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【マルチプラットフォーム】Unpacking レビュー

2022/06/15
レビュー 0
Steamゲーム PCゲーム Switchソフト PS4ソフト PS5ソフト XboxONEソフト XboxX|Sソフト パズル
「Unpacking」(アンパッキング)を購入しました。

引越しの荷解きをひたすら行うだけという、少し変わった内容のゲームです。タイトル画面のブタさんが可愛い。
出てくる物を適切な位置に置いていくというちょっとしたパズルのようなルールはあるもののまったり遊べます。でも色んなアイテムが出てくるので少し知識が必要かも。
エンディングまでにかかる時間は5時間程。ステッカー集め含めてのんびりやってもこのぐらいなのでかなり短め。

・タイトル:Unpacking
・発売元:Humble Games
・開発元:Witch Beam
・対応ハード:
PC(Steam/HumbleGames/MicrosoftStore)/XboxOne/XboxX|S/Switch/PS4/PS5
・定価:
-PC版:2050円(税込)
-XboxOne/XboxX|S版:2390円(税込)
-Switch/PS4/PS5版:2090円(税込)
・発売日:2021年11月2日
・ジャンル:パズル
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© 2021 Witch Beam
© 2021. Humble Bundle, the Humble Bundle logo, and the Humble Games logo are among the trademarks and/or registered trademarks of Humble Bundle, Inc. throughout the world. All rights reserved.

どういう人にオススメ?
・整理整頓が好きな人!

良かった点
・緻密なドット絵で描かれたグラフィックは可愛くて優しい雰囲気
・出てくる荷物から持ち主がどんな人であるかが何となくわかる
・一部の家具には調べると電気がついたりなどのギミックが用意されている

賛否両論?点
・ひたすら荷解き&配置していくだけなので地味
・よく分からない物が出てきてもヒントがない

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




ダンボールを地道に潰していく作業


セーブデータ代わりのアルバムを作った後は早速荷解きに挑戦できるようになります。1つ目の部屋は子ども部屋。
真ん中にドン!と置かれているダンボールを開けると中からアイテムが出てきます。それをひたすら部屋の中に配置していくのが本作のゲーム性の全て。
グラフィックは全てドットで書かれていますが、とても緻密に描き込まれており柔らかい配色も合わさって優しい雰囲気を形作っています。小物までしっかり描き込まれているので見ていて楽しく、何が出てくるかワクワクしながらダンボールを開けてました。
物を置いた時の効果音もこだわりを感じられるポイントで、例えば鉛筆立てを机に置くとカシャ・定規を置くとパシッという音がします。置いた物の種類だけでなく置いた場所の材質も音に反映されるのには驚きました。
出てくるアイテムで主人公がどんな人物なのかが何となくわかるのも面白い所。この部屋の時点ではサッカーが好きな女の子かな~ぐらいしかわかりませんが、ステージが進むにつれて荷物が増えていくついでに持ち主がどんな人かのヒントも増えていきます。
ただ、内容自体はひたすら荷解き&配置&荷解き&配置なので地味と言えば地味。時間制限もないので効率とかは考えないでのんびり配置していけばOKです。
本は本棚に、おもちゃは棚の中に、筆記道具は机の上に、よく分からないものはとりあえずダンボールから出して床に仮置きし後からそれっぽい場所に配置。
全ての道具を部屋に置ければ終わり…かと思えば、適切な場所に置かれていない物は赤い縁が付いて移動を促されます。全アイテムを正しい位置に配置することでようやく完成を宣言できる星が出現。
ダンボールを全部潰したのになんでクリアにならないんだろう…と最初は理由がわからなくて一旦タイトル画面に戻ってみたり・写真を撮ってみたり色々悩んでましたが、本棚に立てていた鍵付きの日記が光っていたのでそれを机の引き出しに入れたらクリアになりました。どうやら見られたくない秘密の日記だったみたいです。
アイテムを置く位置はある程度決まっていて、好きな所に好きなアイテムを配置して自分だけの部屋を作る!という遊び方をするゲームではありません。あくまでもパズルゲームということで正解が用意されています。
でも一応の抜け道があって、設定>アクセシビリティ>アイテム全箇所配置可能をONにする事で自由に置けるようになります。好き勝手に配置したい方はこちらをいじってしまってもいいと思います。
Switch版はタッチ操作に対応しています。Lスティックとボタンでも操作可能ですが、個人的にはタッチ操作の方が遊びやすかったです。

ちなみに、写真を特殊効果付きで撮影する機能も搭載されています。

特殊効果無しで撮影することもできますが、フレームをつけたり・エフェクトをかけたり・ステッカーを貼ったりして映える写真を撮ることも可能。エフェクトの強さはバーで細かく調節することができます。
ここで使えるステッカーは実績トロフィーとしての機能も兼ねており、ゲームを進めるか特殊な条件を満たすことで入手できます。中にはゲーム内に出てくる全てのトイレで水を流すとかコーヒーに関わる器具を全てテーブルの上に配置するとかの変な条件で手に入るものもあったりするので全てを自力で見つけるのは中々に大変。

ゲームを進めていくにつれて年代も進んでいく


最初の舞台は子ども部屋でしたが、次は一人暮らしの大学生の家が舞台。
子ども部屋で見たブタのぬいぐるみやサッカーボールがこちらでも出てくることから、今回も子ども部屋の主と同一人物の部屋であることが伺えます。海外でも大学生から一人暮らしを始める人が多いんでしょうか。
舞台が次の家に移る度に年代が進み・持ち主の年齢が上がっていきますが、荷物の中身から全て同一人物が引っ越してきた時の話であることがわかります。
ステージ数は全8個で年代は1997-2018の21年間。子どもが立派な大人になるのには十分すぎる期間で、中にはボロボロになってもずっと持っているアイテムもあって、気に入っているからこそ捨てられないのに共感。

ここでは部屋の数が1つだけではなく風呂場やキッチンも対象となっており、片付けないといけない荷物の量もずっと増えています。
やること自体は最初の部屋と同じでひたすら荷解きするだけです。ただしダンボールからは他の部屋に置かないといけないアイテムが出てきたりするのが引越しあるある。
ここからはパソコンなどの大きめの家具も登場。大きな家具が入っているダンボールは入っている物の数が少なく早く潰せますが・逆に小さいものばかり入っているダンボールは次から次へと出てきてなかなか潰せないのもなんかリアル。
荷物の絶対数が増えたことで何かよく分からないものも増えていくと思うのですが、説明とかは一切ないので何かよくわからないやつは総当りで置いていくしかないです。
個人的に↓の紫のマット?みたいなヤツの正体がよくわかりませんでした。クローゼットの中に置けばOKでしたが…なんなんでしょうかコレ…。

他にも、ブラジャーとか生理用ナプキンとか男性や子どもには分からないだろうな…と思うアイテムがあったので、ちょっとした説明文かヒントがあればよかったとは思います(聞くのも聞かれるのもちと恥ずかしいし…)。
それとは別に、小物の数が増えていくのに連れて作業感も増していくのはちょっと難点かも?私は片付け苦手マンなのでとりあえずダンボールから出すだけ出しておいて、一通り確認した後に改めて片付けていく方式でやっていました。
一部の家具はタッチするとボタンが出てきて画面が付いたり・音楽が流れたりするギミックもあります。初めて見つけた時は少し感動したので、家電やゲーム機を見つけた時はとりあえず調べてみるのがオススメ。
他にもルービックキューブなど掴む度に見た目が変わるアイテムがあったり・帽子をマネキンに被せられたりと、地味ながらも細かい所まで作り込まれています。引越しの片付けの時に気になるものを見つけてしまってそっちに気を取られるという所もあるあるポイント。
アルバムに書き込まれるコメントについても最後にいた部屋で文章が変わったりと、本当に細かい所まで小ネタが仕込まれています。5時間程度で完全クリアできるのは値段を考えると短すぎる気もしますが、グラフィックなどの作り込みが地味ながらも凄いので、個人的にはそこまで割高には感じませんでした。



総評:荷物で持ち主の人となりを推測できる考察向きの作品

現実の引越し同様に、ダンボールから出てくる家具や道具を使うであろう位置に置いていくだけの作業ゲー。正直に言ってしまうとゲームシステムそのものは面白味があるものではありません。
しかしながら、音やグラフィックなど細かいところまでこだわり抜いた演出がスパイスとして効いていて、単純な作業が続いても飽きさせない作りになっています。
ついでに荷物には持ち主である1人の人生が背景として隠されていて、彼女がどんな人物であるか・どんな生活を営んできたかを考察するのがメインですらあると思いました。
片付けや整理整頓が趣味という方や考察するのが好きな人向けの作品です。女性の方が持ち主に共感しやすくより楽しめるかも?
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