3秒でげーむおーばー。

【マルチプラットフォーム】ロック・オブ・エイジス: メイク&ブレイク レビュー

2022/08/31
レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム XboxONEソフト Switchソフト PS4ソフト アクション
「ロック・オブ・エイジス: メイク&ブレイク」を購入しました。

今回もe-shopでセールしているのを見かけて購入した作品です。歴史上の人物をやりたい放題使いまくっている凄い絵面と112円(97%オフ)という値引き率に惹かれてつい購入してしまいました。
一見では岩を転がしてゴールまで持っていくだけのゲームにも見えますが、実際にはコース上に障害物を配置して相手の邪魔をするディフェンス要素も含まれていて見た目も内容もとてもユニーク。
とりあえず私はストーリーモードだけに集中して遊びましたが、自作コースを配布したり・他の人がアップロードしたコースを遊んだり・対人戦も用意されているので遊びの幅は結構豊富。

・タイトル
ロック・オブ・エイジス: メイク&ブレイク
・発売元:Modus Games / 3goo
・開発元:ACE Team / Giant Monkey Robot
・対応ハード:
PC(Steam)/XboxOne/Switch/PS4
・定価:
-Steam版:3090円(税込)
-XboxOne版:3200円(税込)
-Switch/PS4版:3740円(税込)
・発売日:2020年7月21日
・ジャンル:タワーディフェンス&アクション
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1~4人
・権利表記:
©2019 ACE Team Software. All Rights Reserved. Published by Modus GamesTM. Modus GamesTM and the ModusTM logo are trademarks of Modus Games, LLC. All rights reserved. All other trademarks or registered trademarks belong to their respective owners. Published and distributed by 3goo K.K.
・公式サイト:
https://modusgames.com/rock-of-ages-3/

どういう人にオススメ?
・玉転がしアクションが好きな人!

良かった点
・歴史上の人物をコラージュ素材として使いまくっている世界観がシュール
・相手を如何にゴールさせないかを考えるディフェンス要素と自陣に置かれた障害物をどうくぐり抜けるか考えるオフェンス要素が面白い
・タイムアタック用のコースにはショートカットが用意されている

賛否両論?点
・画面上にミニマップを配置して欲しかった
・ハンプティダンプティコースはストレスが勝ってしまい楽しめなかった
・エラー落ちやプチフリーズがとても多い(Switch版のみ?)

備考
・ローカル通信、インターネット通信対応(要:オンラインサービス加入)
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




歴史を駆け転がる巨石の大冒険


メインモードは自分でコースデザインができる作成モード予め用意されたコースで遊べる破壊モードの2つ。今回は破壊モードに焦点を当てて紹介させていただきます。
破壊モードの中にはオフライン用のストーリーとオンライン用のコミュニティマップが搭載されています。コミュニティマップでは他のプレイヤーがアップロードしたコースを用いてCPU戦や対人戦を遊べますが、まずはチュートリアルと素材の解禁作業を兼ねてストーリーから遊ぶのが良さそう。
ストーリーの主人公はアイコンにもなっている巨大な顔面岩…とオデッセウス。最初はオデュッセイアの一パートであるポリュペモスの洞窟から始まりしばらくの間は順調に進んでいくのですが、島から脱出するために船に乗り込んだ所でなんやかんやあって色んな時代に飛ばされてしまう羽目に。
世界観は歴史上の人物の肖像画やら絵やらをコラージュ素材として用いていて凄くコミカル。モンティ・パイソン風を掲げているだけあって風刺を含んだブラックなネタも多数ありますが、ストレートすぎる内容の物はそう多くは無かった印象(高度な風刺すぎて私が気づけてないだけかも?)。
扱っているネタも意外と幅広くて、チンギスハンやエリザベス一世といった実在の人物が出てくることもあれば、不思議の国のアリスや美女と野獣などの童話が元になっている時代もあったり、修復に失敗したキリストのフレスコ画や棺桶ダンスなどのミームネタも含まれています。
コースの見た目も時代に合わせたグラフィックのものが多数用意されています。ギリシア神話の世界に合わせた壺絵チックな物もあれば、油絵風だったり中華風だったりと地味にバリエーション豊富。

ディフェンスゲーム要素を組みあわせた独自のゲームシステム


肝心のゲーム部分は巨石を転がしてゴールまで持っていく玉転がしアクションが中心。慣れないうちはコースアウトしがちなのは転がすゲームのサガ。
コース端にガードレールなんてものはついていないのでコースアウト=落下です。落ちてしまうと岩がAAAAAA…と叫びながら下へ落ちていき、拾い上げられるまでのしばらくの間は操作不能となってしまいます。
コース把握が重要なゲームなのにミニマップを画面上に表示してくれないのは残念なポイント。カメラが岩に近すぎて先が見えにくくなっているのに加え、コースの構造自体も急カーブが多いし事前案内も床に書かれた矢印ぐらいしかないので、初見というか操作に慣れていない内は落ちる前提な所が多々あります。
慣れれば初見コースもノーミスで行けるようにはなるのでプレイスキルの成長を実感しやすくもあるのですが、コース構造の把握が重要なタイムアタック用コースだけでもマップ表示が欲しかった所。

用意されているルールにはアクションゲームとディフェンスゲームの要素を持ち合わせている物ディフェンスゲームとしてのシステムのみを持つものアクションゲームとしてのシステムのみを持つものの3種類が存在します。
本作のメインルールでもある戦争は両方の要素を持ち合わせておりディフェンス要素のみの物は大量の敵から自分の拠点を守る雪崩アクション要素のみの物には時間制限内にゴールまで辿り着かないといけないタイムアタック・コース上に置かれた的を壊して得点を稼ぐスキーボルダー・予め障害物が置かれているコース上で他の岩と競争する障害物コース・壊れやすい卵を操作してゴールまで行かないといけないハンプティダンプティがあります。それとは別にオリジナルルールが用いられているボス戦ステージも数個存在。
ディフェンス要素を含むルールではお金を消費することでステージ上に障害物を配置することが可能となっていて、岩を転がす際は相手が置いた障害物を避けながらゴールである砦の扉を目指すことになります。コースの途中で岩が壊されるとまたクールタイムを経た後にスタート位置から転がり直し。
スタート直後はお互いに障害物を置くのに集中できるように岩を転がせられないようになっていて、クールタイムを経たのち両プレイヤー共に岩を転がせられるようになりますが、実際に転がり始めるタイミングは任意で決められます。最初に守りをしっかり固めておきたい所ですが、モタモタしてるとそのまま押し切られて負けてしまうこともありました。
岩の体力が多く残っている状態で速度を保ったまま扉へぶつかることで与えられるダメージが増える仕様で、何回も転がっていって扉を壊して砦内にいる相手を押し潰せば勝利。大体3〜4回突撃成功できれば扉を破壊できます。
自分はできる限り体力を温存したまま相手の砦を目指しつつ・相手には砦に行かせないように障害物を置いて守るのを同時に行う必要があり忙しいです。でもこの守りつつも攻めないといけない部分が本作で一番楽しい所だと思います。
相手がハマるようにギミック同士や地形を組み合わせてゴールにすら辿り着けないようにすることもできるし、相手が転がっている最中に雷を落として直接攻撃したりもできます。個人的によくやるのは「天国の雄牛」で地面にめり込ませた後に大砲やらバリスタやらで集中砲火する戦術。
逆にこちらが攻める際はアクションテクニックで置かれているギミックをスルーしたり、障害物にあえてぶつかることで破壊したりも可能で避けるか壊すかの選択肢が与えられているのも面白い所。めっちゃ邪魔な所に障害物が置かれている場合は一度岩が破壊されること覚悟でギミック破壊を優先し次に活かすのも戦術。
防衛資金は時間経過の他にコース上に落ちてくるものを拾うことで稼ぐことはできますが、同じ種類の障害物を置き続けるとコストが上がっていく上に追加資金はそう沢山手に入るわけでもないので、壊されまくると資金難になり守れなくなってしまいます。壊されるのが前提の障害物(爆発物など)もありますが、大砲などの遠距離攻撃できるユニットをできるだけ破壊されにくい位置に置いて使い回すのもコツ。
こちらが転がしている最中は障害物を配置しに戻ったりができないので、攻撃フェーズに移る前にしっかり防御を固めておくだけでなくサッと走り抜けて守れない時間をできるだけ減らすのも重要です。対人戦ではギリギリのダメージレースを展開できそうですが、CPU戦では相手をきっちり破壊してからこちらを転がすようにすると安定して勝てます。
岩の方にも特殊効果を持った種類が存在していて、単に攻撃力が高いものの他に周囲にタールを撒き散らすものやよく跳ねるものなど多種多様。新種の岩はストーリーの戦争コースで相手を倒すと解禁されていきます。

ディフェンス要素のないルールではシンプルに岩を転がしていけばOK。個人的にはタイムアタックは面白いと感じた一方で、ハンプティダンプティだけは微妙かもという感想です。

タイムアタックでは爆弾を転がしていくことになり、導火線が無くなる前にゴールしないとチャレンジ失敗となってしまいます。しかもそのまま転がすだけではノーミスでも時間制限ギリギリになるように設定されていてやや高難易度。
金メダルが貰えるタイムにまで縮めるにはショートカットルートを見つけるのが大前提。用意されているショトカ自体が難しめなのもあって、かなりシビアな操作が要求される分やりごたえはしっかりあります。
逆に微妙と思ったハンプティダンプティはいわゆるイライラステージ。割れやすい卵を転がしてギミック大量のコースを転がっていかないといけないので繊細な操作が要求される上に時間制限もあるという地獄のようなルール…クリアできた時点で★が3つも貰えることを考えると走り切れるだけでも凄い高難易度ステージ扱いという感じはします。
人によっては普通に面白いと思えるルールかもしれませんが、私には1ステージ目すらクリアできなかったぐらいには無理でした。卵の残り耐久値を目視で確認しにくく、いつ割れるかわかりにくいのも理不尽さに拍車をかけているように感じて厳しかったです…。

最後に、Switch版だけかもですがエラー落ちや小時間のフリーズがとても多いのが気になりました。18時間ほどのプレイ時間中にエラー落ちだけでも10回以上・数十秒だけ完全停止するプチフリーズが特定コース中の特定の場所で必ずと言っていいほど発生したりもして、快適に遊べたかと聞かれるとNOと言わざるを得ません。
1回のプレイ時間が長くなりがちな戦争の終盤にエラー落ちして萎えてしまったこともありました。それ以外にも障害物レース中やタイムアタック中に処理落ちを感じる場面も結構あったし、ここだけで評価が落ちる理由になり得るぐらいには不安定。
快適に遊びたい人はSwitch版は避けた方が良さげです。最適化については流石にもっと頑張って欲しかった所…。



総評:玉転がし×ディフェンスというジャンルも見た目もユニークな作品

ただの玉転がしアクションで終わらずディフェンスゲーム要素も取り入れたゲーム性に加えて、歴史的に著名な絵画を好き勝手に用いたカオスなビジュアルが強烈なインパクトを残してくる作品。
ボールとギミックが豊富に用意されている所&よくわからない世界観も遊んでいて癖になります。ゲームルールも(ハンプティダンプティ以外は)かなり楽しめたと思います。
ただしプチフリーズやエラー落ちがよく発生するのが残念。Switch以外の機種なら安定している可能性も無きにしも非ずなので、もし買うのであれば他機種版をオススメします。
関連記事
スポンサーリンク:

Comments 0

There are no comments yet.

当ブログは管理人が承認したコメントのみ掲載する形式を取っております。
特定の作品および特定の個人もしくは団体や組織を誹謗中傷するコメントはお控えください。

スポンサーリンク:

レビュー