大自然と生命の象徴であり、牡鹿の角を持つ「ケルヌンノス(Cernunnos)」という動物の王様がいます。またケルヌンノスの化身である「フィン」という鹿の姿の精霊もいます。
そして鹿の角は1年毎に抜け落ち、生え変わった角は前の角より枝分かれが多いことから、ケルトの人々はその角を木にみたて生命の象徴としたそうです。
ゼルネアスは「せいめいポケモン」で専用技が「ジオコントロール」、生命と自然の象徴でケルト神話の牡鹿のイメージに非常に近いです。
イベルタルについて
モデルはおそらく鷲(ハゲワシ)で北欧神話のフレズヴェルグ(Hræsvelgr)でしょう。
またハゲワシは瀕死の生き物を狙うことから死の象徴とされることもあり、イベルタルの図鑑説明「命を吸い取る」=死をもたらすということだと考察しました。
そして首周りにだけ毛が多く生えていることからもハゲワシに近い印象があります。
イベルタルは「はかいポケモン」で専用技は「デスウイング」と、ゼルネアスとは真逆で死と破壊(荒廃)の象徴です。
ジガルデについて
モデルは蛇(グリーンパイソン?)で北欧神話のヨルムンガンド(Jörmungandr)でしょう。
蛇は聖書の影響からヨーロッパでは悪魔の象徴ですが、キリスト教以前の神話では脱皮することから若返り=輪廻・不死・永遠の象徴でした。
またインド神話などでは蛇が世界をバランスを取り支えているという逸話もあります。その他の神話でもしばしば蛇が世界を支えている動物として登場しています。
ジガルデは「ちつじょポケモン」で専用技が「グランドフォース(蛇が地を支えている伝説から?)」、輪廻と秩序の象徴です。
AZの名前・ジガルデとフレア団の計画について
XYでは「AZ」という登場人物がいますが、この人物の名前にもヒントがあると思います。
まずAはアルファベットの最初の文字、Zは最後の文字です。まあこれは当たり前のことです。
このAを始まりとしてZを終わりとすると、Zに当てはまるのはジガルデでしょう。
ではAが頭文字で「始まり」の象徴であるポケモンは…「そうぞうポケモン」のアルセウスです。
この2匹のポケモンが生息している場所も、アルセウスは「はじまりのま(始まりの間)」にいてジガルデは「ついのどうくつ(終の洞窟)」にいます。
アルセウスで始まりジガルデで終わる…おそらくこれがAZの名前に隠されたヒントではないでしょうか?
ですがジガルデは前途の考察から「終わり」ではなく、「輪廻・永遠・秩序」を意味する可能性が高いです。「終わり」というとイベルタルの方が関係ありそうですしね。
そういえば北欧神話には「ラグナロク」という世界の終末が存在します。
なにやりたいのかわからない敵組織No1であるフレア団のボス、フラダリは「世界を一旦滅ぼし綺麗な世界を作ること」ことが目的だったと思います。
動機は語られず終いでしたが、このことを神話に結びつけると世界を滅ぼす=ラグナロク⇒フラダリはラグナロクを起こしたかったということ?
「ポケットモンスターXY」のタイトル名について
これはわかっている人は多そうですが、まとめたので載せています。
1.遺伝子
X遺伝子/Y遺伝子は性別を決める遺伝子として有名ですね。ヒトはXXが女・XYが男です。
メガシンカ・ロゴのポケットモンスターのンの文字に遺伝子の二重螺旋構造が見られることから、遺伝子はテーマの一つであるようです。
「Oパワー」も性別遺伝子が欠損している場合にOを使うこと(X遺伝子が1つ欠損しているターナー症候群の女性はXOと表される等)からきていると思われます。
ちなみにですがZ遺伝子も存在します。こちらはW遺伝子と対になる性決定遺伝子でニワトリなどのメスヘテロ型(ZZが♂・ZWが♀)の生物に用いられます。
2.次元の軸
Xは横軸、Yは縦軸と数学の関数でよく出てきたやつです。
X軸とY軸だけだと二次元ですが、そこにZ軸(奥行き)を追加すると3次元(3D)になりますよね。
確か今作のキャッチフレーズが「新たな次元のポケモン」だったはずです。でもXとYだけだと2Dなので、多分マイチェンの名称はZでしょう。
DSから3DSソフトに、ドット絵からポリゴンになり2Dから3Dに進化しました。
今回は考察に時間がかかりました。フレア団の部分とかこじつけに近いですしおすし。
こんな考え方もあるよ、という方はコメントで教えてくださると嬉しいです。
別のポケモン考察記事はコチラ↓
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考察は楽しいんですけど、今回はBWの時より資料が揃わなくて大変でした。
今回は「ゼルネアス・イベルタル・ジガルデについて」「AZの名前・ジガルデとフレア団」「ポケットモンスターXYのタイトル名」を考察しました。
シンオウ伝説がギリシア神話、イッシュ伝説がローマ神話なら、カロス伝説は北欧神話もしくはケルト神話だと思います。
まあシンオウはかなり難解だし哲学的な要素もあるのではっきりとは言い切れないですが…。
個人の非公式の考察なので、元から多いに間違っている可能性が高いです

ゼルネアス・イベルタル・ジガルデについて
まずはストーリーに重要なポケモンであるこの3匹について神話に基づきモデルなどを考察しました。
ゼルネアスについて
モデルは見ての通り牡鹿で、北欧神話のエイクスュルニル(Eikþyrnir)ではないかと予想しています。
ですがこのエイクスュルニルについての文献は少なく、名前・姿以外の要素で結びつけるのは難しいです。
もう一つ、ケルト神話では牡鹿は大自然と生命の象徴であり、牡鹿の角を持つ「ケルヌンノス(Cernunnos)」という動物の王様がいます。またケルヌンノスの化身である「フィン」という鹿の姿の精霊もいます。
そして鹿の角は1年毎に抜け落ち、生え変わった角は前の角より枝分かれが多いことから、ケルトの人々はその角を木にみたて生命の象徴としたそうです。
ゼルネアスは「せいめいポケモン」で専用技が「ジオコントロール」、生命と自然の象徴でケルト神話の牡鹿のイメージに非常に近いです。
イベルタルについて
モデルはおそらく鷲(ハゲワシ)で北欧神話のフレズヴェルグ(Hræsvelgr)でしょう。
またハゲワシは瀕死の生き物を狙うことから死の象徴とされることもあり、イベルタルの図鑑説明「命を吸い取る」=死をもたらすということだと考察しました。
そして首周りにだけ毛が多く生えていることからもハゲワシに近い印象があります。
イベルタルは「はかいポケモン」で専用技は「デスウイング」と、ゼルネアスとは真逆で死と破壊(荒廃)の象徴です。
ジガルデについて
モデルは蛇(グリーンパイソン?)で北欧神話のヨルムンガンド(Jörmungandr)でしょう。
蛇は聖書の影響からヨーロッパでは悪魔の象徴ですが、キリスト教以前の神話では脱皮することから若返り=輪廻・不死・永遠の象徴でした。
またインド神話などでは蛇が世界をバランスを取り支えているという逸話もあります。その他の神話でもしばしば蛇が世界を支えている動物として登場しています。
ジガルデは「ちつじょポケモン」で専用技が「グランドフォース(蛇が地を支えている伝説から?)」、輪廻と秩序の象徴です。
AZの名前・ジガルデとフレア団の計画について
XYでは「AZ」という登場人物がいますが、この人物の名前にもヒントがあると思います。
まずAはアルファベットの最初の文字、Zは最後の文字です。まあこれは当たり前のことです。
このAを始まりとしてZを終わりとすると、Zに当てはまるのはジガルデでしょう。
ではAが頭文字で「始まり」の象徴であるポケモンは…「そうぞうポケモン」のアルセウスです。
この2匹のポケモンが生息している場所も、アルセウスは「はじまりのま(始まりの間)」にいてジガルデは「ついのどうくつ(終の洞窟)」にいます。
アルセウスで始まりジガルデで終わる…おそらくこれがAZの名前に隠されたヒントではないでしょうか?
ですがジガルデは前途の考察から「終わり」ではなく、「輪廻・永遠・秩序」を意味する可能性が高いです。「終わり」というとイベルタルの方が関係ありそうですしね。
そういえば北欧神話には「ラグナロク」という世界の終末が存在します。
なにやりたいのかわからない敵組織No1であるフレア団のボス、フラダリは「世界を一旦滅ぼし綺麗な世界を作ること」ことが目的だったと思います。
動機は語られず終いでしたが、このことを神話に結びつけると世界を滅ぼす=ラグナロク⇒フラダリはラグナロクを起こしたかったということ?
「ポケットモンスターXY」のタイトル名について
これはわかっている人は多そうですが、まとめたので載せています。
1.遺伝子
X遺伝子/Y遺伝子は性別を決める遺伝子として有名ですね。ヒトはXXが女・XYが男です。
メガシンカ・ロゴのポケットモンスターのンの文字に遺伝子の二重螺旋構造が見られることから、遺伝子はテーマの一つであるようです。
「Oパワー」も性別遺伝子が欠損している場合にOを使うこと(X遺伝子が1つ欠損しているターナー症候群の女性はXOと表される等)からきていると思われます。
ちなみにですがZ遺伝子も存在します。こちらはW遺伝子と対になる性決定遺伝子でニワトリなどのメスヘテロ型(ZZが♂・ZWが♀)の生物に用いられます。
2.次元の軸
Xは横軸、Yは縦軸と数学の関数でよく出てきたやつです。
X軸とY軸だけだと二次元ですが、そこにZ軸(奥行き)を追加すると3次元(3D)になりますよね。
確か今作のキャッチフレーズが「新たな次元のポケモン」だったはずです。でもXとYだけだと2Dなので、多分マイチェンの名称はZでしょう。
DSから3DSソフトに、ドット絵からポリゴンになり2Dから3Dに進化しました。
今回は考察に時間がかかりました。フレア団の部分とかこじつけに近いですしおすし。
こんな考え方もあるよ、という方はコメントで教えてくださると嬉しいです。
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