『役づくりパズル ゆめいろユラム』の体験版を遊んでみた感想
今回は『役づくりパズル ゆめいろユラム』の体験版を遊んだ感想です。

ゆめかわでパズルでルールも新しそうだし面白そう!…と思ったのですが、お値段がガッツリフルプライス(6578円)なのがブレーキに。さすがに衝動買いできる値段ではないので検討のためにも体験版を遊びました。
製品版の発売日は10月26日でよりにもよってマリオワンダーの1週間後。しかも上旬には名探偵ピカチュウも出るし、予算の面でも時間の面でも結構キツそうな月なんですよね…。
本作は落ち物パズルの仲間ではあるもののルールが斬新。ブロックを落としていく所までは予定調和ですが、同色のブロックを4つ繋げると消滅するのではなく宝石に変化します。

作れる宝石の形はテトリスのテトリミノと同じ形なので始めたばかりでも覚えやすいです。ブロックの色も4種類と少なめで2個セットで落ちてきます。
ただし好き勝手に宝石を作ればいいわけではありません。役づくりパズルというタイトルの通り、複数の宝石を組みあわせて役を作るのが一番重要な部分です。
役を大まかに分類すると、同じ色や形を繋げるコネクト系・全ての色や形を作るオール系・1列を同じ色の宝石で埋めるストレート系・いくつかの宝石を組みあわせて正方形を作るスクエア系・盤面をキレイに埋めるスプレッド系の5つに分けられます。作るのが難しい(☆の数が多い)ものほど高得点な役です。

ホールドやパスが無いのもあって無駄なく役を作っていくのは結構難しい…。落ちてくるブロックでどれだけいい役を作れるかの勝負にもなるので、パズルスキルと一緒に運も結構強めに絡んできます。
役を作るとレア度に応じて魔法力が上昇します。この魔法力が攻撃力兼防御力で、攻撃フェーズに入った時にお互いの魔法力で相殺しあって防ぎ切れなかった方がダメージを受けるというルールです。
役が完成した時にYボタンを押すか盤面が一杯になると待機フェーズへと移行→片方のプレイヤーが待機フェーズに入ると相手にはブロックを2回落とすまでの猶予が与えられる→攻撃フェーズへと移行してダメージの計算が行わる、という流れで進行します。攻撃が行われても決着が着いていない時は盤面がリセットされてHPのみを引き継いで仕切り直し。
役ができた直後なら魔法力や盤面の埋まり具合に関わらず攻撃を仕掛けられるので、これ以上役が作れそうにないと思った時や相手が強い役を作りそうな時に無理やり切り上げさせるという戦法が取れるようにもなっています。丁寧さも大事ではある一方で速さのウェイトも重め。
赤い線を超えてブロックを置いてしまったり、盤面が完全に埋まった時点で役ができなかかったりすると魔法力を没収されるので積みすぎには注意。いらない色を捨てようとしてワザとオーバーさせるのも1〜2回ならともかくやりすぎると本末転倒です。
たまに同色2個セットでブロックが落ちてくることがありますが、5個繋いでしまうと宝石にはならず黒い岩へ変化してしまい役にはカウントされません。繋げる数が規定数より多いとダメな落ち物パズルは本作ぐらいかも?
個人的に思ったことにはなりますが、5個繋ぐとダメなのに同色2個ペアがたまに落ちてくる仕様なのが少し微妙かも。5個同時に繋げると同じ場所に2つの図形が重なってできてしまうことになるのでNGになる理由自体には納得がいくのですが、同色2個ペアが落ちてこないだけでも不意に5個繋ぐ事故は少なくなっていたはずなので…。
正直に言うと同色ペアが落ちてきても嬉しいどころか邪魔になる場面の方が多かったです。しかも主人公兼体験版での唯一のプレイアブルキャラであるユナの特性がよりにもよって同色ペアを増やすというものなのが残念。
まとめると、素早く役の組むための頭の回転の速さに加えて・攻撃を仕掛けるタイミングを決める決断力も重要になってくるのに奥深さを感じられるパズルゲームです。そのうち組み方のテンプレが出てきて、スプレッドを高確率で決めてくるガチ勢なんかも現れたりしそう?
一定の人気を得られるポテンシャルはありそうだと思いながらも、やはりフルプライスは高いかなとは感じるので、これで値段がもっとお手頃であれば…とも考えてしまいます。4500円ぐらいなら多分迷わず買ってた。
キャラクターがメルヘンキュートで可愛いらしいのもGoodポイント。でも日本一だしエゲツない世界観を隠していたりもしそうでちょっと怖い(偏見)。

体験版で確認できるキャラクターは6名。主人公のユナ、チュートリアル役のノエラ、恐竜のガブ、ネコのタルト、バクのバイパー、ヒツジのモッコ軍曹が顔を見せてくれます。
今の所は女の子よりもマスコットっぽい動物キャラが多め。対戦モードのキャラ選択画面の枠が10個あることから製品版で初登場するキャラが4人はいそうです。
体験版でプレイアブルなのはユナだけ。残りのキャラはストーリーモードでの対戦相手として登場するのみで、ノエラに至っては説明役として出てくるだけで対戦すらしないため今後パズルするかどうかも実は不明です。
キャラクターには特性も設定されていてちょっとした性能差が存在します。現在判明している特性は↓。
収録モードはオンライン対戦&オフライン対戦&対CPU戦が可能なバトル、物語形式で戦っていくストーリー、ミッション体験版ではロックがかかっていて詳細不明のミッション、体験版では遊べないけど大体どんなモードかわかるエンドレスがあるのを確認。後は遊び方とオプションがメインメニューに置かれています。
個人的にはミッションが単なるゲーム内実績なのか・なぞぷよみたいな脳トレモードなのかが凄く気になります。後者のタイプであれば1人で遊べるコンテンツが増えて嬉しいのですが…。
私はオンライン対戦までは99%やらないと思うので、ストーリーモードの長さとミッションモードの存在が気になる所。ここら辺の情報を得られるまでは製品版を一旦様子見して、微妙そうならセール待ちにしようと思います。
©2023 Nippon Ichi Software, Inc.
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ゆめかわでパズルでルールも新しそうだし面白そう!…と思ったのですが、お値段がガッツリフルプライス(6578円)なのがブレーキに。さすがに衝動買いできる値段ではないので検討のためにも体験版を遊びました。
製品版の発売日は10月26日でよりにもよってマリオワンダーの1週間後。しかも上旬には名探偵ピカチュウも出るし、予算の面でも時間の面でも結構キツそうな月なんですよね…。
本作は落ち物パズルの仲間ではあるもののルールが斬新。ブロックを落としていく所までは予定調和ですが、同色のブロックを4つ繋げると消滅するのではなく宝石に変化します。

作れる宝石の形はテトリスのテトリミノと同じ形なので始めたばかりでも覚えやすいです。ブロックの色も4種類と少なめで2個セットで落ちてきます。
ただし好き勝手に宝石を作ればいいわけではありません。役づくりパズルというタイトルの通り、複数の宝石を組みあわせて役を作るのが一番重要な部分です。
役を大まかに分類すると、同じ色や形を繋げるコネクト系・全ての色や形を作るオール系・1列を同じ色の宝石で埋めるストレート系・いくつかの宝石を組みあわせて正方形を作るスクエア系・盤面をキレイに埋めるスプレッド系の5つに分けられます。作るのが難しい(☆の数が多い)ものほど高得点な役です。

ホールドやパスが無いのもあって無駄なく役を作っていくのは結構難しい…。落ちてくるブロックでどれだけいい役を作れるかの勝負にもなるので、パズルスキルと一緒に運も結構強めに絡んできます。
役を作るとレア度に応じて魔法力が上昇します。この魔法力が攻撃力兼防御力で、攻撃フェーズに入った時にお互いの魔法力で相殺しあって防ぎ切れなかった方がダメージを受けるというルールです。
役が完成した時にYボタンを押すか盤面が一杯になると待機フェーズへと移行→片方のプレイヤーが待機フェーズに入ると相手にはブロックを2回落とすまでの猶予が与えられる→攻撃フェーズへと移行してダメージの計算が行わる、という流れで進行します。攻撃が行われても決着が着いていない時は盤面がリセットされてHPのみを引き継いで仕切り直し。
役ができた直後なら魔法力や盤面の埋まり具合に関わらず攻撃を仕掛けられるので、これ以上役が作れそうにないと思った時や相手が強い役を作りそうな時に無理やり切り上げさせるという戦法が取れるようにもなっています。丁寧さも大事ではある一方で速さのウェイトも重め。
赤い線を超えてブロックを置いてしまったり、盤面が完全に埋まった時点で役ができなかかったりすると魔法力を没収されるので積みすぎには注意。いらない色を捨てようとしてワザとオーバーさせるのも1〜2回ならともかくやりすぎると本末転倒です。
たまに同色2個セットでブロックが落ちてくることがありますが、5個繋いでしまうと宝石にはならず黒い岩へ変化してしまい役にはカウントされません。繋げる数が規定数より多いとダメな落ち物パズルは本作ぐらいかも?
個人的に思ったことにはなりますが、5個繋ぐとダメなのに同色2個ペアがたまに落ちてくる仕様なのが少し微妙かも。5個同時に繋げると同じ場所に2つの図形が重なってできてしまうことになるのでNGになる理由自体には納得がいくのですが、同色2個ペアが落ちてこないだけでも不意に5個繋ぐ事故は少なくなっていたはずなので…。
正直に言うと同色ペアが落ちてきても嬉しいどころか邪魔になる場面の方が多かったです。しかも主人公兼体験版での唯一のプレイアブルキャラであるユナの特性がよりにもよって同色ペアを増やすというものなのが残念。
まとめると、素早く役の組むための頭の回転の速さに加えて・攻撃を仕掛けるタイミングを決める決断力も重要になってくるのに奥深さを感じられるパズルゲームです。そのうち組み方のテンプレが出てきて、スプレッドを高確率で決めてくるガチ勢なんかも現れたりしそう?
一定の人気を得られるポテンシャルはありそうだと思いながらも、やはりフルプライスは高いかなとは感じるので、これで値段がもっとお手頃であれば…とも考えてしまいます。4500円ぐらいなら多分迷わず買ってた。
キャラクターがメルヘンキュートで可愛いらしいのもGoodポイント。でも日本一だしエゲツない世界観を隠していたりもしそうでちょっと怖い(偏見)。

体験版で確認できるキャラクターは6名。主人公のユナ、チュートリアル役のノエラ、恐竜のガブ、ネコのタルト、バクのバイパー、ヒツジのモッコ軍曹が顔を見せてくれます。
今の所は女の子よりもマスコットっぽい動物キャラが多め。対戦モードのキャラ選択画面の枠が10個あることから製品版で初登場するキャラが4人はいそうです。
体験版でプレイアブルなのはユナだけ。残りのキャラはストーリーモードでの対戦相手として登場するのみで、ノエラに至っては説明役として出てくるだけで対戦すらしないため今後パズルするかどうかも実は不明です。
キャラクターには特性も設定されていてちょっとした性能差が存在します。現在判明している特性は↓。
・ユナ
ブロックが同じ色のペアで現れやすい。
・ガブ
魔法力の上限を突破して攻撃できる。
・タルト
宝石を2つ同時に作成する度に魔法力が大アップ。
・バイパー
ダメージを与えた時にその4分の1の数値分HPを回復できる。
・モッコ軍曹
自分の魔法力の2分の1だけ受けるダメージを減らす。
ぶっちゃけユナの2個セットで出てきやすい特性は5個繋ぐとNGなこのゲームではめんどくさいだけなのでいらない…と思いました。使いこなすと強そうなのはタルト辺り?ブロックが同じ色のペアで現れやすい。
・ガブ
魔法力の上限を突破して攻撃できる。
・タルト
宝石を2つ同時に作成する度に魔法力が大アップ。
・バイパー
ダメージを与えた時にその4分の1の数値分HPを回復できる。
・モッコ軍曹
自分の魔法力の2分の1だけ受けるダメージを減らす。
収録モードはオンライン対戦&オフライン対戦&対CPU戦が可能なバトル、物語形式で戦っていくストーリー、ミッション体験版ではロックがかかっていて詳細不明のミッション、体験版では遊べないけど大体どんなモードかわかるエンドレスがあるのを確認。後は遊び方とオプションがメインメニューに置かれています。
個人的にはミッションが単なるゲーム内実績なのか・なぞぷよみたいな脳トレモードなのかが凄く気になります。後者のタイプであれば1人で遊べるコンテンツが増えて嬉しいのですが…。
私はオンライン対戦までは99%やらないと思うので、ストーリーモードの長さとミッションモードの存在が気になる所。ここら辺の情報を得られるまでは製品版を一旦様子見して、微妙そうならセール待ちにしようと思います。
©2023 Nippon Ichi Software, Inc.
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