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【Steam/Switch】『東方シンセカイ』を遊んだ感想&レビュー【クリア済】

2023/07/18
ゲーム感想&レビュー 0
Switchソフト PCゲーム Steamゲーム アクションRPG
『東方シンセカイ』を購入しました。

東方Projectの二次創作ゲームでジャンルはアクションRPG。『東方紅輝心』と同じサークル様が作った作品との事で、今回は霊夢と魔理沙を操作します。
インディーの括りに入る作品ですがパブリッシャーはマーベラス。なので勝手ながら『天穂のサクナヒメ』みたいなリッチな作品を期待してました。
プレイ時間は霊夢と魔理沙の両方でエンディングまで到達+霊夢で全ミッションクリアまで遊んで13時間程度。正直に伝えると、楽しい所もあるけれども物足りないと思う所や不便に思う所も多い作品でした。

任天堂の公式オンラインストア。「東方シンセカイ ダウンロード版」の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(スイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。
・タイトル:東方シンセカイ
・発売元:マーベラス/XSEED Games
・開発元:あんかけスパ
・対応ハード:
Switch/PC(Steam)/PS4/PS5※配信予定
・定価:5478円(税込)
・発売日:
-Switch版:2023年7月13日
-Steam版:2023年7月14日
・ジャンル:弾幕アクションRPG
・CERO:B(12歳以上対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
©Team Shanghai Alice
©Ankake Spa.
Licensed to and published by Marvelous, Inc.
・公式サイト
https://www.marv.jp/special/game/touhou-shinsekai/

どういう人にオススメ?
・3Dになった幻想郷を駆け回りたい人!

良かった点
・東方Projectの世界観とキャラクターとアレンジBGMが良い感じ
・スキルにレベルが設定されていて使いまくると強くなる
・ジャンプやジャストガードを駆使して相手の弾幕や攻撃を去なすのが楽しい

賛否両論?点
・他のスキルの方がいいなと思って乗り換えたくても鍛え直しに時間がかかる
・敵ドロップでも強い装備を手に入れやすくて宝箱の有難みがあんまりない
・装備を売却する時に一括で売れない上にお金の価値がほぼない

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




幻想郷と外の世界を舞台に駆け巡る、弾幕×3Dアクション!


「幻想郷にやってきてしまった宇佐見菫子(うさみ・すみれこ)を元の世界に帰すべく、博麗霊夢(はくれい・れいむ)霧雨魔理沙(きりさめ・まりさ)が幻想郷のあらゆる場所を冒険する」というのが本作のあらすじ。
二次創作作品という事もあってキャラや世界観にまつわる説明がほぼ無く、プレイヤー側が東方Projectについてある程度知っている事を前提に進む点には注意が必要です。登場するのは紅魔郷から深秘録までの一部キャラ。
アクションRPGだから気になったけど東方については知らない…という人向けに軽く説明すると、幻想郷は忘れ去られた物や存在が流れ着く別世界で結界によって外の世界(いわゆる現代社会で菫子はこちらの出身)と区切られています。基本的には外の世界の人間が自らの意思で行こうと思って行ける場所ではありません。
でも完全に切り離されているわけでも無いので、強力な妖が能力を用いて二つの世界を繋いだり・普通の人間も極たまに神隠しという名の事故で迷い込む事があったりもして往来が不可能というわけではないです。しかし今回のケースは菫子自身が来たいと思って来れているのが異常という話。
本作の主人公でもある霊夢と魔理沙は幻想郷側の人間で色んな異変を解決してきた実績の持ち主でもあります。菫子を帰すためにも・菫子の出現とほぼ同時期に現れたオカルトボールを回収するためにも、弾幕ごっこという名の力比べや交渉を他の人間や妖怪と繰り広げることに。
タイトルメニューで「最初から」を選んだタイミングで操作するキャラを選びます。以降そのデータでは交代できない代わりに、どちらを選ぶかで使用できるスキルやシナリオやミッションも変わるので2周は楽しめるはず。
霊夢のスキルは遠距離も近距離もバランスよく使いやすく魔理沙はスキルの隙が長い代わりにロングレンジなものが多いという性能。使いやすさから初回プレイ時は霊夢の方を勧めたいとは思いますが、スキルを使うのに慣れてきたら魔理沙で射撃しまくるのも楽しいです。
ステージ毎に決められたミッションをクリアしていくことでストーリーが進行していく形式で、人間の里の他に紅魔館や旧地獄街道など幻想郷の色んな所に行けて、各地で流れるBGMも原作で流れる曲のアレンジ。3Dになった幻想郷を走り回れるというのも東方ファンからすると魅力の一つであることは間違いありません。
特に旧地獄街道の街並みや地霊殿の美しさは必見。ミッションによっては鈴奈庵や香霖堂やにとりのお店などに訪れる事があったり、時には霊夢達が外の世界に赴くこともあったりと冒険はかなりの広域まで及びます。
道中には妖怪や幽霊や妖精やドローン型の謎の機械がウロウロしていて襲いかかってくる以外に、ジャンプで乗り越えていくアスレチック的な地形もあります。入り組んでいる上に陰陽玉を壊さないと通れない結界が張られていたり・ワープホールで複数のエリアを行き来したりと、マップ構造はまあまあ複雑。
ただちょっと気になることがあって、Steamのレビュー欄で「This game is Scarlet Curiosity 1.5, including all of the previous bosses and most of the maps (このゲームは東方紅輝心Ver.1.5であり、東方紅輝心の全てのボスとほとんどのマップが含まれています)」と書かれている方がいらっしゃいました。私は紅輝心は未プレイなためわからないのですが、前作を遊んだ人だとデジャヴを感じる場面があったりするかも。

操作はAで通常攻撃BでジャンプX/Y/Rでスキル使用Lでスペルカード使用ZRでガードZLで回復。スキルとスペルカードと回復は使用するとクールタイムを経てから再び使用可能になります。
Aボタンを長押しするとダッシュもできますが、一度攻撃モーションを挟んでからの発動なので回避には全くもって使えません。歩きながらのジャンプが一番攻撃を避けやすく速度も出ます。
スキルと回復はすぐ再使用可能になるのでどんどん使っていくべし。難易度選択はできませんが、大体のステージは回復しながらのゴリ押しでもクリアできるので難しいゲームでは無いです。
スキルは最初の内は強さを実感しにくい性能のものばかりですが、使えば使うほど熟練度が上がって強力になっていきます。ゲーム後半になると近くしか攻撃できない通常攻撃より遠くからもぶつけられて攻撃力も高いスキルの方がメインのダメージソースになるので、レベル上げのためにも最初の方からバンバン使っていくのをオススメします。
スキルは最初の3ステージまでぐらいで出揃って以降増えていかないので、早い段階で今後使っていくスキルを決めてそれ以降は変更しないのがベスト。使わないと強くならない仕様上、後から付け替えようとしてもレベルを追いつかせるのに時間がかかります
レベルが上がると劇的に使いやすくなるスキルもあるのですが、どれぐらい強くなるかをレベル1の段階で想像するのは難しく・試しに上げてみるというのもしにくいのは難点です。スペルカードの方は特定のミッションを攻略する事で全てのスペカのレベルが一気に上がるので付け替えも容易なんですけどね…。
スペルカードはCTが長い代わりに結構な時間無敵になれる上に攻撃力も高いのでここぞと言う時に使う感じの技。必殺技としてぶつける以外に、避けにくい弾幕が来た時や回復が使えるようになるまでの時間稼ぎとして有用です。
敵の近距離攻撃に合わせてガードするとジャストガードとなり、数秒間敵を超スローにして攻撃を叩き込めるチャンスを作れます。ガードの継続時間が長いおかげでふんわりとしか相手の動きを把握していなくてもジャスガ判定をガンガン出せますし、パリィ苦手という人でも本作のジャスガはそこまで苦戦しないはず。
なので近距離攻撃はあまり脅威になりませんが、弾幕攻撃の方はガードを割ってくるのでジャンプか移動でかわさないといけません。特定の雑魚を除けば弾幕攻撃の方を使われることが多いので、ガードを使えるタイミングというのは結構限られています。

大多数のミッションでは最後にボスが出現。ボスはHPを一定以下まで減らす度にスペルカードを発動させ、大規模な弾幕を画面全体に放ってきます。

相手がスペルカードを発動している間はこちらの攻撃が通りません。なので完全に避けに徹するターンです。
かなりの量の弾や光線が飛んでくるのでジャンプを駆使して縄跳びの如く避けていく必要アリ。STGではないので当たっても一撃死ではありませんが一度当たると連鎖して当たってしまうことも少なくなくて、しっかり意識して避けないとHPをゴッソリ持っていかれかねません。
弾幕を上手くかわせた時と相手がインファイトを仕掛けて来た時にジャスガが決まるとかなり気持ちいいです。相手のスペカ発動中は攻撃が通らなくてダメージを与えられない時間が長かったり・こちらの攻撃で相手が怯んだりもしなくて・相手によっては全くと言っていい程に近接攻撃を仕掛けてこずジャストガードも使えなかったりで爽快感はさほど強くないものの、カジュアルな弾幕避けゲームとして見ることもできるボス戦こそ本作の楽しみが集約していると言っても過言ではなかったです。
個人的に弾幕STGは嫌いではないものの一発当たると残機が減る緊張感に少しだけ苦手意識があるので、敵弾に当たってもちょっとHPを減らされるぐらいのペナルティの軽さで弾幕ゲームっぽい雰囲気を楽しめる作品としてちょうど良いと思いました。ジャンプで1次元分逃げれる方向が増えているのもあって、弾幕の脅威だけでなく綺麗さを楽しめるぐらいの余裕もあります。
道中の雑魚で死ぬことはまず無いのでやられるとしたらボスですが、もし負けてしまってもボス戦からコンティニューできるので苦しみは少ないです。初見ではパニックになるぐらい物量の激しい弾幕が襲ってくることもありますが、リトライのしやすいおかげでパターンの観察や避け方の練習もしやすくなっています。
ミッションによっては巨大なボスも登場。こちらは弾幕を張ってくる場面が少なく物理攻撃を仕掛けてくる頻度が高いおかげでジャストガードを叩き込みやすく爽快感強めで戦っていて楽しかったです。


装備厳選の楽しさは少なめ


敵のドロップや宝箱から装備を入手して強い物を厳選していく…いわゆるトレジャーハント要素もあります。個人的にトレハンは好きな要素ですが、本作のは進めているうちに微妙と思えてくる仕様が目立ってきてあまり楽しむ事ができませんでした…。
敵を倒すか宝箱を開けると八面体型の結晶が出てくることがあって、それを拾うことで新しい装備を入手できます。レア度はノーマルレアユニークの3段階。
同じ名前の装備で性能差があるものの、特殊効果と言えるものは無くステータスが尖っている物はネームドの極一部のみ&後になるほど上位互換の装備がポンポン出てくるようになるので、基本的には身に付けている物より強いのが出たら乗り換えていくだけです。先に出てきたユニークより後から出てきたノーマルやレアの方が強いということも多くてシナリオ攻略中は厳選する意味がなさそうだと感じていましたが、結局エンディング後のミッションも含めて最後まで上位互換が出続けるのでステージを周回してまで武器掘りする意味は出てきませんでした。
また、宝箱から出てくる物と敵がドロップする物の差がほぼないせいで宝箱を見つけてもあまり嬉しく感じられないのも残念な点。行き止まりに宝箱があったりもするのですが、わざわざ開けに行かなくても…と思えるぐらいの物しか出てきません。
装備画面のUIも微妙で、並べ替えは入手順かレア度順のみ。個人的には数値の強さ順に並べられると性能比較の時にありがたかったです。
それと装備一覧を開いた時に自動で身につけている装備にカーソルが合わされるのがありがた迷惑。この仕様のせいで入手順(降順)で並べていても直前に手に入れた物をパッと確認する事ができませんし、ステータス欄を見れば今着ている装備と比べてどのぐらい数値に差があるのかをプラスマイナスで表示してくれているので今の装備を見に行く必要もないですし…。
入手した装備はにとりの店で売ることができますが、売却時に複数の装備を選択してまとめて売ることができません。しかもお金についてもそこまで使い道が無くて、ドロップ品と同じような性能の店売り装備を買うか打ち直し(お金を払ってランダムで装備の性能を変える)ぐらいにしか使えず、途中で拾った品をやりくりするだけで十分やっていけるのもあって使うことは全くと言っていいほどありません。
持てる装備の数に限界があるかどうかは不明ですが、2周目の魔理沙編プレイ時にOPからEDまで一切売らないでいても溢れることはなく平気でした。整理整頓に精を出さずとも大丈夫な作りにはなっているものの、換金専用の装備があるのでやはりお金の使い道はもっと欲しかった所…。

装備の他に、キャラクター本体のレベルや強化石によるステータスポイント割り振り機能が存在します。強化石はメインミッションやサブミッションのクリアで貰えます。

回復の強化とライフと攻撃力は霊夢も魔理沙も優先度高。後はお好みで優先順位を付けても大丈夫そうですが、魔理沙はCTカットを早めに上げておくと砲台し放題できるようになって快適になりました。
ちなみにキャラレベルの上限は40。エンディング後に追加されるステージも一番推奨レベルが高いミッションが40で、それ以降はミッションが追加されたりもしないのでそういう意味でもやり込みの余地は少なめです。
最終ステージの綿月依姫が実質の裏ボスで、この人だけはレベルを40まで上げないと勝てなかったぐらいに手強かったです。私はフランがボスとして出てくるステージで道中のザコを倒し回りいなくなったら罠でわざと殺られる、という方法で経験値稼ぎをして仕上げました。



総評:弾幕ごっこは楽しいけれどボリュームやトレハン部分は微妙?

3Dになった幻想郷を駆け回れる所と弾幕をジャンプや移動で避けていくボス戦は楽しかった作品。ただしボリュームやトレジャーハント部分を始めとして微妙と感じてしまった所が多く存在します。
ボリュームについては霊夢ルートと魔理沙ルートを一通り遊んでも20時間には届かないので、定価5000円以上の作品なのを踏まえるとさすがに短いかな…と思うライン。トレジャーハント部分も楽しさがあまり大きくなく、キャラレベルも40止まりで全ミッションをクリアするとやる事が無くなるためやり込みの部分も浅め。
一方で幻想郷を探検したり・ボス戦の難易度も易しめで気軽に弾幕避けに挑戦できるなど良い所もあります。キャラクター選択画面にプレイアブルキャラが追加されそうなスペースがあるし、アップデートで進化する可能性も無きにしも非ず?な作品です。
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