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【Switch】『VOEZ』を遊んだ感想&レビュー

2021/08/23
ゲーム感想&レビュー 0
Switchソフト 音楽ゲーム
今回はSwitch版『VOEZ(ヴォイズ)』のレビューです。
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東方ダンマクカグラにこのゲームのとあるノーツに似た仕様のノーツが出てきて思い立ったのでレビューを書きました。
元々は無料で遊べるスマホアプリとして配信された作品です。Switch版は最初にソフト代がかかる代わりに、後ほどアップデートで追加される曲は全て無料で追加されるという大盤振る舞い。
購入自体はSwitch本体を買った当初ですが、今でも気が向いたら時たまつけて遊んでいます。お値段は当時と変わらず2500円(ダウンロード版)なのに、アップデートによる曲追加が何回も繰り返された結果240曲程と膨大な収録曲数になっていました。
メーカーのRayarksはCytus αDEEMODEEMO -Reborn-もSwitch版を出していますが、それぞれ操作も雰囲気もストーリーも違うので別の魅力があります。
テーマもCytusがSF・DEEMOがファンタジーならVOEZは日常。収録されている曲のジャンルも幅広いです。
ダウンロード版とパッケージ版の両方が出ています。パッケージ版はICカード用ステッカーがついている代わりに値段も1500円アップ。

・タイトル:VOEZ
・発売元:フライハイワークス
・開発元:Rayark
・対応ハード:Switch
・定価:
パケ版:4000円+税 / DL版:2500円(税込)
・発売日:2017年3月3日
・ジャンル:音楽ゲーム
・CERO:A(全年齢対象)
・プレイ人数:1人
・権利表記:
© 2016 RAYARK INC. ALL RIGHTS RESERVED.
・公式サイト:
https://www.rayark.com/g/voez/

どういう人にオススメ?
・1つのソフトでたくさんの楽曲をプレイしたい人!
・高校生の日常物のストーリーを読みたい人!

良かった点
・曲数が240曲(2021年8月現在)と豊富で音ゲートランス多め
・MVは無いもののレーンの背景色や動きが曲を演出
・タッチ操作とボタン+アナログスティック操作の両方に対応
・最初から全ての楽曲が解禁されている

賛否両論?点
・一部の曲はレーンが突然左右に動くこともあり初見では対応困難
・曲数が多くお気に入り機能もないので選曲が大変
・日記は後半になるほど解禁難易度が高くなる

備考
(当ブログの画像はSwitch本体の機能を用いて撮影)




譜面がMVの代わりになっている音ゲー

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落ちてくるノーツはタイミング良くタップする必要のあるTapノーツ判定線に落ちてきた時点でその場所をタップしていればOKのSlideノーツTapノーツの長い版のHoldノーツ判定線に落ちてきた時点で指定の方向にスワイプするSwipeノーツの4種類。
本作はタッチパネルとボタンでの操作両方に対応しています。オリジナルのスマホ版に近いのはタッチ操作ですが、ボタン操作の方が場所を問われない分難易度が下がります。
ボタン操作の場合はTap・Slide・HoldノーツはA/B/X/Y/▷/▽/△/◁のどれか、SwipeノーツはZLもしくはZRかアナログスティックに対応。
Holdノーツの中にはレーンに合わせて判定が移動するものもあります。移動するHoldノーツは左右の判定が少しシビアですっぽ抜けやすいです…。
本作にはMVと言えるものはなく背景もアルバムジャケットの絵が強くぼかされて表示されるのみですが、その代わりにノーツが流れてくるレーンによる演出で彩られています。視覚的に楽しい演出です。
判定線の位置自体は変わることはないのですが、ノーツが落ちてくるレーンが増えたり減ったり移動したり背景の色が変わったり。
曲によってはレーンが激しく動いてノーツまで移動するものもあり初見対応が難しいものもあります(Milkなど)が、そういうものだと割り切ってください
一見すると複雑そうな譜面ですが2本指でも頑張ればフルコンボできる仕様になっているように思えます(体力や摩擦熱を考慮しなければですが…)。Perfect判定を狙わないなら猶予もかなり緩めです。
全てのノーツをPerfect以上で取れればALL PERFECT、コンボ途切れさせずにクリアできればFULL COMBOとなり、どちらかを達成した曲はスコアに関わらず評価はSとなり、アイコン下部に◆マークが表示されるようになります。
難易度はEASYHARDSPECIALの3段階。ミスしまくってもゲームオーバーにならないしクリアという概念もないので、苦手な曲も通して気軽に遊ぶことができます。

収録曲数は240曲(Ver.1.10.0時点)。お値段を考えるとコスパ良好。
ジャンルも色々な物が収録されていますが、音ゲートランス風味の曲が多い印象。個人的に好きなのは「Eastern Horoscope」「Event Horizon」「ARCANA」「Shamisen Drives The Wind」辺り。
スマホ版だと有料通貨のキーを消費しないと解禁できない曲もSwitch版なら全て無料で最初からプレイ可能です。ソフト代がかかっているとはいえ利益を度外視しているレベルの温情。
ほとんどがスマホ版にも存在する曲ですが、「Ascension to Heaven」「Blue Heat Haze」 「Promise from another world」「25 Color Twilight」「Return of the Prodigy」「Main theme of Shovel Knight」はSwitch版限定楽曲とのこと。
曲数が多すぎて選曲が大変なので、できればお気に入りフォルダとかに登録できる機能があったらいいなとも思わなくもないです。追加されたバージョン・アルファベット順・レベルで並び替えることはできますが、それでも場所を覚えていないとなかなか見つけられません…。



日記という形で展開されるストーリー

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本作のストーリーは架空の町である蘭空町にある高校に在籍している高校生たちがメインの日常物で、雀・優子・狼・海・ジェシー・シャンシャンの6名がバンドを組んでいるという設定で学校内外での出来事を見ることができます。ちなみにタイトルのVOEZは雀達が組んでいるバンド名。
ストーリーは日記の形で見ることが可能で、特定の条件を満たすことで順繰りに内容が見れるようになります。アプリ版同様にかなり前の段階で更新が止まってしまっているのは残念ですが…。
日記の中身はイラストだけのものから、手紙やメモ、SNSの会話、Twitterの呟きなど色んな形式が存在。順番は日付が古いものから解禁されます。
ストーリーの内容に関しては日常物のサガもあり、DEEMO辺りと比べると薄めであくまでもフレーバー程度にとどまっている感じ。本作はストーリーを一切見なくても全ての曲が遊べますし、興味がある人だけ見ればいいというスタンス。
日記を見る条件も最初は簡単なのですが、チャプターが進むと「難易度SPECIALでランクA以上を20曲達成」など難しめのも出てくるので全部見るのは大変です。

総評:曲収録数も多く・お求めやすいお値段でオススメの音ゲー

解禁作業要らずで全ての曲が遊べることから、色んな曲をとりあえず気軽に遊びたいという人には特にオススメ。
2500円で240曲×3譜面遊べると考えるとSwitchで出ている音ゲーの中でもかなりボリューミーな方。体験版もあるので気になった方は触って見てください。
DEEMOなどと比べてどれを買おうか悩んでいる人は世界観や収録曲の好みで選ぶのがいいかと。クラシックな雰囲気やピアノ曲がいいならDEEMO・SFチックなのがいいならCytus・現代ぽいのがいいならVOEZがオススメです。
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