【スマホアプリ】『ポケモンマスターズEX』を遊んだ感想&レビュー
今回は『ポケモンマスターズEX』を遊んでみた感想です。

ポケモンのスマホゲーム自体は多数ありますが、今作はポケモンだけでなく本編に登場するトレーナーも使える珍しいゲーム。
ポケモンよりもトレーナー側に焦点を当てており、レッドやグリーンなど各地方の主人公やライバルを始め、ジムリーダー、四天王やチャンピオンなどが3Dモデル+ボイス付きで登場。
ゲーム自体はずっと前から知っていたのですが、サブウェイマスター実装に合わせてダウンロードしました。リセマラと周回をかなり頑張って2人とも手に入れられたので満足。


©2019 DeNA Co., Ltd. ©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo / Creatures Inc./GAME FREAK inc.

このゲームではトレーナー1人とポケモン1匹がセットでバディ1体として扱われます。なのでフウとランみたいに2人1組前提のトレーナーでも、フウ&ソルロックとラン&ルナトーンのように別キャラ扱いで登場してます。
本編以外でトレーナーが登場できる機会はアニメか本作ぐらいしか無くかなり貴重なので、特定のトレーナーが好きな人にはたまらないゲームだと思います。人気のあるキバナやマリィも実装済。
本編ではBW辺りから人間キャラに力を入れていたと考えると、トレーナーメインのゲームが2019年まで出なかったのが遅すぎるレベル。
トレーナーとポケモンの組み合わせは完全に決まっていて変更できません。今作の主人公が唯一の例外で、後は別キャラ扱いとして登場するマジコスや季節衣装で連れているポケモンが変わるぐらい。
相棒のポケモンは主人公なら出身地方の御三家、ジムリーダーやチャンピオンは本編で実際に手持ちに入れているポケモンだったりで割と忠実。
一方で組み合わせに違和感を覚えるバディもいることはいます。特にマツブサ&グラードンとかアオギリ&カイオーガとかはお前らバクーダとサメハダーどうしたん…と思ってしまいましたし、無理やりマスターズバディーズにするために伝説を添えた感じがして違和感が…オーキド博士&ミュウは配布なのでギリ許す。
季節イベント時に出る衣装違いキャラもイベントに合わせたポケモンとセットになっていて本編との忠実度は放り投げている感じではありますが、まあイベントキャラなんで特別感も出したいのはわかる。
声優についてはアニメに出たことのあるキャラでも違う人が起用されているケースが多々あるので、アニメ版の声を期待して聞いてみると思っていたのと違っていてビックリするキャラもいます。
とはいえ、オーキド博士みたいにアニメ版の声優さんが既に鬼籍の場合もあるので変更は仕方ない点だとは思いますし、大体のキャラは聞いているうちに慣れてしまいました。唯一ヒビキの声だけは低すぎて似合わないと思っていますが…。
バディの育成メニューは豊富で、レベルの他にもわざレベルの強化・チームスキルの強化・ゲンカイ突破・ストーンボードの解放・ポテンシャルの付与・★アップの項目が存在。
いずれの項目も使用するアイテムが異なっており、★アップに必要な「のびしろ」とわざレベル強化に必要な「わざのアメ」以外はトレーニングエリアのクエストクリアで入手可能。ただし、一日に周回出来る回数に制限がある仕様なので一気に育てることはできないもどかしさが常に付きまとってきます。
周回自体は一度でもひんしのポケモンを出さずにクリアしたクエストであればスキップチケットを使って周回したことにできるので非常に楽。スキップチケットも大量にくれるので周回に困ることはあんまりないです。
のびしろとわざのアメはガチャでダブる・ミッション・配布などでの入手が基本で、初心者が集めるには敷居高め。
プラス、進化前のポケモンを連れている主人公なんかはそのポケモンの進化もしないといけませんし、装備にも強化項目があったりと育成項目多すぎ問題。
1組のバディを育て切るだけでもかなりの時間と労力がかかりますが、高難易度のクエストは1人の強さよりもタイプ相性の方が重要だったりするので色んなバディを育てていく方が無難。
ガチャは最高レアの★5の確率が10%(ピックアップキャラだけで2%)と良心的な分、回すのに必要なダイヤや★5確定チケットの配布は控えめ。
天井はピックアップガチャで大体35000円ほどですが、お得なパックが頻繁に販売されるので実際はもっと安く済みそうです。凸(最大5凸)を考えなければ微課金にも優しめ。
ガチャ産★5バディは確かに強い傾向にはありますが、配布や★3★4のバディもちゃんと育てれば弱い訳では無いし重ねやすいのでむしろ★5よりも使いやすくなるパターンも少なくなく、レア度関係なく色んなバディを育てるのが正義なゲームです。
というより、タイプが18種類もあるせいで他のスマホゲームに比べて属性がめちゃくちゃ多く、単タイプパーティを作ろうとすると★5だけだとメンバーが足りないとかもよくあります。
ポケカみたいにタイプを減らしても良かったんじゃないかとも思いましたが、色んなタイプを用意することで色んなキャラが活躍できる調整になっているのでタイプが多いことは悪く無い要素だと思います。
同じタイプの同じロール(役割)のバディ間でも特殊型か物理型かで違っていたり、持っているアイテムも回復用のものだったりステータスアップ用だったりと異なっていて差別化がされており、完全に役割が被っているバディというのはほぼいません。

バトルは3on3、時間経過で溜まる画面下のゲージを消費してわざを使って攻撃するリアルタイム制コマンドバトル。
1バディにつき3つのわざ、1つのアイテム、1つのバディーズわざを持っているのでそれを駆使して戦います。
バディ毎にアタッカー・サポーター・テクニカルの3つの役割が設定されているので、アタッカーをメインにシナジーのあるチームを組むのがオススメ。
本編に近いシステムも少なからず搭載しており、18種類あるタイプを始め、特性(パッシブスキル)、状態異常、天気やフィールド、HABCDSのステータスが再現されています。
ただしタイプ相性に関しては本編が複雑すぎるせいか少し簡略化されていて、1種類のポケモンに1タイプの弱点が決まっている仕様(例えばオノノクスだと弱点がこおりのみの設定)でいまひとつによる半減はされません。本編では弱点になるタイプを当てても効果抜群にはならなくて?となることもしばしば。
タイプ相性に関しては本編の知識がある人ほど混乱しやすい仕様ですが、クエスト挑戦前にオススメのタイプを教えてくれるのでそれに合わせておけば大丈夫。
効果抜群だとダメージが1.5倍?になるので相性を合わせるメリットは大きめ。18タイプ×3キャラのタイプ別パーティを作るのがいいかもしれませんが、育成が大変なのでそれだけのバディーズを育て切るだけでも相当の時間がかかります…。
かなり本編に寄せた仕様が多めの本作でもさすがにガチャ産バディーズに個体値はないのでご安心を。ガチャキャラに個体値があるFEHというゲームがありましてね…。
例外として、今作主人公が相棒として使えるタマゴから孵ったポケモンには個体値というか個体差があって、同じ種類のポケモンでもわざや役割が個体ごとに違っていて厳選要素があります。
育成がなかなか終わらないゲームですが、対人戦や伝説ポケモンとのバトルも実装されているのでやること自体は意外と多め。
ポケモン本編の対戦要素をスマホゲームに落とし込んだのが今作という感じですが、トレーナーとポケモンがセットになっているせいでポケモンの種類は少なく、わざなども固定なのでそれぞれができることも大体決まってしまっています。パーティの選択肢自体は狭めでゲーム性はさすがに本編と比べると見劣りします。
好きなトレーナーが実装されているなら遊んでみて損は無いと思います。3Dモデルを見れるだけでなくボイスも聞けるので、声が解釈違いとかでなければ好きなトレーナーが使えるだけでも中々の良ゲー。
実際、私もサブマスが好きなので実装に合わせて入れた勢です。声がアニメと違うとはいえ2人ともゲームでの性格が再現されていて多がね満足。
ノボリのスーパーブラボーが超うるさかったり、クダリがめちゃくちゃ冷静なのとかは意外でしたが、よく考えるとゲームのセリフはそんな感じでしたしアニメの方が改変していると考えれば忠実すぎるぐらいの再現。
トレーナーが好きならオススメできるゲームですが、トレーナーに興味がなくポケモンだけが好きな人には微妙かも。
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ポケモンのスマホゲーム自体は多数ありますが、今作はポケモンだけでなく本編に登場するトレーナーも使える珍しいゲーム。
ポケモンよりもトレーナー側に焦点を当てており、レッドやグリーンなど各地方の主人公やライバルを始め、ジムリーダー、四天王やチャンピオンなどが3Dモデル+ボイス付きで登場。
ゲーム自体はずっと前から知っていたのですが、サブウェイマスター実装に合わせてダウンロードしました。リセマラと周回をかなり頑張って2人とも手に入れられたので満足。


©2019 DeNA Co., Ltd. ©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo / Creatures Inc./GAME FREAK inc.
メインはトレーナーの育成

このゲームではトレーナー1人とポケモン1匹がセットでバディ1体として扱われます。なのでフウとランみたいに2人1組前提のトレーナーでも、フウ&ソルロックとラン&ルナトーンのように別キャラ扱いで登場してます。
本編以外でトレーナーが登場できる機会はアニメか本作ぐらいしか無くかなり貴重なので、特定のトレーナーが好きな人にはたまらないゲームだと思います。人気のあるキバナやマリィも実装済。
本編ではBW辺りから人間キャラに力を入れていたと考えると、トレーナーメインのゲームが2019年まで出なかったのが遅すぎるレベル。
トレーナーとポケモンの組み合わせは完全に決まっていて変更できません。今作の主人公が唯一の例外で、後は別キャラ扱いとして登場するマジコスや季節衣装で連れているポケモンが変わるぐらい。
相棒のポケモンは主人公なら出身地方の御三家、ジムリーダーやチャンピオンは本編で実際に手持ちに入れているポケモンだったりで割と忠実。
一方で組み合わせに違和感を覚えるバディもいることはいます。特にマツブサ&グラードンとかアオギリ&カイオーガとかはお前らバクーダとサメハダーどうしたん…と思ってしまいましたし、無理やりマスターズバディーズにするために伝説を添えた感じがして違和感が…オーキド博士&ミュウは配布なのでギリ許す。
季節イベント時に出る衣装違いキャラもイベントに合わせたポケモンとセットになっていて本編との忠実度は放り投げている感じではありますが、まあイベントキャラなんで特別感も出したいのはわかる。
声優についてはアニメに出たことのあるキャラでも違う人が起用されているケースが多々あるので、アニメ版の声を期待して聞いてみると思っていたのと違っていてビックリするキャラもいます。
とはいえ、オーキド博士みたいにアニメ版の声優さんが既に鬼籍の場合もあるので変更は仕方ない点だとは思いますし、大体のキャラは聞いているうちに慣れてしまいました。唯一ヒビキの声だけは低すぎて似合わないと思っていますが…。
バディの育成メニューは豊富で、レベルの他にもわざレベルの強化・チームスキルの強化・ゲンカイ突破・ストーンボードの解放・ポテンシャルの付与・★アップの項目が存在。
いずれの項目も使用するアイテムが異なっており、★アップに必要な「のびしろ」とわざレベル強化に必要な「わざのアメ」以外はトレーニングエリアのクエストクリアで入手可能。ただし、一日に周回出来る回数に制限がある仕様なので一気に育てることはできないもどかしさが常に付きまとってきます。
周回自体は一度でもひんしのポケモンを出さずにクリアしたクエストであればスキップチケットを使って周回したことにできるので非常に楽。スキップチケットも大量にくれるので周回に困ることはあんまりないです。
のびしろとわざのアメはガチャでダブる・ミッション・配布などでの入手が基本で、初心者が集めるには敷居高め。
プラス、進化前のポケモンを連れている主人公なんかはそのポケモンの進化もしないといけませんし、装備にも強化項目があったりと育成項目多すぎ問題。
1組のバディを育て切るだけでもかなりの時間と労力がかかりますが、高難易度のクエストは1人の強さよりもタイプ相性の方が重要だったりするので色んなバディを育てていく方が無難。
ガチャは最高レアの★5の確率が10%(ピックアップキャラだけで2%)と良心的な分、回すのに必要なダイヤや★5確定チケットの配布は控えめ。
天井はピックアップガチャで大体35000円ほどですが、お得なパックが頻繁に販売されるので実際はもっと安く済みそうです。凸(最大5凸)を考えなければ微課金にも優しめ。
ガチャ産★5バディは確かに強い傾向にはありますが、配布や★3★4のバディもちゃんと育てれば弱い訳では無いし重ねやすいのでむしろ★5よりも使いやすくなるパターンも少なくなく、レア度関係なく色んなバディを育てるのが正義なゲームです。
というより、タイプが18種類もあるせいで他のスマホゲームに比べて属性がめちゃくちゃ多く、単タイプパーティを作ろうとすると★5だけだとメンバーが足りないとかもよくあります。
ポケカみたいにタイプを減らしても良かったんじゃないかとも思いましたが、色んなタイプを用意することで色んなキャラが活躍できる調整になっているのでタイプが多いことは悪く無い要素だと思います。
同じタイプの同じロール(役割)のバディ間でも特殊型か物理型かで違っていたり、持っているアイテムも回復用のものだったりステータスアップ用だったりと異なっていて差別化がされており、完全に役割が被っているバディというのはほぼいません。
戦闘はリアルタイム式コマンドバトル

バトルは3on3、時間経過で溜まる画面下のゲージを消費してわざを使って攻撃するリアルタイム制コマンドバトル。
1バディにつき3つのわざ、1つのアイテム、1つのバディーズわざを持っているのでそれを駆使して戦います。
バディ毎にアタッカー・サポーター・テクニカルの3つの役割が設定されているので、アタッカーをメインにシナジーのあるチームを組むのがオススメ。
本編に近いシステムも少なからず搭載しており、18種類あるタイプを始め、特性(パッシブスキル)、状態異常、天気やフィールド、HABCDSのステータスが再現されています。
ただしタイプ相性に関しては本編が複雑すぎるせいか少し簡略化されていて、1種類のポケモンに1タイプの弱点が決まっている仕様(例えばオノノクスだと弱点がこおりのみの設定)でいまひとつによる半減はされません。本編では弱点になるタイプを当てても効果抜群にはならなくて?となることもしばしば。
タイプ相性に関しては本編の知識がある人ほど混乱しやすい仕様ですが、クエスト挑戦前にオススメのタイプを教えてくれるのでそれに合わせておけば大丈夫。
効果抜群だとダメージが1.5倍?になるので相性を合わせるメリットは大きめ。18タイプ×3キャラのタイプ別パーティを作るのがいいかもしれませんが、育成が大変なのでそれだけのバディーズを育て切るだけでも相当の時間がかかります…。
かなり本編に寄せた仕様が多めの本作でもさすがにガチャ産バディーズに個体値はないのでご安心を。ガチャキャラに個体値があるFEHというゲームがありましてね…。
例外として、今作主人公が相棒として使えるタマゴから孵ったポケモンには個体値というか個体差があって、同じ種類のポケモンでもわざや役割が個体ごとに違っていて厳選要素があります。
育成がなかなか終わらないゲームですが、対人戦や伝説ポケモンとのバトルも実装されているのでやること自体は意外と多め。
ポケモン本編の対戦要素をスマホゲームに落とし込んだのが今作という感じですが、トレーナーとポケモンがセットになっているせいでポケモンの種類は少なく、わざなども固定なのでそれぞれができることも大体決まってしまっています。パーティの選択肢自体は狭めでゲーム性はさすがに本編と比べると見劣りします。
総評:意外と本編に忠実なトレーナーファン向けゲーム
ポケモンがメインのゲームは多数あれど、それを扱うトレーナーに焦点を当てているゲームはほとんどなかったので物珍しさがあるゲーム。好きなトレーナーが実装されているなら遊んでみて損は無いと思います。3Dモデルを見れるだけでなくボイスも聞けるので、声が解釈違いとかでなければ好きなトレーナーが使えるだけでも中々の良ゲー。
実際、私もサブマスが好きなので実装に合わせて入れた勢です。声がアニメと違うとはいえ2人ともゲームでの性格が再現されていて多がね満足。
ノボリのスーパーブラボーが超うるさかったり、クダリがめちゃくちゃ冷静なのとかは意外でしたが、よく考えるとゲームのセリフはそんな感じでしたしアニメの方が改変していると考えれば忠実すぎるぐらいの再現。
トレーナーが好きならオススメできるゲームですが、トレーナーに興味がなくポケモンだけが好きな人には微妙かも。
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