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【いっせいトライアル】『テラリア』を遊んだ感想&レビュー

2022/06/04
ゲーム感想&レビュー 0
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2022年6月のいっせいトライアルで『テラリア』を遊んだ感想です。

かなり有名なサンドボックスゲーム。建築・探索・戦闘・アイテム収集など、できることがとても多いので本気でやり込むなら間違いなくトライアル期間以上遊べてしまう作品です。
実は8年ぐらい前にスマホ版を購入したことがあるのですが、ウサギを攻撃したら文字通り首が飛んだのがトラウマになってしまいそれ以来避けていた思い出があります。当時はグロゲーに対する耐性がすごく低かったのと可愛い見た目で油断していたのもあって尚更ビックリしてしまいました(弱いものいじめをした罰かも…)。
製品版は6月13日まで2090円(50%off)でセール中…ですが、PC版は定価980円で買える上にMOD導入も可能だし操作性も良さそうなのでパソコンを持っているならそっちを買った方がいいかも。公式では日本語非対応ですがMODがあるので問題ないし。
ほぼ初見プレイなのもあってハードモード突入までに15時間ほどかかってしまったので一旦区切りました。実装されている要素の数に対してゲーム内のヒントは著しく少ないので、Terraria Japan Wiki様などの攻略サイトを覗きながら遊んだ方が取っ掛りが増えて楽しいかも。

・タイトル:テラリア
・発売元:
Re-Logic(海外版) / スパイク・チュンソフト(日本語版)
・開発元:Re-Logic
・対応ハード:
PC(Steam)/PS3/PSVita/スマホ(Android/iOS)/PS4/3DS/WiiU/Switch
(Xbox360とXboxOneは日本語版未発売のため省略)
・定価:
-Steam版:980円(税込)
-PS3版:3143円(税込)
-PSVita版:1905円(税込)
-Android版:550円(税込)
-iOS版:610円(税込)
-PS4版:2315円(税込)
-3DS版:2778円(税込)
-WiiU版:2778円(税込)
-Switch版:3800円(税込)
・発売日:
-Steam版:2011年5月17日
-PS3版:2013年5月23日
-PSVita版:2014年2月6日
-Android版:2014年5月7日
-iOS版:2014年5月27日
-PS4版:2015年2月19日
-3DS版:2016年4月21日
-WiiU版:2016年9月15日
-Switch版:2019年12月19日
(Steam版以外は日本語版の発売日を記載)
・ジャンル:
アクション & アドベンチャー
・CERO:
C(15歳以上対象) / 3DS版のみB(12歳以上対象)
・プレイ人数:
1~8人 / PC版のみ1~255人 / 3DS版のみ1〜4人
・権利表記:
Terraria ©2019 Re-Logic. Published by 505 Games (and Spike Chunsoft for Japan and Asia region excluding South Korea and Mainland China). Developed by Pipeworks Studio. 505 Games and the 505 Games logo are registered trademarks of 505 Games S.p.a.
・公式サイト:https://terraria.org/

どういう人にオススメ?
・サンドボックスゲームが好きな人!
・アイテムを集めるタイプのゲームが好きな人!

良かった点
・建築やバトルなどやれる事が多く自分で目標を決めて動ける
・ジャーニーモードというカスタムモードも用意されていて面倒くさがりな人や戦闘が苦手な人も安心
・防具や武器の種類が非常に多くアクセサリーも個性的なものが多数用意されている
・バージョンアップを重ねに重ねた結果、ボス敵は20体・アイテムは4000点程度実装されている

賛否両論?点
・ゲーム開始時やハードモード移行直後は敵にやられまくる死にゲー
・コンソール版の操作はPC版と比べると複雑で癖が強い
・ゴア表現のオンオフは可能だが敵の見た目自体がグロテスクなものが少なくない

備考
・ローカル通信、インターネット通信対応(要:オンラインサービス加入)
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




建築するのも探索するのも自由自在な2Dサンドボックスゲーム


できることはツルハシで地形を構成しているブロックを採取したり・オノで木を斬ったり・剣や魔法の杖で敵を攻撃したり・手持ちのブロックを配置して建築物を作ったり・クラフトで新しいアイテムを作ったり・釣りをしたり…とどことなくMinecraftに似た要素が多く、パッと見では2Dになっただけにも見えなくもない本作。
ブロックで構成されたワールドを探検すること、(シード値を指定しなかった場合は)ランダムに地形が生成されること、環境がバイオームで区切られていること辺りも同じと言える仕様。ただ、ここらへんに関してはサンドボックスゲームという同じジャンルに属している以上似て当たり前とは思う部分。
本作の特徴は敵がかなり強めな上にボスも多数存在したりでPvE要素に力が入っていたり・特殊な条件を満たすと貰えるアイテムや敵からのドロップ限定アイテムが大量に用意されていること。建築だけでなくバトル面やアイテムコレクト面にもスポットが当てられている作りとなってます。
クリエイティビティなゲームは苦手だけどアクションゲームが好きという人にも楽しめる仕様です。むしろ、装備をどんどん乗り換えてより強いボスに挑むのが好きという人やレアドロ狙いで敵をひたすら倒しまくるのが好きな人向け。
建築するのが好き!という人にも、2Dで部屋の断面が常に見えているということもあるためかテーブルやイスなどの家具・シャンデリアやタペストリーなどの装飾がアイテムとして用意されている上に種類も豊富で、外観よりも内装を凝りたい人はこっちの方が親しみやすいかも。作った部屋は自分の拠点としてだけでなくNPCに住んでもらうこともできます。

ただし、序盤は死にゲーなので人によってはそこで嫌になってしまう可能性はあると思いますし、現に私も投げかけました…。夜に大量に湧くゾンビですら時折ジャンプ攻撃を仕掛けてくるし攻撃力も高いしで、どうのけん&木の防具の状態では避難シェルターを作っていないと一夜過ごすだけで何回も死ぬ羽目になります。
なにせ、どうのけんが攻撃力もリーチも低性能すぎてツルハシを振っていた方がまだマシというぐらいには貧弱な状態でスライム1匹倒すのにも苦戦するのに、スライムより強くてしかも大量に湧くゾンビにかなうわけもなく…。
死ぬとアイテムを落としてしまうノーマルモード以上だと、遠方で死んだ→夜だった→落としたアイテムを取りに行こうとしてゾンビに殺されまくる…なんてことも普通にあります。朝になるまで待つか回収用の装備を用意していないと厳しい。
落としたアイテムは時間経過では消失しないらしいので焦らなくても大丈夫とのことですが、戻って来た時には一部のアイテムだけがなぜか無くなっていた事もあった(ドロップ過多による消失が原因?)ので早く拾いに行くに越したことはないと思います。
落としたアイテムの挙動については、攻略Wikiに「アイテムを落とした状態でゲームを終了すると(ワールドを終了)、アイテムは完全に消滅します。それ以降の大量のアイテムの発生により、古い落としたアイテムが消失する可能性があるので、速やかな回収が望まれます。」と書かれているので、少なくともゲームを落としたりワールドから出てしまうと即消失、ドロップしているアイテムが一定数を越すと古いやつから消えていくみたいです。拾いに行くまでは終了するのを我慢+敵もむやみに倒さない方が良さそうです。
敵以外にも事故死する原因になるものが多く、高低差のある地形で足を滑らせて落下死したり・大岩トラップにわけも分からず殺されたりと初見殺しの罠もあったりするので、ゲームに対する理解度の低い序盤が本当にキツいです。
ある程度強い装備が揃ってくると敵をバサバサ倒せるようになって楽しくなってくるので、厳しい序盤を乗り越えられるかどうかで向き不向きが選別されそう。
ちなみに、あるボスを倒すことでワールドそのもののレベルが上がり強制的にハードモードへ突入する仕様になっているのですが、切り替わった瞬間今までの最強装備がゴミ同然になるぐらい敵の強さがインフレするのでまた死にまくるようになります…。ハードモードがマジでハード…。
バージョンについてですが、PC・Switch・PS4・スマホといった現行機版はいずれも「Journey's End (1.4.3)」まで実装されています(旧機種のPS3/PSVita/3DS/WiiU版は1.2.x以下までで打ち切り)。
Journey's Endがテラリア最後の大型アプデという扱いらしく、現時点では「Labour of Love(1.4.4)」というマイナーアップデートをもって別作品の開発に取り掛かるという告知がなされています。
2011年のPC版発売から10年以上も継続して無料アップデートが行われており、アイテムも4000種程実装されているのが凄いし開発からもファンからも愛されているゲームだとも思いました。
ちなみにライバルであるMinecraft(こっちも10年以上の間アプデ継続中)のアイテム総数は2000も行っていないらしく、単純計算でも2倍以上ものアイテムが本作には実装されていると考えると凄さがわかると思います。
道具や防具の耐久値がなく強い装備を見つけたら延々と使い続けられるのも違う所で、個人的にはこっちの仕様の方がクラフトの手間がかからず好きです。その代わりに作るのに必要な素材の数が多めだったり入手確率が低かったりで手に入れるまでが大変になっていますが…。

キャラ作成時にクラシック(やられても落とすのはコインだけ)ノーマル(やられるとコインとアイテム両方を落とす)げきむず(一度でも死ぬとキャラそのものが消去)ジャーニー(カスタム機能が使用可能)からモードを選べるのですが、私は初見なのにノーマルを選んでアイテムロストしまくったので折れてクラシックでキャラを作り直しました…。マゾゲーマーでもない限り最初はクラシックで遊び始めるのを勧めます。
戦闘自体したくないし建築だけしていたい…という人はジャーニーモードがオススメ。自分を無敵にしたり・入手したアイテムを無限に増やしたりできる公式チートモードなので探索や建築に集中することができます。
一度作ったキャラは後からモードを変更することはできないのでその点は注意。新キャラを作る際は当然見た目についても作り直しになりますが装備で結局見えなくなるので適当でOK。
また、ワールド作成時にワールドサイズを小・中・大から選べる機能もありますが、大は本当にデカくて何千ブロックもの遠方までマラソンする羽目になるので、慣れないうちは小や中から挑戦することを勧めておきます。そうとも知らずに私は大で最初のワールドを作ってしまいアイテムロストのしやすさに拍車をかけてました(爆)
ワールド作成時にも難易度設定ができてジャーニークラシック上級マスターからワールドタイプが選べます。クラシックが基本という位置づけ、上級やマスターはいわゆる辛口モードで受けるダメージが痛くなっています。
キャラクターはワールド毎の保存ではなく他のワールドへ装備やインベントリ内のアイテムを同期して持ち込むことができるので、アイテムを失うことなく新しいワールドへの引越しや新しいキャラへの引き継ぎが可能な仕様になっており助けられました。欲しいアイテムが見つからない時には別ワールドを作って探索し直すのも手。
地下にあるライフクリスタルでHPを・夜になると落ちてくるおほしさま×5で作れるマナクリスタルでMPを増やすキャラそのものに対する強化要素も用意されていますが、上昇したステータスも他ワールドへ同期されるので改めて強化し直す必要はありません。
ただし例外として、ジャーニーモードで作ったキャラはジャーニーワールド限定のみ使用可能でそれ以外のワールドには入れず・他モードのキャラがジャーニーワールドに入ることもできません。完全に隔離されており、増やしたアイテムをクラシック以上のワールドに持ち込むなどのズルはしっかり対策済み。

操作はクセがかなり強くLスティックで移動・Rスティックでブロックを置くor壊す位置を選んで・L&Rボタンでアイテムの持ち替え・ZRでアイテム使用・ZLでジャンプというキー配置。最初はブロックを壊したり設置するだけで一苦労します。
オリジナルであるPC版はマウス操作で直感的にブロックを置く位置などを調整できるみたいですが、コンソール版はマウス操作をRスティック+ZRに置き換えたために複雑になってしまってます。Lスティックで移動しながらRスティックで照準を合わせるのは難しく弓やフックが未だにちゃんと使えてません…。
ただSwitch版では画面タッチによるブロック配置・破壊・弓矢などの照準合わせやカメラの拡大縮小ができるのでそちらで慣れてしまうのもアリかも。私はスティック操作でやっていますが、戦闘はともかく建築する時とかはタッチ操作の方がやりやすそうです。

中盤までは鉱石や宝箱探しに奮闘するので地味


チュートリアルはあるにはあるのですが、教えてくれるのは基本的な操作と家の作り方まで。搭載されている機能が多すぎてゲーム内でのヒントが全然足りていないし自力で気づくのも難しい仕様も多いので、ある程度はネットで調べながら遊ぶ前提のゲームです。
ワールドを作った初日はとにかくスポーン地点の周囲にある木を切りまくって夜を凌ぐための家兼避難所を作るのと木の防具を作るのが最優先。家に壁を貼れるならそこまで進めておきたいです。
広い家を作ると壁を設置するのに必要な建材が増えるし・壁を貼りきれていない所があると中にも敵が湧いてしまうので、まずは小さく作って建材に余裕ができたら増築していくのが良さげ。ただしちゃんとリスポーン地点を囲むように作っておかないと夜なんかはリスキルされかねないので注意。
ついでにスライムが落とすジェルがたいまつの材料になるので見つけ次第殲滅。まあ相手側が勝手に攻撃してくるので倒さないとこっちがやられますが…。
私は家を作るまではちゃんとできたのに待つのが嫌になって夜なのに探索に行こうとして死んだので、最初のうちは朝になるまで待機するのが安泰です。ゾンビをなめるなキケン。

とりあえず初日の夜を凌げたら洞窟を探して鉱石&宝箱集めをすることにしました。初心者にとっては防具や武器を揃えてからでないとザコと戦闘するのも厳しい環境なので、とにかく強い防具が欲しくて欲しくて鉱石探しに勤しみました。
最初に鉱石から金属を取り出すためのかまどと金属製の装備を作るのに必要なかなどこを作るためのてっこうせきを入手する必要がありますが、鉄は浅い所でも集りやすいのであまり苦戦せず。
地下深く潜るとぎんこうせききんこうせきプラチナこうせきが出現するようになるのでそれで装備を作るのと・ライフクリスタルを最大のHP400にできるまで集めるのを目標にしました。このフェーズが一番地味で一番大変でしたし、何個ものワールドを作って行き来したりもしていました…。
洞窟にはコウモリなどの固有の敵が出現し・洞窟内でも高低差のある地形が生成されるため落下死の危険もあり・トラップも少なからず配置されているのでとても危険な空間になっています。深く潜るほど強い敵のスポーン率や罠の生成頻度も上がる感じ?
特に大岩トラップは初期HPでは即死な上に気づきにくいのでしばらくトラウマになっていました…。よーく見ると床に小さなボタンが置かれていているのですが、暗いのもあって気づかず踏んでわけもわからず何回も潰されたので理不尽に思えるトラップです…。
そんな危険な洞窟ですが、内部には宝箱が結構な頻度で置かれているのもあってトレジャーハンターになりきって探索するのも楽しかったです。宝箱からはポーションが手に入ったり・特殊効果のある武器や装備することで効果が出るアクセサリーも稀に手に入るので見つける度にワクワク。
アクセサリーは見た目にも反映される他、守備力やマナの強化ができたり・落下ダメージを防いだり・二回ジャンプができるようになったりなど特殊な効果があるものも少なくないので、便利なものや面白い効果が付いているものを見つけると嬉しくなります。アクセサリーはクラフトでは作れず宝箱か敵のレアドロップからしか入手できないものが多いので結構貴重。

HPが増えて金以上の防具がフルで用意できたらしばらくは安泰です。ノーマルモードもここからが本番と言えて、敵を倒しまくってレアドロップアイテム入手を目指したり・ボス敵に挑戦したりできるようになるので楽しくなってきます。
敵のレアドロップにはかなり強力な武器も存在するので早めに入手できた時の喜びは一塩だし、同種の敵を50体倒した時のボーナスとして「バナー」というアイテムが貰えたりもするので、戦闘をしたくなるような工夫が色々と凝らされています。そこにたどり着くまでが大変なのがネックですが…。
バナーは敵の種類別に固有のデザインが用意されていてインテリアとして飾るのにも優秀ですが、飾った地点の近くではその敵に対してダメージが大幅に増えるというボーナスも用意されてます。レアドロップを狙う際にも使えるかも。
ランダムイベントも用意されていて、スライムの雨が降ってきたり・真っ赤な月の夜にゾンビが大量に攻め込んできたりするイベントも稀に起こります。限定モンスターもいるみたいで出会えたらラッキー。

装備が揃ったらボスに挑戦しハードモードを目指すのもアリ


本作にはボスクラスの敵も数多く実装されています。ノーマルモードだけでも7体いて・ハードモードには10体以上います。
ノーマルモードで戦えるのは、あくまのめだまを夜に使用することで召喚できるクトゥルフのめだま・ふじょうのだいちのコアを3つ壊すと戦えるイーターオブワールド・しんくのだいちのコアを3つ壊すと戦えるクトゥルフののうみそ・夜になってから遺跡にいる老婆に話しかけると戦えるスケルトロン・ジャングルの蜂の巣に現れるクイーンビー・スライムレインの時に戦えるスライムキング・地下世界でガイドのにんぎょうをマグマに落とすと出現するウォールオブフレッシュの7体です。
このうち、イーターオブワールドとクトゥルフののうみそはワールドに生成されている特殊なバイオーム(ゲーム内では「じゃあくなだいち」という表記)でどちらと戦えるかが決まっています。ふじょうのだいちならイーターオブワールドしんくのだいちならクトゥルフののうみそになるみたいです。
私はスライムキングとクトゥルフののうみそ以外のボスを撃破済みですが、最初に戦ったクトゥルフのめだまは金以上の防具とそれなりの武器さえ揃っていたらサクッと倒せる程度の強さで、しかもクトゥルフのめだまがドロップするデモナイトこうせき(ワールドによってはクリムタンこうせき)をクラフトすればより強力な装備を作れるので他のボスも続けて倒せました。
ただ、ウォールオブフレッシュだけは地下世界限定で生成されるヘルストーンと水とマグマをぶつけると生成されるこくようせきを組み合わせて作れるモルテン防具を改めて用意しないと厳しいし・地形もある程度は整備してから戦う必要もあって準備が大変です。倒すとハードモードに切り替えられるだけあってノーマルモードのラスボスらしい強さをしています。
全体の流れとしては、金orプラチナの防具一式を作ると同時にライフクリスタルやおほしさまを集める→夜に現れる目玉の敵を倒して「あくまのめだま」を手に入れクトゥルフのめだまを召喚し倒す→クトゥルフのめだまがドロップする鉱石でデモナイト防具一式もしくはクリムタン防具一式を作る→ふじょうのだいち(しんくのだいち)に行きボムやダイナマイトでコアを破壊してイーターオブワールド(クトゥルフののうみそ)を召喚し倒す→降ってきた隕石を探してメテオライトを手に入れ武器を作る→遺跡を見つけてスケルトロンを倒す→遺跡内で強い魔法の杖を入手する→ジャングルに行ってクイーンビーを倒す→地下世界を目指して掘り進める→モルテン防具一式を作る→ブードゥーデーモンを倒して「ガイドのにんぎょう」を手に入れる→地下世界を平らに整地してからウォールオブフレッシュを召喚して倒す、という感じでした。
ノーマルモードを満喫したいという人は先にスライムキングの撃破もしておくのも良さそうです。ただレアイベントのスライムレインの時にしか出てこないのでいつ戦えるかが人によってまちまちっぽいですし、私は15時間ほどプレイし続けても一度しかスライムレインに遭遇せずしかもその1回ではスライムキングに出会えませんでした…。
ウワサによると、ハードモードのボスは装備だけでなく戦場をも整えるのが前提の強さとのこと。大量に用意しやすく上下から通り抜けられるきのあしばが役に立ちそう。

注意点は見た目がグロテスクな敵が多いこと。ザコ敵もソウルイーター・きょだいミミズ・ウォールクリーパーなど虫っぽい見た目の敵も少なくないのでキツいし、ボスに至ってはクトゥルフのめだまなんか名前からしてもうグロい(見た目もちゃんとグロい)しイーターオブワールドやウォールオブフレッシュもキモイです。
そもそも初期設定だと肉片が飛び散るゲームなので最初からグロいのですが、オプションからゴア表現のオンオフが可能でオンにすると倒した敵が煙のように消えるようになり肉片は飛ばなくなります。地味ながらもありがたい配慮(私がスマホ版を買った時には無かったハズなので後から追加された機能っぽい)。
ですが、キモイ見た目の敵が置き変わったりとかはしないので虫や内蔵が苦手な人にとってはビジュアルだけでギブアップしてしまう可能性はあります…ハードモードになるとさらに敵がグロくなりますし…。



総評:要素てんこ盛りの良作サンドボックスゲーム

ブロックを掘ったり積み上げて建築できるゲームという事でMinecraftと比較されがちな作品(現にこの記事でも比較してますし)ですが、こちらは出現する敵や装備の数やアイテム数にも力を入れており建築抜きでも2Dサバイバルアクションゲームとして楽しめる作りになっています。
ゲーム側が定めている目標は特にはありませんが、自分やNPCの家を建てたり・レアなドロップアイテムを狙って敵を倒しまくったり・未知のアイテムを求めて探索したり・全ボス撃破を目指したり・釣りをしまくったり…など、自分で目標を立てて遊ぶのが楽しいタイプの作品です。
グロテスクな敵や死にまくる序盤のゲームバランスや癖の強い操作性など人を選びそうな要素も少なくはないものの、できることが多いので一旦ハマると時間を奪われまくります。でも買うならPC版かな…。
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