【Steam/Switch】『シロネ・ザ・ドラゴンガール』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】
『Shirone: the Dragon Girl(シロネ・ザ・ドラゴンガール)』を購入しました。

ドラゴン娘のシロネが主人公の3Dアドベンチャーです。タイトル画面のしっぽを抱えている姿が可愛くもありセクシーでもあります。
今回もe-shopで予約購入していた作品で、シロネちゃんのビジュアルに惹かれてつい買ってしまいました。中身はパズルを解きながら先へ進んでいくスタンダードな謎解きゲーで普通に楽しかったです。
エンディングまでにかかった時間は4時間程、実績含む収集要素を全て集めても6時間程とかなりコンパクト。

主人公のシロネは白銀色の体色が印象的な竜人の女の子。2本の角と背中の翼と太いしっぽがチャームポイント。
目をよく見ると瞳孔がネコのような縦長になっているのが個人的に凄く好き。可愛いだけでなく適度に人外らしい特徴が含まれていてめちゃかわだと思います。
ゲーム中で自ら喋るシーンはなくちょっとミステリアスなシロネですが、ダメージを受けると(><)みたいな表情になったり・自慢のしっぽを振り回してアグレッシブに壁を壊したりもします。幼くも大人っぽくも見える見た目で年齢が気になるけど、竜人だから実年齢は100歳以上だったりもしそう。
そんな彼女の目標はいつの間にか迷い込んだ幽霊城から脱出すること。目が覚めた時には既にお城に閉じ込められていたようで、それまでの記憶も失っていて手がかりナシという中々に厳しい状態からスタート。
城内にはシロネ以外にもオバケや多数のモンスターが閉じ込められていますが、彼らもまた記憶を失ってしまっていて狼狽えてばかり。そのため最初のうちは手がかりらしい手がかりを聞き出すことができません。
しかし、ストーリーを進めることで皆が少しずつ記憶を取り戻していくことができて、オバケ達との会話でも記憶が戻っていく様子が見られたり意味深なセリフを言う個体が現れ始めます。
最終的にはなぜシロネ達が幽霊城に閉じ込められたか・この城で何かあったかがわかるようにもなっていて、ストーリーは短いものの綺麗にまとまっています。
シロネの操作はBでジャンプ・Yでしっぽ振り回し。翼のおかげで2段ジャンプが可能だったりと最初から身体能力は高め。
ストーリーがある程度進むと、ZLを押しながらカーソルをシンボルに合わすことでテレポートしたり・エネルギーを送り込むこともできるようになります。エネルギー送り込みは同時に1コまでという制限があるものの仕掛けを遠隔で作動させることができる能力です。
一方で防御力の方は、敵の毒スライムに噛まれたり・ボススライムに殴られたりすると一撃でダウンしてしまったりで低め。代わりに攻撃されたり穴に落ちたりしてもペナルティ無しでその部屋内に復活できます。
敵のスライムは頻繁に出てくるわけではないものの、遠距離から毒ブレスを吐いてくる上に足を取られてしまう毒沼にいることが多いので中々に厄介。しっぽ振り回しをぶつければ一時的にスタンさせられますが倒すことはできません。
ボススライムの方は決まったルートを周回しているだけですが、見つかってしまうとシロネよりも早い速度で追いかけてきてぶん殴ってきます。スタンさせるにも5回はぶたないといけないので、ハメができる特定の場所以外は見つからないよう進むのが前提。
城内には至る所にスイッチやゲートが置かれていて、先に進むには仕掛けを解いていく必要があります。謎解きをスルーして先に進むことはできません。
出てくる仕掛けそのものは良くも悪くもオーソドックス。光る玉を運んで装置に嵌め込んだり・レーザーを当てると作動するスイッチやレバーを切り替えながら進んでいく感じで、このゲームならではと言えるようなギミックはほとんどありません。
その代わりに文字による説明が無くても何をすればいいかがすぐわかるのは長所だと思います。でもせっかくのドラゴンガールなので、しっぽ攻撃以外にもドラゴンらしさを活かしたギミック(火を吹いて燭台を着けたり等)が用意されていると個人的に嬉しかったかも。
しかしゲームバランスは良好で、謎解き難易度は難しくもないけど簡単すぎたりもしないちょうどいい塩梅にまとまっていた印象。パッと見だと複雑に見えるのもあるし実際少し悩まされるものの、色々と動かしてみたりマップの全体構造を思い浮かべると答えがわかってくる感じで、数時間も足止めさせられるような難しいものはないけど進めた時の達成感がちゃんとあります。
本作で重要視されているのは「観察力」と「発想力」。マップの隅から隅まで探索して見逃している物がないか(壊せる壁・シンボル・死角にある足場には特に注意)を確認した上で、どうすれば先に進めるかなどをしっかりと考える必要があります。
謎解き重視の作りという事で細かいキャラコントロールを求められる場面はほとんどなく、焦らされる所も狭い部屋の中で一定時間ボススライムからステルスしないといけないイベントしかありませんでした。スイッチの切り替えがシビア過ぎない?と思った所も近くにあった足場に気づいていないだけだったという…。
操作性も良好ですが、カメラを一人称視点にできないのが唯一気になった所ではあります。シンボル探し中に上を見上げたい時とかはシロネ自身が邪魔になりがちでした。
特に背後に壁がある状態だとシロネを至近距離で映しだして顔以外何も見えなくなるなんてことも。常に画面のどこかにシロネちゃんが映るようにしているのは制作陣のこだわり?

ステージ内には青いパズルピースの形をしたミステリーピースが置かれていることがあります。辺鄙な所に隠れていたり・破壊できる壺の中に入っていたりするので、注意深く探さないとスルーしがち。
単一ステージ内でも一方通行になっている所が多いので、見えていたピースを取り逃した時には「戻して(泣)」と思ったことも。最初のうちはストーリー通して一発勝負にも見えたのでかなり焦りましたが、後でもチャプターセレクトから回収可能なのが判明した時は心の奥底からホッとしました…。
ピース集めのために過去ステージに戻りたくなったら、タイトル>ロード>目的のステージから再挑戦できます。ステージ毎に落ちているピースの数も教えてくれる親切設計で見逃しがあるかどうかもわかるのが助かります。
本作はステージ毎にセーブデータを分けて記録してくれますが、ミステリーピースに関しては進行度とは別に記録しているようで、入手後に即タイトルに戻ってもピースを拾った事については覚えていてくれます。ここも楽で助かりました。
ちなみに、集めたミステリーピースはシロネの衣装と交換できます。タイトル画面の「コスチューム」から変更可能で、用意されているのは髪型5種類・服4種類・ドラゴン部分の着せ替え3種類。
ネコミミにするとしっぽもネコしっぽになるのが可愛いポイント高め。服はデフォルトとその色違い以外は可愛い成分よりもセクシー成分強めなので、ヒラヒラフワフワの可愛いドレスも欲しかった(ただの贅沢)。
また、本作はSwitch版にも実績機能を自前で用意してくれています。こちらもやり込み要素と言えるシステムです。

実績は8種類ありますが、クリアするだけで入手できる「時代は変わった」以外は入り組んだ探索が必要です。ミステリーピースを全て集めて全コスチュームを解禁すると手に入る「パズル完成」やステージ内にいる隠しキャラに話しかけると解禁されるものなど、条件は多種多様。
この中でも一番大変なのが「継がれた遺志」という実績。他の実績は条件を満たせた時点でタイトルに戻ってもしっかり記録されるのに対し、コレだけはフラグとなるアイテムをスルーしてしまうと結構前のステージからロードし直した上で再度エンディングまで進めないと取得できません。
この実績はステージ9で手に入る「王子の指輪」・ステージ14で手に入る「王の腕輪」・書庫で手に入る「王妃の耳飾り」を集めた上で、最後のステージで王様に全てのアクセサリーを渡してエンディングを見ると達成となります。事前準備が多く大変ですが、周回するにも1~2時間あれば終わるのは救い。
実績に関してはヒント皆無なので、何かしらの形で手がかりがあれば有難かったとは思います。特に継がれた遺志のイベントは見ること自体がトゥルーエンドになっている印象だったので、これだけでもゲーム内にヘルプが欲しかった所。
ただしパズル部分だけに注視すると、既にどこかで見たことあるギミックが多くて地味だったという印象。暗い城内や荒れた大地がステージの大部分を占めていた所も地味さに拍車をかけていたように思えます。
だからといって、ゲームとしての面白さが欠けていたわけではありません。マップをしっかり把握しないと解けないようになっている仕掛けが多く、難易度も色々試しているうちにわかってくる程度でほど良く楽しめました。
値段を考慮するとちょっと短めではありますが、ストーリーもシステムもシロネちゃんの可愛さも堅実に仕上がっている作品だと思います。アクションゲームとしての難しさはほとんど無いので、激しいゲームが苦手な人も大丈夫なはず。
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ドラゴン娘のシロネが主人公の3Dアドベンチャーです。タイトル画面のしっぽを抱えている姿が可愛くもありセクシーでもあります。
今回もe-shopで予約購入していた作品で、シロネちゃんのビジュアルに惹かれてつい買ってしまいました。中身はパズルを解きながら先へ進んでいくスタンダードな謎解きゲーで普通に楽しかったです。
エンディングまでにかかった時間は4時間程、実績含む収集要素を全て集めても6時間程とかなりコンパクト。
任天堂の公式オンラインストア。「シロネ・ザ・ドラゴンガール(Shirone: the Dragon Girl) ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
・タイトル:
シロネ・ザ・ドラゴンガール
・発売元:フライハイワークス
・開発元:Oimoland
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:1500円(税込)
・発売日:
-Steam版:2022年3月10日
-Switch版:2022年9月28日
・ジャンル:3D探索アドベンチャーゲーム
・IARC:7+(7歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:© Oimoland
どういう人にオススメ?
・シロネちゃんに一目惚れした人!
・程よい難易度の謎解きゲームを探している人!
良かった点
・シロネちゃんがとにかく可愛い
・謎解きは悩まされるけど詰むほどではないちょうどいい難しさ
・ミステリーピースを集めることで新しいコスチュームを解禁できる
・Switch版にも自前の実績機能が用意されている
賛否両論?点
・ギミックはどこかで見覚えがあるものがほとんどで目新しさは少なめ
・一人称視点にできず常に画面内にシロネが映っている状態で探索しないといけない
・実績を達成するためのヒントが欲しかった
備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)
シロネ・ザ・ドラゴンガール
・発売元:フライハイワークス
・開発元:Oimoland
・対応ハード:PC(Steam)/Switch
・定価:1500円(税込)
・発売日:
-Steam版:2022年3月10日
-Switch版:2022年9月28日
・ジャンル:3D探索アドベンチャーゲーム
・IARC:7+(7歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:© Oimoland
どういう人にオススメ?
・シロネちゃんに一目惚れした人!
・程よい難易度の謎解きゲームを探している人!
良かった点
・シロネちゃんがとにかく可愛い
・謎解きは悩まされるけど詰むほどではないちょうどいい難しさ
・ミステリーピースを集めることで新しいコスチュームを解禁できる
・Switch版にも自前の実績機能が用意されている
賛否両論?点
・ギミックはどこかで見覚えがあるものがほとんどで目新しさは少なめ
・一人称視点にできず常に画面内にシロネが映っている状態で探索しないといけない
・実績を達成するためのヒントが欲しかった
備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)
幽霊城を抜け出すためにパズルを解こう

主人公のシロネは白銀色の体色が印象的な竜人の女の子。2本の角と背中の翼と太いしっぽがチャームポイント。
目をよく見ると瞳孔がネコのような縦長になっているのが個人的に凄く好き。可愛いだけでなく適度に人外らしい特徴が含まれていてめちゃかわだと思います。
ゲーム中で自ら喋るシーンはなくちょっとミステリアスなシロネですが、ダメージを受けると(><)みたいな表情になったり・自慢のしっぽを振り回してアグレッシブに壁を壊したりもします。幼くも大人っぽくも見える見た目で年齢が気になるけど、竜人だから実年齢は100歳以上だったりもしそう。
そんな彼女の目標はいつの間にか迷い込んだ幽霊城から脱出すること。目が覚めた時には既にお城に閉じ込められていたようで、それまでの記憶も失っていて手がかりナシという中々に厳しい状態からスタート。
城内にはシロネ以外にもオバケや多数のモンスターが閉じ込められていますが、彼らもまた記憶を失ってしまっていて狼狽えてばかり。そのため最初のうちは手がかりらしい手がかりを聞き出すことができません。
しかし、ストーリーを進めることで皆が少しずつ記憶を取り戻していくことができて、オバケ達との会話でも記憶が戻っていく様子が見られたり意味深なセリフを言う個体が現れ始めます。
最終的にはなぜシロネ達が幽霊城に閉じ込められたか・この城で何かあったかがわかるようにもなっていて、ストーリーは短いものの綺麗にまとまっています。
シロネの操作はBでジャンプ・Yでしっぽ振り回し。翼のおかげで2段ジャンプが可能だったりと最初から身体能力は高め。
ストーリーがある程度進むと、ZLを押しながらカーソルをシンボルに合わすことでテレポートしたり・エネルギーを送り込むこともできるようになります。エネルギー送り込みは同時に1コまでという制限があるものの仕掛けを遠隔で作動させることができる能力です。
一方で防御力の方は、敵の毒スライムに噛まれたり・ボススライムに殴られたりすると一撃でダウンしてしまったりで低め。代わりに攻撃されたり穴に落ちたりしてもペナルティ無しでその部屋内に復活できます。
敵のスライムは頻繁に出てくるわけではないものの、遠距離から毒ブレスを吐いてくる上に足を取られてしまう毒沼にいることが多いので中々に厄介。しっぽ振り回しをぶつければ一時的にスタンさせられますが倒すことはできません。
ボススライムの方は決まったルートを周回しているだけですが、見つかってしまうとシロネよりも早い速度で追いかけてきてぶん殴ってきます。スタンさせるにも5回はぶたないといけないので、ハメができる特定の場所以外は見つからないよう進むのが前提。
城内には至る所にスイッチやゲートが置かれていて、先に進むには仕掛けを解いていく必要があります。謎解きをスルーして先に進むことはできません。
出てくる仕掛けそのものは良くも悪くもオーソドックス。光る玉を運んで装置に嵌め込んだり・レーザーを当てると作動するスイッチやレバーを切り替えながら進んでいく感じで、このゲームならではと言えるようなギミックはほとんどありません。
その代わりに文字による説明が無くても何をすればいいかがすぐわかるのは長所だと思います。でもせっかくのドラゴンガールなので、しっぽ攻撃以外にもドラゴンらしさを活かしたギミック(火を吹いて燭台を着けたり等)が用意されていると個人的に嬉しかったかも。
しかしゲームバランスは良好で、謎解き難易度は難しくもないけど簡単すぎたりもしないちょうどいい塩梅にまとまっていた印象。パッと見だと複雑に見えるのもあるし実際少し悩まされるものの、色々と動かしてみたりマップの全体構造を思い浮かべると答えがわかってくる感じで、数時間も足止めさせられるような難しいものはないけど進めた時の達成感がちゃんとあります。
本作で重要視されているのは「観察力」と「発想力」。マップの隅から隅まで探索して見逃している物がないか(壊せる壁・シンボル・死角にある足場には特に注意)を確認した上で、どうすれば先に進めるかなどをしっかりと考える必要があります。
謎解き重視の作りという事で細かいキャラコントロールを求められる場面はほとんどなく、焦らされる所も狭い部屋の中で一定時間ボススライムからステルスしないといけないイベントしかありませんでした。スイッチの切り替えがシビア過ぎない?と思った所も近くにあった足場に気づいていないだけだったという…。
操作性も良好ですが、カメラを一人称視点にできないのが唯一気になった所ではあります。シンボル探し中に上を見上げたい時とかはシロネ自身が邪魔になりがちでした。
特に背後に壁がある状態だとシロネを至近距離で映しだして顔以外何も見えなくなるなんてことも。常に画面のどこかにシロネちゃんが映るようにしているのは制作陣のこだわり?
シロネのコスチュームや実績機能も存在

ステージ内には青いパズルピースの形をしたミステリーピースが置かれていることがあります。辺鄙な所に隠れていたり・破壊できる壺の中に入っていたりするので、注意深く探さないとスルーしがち。
単一ステージ内でも一方通行になっている所が多いので、見えていたピースを取り逃した時には「戻して(泣)」と思ったことも。最初のうちはストーリー通して一発勝負にも見えたのでかなり焦りましたが、後でもチャプターセレクトから回収可能なのが判明した時は心の奥底からホッとしました…。
ピース集めのために過去ステージに戻りたくなったら、タイトル>ロード>目的のステージから再挑戦できます。ステージ毎に落ちているピースの数も教えてくれる親切設計で見逃しがあるかどうかもわかるのが助かります。
本作はステージ毎にセーブデータを分けて記録してくれますが、ミステリーピースに関しては進行度とは別に記録しているようで、入手後に即タイトルに戻ってもピースを拾った事については覚えていてくれます。ここも楽で助かりました。
ちなみに、集めたミステリーピースはシロネの衣装と交換できます。タイトル画面の「コスチューム」から変更可能で、用意されているのは髪型5種類・服4種類・ドラゴン部分の着せ替え3種類。
ネコミミにするとしっぽもネコしっぽになるのが可愛いポイント高め。服はデフォルトとその色違い以外は可愛い成分よりもセクシー成分強めなので、ヒラヒラフワフワの可愛いドレスも欲しかった(ただの贅沢)。
また、本作はSwitch版にも実績機能を自前で用意してくれています。こちらもやり込み要素と言えるシステムです。

実績は8種類ありますが、クリアするだけで入手できる「時代は変わった」以外は入り組んだ探索が必要です。ミステリーピースを全て集めて全コスチュームを解禁すると手に入る「パズル完成」やステージ内にいる隠しキャラに話しかけると解禁されるものなど、条件は多種多様。
この中でも一番大変なのが「継がれた遺志」という実績。他の実績は条件を満たせた時点でタイトルに戻ってもしっかり記録されるのに対し、コレだけはフラグとなるアイテムをスルーしてしまうと結構前のステージからロードし直した上で再度エンディングまで進めないと取得できません。
この実績はステージ9で手に入る「王子の指輪」・ステージ14で手に入る「王の腕輪」・書庫で手に入る「王妃の耳飾り」を集めた上で、最後のステージで王様に全てのアクセサリーを渡してエンディングを見ると達成となります。事前準備が多く大変ですが、周回するにも1~2時間あれば終わるのは救い。
実績に関してはヒント皆無なので、何かしらの形で手がかりがあれば有難かったとは思います。特に継がれた遺志のイベントは見ること自体がトゥルーエンドになっている印象だったので、これだけでもゲーム内にヘルプが欲しかった所。
総評:シロネの可愛さと手堅く作られた謎解きを楽しめる3Dパズルアドベンチャー
とりあえずタイトルのシロネちゃんに一目惚れしたなら買って損はしないと思います。デフォルトの姿から既に可愛いのに、コスチュームチェンジで髪型やドラゴン部分を変えることもできちゃいます。ただしパズル部分だけに注視すると、既にどこかで見たことあるギミックが多くて地味だったという印象。暗い城内や荒れた大地がステージの大部分を占めていた所も地味さに拍車をかけていたように思えます。
だからといって、ゲームとしての面白さが欠けていたわけではありません。マップをしっかり把握しないと解けないようになっている仕掛けが多く、難易度も色々試しているうちにわかってくる程度でほど良く楽しめました。
値段を考慮するとちょっと短めではありますが、ストーリーもシステムもシロネちゃんの可愛さも堅実に仕上がっている作品だと思います。アクションゲームとしての難しさはほとんど無いので、激しいゲームが苦手な人も大丈夫なはず。
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