【スマホアプリ】『ウマ娘 プリティーダービー』を遊んだ感想&レビュー
今流行りの『ウマ娘 プリティーダービー』を遊んだ感想です。

著名なサラブレッドがモデルになっているウマ娘達が走り・歌い・踊るゲーム。言ってしまえば今流行りの美少女擬人化ゲームの一派なのですが、元ネタが競走馬というのがユニークなポイント。
ウマ娘達は美少女の体に馬の耳と尻尾を持っており走ることに長けている不思議生物。耳や尾は動くことから飾りではなく体の一部みたいです。
本作はアプリ版の正式リリースまでの経歴が複雑なことでも有名で、なんと完成手前までできていた前アプリ版をポシャって作り直し現行のアプリ版ができたとのこと。結果的には大ヒットで2年延期したかいはあったと思いますし、グラフィックやモーションや演出のクオリティは高水準。
基本的には縦画面での操作ですが、ダンスシーンなどのムービーは横画面でも楽しめる仕様になっています。


© Cygames, Inc.
育成モードのシステムは『実況パワフルプロ野球』シリーズのサクセスモードによく似ていると思います。ただし、あちらよりも色々とシンプルになっていて取っ付きやすい印象です。
ウマ娘毎に異なるスキルやステータスを持っていて、物語や育成モード内で与えられる課題も変わります。ストーリー完走までの難易度はキャラによって結構な差アリ。
提示される課題は大多数が指定されたレースで上位を取るというもの。個人的推しのメジロマックイーンちゃんを例として挙げると「ジュニア級メイクデビュー→ファンを3000人集める→神戸新聞杯で3着以内→菊花賞で3着以内→天皇賞(春)で1着→宝塚記念で2着以内→天皇賞(秋)で1着」と中距離~長距離のレースがメインとなっています。

当然後の課題になるほど難易度も上がっていくのですが、1つでも課題がクリアできないとそこで育成終了となってしまうシビアな仕様。その課題までにはターンで表される猶予があるので、限られた時間で如何に良いコンディションにするかが問われます。
ステータス強化はトレーニングで。強化メニューはスピード・スタミナ・パワー・根性・賢さの5項目あり、1ターンで1回行えます。
正直どのステータスが一番大事かはまだよくわかっていないのですが、個人的な経験だとスピード=スタミナ>パワー=賢さ>根性な感じがします。
スピードは純粋に最高速度を上げるために必要、スタミナは体力切れによる弱化を回避するために必須で、この2つはどのようなウマ娘でもウェイトが重そうな感じです。残りのパワーは加速度やコーナー取りに影響する項目、根性はスタミナ切れからの減速を抑える項目、賢さはレース運びの上手さとスキル発動率に影響する項目とのことで適材適所。
スピスタを基礎に、走行距離が短距離やマイルメインならパワー、中距離や長距離メインならそれに加えて根性を、スキルも含めて戦略を練りたいなら賢さも上げていく感じ。ただし噂ではスピードSよりもオールBの方が勝率が高いという話もあるので、実際には満遍なく上げるのが正解な可能性もありそう。
とにかくトレーニングしまくってステータスをひたすら伸ばしたいところですが残り体力には要注意。無理してトレーニングをすると失敗する確率が上がってしまい、もし失敗してしまうとやる気ダウンやステータス低下などの手痛いマイナス効果を受けることになります。
体力の回復には「お休み」が一番ですが、1ターン消費してしまうのでその分鍛えられないというデメリットも。体力が微量に回復する賢さトレーニングで調整しつつそれでも厳しくなったら休ませるのがベスト?
ステータスとは別の項目であるスキルはスキルポイントを消費して覚えられる技や特性のようなもの。賢さが高いと活かしやすいとのこと。
スキルはウマ娘が固有で持つものや親(血縁ではなく想いの継承元)から引き継いだもの、育成を始める前に装備させられるサポートカードや育成中にランダムで発生するイベントで覚えられるものなど多数あります。
効果も多種多様あって、特定の長さのコースが得意になったり・特定条件下でスタミナ消費が抑えられたり・天気によって強化されたりと様々。後半のレースはスキルの差で結果が左右されることも少なくありません。
晴れ舞台となるレースはウマ娘のステータスや習得スキルに応じて自動的に結果が決まります。プレイヤーは彼女らの頑張りを見届ける事のみ。
レースは操作こそできませんが、彼女らが走る様子をムービーとして見ることはできてリアルの競馬同様に応援しながら見守れるので本作一番の醍醐味シーンとなっています。レースで1着になるとウイニングライブのセンターも飾れるので、是非ともお気に入りのウマ娘と一緒にビクトリーロードを駆け抜けてあげたい所。
育成終了したウマ娘は他のウマ娘に継承できる「因子」を手に入れるので、強く育てたいなら色んな子を育てて強い因子を持った親を集めることが必要になってきます。継承時にもウマ娘同士の相性があるので1人が強い因子持ちを手に入れただけじゃダメ。
覚える因子はランダム、なんなら育成中もランダムイベントが起こるし、同じ周回の同じレースでもやり直すと順位が上下することも多く、全体的に運要素が強めなゲーム性です。毎回何が起こるか分からないドキドキ感もあり・上手くいかなかった時のイライラ感などもあって、一筋縄では行かないのもこのゲームの醍醐味ではあると思います。
本気で強い子を作りたいならイベントの上振れを狙うことにもなります。そういう意味では紛うことなき周回ゲー。
…というより、1回目の育成はどんな課題が出るかが(攻略サイトを見ない限り)分からないので育成方針がブレがちなんですよね…1回通してみて見通しが立ったらスキルによる強化もやりやすくなる、という感じです。
ただ、ぶっちゃけるとやること自体はどのウマ娘を選んでも変わらないので、TPを使い切ろうと一気に2〜3回もやるとちょっと飽きてきます…。毎日コツコツが一番かも。
まずはとにかく色んなウマ娘を育成することをオススメしますが、育成1回でだいたい20分~30分ぐらいかかるので、スマホゲームならではの手軽さは少なめでウマ娘を愛でながら育てる感じ。スマホよりもコンシューマー向けのゲーム性だったとも思います。
ちなみに、育成終了したウマ娘はストーリーを解放するためのレースや対戦要素であるチーム競馬場で走らせることが可能です。なので対人戦をガチりたい方は自然と育成もガチることになります。

このゲームは意外とサポートカードが重要なゲームでして、SSRのサポートカードがあるのと無いのでは全然難易度が変わってきます。
サポートカードは育成開始時に5枚選ぶことができるのですが、トレーニング時のボーナスやランダムイベントの発生・スキル習得に必要です。サポートカードに写っているウマ娘と育成するウマ娘が同じ場合は使用不可という制限があるので注意。
リセマラで狙うならSSRサポートカードが最低2枚引けるまではやった方がいいです。特に消費体力を軽減できる「ようこそ、トレセン学園へ!」 、スピード強化に特化した「迫る熱に押されて」、コーナーでスタミナを回復できるスキル持ちの「一粒の安らぎ」が個人的にオススメ。
プリティーダービーガチャの方は好きな子が引けたら終了という心持ちで大丈夫です。始めたばかりなら星3ウマ娘スカウトチケットが貰えるのでそれで選べばOK。
基本的にレアリティに関係なくウマ娘は全員育成した方がいいので、育てたい子がいなくなってから引けばいいと思います。
競馬×美少女というテーマは独特性がありますし、ゲーム中に出てくる杯の多くが実際に開催されている杯だったり、個別ストーリーもモデルになった競走馬の生涯をなぞっていたりで、元ネタが明確にされているゲームだからこそのこだわりが感じられます。
育成ウマ娘一覧からはガチャで引いた子もまだ引けてない子も確認することができます。私が持っている子は↓。

リリースしたばかりというのもあって育成できるウマ娘の総数は30体ほどですが、1人1人の育成に時間がかかるのでゆっくり追加して欲しい…かも。
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著名なサラブレッドがモデルになっているウマ娘達が走り・歌い・踊るゲーム。言ってしまえば今流行りの美少女擬人化ゲームの一派なのですが、元ネタが競走馬というのがユニークなポイント。
ウマ娘達は美少女の体に馬の耳と尻尾を持っており走ることに長けている不思議生物。耳や尾は動くことから飾りではなく体の一部みたいです。
本作はアプリ版の正式リリースまでの経歴が複雑なことでも有名で、なんと完成手前までできていた前アプリ版をポシャって作り直し現行のアプリ版ができたとのこと。結果的には大ヒットで2年延期したかいはあったと思いますし、グラフィックやモーションや演出のクオリティは高水準。
基本的には縦画面での操作ですが、ダンスシーンなどのムービーは横画面でも楽しめる仕様になっています。


© Cygames, Inc.
ウマ娘の育成がメインディッシュ
内容は俗に言う育成シミュレーション。育成モードでステータスやスキルを強化し、課題をクリアしながらレースで好成績を残して高評価を取るのが主な目的。育成モードのシステムは『実況パワフルプロ野球』シリーズのサクセスモードによく似ていると思います。ただし、あちらよりも色々とシンプルになっていて取っ付きやすい印象です。
ウマ娘毎に異なるスキルやステータスを持っていて、物語や育成モード内で与えられる課題も変わります。ストーリー完走までの難易度はキャラによって結構な差アリ。
提示される課題は大多数が指定されたレースで上位を取るというもの。個人的推しのメジロマックイーンちゃんを例として挙げると「ジュニア級メイクデビュー→ファンを3000人集める→神戸新聞杯で3着以内→菊花賞で3着以内→天皇賞(春)で1着→宝塚記念で2着以内→天皇賞(秋)で1着」と中距離~長距離のレースがメインとなっています。

当然後の課題になるほど難易度も上がっていくのですが、1つでも課題がクリアできないとそこで育成終了となってしまうシビアな仕様。その課題までにはターンで表される猶予があるので、限られた時間で如何に良いコンディションにするかが問われます。
ステータス強化はトレーニングで。強化メニューはスピード・スタミナ・パワー・根性・賢さの5項目あり、1ターンで1回行えます。
正直どのステータスが一番大事かはまだよくわかっていないのですが、個人的な経験だとスピード=スタミナ>パワー=賢さ>根性な感じがします。
スピードは純粋に最高速度を上げるために必要、スタミナは体力切れによる弱化を回避するために必須で、この2つはどのようなウマ娘でもウェイトが重そうな感じです。残りのパワーは加速度やコーナー取りに影響する項目、根性はスタミナ切れからの減速を抑える項目、賢さはレース運びの上手さとスキル発動率に影響する項目とのことで適材適所。
スピスタを基礎に、走行距離が短距離やマイルメインならパワー、中距離や長距離メインならそれに加えて根性を、スキルも含めて戦略を練りたいなら賢さも上げていく感じ。ただし噂ではスピードSよりもオールBの方が勝率が高いという話もあるので、実際には満遍なく上げるのが正解な可能性もありそう。
とにかくトレーニングしまくってステータスをひたすら伸ばしたいところですが残り体力には要注意。無理してトレーニングをすると失敗する確率が上がってしまい、もし失敗してしまうとやる気ダウンやステータス低下などの手痛いマイナス効果を受けることになります。
体力の回復には「お休み」が一番ですが、1ターン消費してしまうのでその分鍛えられないというデメリットも。体力が微量に回復する賢さトレーニングで調整しつつそれでも厳しくなったら休ませるのがベスト?
ステータスとは別の項目であるスキルはスキルポイントを消費して覚えられる技や特性のようなもの。賢さが高いと活かしやすいとのこと。
スキルはウマ娘が固有で持つものや親(血縁ではなく想いの継承元)から引き継いだもの、育成を始める前に装備させられるサポートカードや育成中にランダムで発生するイベントで覚えられるものなど多数あります。
効果も多種多様あって、特定の長さのコースが得意になったり・特定条件下でスタミナ消費が抑えられたり・天気によって強化されたりと様々。後半のレースはスキルの差で結果が左右されることも少なくありません。
晴れ舞台となるレースはウマ娘のステータスや習得スキルに応じて自動的に結果が決まります。プレイヤーは彼女らの頑張りを見届ける事のみ。
レースは操作こそできませんが、彼女らが走る様子をムービーとして見ることはできてリアルの競馬同様に応援しながら見守れるので本作一番の醍醐味シーンとなっています。レースで1着になるとウイニングライブのセンターも飾れるので、是非ともお気に入りのウマ娘と一緒にビクトリーロードを駆け抜けてあげたい所。
育成終了したウマ娘は他のウマ娘に継承できる「因子」を手に入れるので、強く育てたいなら色んな子を育てて強い因子を持った親を集めることが必要になってきます。継承時にもウマ娘同士の相性があるので1人が強い因子持ちを手に入れただけじゃダメ。
覚える因子はランダム、なんなら育成中もランダムイベントが起こるし、同じ周回の同じレースでもやり直すと順位が上下することも多く、全体的に運要素が強めなゲーム性です。毎回何が起こるか分からないドキドキ感もあり・上手くいかなかった時のイライラ感などもあって、一筋縄では行かないのもこのゲームの醍醐味ではあると思います。
本気で強い子を作りたいならイベントの上振れを狙うことにもなります。そういう意味では紛うことなき周回ゲー。
…というより、1回目の育成はどんな課題が出るかが(攻略サイトを見ない限り)分からないので育成方針がブレがちなんですよね…1回通してみて見通しが立ったらスキルによる強化もやりやすくなる、という感じです。
ただ、ぶっちゃけるとやること自体はどのウマ娘を選んでも変わらないので、TPを使い切ろうと一気に2〜3回もやるとちょっと飽きてきます…。毎日コツコツが一番かも。
まずはとにかく色んなウマ娘を育成することをオススメしますが、育成1回でだいたい20分~30分ぐらいかかるので、スマホゲームならではの手軽さは少なめでウマ娘を愛でながら育てる感じ。スマホよりもコンシューマー向けのゲーム性だったとも思います。
ちなみに、育成終了したウマ娘はストーリーを解放するためのレースや対戦要素であるチーム競馬場で走らせることが可能です。なので対人戦をガチりたい方は自然と育成もガチることになります。
ガチャでウマ娘とサポートカードを入手
ガチャはウマ娘が出る「プリティーダービーガチャ」とサポートカードが出る「サポートカードガチャ」の2種類。どちらも最上位のレアリティが出る確率は3%。
このゲームは意外とサポートカードが重要なゲームでして、SSRのサポートカードがあるのと無いのでは全然難易度が変わってきます。
サポートカードは育成開始時に5枚選ぶことができるのですが、トレーニング時のボーナスやランダムイベントの発生・スキル習得に必要です。サポートカードに写っているウマ娘と育成するウマ娘が同じ場合は使用不可という制限があるので注意。
リセマラで狙うならSSRサポートカードが最低2枚引けるまではやった方がいいです。特に消費体力を軽減できる「ようこそ、トレセン学園へ!」 、スピード強化に特化した「迫る熱に押されて」、コーナーでスタミナを回復できるスキル持ちの「一粒の安らぎ」が個人的にオススメ。
プリティーダービーガチャの方は好きな子が引けたら終了という心持ちで大丈夫です。始めたばかりなら星3ウマ娘スカウトチケットが貰えるのでそれで選べばOK。
基本的にレアリティに関係なくウマ娘は全員育成した方がいいので、育てたい子がいなくなってから引けばいいと思います。
総評:育成ゲームとしても高クオリティでウマ娘も可愛い
キャラの育成がメインに据えられていて、難易度はそれなりにあってウマ娘達も個性豊かで可愛らしく熱い作品。競馬×美少女というテーマは独特性がありますし、ゲーム中に出てくる杯の多くが実際に開催されている杯だったり、個別ストーリーもモデルになった競走馬の生涯をなぞっていたりで、元ネタが明確にされているゲームだからこそのこだわりが感じられます。
育成ウマ娘一覧からはガチャで引いた子もまだ引けてない子も確認することができます。私が持っている子は↓。

リリースしたばかりというのもあって育成できるウマ娘の総数は30体ほどですが、1人1人の育成に時間がかかるのでゆっくり追加して欲しい…かも。
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