【PC/スマホアプリ/Switch】『探光エスパシオ』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】
『探光エスパシオ』を購入しました。

今回もe-shopセールで見つけてきました。購入動機はゆるーいイラストだったはず(うろ覚え)。
肝心の内容はというと、ダンジョンRPGっぽくもありローグライクっぽくもあるアドベンチャー。次々と提示されるイベントに対処していく所はゲームブックっぽさも感じます。
エンディング+クリア後に出てくるもの含めて全ダンジョンをクリアまでのプレイ時間は3時間程ですが、NPCとの友好度上げが残っているので完全クリアはまだまだ。スマホやパソコンでは無料で遊べる作品である事を考えるとかなりボリューミーかも。

「明るい」と「暗い」など相反する言葉を同時に選んでも問題ありません。でもゲームを遊ぼうとしている前だけあって明るめの言葉を選びがちだった気がします。
気のせいかもしれませんが、宇宙で探す光の色がプラスの意味を持つ言葉を選んだ時は赤や黄色などの暖かい色に・マイナスの意味を持つ言葉の時は青や紫といった冷たい色になっているかも。光の色以外の特徴やマップ生成アルゴリズムにも影響している可能性もありそうです。
3つの言葉を選んだらゲームスタート。突然に暗い空間に放り出された主人公はセルラと名乗るロボットみたいな見た目をした存在と出会います。
このセルラですが、主人公を元居た世界に返そうと協力してくれる良いヤツです。ダメージを受けたときに心配してくれる所もですが、ぶつかってくる流れ星や巨大な猫の手から身を呈して守ってくれたり・こちらから話しかけることで一回の挑戦につき3回まで体力を回復してくれるなど、言動ともに手厚くサポートしてくれます。
銀河内部はマス目で区切られていて、1マス移動するたびに誰かに出会ったり・何かが落ちていたり・トラブルが発生したりといったイベントが必ず起こります。移動には体力が決まった数値だけ必要で、移動の他にもトラブルの対処に失敗すると5~20程減ってしまい0になると脱出失敗ということでゲームオーバー。
脱出するには「光」を探さないといけないのですが、最初は目的の光がどのような特徴を持っているかが不明なので情報を集めたり方角を知る必要アリ。同じ銀河に挑んでも光の特徴と内部の構造は毎回変化する、いわゆる不思議のダンジョンシステムが搭載されています。

光の特徴は色・匂い・音の3つ。最初は自分でメモしなきゃダメかも…と懸念していましたが、特徴と方角のヒントが揃った時点でセルラがどの方角に行けば光にたどり着けるかをコメントしてくれるので、ペンと紙は無くてもノープロブレムです。
その光のたどり方というのも中々に個性的。光虫やカラージェリーといったカラフルな謎生物が向かっていく方向で光のある方角を判断したり、スポンジ虫というまた変な生物の匂いをたどったりと、この宇宙には奇妙な生き物がやたらたくさん生息しています。
マスによっては光のヒントがない代わりにアイテムが落ちていることがあって、そのアイテムと会話したり手に入れたりすることができます。アイテムとの会話が普通にあるのもこの宇宙の不思議な所。
例えば「ナス(イケメン)」と出会うと持ち帰ったりその場で食べたりできるのですが、どの選択肢を選んでもナス側のセリフが一々キザなのが笑いを誘ってきます。イケメンと名前に付いているだけあって見返りを求めないその心意気に感謝。
後は、凄い勢いで動き回るうどんを見かけた時に捕まえられたらアイテムとして入手できるというイベントもあります。このうどんには逃げられたりもしますが手に入らないだけでペナルティはないので、見かける度にゲットチャレンジしています。
アイテムは最大で12個持ち歩くことができて、使う事で食べ物なら体力が回復(オマケで光の特徴がわかったりなどの特殊効果があるものも存在)します。食べ物以外のカテゴリのアイテムも多く登場し、キャラクターを呼び出す「コスモ電話」や他アイテムを呼び出す「アイテム魔法陣」など、合計70種類以上のユニークなアイテムを使えます。
会話できるアイテムとは別に友好的なNPCもいるのですが、後々語るのでここではそういうキャラもいるとだけ書いておきます。お店を利用できたり光のヒントをくれたりなど良いヤツが多め。
ただしひたすらにプラスイベントしか発生しないわけでもなく、攻撃的な生物と出会ったり・危険地帯に足を踏み入れてしまったりといったトラブルイベントが起こることも。最初の方の銀河はトラブル発生率が低く滅多に危険な目には合わないのですが、後から挑む銀河ほど多発するようになります。
もしトラブルが発生してしまったら、手元にあるアイテムでどうにかしないと体力を減らされたりワープさせられたりしてしまいます。対処できるアイテムがない時点で何かしらのペナルティを受けることが避けられないイベントが多いので、そのトラブルが発生するかどうか&対策アイテムを入手できるかどうかという運次第で苦労したりしなかったりします。
特に厄介だと思ったのがランダムな位置にワープさせられるワープホール。こいつは「おばけ」か「怨千まんじゅう」というアイテムがあれば防げると教えてくれますが、対策しようにもどちらも手に入れにくくて飛ばされるがままになってしまってました(対策できるアイテムが他にもあるのは後ほどになって見つけました)。
ただし踏破済みのマスではイベントが発生しないので、ワープさせられまくっても体力の回復手段があればいつかは目的地に辿り着くことはできます。体力の回復方法はアイテムやイベントやセルラなど豊富な上に初期値である100を突破して溜め込んでおけますし、ある程度の体力を残してさえいれば発生即アウトというようなエグい罠イベントがないのも優しさを感じる所。
また、トラブルイベントも100%ではありませんが対処に成功すると別のアイテムが入手できたり・お金が貰えたりするので悪いことばかりではありません。一部は確率で何もしなくて済むパターンがあることも(星の川が荒ぶってなくて普通に渡れたり…etc.)。
他にもヘンテコなイベントはたくさんあるのですが、それは自分の目で確かめてみて欲しいです。イベントの総数は77個。
光のあるマスに辿り着けたらクリアです。1回の挑戦でかかる時間は5~15分と超ショート。

スコアは銀河毎に記録されますが、どういう基準で加点されているかはいまいち謎。トラブルイベントで無事対処できた回数が多いほど高くなっている気はしますが…。
ちなみに、入手したお金やアイテムは持ち帰って次回の挑戦にそのまま持ち込めます。体力がギリギリだと感じた時はお金を稼いでショップでセルラの回復力を上げるのがオススメ。
後は公式サイトには製作者様直々に攻略を書いてくださっているので頼るのもアリ。攻略情報以外にもキャラクターの設定や制作の裏側なども読めて楽しかったです。

銀河の中で出会える協力的なキャラクターはなんと20人もいます。これだけ多いとエンディングを迎えた時点でも一度も会えていないキャラというのが4人もいました。
二本足で歩くネコやイヌやウサギやペンギンといった可愛い動物や恐竜やロボットもいる一方で、エビフライ(?)に文字通りの草(!?)や惑星(!!??)などトンチンカンな見た目のキャラクターもいます。話してみるとマトモな人達ばかりなのですが、外見のインパクトに一々驚かされっぱなし。
しかも立ち絵が単なる1枚絵ではなく動きがある所も可愛いポイント。そのおかげもあってモノクロなのに不思議と活き活きしていると感じる世界です。
キャラクターと出会った時は会話したりアイテムのプレゼントができます。画像にいるサッタータみたいにお店を経営しているキャラもかなりの数いますが、取り扱っている商品のテーマに関しては一人一人異なります。
好きなアイテムの系統も違いますし、何度も出会ったりプレゼントを送ったりして友好度を上げると見た目を変えることができるようにもなります。見た目Bが友好度30以上・見た目Cが友好度60以上で解禁される他、キャラクター情報で見れるプロフィールも少しずつ追記されていきます。
友好的で魅力的なキャラクターばかりですが…出会えるかどうかはこれまた運次第なので友好度を上げるのはかなり大変です。気に入りそうなアイテムを持っている時に限ってプレゼントしたいキャラに出会えない!なんてことも。
ちなみに各キャラクターには友好度の他に機嫌というパラメータが存在するらしくて、出会った時の機嫌がいいほどお返しをくれたりヒントが増えたりするとの事。友好度が高いほど機嫌が良くなる確率が上がるみたいで、人間関係に温かみを感じる仕様です。
最後に、セルラについては見た目をカスタマイズできるようになっています。アイコンやストアページで見られるロボット・ヒト・ウサギ・カブは全てセルラのパーツを変えることで再現可。
ちなみに私はブッタイのふにゃ星を選んで↓のような見た目にしていました。マリオシリーズに出てきそうな星をイメージして可愛くしました。

セルラのパーツはタイトル画面>準備するから行けるショップで購入可。1個辺り500円。
終盤まで進めると、銀河内に落ちている三原色の鍵を使う事で目やアクセサリーに色をつけることが可能になります。ほぼ全てがモノクロで描かれている世界で色を変えられる機能は出てくるのはある意味で新鮮に感じられました。
アイテムでトラブルに対処していく方式なので、使えそうなアイテムが無くどうしようもないままダメージを受けるという事も少なからずありますし、特定のキャラクターとの友好度を上げるにもまず出会わないといけないので運の影響というのはかなり強め。ただし、セルラの回復量を増やしておけば相当ツイてないケースでもクリアできる程度の難易度なので理不尽感は薄くランダム性をも含めて楽しめる作りです。
イベントの種類や出会えるキャラクターの数は元がフリーゲームであることを考えると中々に豊富。一通り全ての宇宙をクリアしただけでは出会う事すらできなかったキャラクターも4人ほどいました。
友好度上げと情報埋めに関しては、全ての宇宙をクリアした段階で見た目Bが解禁される30にすら誰一人とて到達できなかったのを考えると、やり込み要素もかなり豊富と言えて骨が折れます。不思議のダンジョンシステム搭載かつ超短時間で遊べることを活かして、毎日ちょくちょくコツコツ遊ぶようにして少しずつ仲良くなるのが一番良い方法かもと考えています。
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今回もe-shopセールで見つけてきました。購入動機はゆるーいイラストだったはず(うろ覚え)。
肝心の内容はというと、ダンジョンRPGっぽくもありローグライクっぽくもあるアドベンチャー。次々と提示されるイベントに対処していく所はゲームブックっぽさも感じます。
エンディング+クリア後に出てくるもの含めて全ダンジョンをクリアまでのプレイ時間は3時間程ですが、NPCとの友好度上げが残っているので完全クリアはまだまだ。スマホやパソコンでは無料で遊べる作品である事を考えるとかなりボリューミーかも。
任天堂の公式オンラインストア。「探光エスパシオ ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
「光」を探し出し、ヘンテコな宇宙を脱出しよう!1プレイ5分~15分くらいです。
Hentoko Space Exploration Adventure
・タイトル:探光エスパシオ
・発売元:PLiCy
・開発元:ジェリーゼリー
・対応ハード:
PC(ブラウザ)/スマホ(Android/ブラウザ)/Switch
・定価:
-PC/スマホ版:無料
-Switch版:660円(税込)
・発売日:
-PC版:2019年8月28日
-アプリ版:2019年11月9日
-Switch版:2020年12月10日
・ジャンル:アドベンチャー
・IARC:3+(3歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:©jellyjelly 2020
・公式サイト:
https://jellyjelly.site/game/tanko/
どういう人にオススメ?
・不思議な宇宙を旅してみたい人!
良かった点
・挑戦の度にマップの構造が変わるので繰り返し遊べる
・1回の挑戦は長くても15分程度で終わるので気軽
・出てくるキャラクターがみんなヘンテコで可愛い
賛否両論?点
・特定のアイテムを持っていないと対処不可なトラブルが多いので運の要素は強い
・キャラクターとの友好度を上げきるのはかなり大変
備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)
・発売元:PLiCy
・開発元:ジェリーゼリー
・対応ハード:
PC(ブラウザ)/スマホ(Android/ブラウザ)/Switch
・定価:
-PC/スマホ版:無料
-Switch版:660円(税込)
・発売日:
-PC版:2019年8月28日
-アプリ版:2019年11月9日
-Switch版:2020年12月10日
・ジャンル:アドベンチャー
・IARC:3+(3歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:©jellyjelly 2020
・公式サイト:
https://jellyjelly.site/game/tanko/
どういう人にオススメ?
・不思議な宇宙を旅してみたい人!
良かった点
・挑戦の度にマップの構造が変わるので繰り返し遊べる
・1回の挑戦は長くても15分程度で終わるので気軽
・出てくるキャラクターがみんなヘンテコで可愛い
賛否両論?点
・特定のアイテムを持っていないと対処不可なトラブルが多いので運の要素は強い
・キャラクターとの友好度を上げきるのはかなり大変
備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)
自分の中の宇宙を冒険しよう
本作では銀河という名のダンジョンを冒険する前に、今の気分に当てはまる言葉を3つ選んでから挑むことになります。心理テスト的なものかと思っていたのですが診断結果が出るとかはなく謎です。
「明るい」と「暗い」など相反する言葉を同時に選んでも問題ありません。でもゲームを遊ぼうとしている前だけあって明るめの言葉を選びがちだった気がします。
気のせいかもしれませんが、宇宙で探す光の色がプラスの意味を持つ言葉を選んだ時は赤や黄色などの暖かい色に・マイナスの意味を持つ言葉の時は青や紫といった冷たい色になっているかも。光の色以外の特徴やマップ生成アルゴリズムにも影響している可能性もありそうです。
3つの言葉を選んだらゲームスタート。突然に暗い空間に放り出された主人公はセルラと名乗るロボットみたいな見た目をした存在と出会います。
このセルラですが、主人公を元居た世界に返そうと協力してくれる良いヤツです。ダメージを受けたときに心配してくれる所もですが、ぶつかってくる流れ星や巨大な猫の手から身を呈して守ってくれたり・こちらから話しかけることで一回の挑戦につき3回まで体力を回復してくれるなど、言動ともに手厚くサポートしてくれます。
銀河内部はマス目で区切られていて、1マス移動するたびに誰かに出会ったり・何かが落ちていたり・トラブルが発生したりといったイベントが必ず起こります。移動には体力が決まった数値だけ必要で、移動の他にもトラブルの対処に失敗すると5~20程減ってしまい0になると脱出失敗ということでゲームオーバー。
脱出するには「光」を探さないといけないのですが、最初は目的の光がどのような特徴を持っているかが不明なので情報を集めたり方角を知る必要アリ。同じ銀河に挑んでも光の特徴と内部の構造は毎回変化する、いわゆる不思議のダンジョンシステムが搭載されています。

光の特徴は色・匂い・音の3つ。最初は自分でメモしなきゃダメかも…と懸念していましたが、特徴と方角のヒントが揃った時点でセルラがどの方角に行けば光にたどり着けるかをコメントしてくれるので、ペンと紙は無くてもノープロブレムです。
その光のたどり方というのも中々に個性的。光虫やカラージェリーといったカラフルな謎生物が向かっていく方向で光のある方角を判断したり、スポンジ虫というまた変な生物の匂いをたどったりと、この宇宙には奇妙な生き物がやたらたくさん生息しています。
マスによっては光のヒントがない代わりにアイテムが落ちていることがあって、そのアイテムと会話したり手に入れたりすることができます。アイテムとの会話が普通にあるのもこの宇宙の不思議な所。
例えば「ナス(イケメン)」と出会うと持ち帰ったりその場で食べたりできるのですが、どの選択肢を選んでもナス側のセリフが一々キザなのが笑いを誘ってきます。イケメンと名前に付いているだけあって見返りを求めないその心意気に感謝。
後は、凄い勢いで動き回るうどんを見かけた時に捕まえられたらアイテムとして入手できるというイベントもあります。このうどんには逃げられたりもしますが手に入らないだけでペナルティはないので、見かける度にゲットチャレンジしています。
アイテムは最大で12個持ち歩くことができて、使う事で食べ物なら体力が回復(オマケで光の特徴がわかったりなどの特殊効果があるものも存在)します。食べ物以外のカテゴリのアイテムも多く登場し、キャラクターを呼び出す「コスモ電話」や他アイテムを呼び出す「アイテム魔法陣」など、合計70種類以上のユニークなアイテムを使えます。
会話できるアイテムとは別に友好的なNPCもいるのですが、後々語るのでここではそういうキャラもいるとだけ書いておきます。お店を利用できたり光のヒントをくれたりなど良いヤツが多め。
ただしひたすらにプラスイベントしか発生しないわけでもなく、攻撃的な生物と出会ったり・危険地帯に足を踏み入れてしまったりといったトラブルイベントが起こることも。最初の方の銀河はトラブル発生率が低く滅多に危険な目には合わないのですが、後から挑む銀河ほど多発するようになります。
もしトラブルが発生してしまったら、手元にあるアイテムでどうにかしないと体力を減らされたりワープさせられたりしてしまいます。対処できるアイテムがない時点で何かしらのペナルティを受けることが避けられないイベントが多いので、そのトラブルが発生するかどうか&対策アイテムを入手できるかどうかという運次第で苦労したりしなかったりします。
特に厄介だと思ったのがランダムな位置にワープさせられるワープホール。こいつは「おばけ」か「怨千まんじゅう」というアイテムがあれば防げると教えてくれますが、対策しようにもどちらも手に入れにくくて飛ばされるがままになってしまってました(対策できるアイテムが他にもあるのは後ほどになって見つけました)。
ただし踏破済みのマスではイベントが発生しないので、ワープさせられまくっても体力の回復手段があればいつかは目的地に辿り着くことはできます。体力の回復方法はアイテムやイベントやセルラなど豊富な上に初期値である100を突破して溜め込んでおけますし、ある程度の体力を残してさえいれば発生即アウトというようなエグい罠イベントがないのも優しさを感じる所。
また、トラブルイベントも100%ではありませんが対処に成功すると別のアイテムが入手できたり・お金が貰えたりするので悪いことばかりではありません。一部は確率で何もしなくて済むパターンがあることも(星の川が荒ぶってなくて普通に渡れたり…etc.)。
他にもヘンテコなイベントはたくさんあるのですが、それは自分の目で確かめてみて欲しいです。イベントの総数は77個。
光のあるマスに辿り着けたらクリアです。1回の挑戦でかかる時間は5~15分と超ショート。

スコアは銀河毎に記録されますが、どういう基準で加点されているかはいまいち謎。トラブルイベントで無事対処できた回数が多いほど高くなっている気はしますが…。
ちなみに、入手したお金やアイテムは持ち帰って次回の挑戦にそのまま持ち込めます。体力がギリギリだと感じた時はお金を稼いでショップでセルラの回復力を上げるのがオススメ。
後は公式サイトには製作者様直々に攻略を書いてくださっているので頼るのもアリ。攻略情報以外にもキャラクターの設定や制作の裏側なども読めて楽しかったです。
ヘンテコ可愛いキャラクターもサポートしてくれる

銀河の中で出会える協力的なキャラクターはなんと20人もいます。これだけ多いとエンディングを迎えた時点でも一度も会えていないキャラというのが4人もいました。
二本足で歩くネコやイヌやウサギやペンギンといった可愛い動物や恐竜やロボットもいる一方で、エビフライ(?)に文字通りの草(!?)や惑星(!!??)などトンチンカンな見た目のキャラクターもいます。話してみるとマトモな人達ばかりなのですが、外見のインパクトに一々驚かされっぱなし。
しかも立ち絵が単なる1枚絵ではなく動きがある所も可愛いポイント。そのおかげもあってモノクロなのに不思議と活き活きしていると感じる世界です。
キャラクターと出会った時は会話したりアイテムのプレゼントができます。画像にいるサッタータみたいにお店を経営しているキャラもかなりの数いますが、取り扱っている商品のテーマに関しては一人一人異なります。
好きなアイテムの系統も違いますし、何度も出会ったりプレゼントを送ったりして友好度を上げると見た目を変えることができるようにもなります。見た目Bが友好度30以上・見た目Cが友好度60以上で解禁される他、キャラクター情報で見れるプロフィールも少しずつ追記されていきます。
友好的で魅力的なキャラクターばかりですが…出会えるかどうかはこれまた運次第なので友好度を上げるのはかなり大変です。気に入りそうなアイテムを持っている時に限ってプレゼントしたいキャラに出会えない!なんてことも。
ちなみに各キャラクターには友好度の他に機嫌というパラメータが存在するらしくて、出会った時の機嫌がいいほどお返しをくれたりヒントが増えたりするとの事。友好度が高いほど機嫌が良くなる確率が上がるみたいで、人間関係に温かみを感じる仕様です。
最後に、セルラについては見た目をカスタマイズできるようになっています。アイコンやストアページで見られるロボット・ヒト・ウサギ・カブは全てセルラのパーツを変えることで再現可。
ちなみに私はブッタイのふにゃ星を選んで↓のような見た目にしていました。マリオシリーズに出てきそうな星をイメージして可愛くしました。

セルラのパーツはタイトル画面>準備するから行けるショップで購入可。1個辺り500円。
終盤まで進めると、銀河内に落ちている三原色の鍵を使う事で目やアクセサリーに色をつけることが可能になります。ほぼ全てがモノクロで描かれている世界で色を変えられる機能は出てくるのはある意味で新鮮に感じられました。
総評:不思議なキャラクターとの出会いが楽しい、ヘンテコ宇宙のダンジョンRPG風アドベンチャー
自分の中の宇宙を探検するダンジョンRPGっぽいアドベンチャーゲーム。一度のプレイにかかる時間は長くても15分程度というお手軽さも特徴です。アイテムでトラブルに対処していく方式なので、使えそうなアイテムが無くどうしようもないままダメージを受けるという事も少なからずありますし、特定のキャラクターとの友好度を上げるにもまず出会わないといけないので運の影響というのはかなり強め。ただし、セルラの回復量を増やしておけば相当ツイてないケースでもクリアできる程度の難易度なので理不尽感は薄くランダム性をも含めて楽しめる作りです。
イベントの種類や出会えるキャラクターの数は元がフリーゲームであることを考えると中々に豊富。一通り全ての宇宙をクリアしただけでは出会う事すらできなかったキャラクターも4人ほどいました。
友好度上げと情報埋めに関しては、全ての宇宙をクリアした段階で見た目Bが解禁される30にすら誰一人とて到達できなかったのを考えると、やり込み要素もかなり豊富と言えて骨が折れます。不思議のダンジョンシステム搭載かつ超短時間で遊べることを活かして、毎日ちょくちょくコツコツ遊ぶようにして少しずつ仲良くなるのが一番良い方法かもと考えています。
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