3秒でげーむおーばー。

【Switch】ポケットモンスターソード レビュー

2019/11/18
レビュー 0
ポケモン剣盾 Switchソフト RPG
『ポケットモンスター ソード』を購入しました。

いつもの通りダウンロード版です。SMの時は2バージョン同時に購入しましたが、今回はSwitchを1台しか持っていないということで片方だけです。
完全新作というだけで購入は決めていましたが、正直今作はSMやXYの時よりもワクワクしていませんでした。
というのも、発売前にリークかフラゲかでバラされた情報を確認したところ、好きなポケモンが多数リストラされていた事、新ポケモンのデザインが微妙だと思うのが多かったからです。
過去作から連れて来れないポケモンがいる時点で最高傑作は絶対無いし、新ポケのデザインまで微妙…となるとモチベーションは下がりに下がって発売当日も仕事という事もあり夜まで起動すらしませんでした。
なんだかんだ言って実際にプレイしはじめると楽しかったので、買って後悔というのは無いですが。
とりあえずエンディングまでは駆け抜けました。ネタバレ多数なので未プレイの方はこの先注意。

・タイトル:ポケットモンスター ソード/シールド
・発売元:株式会社ポケモン
・販売元:任天堂
・開発元:株式会社ゲームフリーク
・対応ハード:Switch
・定価:6578円(税込)
・発売日:2019年11月15日
・ジャンル:RPG
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人(通信時:2〜4人)
・権利表記:©2013 Nintendo
©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
・公式サイト:
https://www.pokemon.co.jp/ex/sword_shield/

どういう人にオススメ?
・ポケットモンスターシリーズが好きな人!
・新しいポケモンと出会いたい人!

良かった点
・ワイルドエリアなどもあり、野生で出てくるポケモンの種類は多い
・シンボルエンカウントでストレスフリー
・ジムチャレンジは演出が凝っていて楽しい
・人間キャラクターは魅力のあるキャラが多い
・主人公の着せ替えとトレーナーカードの印刷を凝りたくなる
・性格を変える新アイテムの登場もあり厳選環境は良くなった

賛否両論?点
・一部ポケモンや技のリストラ
・GTSが削除され図鑑を埋めるのが大変になった
・新ポケモンのデザインは人によって好き嫌いが分かれるものも少なくない
・マックスレイドバトルの仕様がクソ
・ローズ関連のストーリーがよくわからなかった

備考
・ローカル通信、インターネット通信対応(要:SwitchOnline加入)
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)

ポケモンの実質リストラとGTSの削除

まず、最初に言いたいのはリストラとGTSの削除について。
剣盾ではポケモンは既存含めて400種類程度しか登場せず、出ないポケモンはデータ自体がないのでポケモンホーム(ポケモンバンクのスイッチ版)解禁後も一部のポケモンを連れてくることができません。
→有料DLC「鎧の孤島」「冠の雪原」の配信と一緒に、一部のポケモンが無料アップデートで追加されました。
何故か技の方も一部が削除されており、過去作から連れてきたポケモンが剣盾に存在しない技を覚えていると忘れさせないといけない手間もあります。
次回作で登場するポケモンはホーム経由で次回作に連れて行けるようにするとの事ですが、しばらくの間は剣盾からしか自由に引き出せませんし、一度ホームに移動させるとバンクもとい3DSに戻せないらしく注意が必要です。
そのせいか外国ではホームを"Pokemon Prison" (Prison=牢獄) と揶揄したりしてますが、過去作のポケモンを大事にしていて新作でも連れ回すタイプの人には本当に冗談にならない仕様なので注意喚起の意味も込めて冒頭に書きました。
また、どういうことかGTSまで無くなっています。そのためオンラインで欲しいポケモンを集めるハードルが非常に高くなってしまっています…。
交換もポケモンの醍醐味なのでこれは擁護できないマイナスポイントです…Switch Onlineも有料なのに3DSでできたことができなくなっているというのは尚更ダメ。
スマホ版ホームにはGTS機能があるものの、剣盾から直接GTSで交換できるようにするか・せめてSwitch側のホームにGTSをつけて欲しいです…ポケモンは若年層のプレイヤーも多いゲームなのでスマホを持っていない人も多いと思うのですが…。

正直、今作はリストラが「ポケモンを大事にしている人」「しっかり厳選して対戦する人」に対してダメージを負わせすぎていて、キャッチコピーの「最強」を謳うにはあまりにも貧弱としか言いようがないです。
単なる1ゲームとしてみたら良作かもしれませんが、ポケモン本編としてみると微妙というのが今のところの評価です。USUMについては本編最後のポケモン全員集合作品だったということで再評価してもいいかも。
ただリストラの件に関しては開発側の事情を考慮することもできて、3〜4年ごとに新作が出る度に既に1000匹近くいるポケモン全種のモデルや覚える技を調節して新ポケモンも増やして対戦バランスも取らないといけない+ハード側の進化を考えると、いつかのタイミングで開発リソースが足りなくなっていたと思います。
もし仮にリストラが本作で行われずに済んだとしても、結局どこかのタイミングでリストラか最悪世界観そのものをリセットせざるを得なくなっていたか・1作品の開発期間を長く取らざるを得なくなっていて発売スパンの長期化が行われていたと思います。
そう考えると、一部ポケモンの一事的なリストラという強硬手段を取ってでもシリーズの将来のことを考えた決断とテストが行われたのが今作だっただけとも言えます。
リストラするならするで早い段階でやっておいた方がプレイヤー側も慣れるという考えもありそうですし、将来的には英断だったと言われるようになるかもしれません。

新ポケモンは賛否両論なデザイン多め


ここまでズラズラとマイナスポイントを挙げましたが、この先は賛否両論?の新ポケモンについてです。
既存を削ったんだからさぞ良デザインばかりかと思いきや、正直言って好みが別れるデザインが多いと思います。しかも数は80匹程度と少なめ。
私が気に入ったのは発売前から公式に紹介されていたポケモンたちの多く(特にマホイップとジュラルドン)、インテレオン、ミブリム系、ユキハミ系、タイレーツ、ドラメシア系、ガラルバリヤード系など。
一見だと?となっても動くと可愛い・カッコいいポケモンは結構いるというのが総合的な感想です。特にタイレーツなんかはリーク画でパッと見ただけだとイモムシにしか見えなかったのに、実際はカービィに出てきそうな可愛い生命体で一気に好きになりました。
それでも残念ながら苦手なデザインもいて、特に新カセキポケモン達はちょっとキツいです。元々別々のポケモンのものと思わる上半身下半身を無理矢理くっつけられているデザインで生理的に無理…。
カセキメラに関しては正直に言うと悪趣味だし、キメラにしなくて普通に出してくれたらという思いが優先してしまうので好きになれそうにありません…。次回作以降で正しく復元された姿(特にパッチルドン・パッチラゴンのパッチ側の完全版)を出して欲しい。

新要素も賛否両論あるものが多め


新要素についての感想も。今作では「ワイルドエリア」「マックスレイドバトル」「ダイマックス/キョダイマックス」「キャンプ」などが追加
個人的な感想を言うと、レイドバトルはいらない・ダイマックスはキョダイマックスの必要性が疑問・ワイルドエリアとキャンプの2つはgoodという感じ。

「ワイルドエリア」は単純に色んなポケモンが出るので楽しいです。バッヂの取得数によって出てくるポケモンのレベルが変動する要素もあるのですが、その頃の手持ちのレベルより10以上高い野生のポケモンが普通に出るのでドキドキしながら歩いていました。
ただしジムバッチの数が少ないと一定以上の高レベルのポケモンは捕まえられないという制限もあるので、出会ったところで捕まえられないのは残念。
バランスを壊さないように配慮した結果だとは思いますが、せめて赤ゲージまで減らせたらボールを投げれる仕様でも良かった気はします。捕獲率はわずかでもいいのでチャレンジしたかった。
ついでに言うと天気によってはものすごく視界が悪くなるのでミニマップは欲しかったかも。霧とかあられが凶悪すぎてまともに前が見えないので…。

「マックスレイドバトル」は俗に言う他のプレイヤーと協力して強敵を倒すモード。
レイドボスは☆1~☆5にランク付けされており☆が多いほど強いポケモンです。☆5でのみ後述するキョダイマックスできるポケモンが出現するようです。
ただ、このマックスレイドバトルですが個人的にはあまり好きでは無いです。というのも、相手が攻撃を軽減するバリアを頻繁に貼る上に積み技を積んでも所謂いてつくはどうが頻繁に飛んできてリセットされる始末。結局フルアタがベストになっていて戦略性もないと感じます。
それに加えソロだとNPCがアホしかいないし、オンラインで見知らぬ他人と協力するのは好きじゃないので正直めんどくさい…。

「ダイマックス」は今までのメガシンカやZワザに代わるバトル中の強化要素で、ポケモンを3ターンの間巨大化させパワーアップさせるというものです。
単に体力が増えるだけではなく技もダイマックス技という特殊なものになっており技のタイプに応じて追加効果が発動します。みずタイプなら天気を雨に変え、でんきタイプならエレキフィールドを貼ります。
また、一部のポケモンの特殊な個体だけができる「キョダイマックス」は姿も変わり一部特殊なワザも使えるという違いも。ただしその特別な技が実用性があるかどうか微妙なのもいて(ジュラルドンのキョダイゲンスイなど)、必ずしも上位互換ではないです。
ダイマックスは全てのポケモンができるしZワザやメガシンカ程の格差もないし使うタイミングも重要になるしいい要素だと思いますが、キョダイマックスは手に入れるためのレイドバトルが微妙だし出現確率も低いし無くてもよかったんじゃないかと思います。

「キャンプ」は今までのポケリフレ・ポケパルレに近い要素。ポケモンと遊ぶことができますが、撫でるつつくなどのふれあいはオミットされている代わりにボールやポケじゃらしで遊んであげることができるようになっています。
カレーを作れたりもするのですが、DP当初ポフィン作りにハマった私にはカレー作りも面白いと思える要素です。ただきのみの入手が木を揺らすことでしか入手できずめんどいし、栽培も出来ないのが残念。

あとは性格の補正値を変える「○○ミント」なるアイテムが初登場していますが、交換するために必要なBPの量が多いのでバトル勢の方は今まで通り厳選した方がいいかもしれません。
オートセーブにも対応しましたが、厳選の邪魔になることと稀に起こるデータ破損やポケモン消失の原因になっているっぽい?こともあり、設定でOFFにしておくことをオススメします。
また、個人的に一番評価したいのがトレーナーの着せ替えで、今作では色んな髪型・カラーコンタクトが選べる上にリーグカードで自分好みの写真も取れるので楽しいです。

ストーリーは薄いがトレーナーは魅力的

ストーリーについても少し語らせて頂きます。ここから先はストーリーのネタバレ注意。
SMやBWなどのストーリー重視の作品に比べると本作はかなりの薄味でXYとそこまで差がないぐらいです。
ジムに挑むぐらいしか目的が発生せず道中の脱線もほとんどないのでサクッと終わる反面物足りないと感じました。
また、終盤でローズが野望を抱いていることが判明するのですが彼がやりたい事がわかりにくいのも残念でした。
エネルギー問題を解決したいのはわかるけど、1000年先というでかいスケールで考えているのにたった1日も待てないのは何故なのか。その無理を通した結果ガラル地方全体に迷惑かけまくっているし築き上げた立場も失っているしほんと謎としか言いようがないです。
一方で、ジム戦が結構楽しいです。難易度はSMの大試練と比べると簡単ですがジムの仕掛けや演出が凝っていて楽しい。
それにプラスして、トレーナーはいつにも増して魅力的な人が多いです。特にマリィ、炎ジムリーダーのカブ、悪ジムリーダーのネズがお気に入り。
全体的にストーリーの難易度が低いとは言いましたが、苦戦したポイントも無くはないです。最後のダンデ戦ですが相手ポケモンのレベルが65ぐらいと高め(その直前のローズ戦は高くても55ぐらいしかないのに)で、使ってくるポケモンも素直に強いのでゴリ押しは少し大変です。
ちなみに、EDまで行ってもザシアンはゲットできず。パケ伝がストーリー中にゲットできないのは最近の傾向からだと予想していませんでした。
ザシアン・ザマゼンダはED後のストーリー中で入手できるみたいで今進めている最中です。そのかわりに第三伝説?のムゲンダイナをダンデ戦ちょっと前で強制捕獲させられます。
ムゲンダイナ戦はマックスレイドバトル形式な上バトル前後にイベントがガンガン入るので厳選はかなりめんどくさいです。そのかわりボールを投げたら100%ゲットできるのでオシャボは簡単。

総評:リストラさえなければ決して悪くはなかったポケモン最新作

まとめるとリストラという圧倒的マイナスポイントが強すぎますが要所要所でいい点も強いというのが総評価です。ただ色々とチャレンジしすぎているのでポケモンシリーズとしては賛否両論別れそうな感じ。
嫁が居ないのでやりたくないという方以外はとりあえず買ってプレイしてみるといいかもしれません。粗も目立ちますが遊んでみると楽しいとは思います。
新ポケモンも静止画だと微妙に見えても動いていると愛着がわく子が多いです。それでもカセキメラだけは未だに慣れませんが…。
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